良いたよりを伝える ― 5月の提供を準備する
1 5月中わたしたちは再び「今ある命がすべてですか」の本を野外で配布する特権に恵まれています。すでにわたしたちすべてが,昨年12月にこの書籍の配布を楽しんだように,この本は本当に人々が知りたいと望んでいる情報を載せています。論理的な説明は多くの考え深い人々に強く訴えるものとなるでしょう。また比較的大きな活字で読み易く印刷されている上,生き生きしたさし絵がたくさんに用いられているので年取った方々にも年若い人々にも興味を引くものとなるでしょう。
2 ある人は次のような方法でこの本の配布に成功しましたが,あなたの奉仕しておられる区域で効果的と思われるなら試してみてください。まず自分を紹介してから「わたしたちは大変忙しい時代に住んでいると思われませんか。(家の人の意見を尋ねる)ですから何かしたいことがあってもそのことができないまま,かなりの歳月がたってしまっていることに気付いたというようなことがありませんか。(家の人の意見を尋ねる)聖書はわたしたちが自分の歩み方を自問してみるように勧めこう述べています。[伝道 2:22を読み簡潔に注解し,「今ある命」の本の24ページのさし絵に注意を向け]動物や植物でさえ人間よりはるかに長く生きるものもいます。聖書は人間を創造なさった神が,現在のような短い命ではなく,わたしたちが永遠にこの地上で生き,生活を楽しむような時代を与えてくださるという約束を知らせています。そしてこの本は,その神の約束を説明しています」。
3 このように話すこともできます。「最近のいろいろな出来事の中には,わたしたちの心を暗くするような事柄が増えて来たと思われませんか。事故や犯罪,公害や病気などでわたしたちの生活や命が,不安の多いものになっておりますがどう考えておられますか。(13ページを示し,家の人の意見を聞く。)しかし聖書はこうした時代の生活がいつまでも続くのでなく,病気や死を含むあらゆる苦しみからの解放を約束しています。(啓示 21:2-4。またはイザヤ 11:6-9)聖書のこの約束が現実の信頼できるものであることを分かり易く説明しているこの本をお調べください」。
4 また次のような方法を用いることもできます。「だれも人生を二度送ることができないので,できるだけ満足した生き方をしたいと願っています。それで自分や家族の生活と直接関係したことに強い関心を持ちます。しかし毎日時間に追われる生活をしていると,有意義な人生を送るためどうしたら良いか,といったことを考える余裕さえないかもしれません。(家の人に尋ねる)しかし聖書は人の生きる最善の目的や希望をはっきり述べているので,わたしたちはみな聖書から教えを受け益を得ることができるのです。[テモテ第二 3:15-17を部分的に読む] このことを知っていただく良い助けとなるこの本を紹介しています。(16ページ2節6-11行に注目させることもできる。)
5 いずれの場合も,本の中のさし絵を効果的に使用することができます。(4,24,32ページなど)そして2冊の雑誌を添えて200円の寄付で提供しましょう。エホバが人々の命そのものに深い関心を払っておられるので,わたしたちも同様な関心を抱き5月の活動に励みましょう。―ヘブライ 2:15。