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エゼキエルが生きていた時代
エゼキエルという名前には，「神は強くする」という意味があります。エゼキエルが記した預言には多くの警告が含まれていますが，全体的なメッセージはこの名前の意味と合っており，神への清い崇拝を行うことを願う人たちの信仰を強くします。
同じ時代の預言者
エレミヤ
祭司の家系の出で，主にエルサレムで奉仕した。（紀元前647-580年）
フルダ
神殿で律法の書が見つかった紀元前642年ごろに奉仕していた。
ダニエル
王家の部族だったユダ族の人で，紀元前617年にバビロンに連れていかれた。
ハバクク
エホヤキムの統治の初期にユダで奉仕したと思われる。
オバデヤ
エルサレムが滅ぼされた頃に，エドムに対して預言した。
いつごろ預言したか（紀元前）
エゼキエルの生涯中の主な出来事（紀元前）
643年ごろ: 生まれる。
617年: 捕虜としてバビロンに連れ去られる。
613年: 預言し始め，エホバの幻を見る。
612年: 神殿での背教の幻を見る。
611年: エルサレムを糾弾し始める。
609年: 妻が死に，エルサレムの最終的な包囲が始まる。
607年: 報告を受けて，エルサレムが滅びたことを知る。
593年: 神殿の幻を見る。
591年: ネブカドネザルによるエジプト侵略を予告する。預言を書き終える。
ユダとバビロンの王たち
659-629年: ヨシヤの統治期間。ヨシヤは清い崇拝を推し進めるが，ファラオ･ネコとの戦いで命を落とす。
628年: エホアハズは3カ月間悪い支配を行い，ファラオ･ネコに捕らえられる。
628-618年: エホヤキムの統治期間。悪い王エホヤキムはファラオ･ネコの配下に置かれる。
625年: ネブカドネザルがエジプト軍を打ち負かす。
620年: ネブカドネザルがユダを初めて侵略し，エルサレムにいるエホヤキムを配下の王とする。
618年: エホヤキムはネブカドネザルに反逆するが，バビロニア人が約束の地を2回目に侵略した際に命を落としたと思われる。
617年: 悪い王エホヤキン（別名エコニヤ）は3カ月間支配した後，ネブカドネザルに降伏する。
617-607年: ゼデキヤの統治期間。邪悪で意志が弱いゼデキヤ王はネブカドネザルの配下に置かれる。
609年: ゼデキヤがネブカドネザルに反逆し，ネブカドネザルがユダに対する3回目の侵略を開始する。
607年: ネブカドネザルがエルサレムを滅ぼし，ゼデキヤを捕らえて失明させ，バビロンに連れていく。