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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2025
塔研25 03月号 2–7ページ

研究記事 9

51番の歌 私たちは神に献身しました!

バプテスマを受けるのをためらわないでください

「何をためらっているのですか。立って,バプテスマを受け……なさい」。使徒 22:16

ポイント

この記事では,サマリア人,タルソスのサウロ,コルネリオ,コリントの人たちがどう変化したかに注目します。バプテスマを目指して頑張っていく力がもらえます。

1. バプテスマを受けるのはどうしてですか。

あなたはエホバを愛していますか。エホバはたくさんの良いものを与えてくれています。生きていられるのもエホバのおかげです。エホバを愛していることをはっきり示す一番の方法は,献身しバプテスマを受けることです。バプテスマを受けると,エホバの家族の1人になり,エホバのものになります。お父さんであり友でもあるエホバは,そんなあなたのことを導き,大切にしてくれます。(詩 73:24。イザ 43:1,2)また,献身しバプテスマを受けるなら,いつまでも生きられるという希望を持てます。(ペテ一 3:21)

2. この記事ではどんなことを考えますか。

2 何かの理由でバプテスマをためらっていますか。クリスチャンになるために行動や考え方を変えるのは大変だと思いますか。そう感じているのはあなただけではありません。でも多くの人が生き方を変えてバプテスマを受け,喜んでエホバに仕えています。1世紀の人たちもバプテスマを受けるために問題を乗り越えました。どのように乗り越えたでしょうか。その人たちから何を学べるでしょうか。この記事ではその点を考えます。

サマリア人

3. サマリア人はバプテスマを受けるためにどんな問題を乗り越えなければいけませんでしたか。

3 イエスの時代のサマリア人とは,ユダヤの北のシェケムやサマリアの付近を本拠地とした宗派に属する人たちのことでした。サマリア人がバプテスマを受けるためには,聖書をもっと学ぶ必要がありました。その人たちは,創世記から申命記までの,聖書の最初の5つの書だけを聖典として受け入れていました。ヨシュア記も受け入れていたものと思われます。また,申命記 18章18,19節の神の約束から,メシアが来ることも信じていました。(ヨハ 4:25)でもバプテスマを受けるためには,イエスがメシアであることを認めなければいけませんでした。そして,「大勢のサマリア人」がイエスを信じるようになりました。(ヨハ 4:39)クリスチャンになるために,ユダヤ人に対する根深い偏見を乗り越えなければいけない人もいたことでしょう。(ルカ 9:52-54)

4. 使徒 8章5,6,14節によると,フィリポが伝道した時にサマリア人はどのように反応しましたか。

4 バプテスマを受けるためにサマリア人はどのように問題を乗り越えたか。フィリポが「キリストについて伝道」した時,多くのサマリア人が「神の言葉を受け入れ」ました。(使徒 8:5,6,14を読む。)フィリポがユダヤ人だからといって,反感を持ったりしませんでした。モーセ五書に神は不公平な方ではないと書かれているのを思い出したのかもしれません。(申 10:17-19)いずれにしても,サマリア人は「フィリポが[キリストについて]言うことにじっと耳を傾け」ました。また,フィリポが病気を治したり邪悪な天使を追い出したりするのを見て,確かにエホバから力を与えられているということを認めました。(使徒 8:7)

5. サマリア人からどんなことを学べますか。

5 サマリア人たちは,フィリポはユダヤ人だからとか,こんな教えを聞いたことはないと考えて,フィリポから学ぶのをやめることもできました。でもそうはしませんでした。フィリポが教えていることが真理だと確信すると,ためらわずにバプテスマを受けました。聖書にはこう書かれています。「フィリポが神の王国とイエス・キリストの名についての良い知らせを広めると,人々は信じ,男性も女性もバプテスマを受けた」。(使徒 8:12)あなたは聖書に書かれていることが真理だと確信していますか。エホバの証人が偏見を持つことなく,誠実に愛し合っている様子を見てきましたか。本物のクリスチャンの証拠である,心からの愛を表そうと努力していることを確信していますか。(ヨハ 13:35)そう思うなら,ためらわずに一歩踏み出してください。エホバは必ず後押ししてくれます。

6. ルベンから何を学べますか。

6 ドイツのルベンの例を考えてみましょう。ルベンはエホバの証人の家庭で育ちましたが,エホバは本当にいるんだろうかと思うようになりました。ルベンはどうしましたか。そのことをテーマにしてもっと勉強することにしました。こう言っています。「納得できない気持ちをそのままにしませんでした。進化論が本当に正しいのか,繰り返し調べました」。ルベンは「あなたのことを気づかう創造者がおられますか」の本を使って学ぶことにしました。その本を読んで衝撃を受け,「エホバは本当にいるんだ!」と思いました。世界本部に見学に行ったことからも良い感化を受けました。世界中の兄弟姉妹が心を一つにしてエホバに仕えている様子に感動し,本当にすごいと思いました。ルベンはドイツに帰ってから17歳でバプテスマを受けました。あなたも聖書や神について学んだことを信じ切れないでいるなら,そのままにせず,調査してください。「正確な知識」があれば乗り越えられます。(エフェ 4:13,14)また,世界中の兄弟姉妹が互いを愛し,心を一つにしてエホバに仕えている様子や,地元の会衆で仲間が気遣い合っている様子を見ると,自分が国を超えた大きな家族の1人であることへの感謝が深まっていきます。

タルソスのサウロ

7. サウロはどんな思い違いをしていましたか。

7 タルソスのサウロは熱心なユダヤ教徒で,その分野で最高の教育を受けていました。(ガラ 1:13,14。フィリ 3:5)当時ユダヤ人はクリスチャンを背教者と見ていたので,サウロはクリスチャンを激しく迫害しました。しかも,自分のしていることは神の考えに沿っている,と思い込んでいました。(使徒 8:3; 9:1,2; 26:9-11)サウロがイエスに信仰を持ち,バプテスマを受けてクリスチャンになるには,相当の覚悟が必要だったはずです。自分も迫害のターゲットになることが分かっていたからです。

8. (ア)サウロがバプテスマを受けるのに何が助けになりましたか。(イ)使徒 22章12-16節によると,アナニアはどのようにサウロを助けましたか。(挿絵も参照。)

8 バプテスマを受けるためにサウロはどのように問題を乗り越えたか。天にいるイエスから話し掛けられた後,サウロは目が見えなくなってしまいました。(使徒 9:3-9)3日間何も食べず,自分の身に起きたことについてじっくり考えたはずです。その結果,イエスが約束のメシアであることを確信しました。クリスチャンが神の望むことを行っていることも分かりました。サウロはステファノの殺害に関わってしまったことを深く後悔したでしょう。(使徒 22:20)3日目にアナニアがやって来てサウロを優しく助け,目が見えるようにしました。そして,ためらわずにバプテスマを受けるように勧めました。(使徒 22:12-16を読む。)サウロは謙虚にアナニアの言うことに耳を傾け,生き方を変えました。(使徒 9:17,18)

バプテスマを受けるため水に入っていくサウロ。何人かの人がうれしそうに見守っている。

サウロは勧められた通り,ためらわずにバプテスマを受けた。あなたはどうですか。(8節を参照。)


9. サウロからどんなことを学べますか。

9 サウロから学べることがあります。サウロは,プライドに邪魔されたり人目を気にしたりして,バプテスマをためらってもおかしくありませんでした。でもためらいませんでした。キリストについての真理を受け入れて,自分の生き方を謙虚な態度で改めました。(使徒 26:14,19)迫害されることを承知の上で,クリスチャンになることを選びました。(使徒 9:15,16; 20:22,23)バプテスマの後,さまざまな逆境に直面しましたが,いつもエホバに頼って乗り越えました。(コリ二 4:7-10)バプテスマを受けてエホバの証人になると,あなたも大変なことや試練にぶつかるかもしれません。でも大丈夫です。どんなときでもエホバとイエスが必ず支えてくれます。(フィリ 4:13)

10. アンナからどんなことを学べますか。

10 東ヨーロッパのアンナはクルド人の家庭で育ちました。母親がバプテスマを受けた後,アンナも9歳の時に父親の了承を得て聖書レッスンを始めました。でも,一緒に住んでいる親戚から反対されるようになります。親戚たちは,先祖から伝わってきた宗教をやめることは一家の恥だと思っていました。アンナは12歳の時,父親にバプテスマを受けてもよいかと聞きました。父親は,それは誰かに言われたからなのか,それともアンナ自身が決めたことなのか尋ねました。「エホバのことが大好きだからだよ」とアンナは答えました。父親はバプテスマを認めてくれました。でもその後,アンナは親戚からばかにされたり,ひどい扱いを受けたりしました。親戚の1人からはこう言われました。「エホバの証人になるぐらいだったら,たばこを吸ったり夜遊びしてくれた方がまだましだ」。アンナはどこから力をもらったでしょうか。こう言っています。「エホバが私を強くしてくれました。お父さんとお母さんもいつも支えてくれました」。アンナはエホバのサポートを感じた時のことを書き留め,そのノートを時々見返してエホバが助けてくれたことを忘れないようにしています。反対が怖いと思うとき,エホバは私たちのことも助けてくれるということを忘れないようにしましょう。(ヘブ 13:6)

コルネリオ

11. コルネリオがバプテスマをためらってもおかしくなかったのはどうしてですか。

11 コルネリオからも大切なことを学べます。コルネリオはローマの軍隊で約100人の兵士を率いる「百人隊長」でした。(使徒 10:1,脚注)軍隊ではかなり高い地位にいて,社会的にもよく知られていたと思われます。「民に憐れみの施しを多く行[う]」人でもありました。(使徒 10:2)エホバはコルネリオに良い知らせを伝えるため,使徒ペテロを遣わします。コルネリオは自分の高い地位を失うことを恐れてバプテスマをためらったでしょうか。

12. コルネリオがすぐにバプテスマを受けたのはどうしてですか。

12 バプテスマを受けるためにコルネリオはどのように問題を乗り越えたか。コルネリオは「神を畏れる人で,家の人全員と一緒に神を崇拝し」,いつも神に祈願をしていました。(使徒 10:2)ペテロが良い知らせを伝えると,コルネリオも家族もキリストに信仰を持ち,すぐにバプテスマを受けました。(使徒 10:47,48)コルネリオは,家族みんなでエホバを崇拝するために喜んで生き方を変えるつもりでいました。(ヨシュ 24:15。使徒 10:24,33)

13. コルネリオからどんなことを学べますか。

13 コルネリオもサウロの場合と同じように,高い地位を失うことを恐れてクリスチャンになるのをためらってもおかしくありませんでした。バプテスマを受けるために,あなたも生き方を大きく変えなければいけないでしょうか。そうだとしても,エホバが必ず助けてくれます。聖書の教えに沿ってエホバに仕えようとするあなたの決意をエホバは喜び,後押ししてくれます。

14. 強からどんなことを学べますか。

14 日本の強がバプテスマを受けるのにネックになっていたのは,仕事でした。強は生け花の流派の1つ,池坊の家元の助手として働いていました。家元の代わりに強が仏式の葬儀に参列することもよくありました。でも,死に関する聖書の教えを知って,そのような式に出席し続けることはできないと気付きました。(コリ二 6:15,16)強は自分の決意を家元に伝えました。どうなったでしょうか。家元は儀式に参加しないことを許可し,仕事も続けられるようにしてくれました。強は聖書レッスンを始めて1年後にバプテスマを受けました。a あなたも仕事がネックになってバプテスマをためらっていますか。もしそうなら,エホバがあなたと家族を養ってくれるということを忘れないでください。(詩 127:2。マタ 6:33)

コリントの人たち

15. コリントの人たちにとって,バプテスマを受けるのが簡単ではなかったのはどうしてですか。

15 古代コリントに住む人たちは,お金を愛し,道徳的に乱れた生活をしていました。それは神に喜ばれないライフスタイルでした。そのような環境で良い知らせを受け入れるのは簡単ではなかったはずです。でも,パウロがやって来てキリストについて伝えると,その「良い知らせを聞いたコリントの多くの人が,信じてバプテスマを受けるように」なりました。(使徒 18:7-11)その後,イエス・キリストは幻の中でパウロに「この町には私の民が大勢います」と言いました。それでパウロはコリントでの伝道を1年半続けました。

16. コリントの人たちが生き方を変えることができたのはどうしてですか。(コリント第二 10:4,5)

16 バプテスマを受けるためにコリントの人たちはどのように問題を乗り越えたか。(コリント第二 10:4,5を読む。)コリントの人たちは神の言葉と聖なる力によって,生き方を大きく変えることができました。(ヘブ 4:12)キリストについての良い知らせを受け入れ,過度の飲酒,盗み,同性愛などの悪い習慣を断つことができました。(コリ一 6:9-11)b

17. コリントの人たちからどんなことを学べますか。

17 コリントの人たちは悪い習慣を克服する必要がありましたが,クリスチャンになるのは無理だと考えたりはしませんでした。永遠の命につながる狭い道を進むために精いっぱい努力しました。(マタ 7:13,14)あなたもバプテスマを受けるために悪い習慣をやめようと闘っていますか。もしそうなら諦めないでください。誘惑に負けない強さを持てるよう,エホバに聖なる力を求めましょう。

18. モニカからどんなことを学べますか。

18 ジョージアのモニカは,バプテスマを受けるためにやめなければいけないことがありました。汚い言葉遣いや良くないエンターテインメントです。こう言っています。「祈ることが大きな力になりました。エホバは正しいことをしたいという私の願いを分かってくれていて,そうできるよういつも助けてくれました」。モニカは16歳でバプテスマを受けました。バプテスマを受けるためにやめなければいけない良くない習慣があるなら,助けを求めてエホバに祈り続けましょう。エホバは喜んで聖なる力を与えてくれます。(ヨハ 3:34)

あなたの信仰は山も動かせる

19. どうすれば山のように大きな問題を乗り越えられますか。(写真も参照。)

19 あなたがバプテスマを受けるためにどんな問題と闘っているとしても,エホバはあなたを愛していて,自分の家族に迎え入れたいと思っています。イエスは弟子たちにこう言いました。「からしの種ほどの信仰があるなら,この山に,『ここからあそこに移れ』と言うとしても,それは移るのであり,何事も不可能ではありません」。(マタ 17:20)この言葉を聞いた弟子たちは,イエスと数年過ごしただけだったので,まだ信仰が十分に育ってはいませんでした。でもイエスは,弟子たちが信仰を育んでいけば,山のように大きな問題も動かせるようエホバが助けてくれることを保証しました。エホバはあなたが山を動かせるようにも助けてくれます。

大会で兄弟姉妹がバプテスマを受けた人たちに笑顔で拍手を送っている。

エホバはあなたを愛していて,あなたを家族に迎え入れたいと思っている。(19節を参照。)c


20. この記事で考えた1世紀や現代のクリスチャンの例は,どのように背中を押してくれますか。

20 バプテスマをためらうような問題にぶつかっているなら,乗り越えられるようすぐ手を打ってください。あなたと同じような問題を乗り越えた1世紀や現代のクリスチャンのことを考えると,自分も頑張っていこうという力が湧いてくるはずです。そして,そういう人たちの模範はあなたの背中を押してくれます。エホバに献身しバプテスマを受けるという,人生で最高の決定ができるようにです。

問題を乗り越えてバプテスマを受けた1世紀の人たちからどんなことを学べますか

  • サマリア人

  • タルソスのサウロとコルネリオ

  • コリントの人たち

38番の歌 神はあなたを強い人にしてくださる

a 藤井強兄弟のライフ・ストーリーは「目ざめよ!」2005年8月8日号20-23ページに載せられています。

b jw.orgの「なぜバプテスマを『ためらっているのですか』」という動画を参照。

c 写真や挿絵: バプテスマを受けた兄弟姉妹をみんなが温かく迎えている。

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