宣教の技術を向上させる:店や会社で証言する
1 なぜ大切か:多くのろう者は長い時間仕事に出ているので,仕事場を訪ねて王国の音信を伝えるのは良いことです。店や会社の区域で探す業や証言を行なうのは,楽しくてやりがいのあることです。留守宅はほとんどなく,働いている人たちは,来る人をお客さんと見て丁寧に応対してくれることが多いからです。効果的に行なうため,奉仕者は常に良い判断力を働かせると共に,ふさわしい服装と身繕いをすべきです。(コリ二6:3)それで奉仕監督は,店や会社の区域をどれほどの頻度で回り,だれが訪問するかについて注意深く見届ける必要があります。
2 どのように行なうか:
• 短い証言を準備する。仕事の時間をあまり長く中断させると,次回,話し合いの時間を取ってもらえなくなるかもしれない。
• 仕事が始まってすぐの時間など,客が少なくてあまり忙しくない時間を選んで訪問する。
• まず責任者に話すよう努力する。温かく友好的である。こう言えるかもしれない。「なかなかご自宅でろう者にお目にかかれないので,こうして短く職場をお訪ねしています」。
• 責任者が好意的であるなら,従業員の中のろう者に短く伝える許可を求める。職場によっては,働いているろう者の目につくところ,休憩所などに幾つかのDVDや『ウェブサイト』のパンフレット(T-37)を置くことを申し出るとよいかもしれない。セールスマンと混同されないよう,活動資金がどこから来ているかを尋ねられたのでない限り,寄付については触れないのがよい。
• 良い判断力を働かせ,柔軟である。例えば,お客さんと話していたり忙しかったりするなら,手が空くまで待ってから近づく。
3 1か月間行なってみる:
• ビジネスの区域で働く時に用いる短い証言を晩の家族の崇拝の時に練習してみる。