歴代誌* 第一
5 ヤペテの子らはゴメル,マゴグ+,マダイ+,ヤワン+,トバル,メシェク+,ティラス+であった。
6 そして,ゴメルの子らはアシュケナズ+,リファト*+,トガルマ+であった。
7 また,ヤワンの子らはエリシャ+とタルシシュ*+,キッテム+とロダニム*+であった。
8 ハムの子らはクシュ+とミツライム+,プト+とカナン+であった。
9 そして,クシュの子らはセバ+,ハビラ,サブタ+,ラアマ+,サブテカ+であった。
また,ラアマの子らはシェバとデダン+であった。
10 そして,クシュは,ニムロデの父となった+。地上で最初に力のある者となったのは彼であった+。
11 ミツライムは,ルディム+,アナミム,レハビム,ナフトヒム+,12 パトルシム+,カスルヒム+(この中からフィリスティア人+が出た),カフトリム+の父となった。
13 カナンは,その長子シドン+,ヘト+,14 エブス人+,アモリ人+,ギルガシ人+,15 ヒビ人+,アルキ人,シニ人+,16 アルワド人+,ツェマル人+,ハマト人+の父となった。
17 セム+の子らはエラム+,アシュル+,アルパクシャド+,ルド+,アラム,
18 アルパクシャドは,シェラハ+の父となり,シェラハは,エベル+の父となった。
19 そして,エベルには二人の子が生まれた。一人の名はペレグ*+といった。彼の時代に地*が分けられたからである。その兄弟の名はヨクタンといった。
20 ヨクタンは,アルモダド,シェレフ,ハツァルマベト,エラハ+,21 ハドラム,ウザル,ディクラ+,22 オバル*,アビマエル,シェバ+,23 オフィル+,ハビラ+,ヨバブ+の父となった。これらはみなヨクタンの子らであった。
29 これは彼らの家系である。すなわち,イシュマエルの長子ネバヨト+,ケダル+,アドベエル,ミブサム+,30 ミシュマ,ドマ+,マサ,ハダド+,テマ,31 エトル,ナフィシュ,ケドマ+。これらはイシュマエルの子らであった。
32 アブラハムのそばめ+ケトラ+の子らについていえば,彼女はジムラン,ヨクシャン,メダン+,ミディアン+,イシュバク+,シュアハ+を産んだ。
そして,ヨクシャンの子らはシェバとデダン+であった。
33 また,ミディアンの子らはエファ+,エフェル,ハノク,アビダ,エルダア+であった。
これらはみなケトラの子らであった。
34 そして,アブラハムはイサク+の父となった。イサクの子らはエサウ+とイスラエル+であった。
35 エサウの子らはエリパズ,レウエル+,エウシュ,ヤラム,コラ+であった。
36 エリパズの子らはテマン+とオマル,ツェフォ*とガタム,ケナズ+,ティムナ+,アマレク+であった。
37 レウエルの子らはナハト,ゼラハ,シャマ,それにミザ+であった。
38 そして,セイル+の子らはロタン,ショバル,ヂベオン,アナ+,ディション,エツェル,ディシャン+であった。
39 また,ロタンの子らはホリとホマム*であった。それに,ロタンの姉妹はティムナ+であった。
40 ショバルの子らはアルワン*,マナハト,エバル,シェフォ*とオナム+であった。
そして,ヂベオンの子らはアヤとアナ+であった。
そして,ディションの子らはヘムダン*,エシュバン,イトラン,ケラン+であった。
42 エツェル+の子らはビルハン,ザアワン,アカン*+であった。
43 ところで,これらはイスラエルの子らを王+が治める以前にエドム+の地で治めた王たちである。すなわち,ベオルの子ベラ。その都市の名はディヌハバ+といった。44 やがてベラは死んで,ボツラ+出身のゼラハ+の子ヨバブが彼に代わって治めるようになった。45 やがてヨバブは死んで,テマン人+の地の出身のフシャム+が彼に代わって治めるようになった。46 やがてフシャムは死んで,モアブの野でミディアン+を撃ち破った,ベダドの子ハダド+が彼に代わって治めるようになった。そして,その都市の名はアビト+といった。47 やがてハダドは死んで,マスレカ+出身のサムラが彼に代わって治めるようになった。48 やがてサムラは死んで,川のほとりのレホボト+出身のシャウルが彼に代わって治めるようになった。49 やがてシャウルは死んで,アクボル+の子バアル・ハナンが彼に代わって治めるようになった。50 やがてバアル・ハナンは死んで,ハダド*が彼に代わって治めるようになった。その都市の名はパウ*であり,彼の妻の名はメヘタブエルといって,メザハブ+の娘マトレドの娘であった。51 やがてハダドも死んだ。
そして,エドムの首長たちは首長ティムナ,首長アルワ*,首長エテト+,52 首長オホリバマ,首長エラ,首長ピノン+,53 首長ケナズ,首長テマン,首長ミブツァル+,54 首長マグディエル,首長イラム+であった。これはエドムの首長たち+であった。
2 これらはイスラエル+の子らであった。すなわち,ルベン+,シメオン+,レビ+,そしてユダ+,イッサカル+とゼブルン+,2 ダン+,ヨセフ+,そしてベニヤミン+,ナフタリ+,ガド+,それにアシェル+。
3 ユダの子らはエル+,オナン+,シェラ+であった。この三人はカナン人の女,シュアの娘から彼に生まれた。そして,ユダの長子エルはエホバの目に悪くなったので,[神]は彼を殺された+。4 そして,彼にペレツ+とゼラハを生んだのは,彼の嫁タマル+であった。ユダの子らは全部で五人であった。
6 そして,ゼラハ+の子らはジムリ,エタン,ヘマン,カルコル,ダラ+であった。全部で五人いた。
7 そして,カルミ+の子らはイスラエルをのけ者にならせた*+アカル*で,彼は滅びのためにささげられたものに関して不忠実な行ないをした+。
9 また,ヘツロン+に生まれたその子らはエラフメエル+,ラム+,ケルバイ*であった。
10 ラムは,アミナダブ+の父となった。代わって,アミナダブはユダの子らの長ナフション+の父となった。11 代わって,ナフションはサルマ+の父となった。代わって,サルマはボアズ+の父となった。12 代わって,ボアズはオベデ+の父となった。代わって,オベデはエッサイ+の父となった。13 代わって,エッサイはその長子エリアブ+と,二番目[の子]アビナダブ+と,三番目[の子]シムア+と,14 四番目[の子]ネタヌエル,五番目[の子]ラダイ,15 六番目[の子]オツェム,七番目[の子]ダビデ+の父となった。16 そして彼らの姉妹はツェルヤとアビガイル+で,ツェルヤの子らはアビシャイ+,ヨアブ+,アサエル+の三人であった。17 アビガイルは,アマサ+を産んだ。アマサの父はイシュマエル人エテル+であった。
18 ヘツロン+の子カレブ*は,妻アズバと,エリオトによって子らの父となった。これらが彼女の子であった。すなわち,エシェル,ショバブ,アルドン。19 やがてアズバは死んだ。それでカレブはエフラト+をめとった。彼女はやがて彼にフル+を産んだ。20 代わって,フルはウリ+の父となった。代わって,ウリはベザレル+の父となった。
21 そして,後にヘツロンはギレアデ+の父マキル+の娘と関係を持った。ところで彼は,六十歳のときに彼女をめとったが,彼女は彼にセグブを産んだ。22 代わって,セグブはヤイル+の父となった。[ヤイル]はギレアデの地に二十三の都市+を持っていた。23 その後,ゲシュル+とシリア+は彼らから,ケナト+とそれに依存する町々*と共に,ハボト・ヤイル+など,六十の都市を取った。これらはみなギレアデの父マキルの子であった。
24 そして,ヘツロン+がカレブ・エフラタで死んで後,アビヤはヘツロンの妻であったが,彼女は彼にテコア+の父アシュフルを産んだ。
25 そして,ヘツロンの長子エラフメエル+の子らは長子ラム+,ブナ,オレン,オツェム,アヒヤ*であった。26 また,エラフメエルにはもうひとりの妻があって,その名はアタラといった。彼女はオナムの母であった。27 そして,エラフメエルの長子ラム+の子らはマアツ,ヤミン,エケルであった。28 また,オナム+の子らはシャマイとヤダであった。そして,シャマイの子らはナダブとアビシュルであった。29 そして,アビシュルの妻の名はアビハイルといって,彼女はやがて彼にアフバンとモリドを産んだ。30 また,ナダブ+の子らはセレドとアパイムであった。ただ,セレドは子がないままで死んだ。31 また,アパイムの子らはイシュイであった。そして,イシュイの子らはシェシャン+であった。シェシャンの子らは,アフライ。32 また,シャマイの兄弟ヤダの子らはエテルとヨナタンであった。ただ,エテルは子がないままで死んだ。33 そして,ヨナタンの子らはペレトとザザであった。これらはエラフメエルの子らとなった。
34 そして,シェシャン+には息子はいなかったが,娘たちがいた。さて,シェシャンにはその名をヤルハというエジプト人の僕+がいた。35 そこで,シェシャンは彼の娘をその僕ヤルハに妻として与えたので,彼女はやがて彼にアタイを産んだ。36 代わって,アタイはナタンの父となった。代わって,ナタンはザバド+の父となった。37 代わって,ザバドはエフラルの父となった。代わって,エフラルはオベデの父となった。38 代わって,オベデはエヒウの父となった。代わって,エヒウはアザリヤの父となった。39 代わって,アザリヤはヘレツの父となった。代わって,ヘレツはエルアサの父となった。40 代わって,エルアサはシスマイの父となった。代わって,シスマイはシャルムの父となった。41 代わって,シャルムはエカムヤの父となった。代わって,エカムヤはエリシャマの父となった。
42 そして,エラフメエルの兄弟カレブ*+の子らは長子メシャで,彼はジフの父であった。ヘブロンの父マレシャの子ら。43 また,ヘブロンの子らはコラ,タプアハ,レケム,シェマであった。44 代わって,シェマはヨルケアムの父ラハムの父となった。代わって,レケムはシャマイの父となった。45 そして,シャマイの子はマオンであり,マオンはベト・ツル+の父であった。46 カレブのそばめエファは,ハラン,モツァ,ガゼズを産んだ。ハランは,ガゼズの父となった。47 また,ヤフダイの子らはレゲム,ヨタム,ゲシャン,ペレト,エファ,シャアフであった。48 カレブのそばめマアカは,シェベルとティルハナを産んだ。49 やがて,彼女はマドマナ+の父シャアフ,マクベナの父シェワ,それにギブア+の父を産んだ。また,カレブ+の娘はアクサ+であった。50 これらはカレブの子らとなった。
エフラタ+の長子フル+の子ら。すなわち,キルヤト・エアリム+の父ショバル+,51 ベツレヘム+の父サルマ,ベト・ガデルの父ハレフ。52 そして,キルヤト・エアリムの父ショバル+にも子らがあった。すなわち,ハロエ,メヌホトの半分。53 そして,キルヤト・エアリムの諸氏族はイトル人+,プテ人,シュマ人,ミシュラ人であった。これらの中から,ツォルア人+とエシュタオル人+が出たのである。54 サルマの子らはベツレヘム+とネトファ人+,アトロト・ベト・ヨアブと,マナハト人の半分,ツォルイ人であった。55 そして,ヤベツ+に住んでいた書記の諸氏族はティルア人,シムアト人,スカト人であった。これらはレカブ+の家の父ハムマトから出たケニ人+である。
3 そして,これらはヘブロン+で生まれて,ダビデの子ら+となった者たちである。すなわち,エズレル人+の女アヒノアム+による長子アムノン+,カルメル人+の女アビガイル+による二番目[の子]ダニエル,2 ゲシュル+の王タルマイ+の娘マアカ+の子である三番目[の子]アブサロム+,ハギト+の子である四番目[の子]アドニヤ+,3 アビタル+による五番目[の子]シェファトヤ,彼の妻エグラ+による六番目[の子]イトレアム。4 六人の子がヘブロンで彼に生まれた。彼はそこで七年六か月治め続け,エルサレムで三十三年間治めた+。
5 そして,これらの者がエルサレムで彼に生まれた+。すなわち,シムア+,ショバブ+,ナタン+,ソロモン+。つまりアミエル+の娘バテ・シバ*+による四人。6 イブハル+,エリシャマ*+,エリフェレト+,7 ノガハ,ネフェグ,ヤフィア+,8 エリシャマ+,エルヤダ,エリフェレト+の九人,9 皆ダビデの子で,別にそばめたちの子,および彼らの姉妹タマル+。
10 そして,ソロモンの子はレハベアム+,その子はアビヤ+,その子はアサ+,その子はエホシャファト+,11 その子はエホラム*+,その子はアハジヤ+,その子はエホアシュ*+,12 その子はアマジヤ+,その子はアザリヤ+,その子はヨタム+,13 その子はアハズ+,その子はヒゼキヤ+,その子はマナセ+,14 その子はアモン+,その子はヨシヤ+であった。15 そして,ヨシヤの子らは長子ヨハナン*,二番目[の子]エホヤキム+,三番目[の子]ゼデキヤ+,四番目[の子]シャルムであった。16 そして,エホヤキムの子らはその子エコニヤ+,その子ゼデキヤであった。17 そして,捕らわれ人としてのエコニヤの子らはその子シャルテル+,18 マルキラム,ペダヤ,シェヌアツァル,エカムヤ,ホシャマ,それにネダブヤであった。19 そして,ペダヤの子らはゼルバベル+とシムイであり,ゼルバベルの子らはメシュラムとハナニヤ,(シェロミトは彼らの姉妹であった。)20 それにハシュバ,オヘル,ベレクヤ,ハサドヤ,ユシャブ・ヘセドの五人であった。21 そして,ハナニヤの子らはペラトヤ+とエシャヤ,[エシャヤ]の子らはレファヤ,[レファヤ]の子らはアルナン,[アルナン]の子らはオバデヤ,[オバデヤ]の子らはシェカヌヤで,22 シェカヌヤの子らはシェマヤ,シェマヤの子らはハトシュ,イグアル,バリアハ,ネアルヤ,シャファトの六人であった。23 そして,ネアルヤの子らはエルヨエナイ,ヒズキヤ,アズリカムの三人であった。24 また,エルヨエナイの子らはホダウヤ,エルヤシブ,ペラヤ,アクブ,ヨハナン,デラヤ,アナニの七人であった。
4 ユダの子らはペレツ+,ヘツロン+,それにカルミ+,フル+,ショバル+であった。2 ショバルの子レアヤ+は,ヤハトの父となり,代わってヤハトはアフマイとラハドの父となった。これらはツォルア人+の氏族であった。3 そして,これらはエタム+の父の[子ら]であった。すなわち,エズレル+,イシュマ,イドバシュ,(そして彼らの姉妹の名はハツェレルポニといった。)4 またゲドル+の父ペヌエル,フシャの父エゼル。これらはベツレヘム+の父エフラタの長子フル+の子らであった。5 そして,テコア+の父アシュフル+には二人の妻,ヘルアとナアラがいた。6 やがてナアラは彼にアフザム,ヘフェル,テメニ,ハアハシュタリを産んだ。これらはナアラの子であった。7 そして,ヘルアの子はツェレト,イツハル*,それにエトナンであった。8 コツは,アヌブ,ツォベバ,それにハルムの子アハルヘルの諸氏族の父となった。
9 そして,ヤベツ+は彼の兄弟たちよりも尊ばれていた+。彼の名をヤベツと呼んで,「わたしは苦しんでこの子を産みました+」と言ったのは,彼の母であった。10 そして,ヤベツはイスラエルの神を呼んで+,「あなたが間違いなく私を祝福し+,実際に私の領地を広げてくださり+,み手+が本当に私と共にあり,あなたが本当に[私を]災いから保護して+,それが私を損なわないようにしてくださるなら+,―」と言うようになった。そこで神は彼の求めたことを[遂げ]させられた+。
11 シュハの兄弟ケルブ*は,メヒルの父となった。この[メヒル]はエシュトンの父であった。12 代わって,エシュトンはベト・ラファ,パセアハ,それにイル・ナハシュの父テヒナの父となった。これらはレカの人々であった。13 また,ケナズ+の子らはオテニエル+とセラヤで,オテニエルの子らはハタトであった。14 メオノタイは,オフラの父となった。セラヤは,ゲ・ハラシム*の父ヨアブの父となった。彼らは職人+となったのである。
15 そして,エフネ+の子カレブ+の子らはイル,エラ,それにナアムで,エラの子らはケナズであった。16 そして,エハレルエルの子らはジフとジファ,ティレヤとアサルエルであった。17 そして,エズラの子らはエテル,メレド,エフェル,ヤロンであった。彼女はミリアム,シャマイ,それにエシュテモア+の父イシュバハを宿した。18 彼のユダヤ人の妻は,ゲドルの父エレド,ソコの父ヘベル,ザノアハの父エクティエルを産んだ。そして,これらはメレドがめとった,ファラオの娘ビトヤの子らであった。
19 そして,ナハムの姉妹である,ホディヤの妻の子らはガルム人ケイラ+の父とマアカト人エシュテモアであった。20 また,シモンの子らはアムノンとリナ,ベン・ハナンとティロンであった。そして,イシュイの子らはゾヘトとベン・ゾヘトであった。
21 ユダの子シェラ+の子らはレカの父エル,マレシャの父ラダ,アシュベアの家の上等の織物+を織る者の家の諸氏族,22 モアブ人の妻たち+の所有者となった*,ヨキム,コゼバの人々,ヨアシュ,サラフ,それにヤシュビ・レヘムであった。そして,この言説は古い伝承+によるものである。23 彼らは陶器師+で,ネタイムとゲデラの住民であった。彼らは[王]の仕事で王と共に,そこに住んだ+。
24 シメオンの子らはネムエル+とヤミン+,ヤリブ,ゼラハ,シャウル+,25 [シャウル]の子はシャルム,その子はミブサム,その子はミシュマであった。26 そして,ミシュマの子らはその子ハムエル,その子はザクル,その子はシムイであった。27 そして,シムイには十六人の息子と六人の娘があったが,彼の兄弟たちには多くの息子がなかった。また,彼らの氏族はどれも,ユダの子ら+ほどには多くなかった。28 そして,彼らはベエル・シェバ+,モラダ+,ハツァル・シュアル+に,29 またビルハ+,エツェム+,トラド+,30 またベトエル+,ホルマ+,チクラグ+,31 それにベト・マルカボト,ハツァル・スシム+,ベト・ビルイ,シャアライム+に住み続けた。これらはダビデの治めるときに至るまで彼らの都市であった。
32 そして,彼らの集落はエタムとアイン,リモン,トケン,アシャン+の五つの都市であった。33 そして,これらの都市の周囲にあったすべての彼らの集落はバアル+にまで及んだ。これらは彼らの住みかで,彼らのための系図上の記録であった。34 そして,メショバブ,ヤムレク,アマジヤの子ヨシャ,35 そしてヨエル,アシエルの子セラヤの子ヨシブヤの子エヒウ,36 またエルヨエナイ,ヤアコバ,エショハヤ,アサヤ,アディエル,エシミエル,ベナヤ,37 およびシェマヤの子シムリの子エダヤの子アッロンの子シフイの子ジザ。38 これら名前の出て来た者たちは彼らの諸氏族の中の長で+,彼らの父祖たちの家の者は,おびただしく増えた。39 そこで,彼らはその群れのために放牧地を捜し求めて,ゲドルの入り道,谷の東の方にまで行った。40 やがて彼らは肥えた良い放牧地を見つけた+。その地はかなり広くて*,騒動もなく+,安らかであった。以前そこに住んでいた者たちはハムの出だったからである+。41 それで,これら[その]名を記された者たちはユダの王ヒゼキヤ*+の時代に行って,ハム人の天幕*と,そこで見いだされたメウニムを討ち倒し+,これらの者を滅びのためにささげて+今日に至っている。彼らはこれらの人々に代わって住むようになった。そこには彼らの群れのための放牧地+があったからである。
42 そして彼らのうち,イシュイの子らペラトヤ,ネアルヤ,レファヤ,ウジエルを先頭にして共にセイル山+に行った,シメオンの子らの一部の者,五百人がいた。43 そして彼らはアマレク+の逃れた残りの者を討ち倒し,今日に至るまでそこに住み続けてきた。
5 そして,イスラエルの長子ルベン+の子ら ― 彼は長子+であったが,その父の長いすを汚したことにより+,長子としての彼の権利はイスラエルの子ヨセフ+の子らに与えられたので,彼は長子の権利の点では系図に記録されてはならなかったのである。2 ユダ+は,その兄弟たちの中で勝った者となり,指導者となる者が彼から出るのであるが+,長子としての権利はヨセフのものであったからである+。― 3 イスラエルの長子ルベンの子らはハノク+とパル+,ヘツロンとカルミ+であった。4 ヨエルの子らはその子シェマヤ,その子はゴグ,その子はシムイ,5 その子はミカ,その子はレアヤ,その子はバアル,6 その子はアッシリアの王ティルガト・ピルネセル+が捕らえて流刑に処したベエラで,彼はルベン人の長であった。7 また彼の兄弟たちは,その子孫に基づく系図上の+記録にある彼らの氏族にしたがえば,頭はエイエル,それにゼカリヤ,8 そしてヨエル+の子シェマの子アザズの子ベラで ― 彼はアロエル+に住み,ネボ+やバアル・メオン+にまで及んでいた。9 それどころか彼は,東は,ユーフラテス川+のほとりで荒野に入るところにまで住んだ。ギレアデ+の地で彼らの畜類が数多く殖えたからである。10 そして,サウルの時代に,彼らはハグル人と戦いを行ない+,[ハグル人]は彼らの手に倒れた。そこで彼らはギレアデの東の地方一帯*にその天幕に住んだ。
11 彼らの前方のガド+の子らは,バシャン+の地に住んでサレカ+にまで及んだ。12 ヨエルは頭で,二番目はシャファム,そしてバシャンのヤナイとシャファト。13 そして,彼らの父祖たちの家に属する彼らの兄弟たちはミカエル,メシュラム,シェバ,ヨライ,ヤカン,ジア,エベルの七人であった。14 これらはアビハイルの子らで,[順次さかのぼって,アビハイルは]フリの子,ヤロアハの子,ギレアデの子,ミカエルの子,エシシャイの子,ヤフドの子,ブズの子。15 グニの子,アブディエルの子アヒは彼らの父祖たちの家の頭。16 そして,彼らはギレアデ+とバシャン+とそれに依存する町々+と,シャロンのすべての牧草地に,その末端にまで住み着いた。17 彼らは皆,ユダの王ヨタム+の時代とイスラエルの王ヤラベアム*+の時代に系図に記録された。
18 ルベンの子ら,ガド人,マナセの半部族については,勇敢な+者であったこれらの者たち,盾と剣を携え,弓を引き*,戦いの訓練を受けた者たちのうち,従軍する者は四万四千七百六十人いた+。19 そして彼らはハグル人+と,エトル+,ナフィシュ+,ノダブと戦いを行なうようになった。20 ときに,彼らは助けられてこれに当たったので,ハグル人およびこれと共にいた者は皆,彼らの手に渡された。それは彼らが戦いの際に神に援助を呼び求めたからであり+,彼らが[神]に信頼したので,[神]は彼らのために願いを聞き入れられたのである+。21 そして彼らはついにその畜類+を,そのらくだ五万,羊二十五万,ろば二千,人の魂*十万+を捕らえた。22 この戦いは[まことの]神によるものだったため,打ち殺されて倒れた者が多かったからである+。そして,彼らは流刑の時までこの人々に代わって住み着いた+。
23 マナセの半部族の子ら+は,この地に住んで,バシャン+からバアル・ヘルモン+,セニル+,ヘルモン山+にまで及んだ。彼らも数多く殖えた。24 そして,これらは彼らの父祖たちの家の頭たちであった。すなわち,エフェル,イシュイ,エリエル,アズリエル,エレミヤ,ホダウヤ,ヤフディエル。勇敢で力のある者であった人々,名のある人々*,彼らの父祖たちの家の頭たちであった。25 ところが,彼らはその父祖たちの神に対して不忠実なことをするようになり,神が彼らの前から滅ぼし尽くされたその地のもろもろの民の神々+と不倫な交わり+を持つようになった。26 それゆえ,イスラエルの神はアッシリア+の王プル+の霊,すなわちアッシリアの王ティルガト・ピルネセル+の霊をかき立てられたので+,彼はルベン人とガド人とマナセの半部族の者たちを捕らえて流刑に処し+,彼らをハラハ+とハボルとハラとゴザン川に連れて行き,[そのまま]今日に至っている*。
6 レビ+の子らはゲルション+,コハト+,それにメラリ+であった。2 そして,コハトの子らはアムラム+,イツハル+,それにヘブロン+およびウジエル+であった。3 そして,アムラム+の子らはアロン+とモーセ+で,ミリアム+もいた。また,アロンの子らはナダブ+とアビフ+,エレアザル+とイタマル+であった。4 エレアザル+は,ピネハス+の父となった。ピネハスは,アビシュア+の父となった。5 代わって,アビシュアはブキの父となり,代わってブキはウジ+の父となった。6 代わって,ウジはゼラフヤの父となり,代わってゼラフヤはメラヨト+の父となった。7 メラヨトは,アマルヤの父となり,代わってアマルヤはアヒトブ+の父となった。8 代わって,アヒトブはザドク+の父となり,代わってザドクはアヒマアツ+の父となった。9 代わって,アヒマアツはアザリヤの父となった。代わって,アザリヤはヨハナンの父となった。10 代わって,ヨハナンはアザリヤ+の父となった。この[アザリヤ]はソロモンがエルサレムに建てた家で祭司を務めた者である。
11 そして,アザリヤはアマルヤ+の父となった。代わって,アマルヤはアヒトブ+の父となった。12 代わって,アヒトブはザドク+の父となった。代わって,ザドクはシャルムの父となった。13 代わって,シャルムはヒルキヤの父となった。代わって,ヒルキヤ+はアザリヤの父となった。14 代わって,アザリヤはセラヤ+の父となった。代わって,セラヤはエホツァダク+の父となった。15 そして,エホバがネブカドネザルの手によってユダとエルサレムを捕らえて流刑に処されたときに去って行ったのは,エホツァダクであった*。
16 レビ+の子らはゲルショム*,コハト,それにメラリであった。17 そして,これらはゲルショムの子らの名である。すなわち,リブニ+とシムイ+。18 そして,コハト+の子らはアムラム+,イツハル,ヘブロン,ウジエル+であった。19 メラリの子らはマフリとムシ+であった。
そして,これらはレビ人のその父祖ごとの氏族であった+。20 すなわち,ゲルショムの者は,その子はリブニ+,その子はヤハト,その子はジマ,21 その子はヨアハ+,その子はイド,その子はゼラハ,その子はエアトライ。22 コハトの子らはその子アミナダブ,その子はコラ+,その子はアシル,23 その子エルカナ,その子エビアサフ+,その子はアシル,24 その子はタハト,その子ウリエル,その子ウジヤ,それにその子シャウルであった。25 また,エルカナ+の子らはアマサイとアヒモトであった。26 エルカナについては,エルカナの子らはその子ツォファイ+とその子ナハト,27 その子はエリアブ+,その子はエロハム,その子はエルカナ+であった。28 そして,サムエル+の子らは長子[ヨエル]と二番目[の子]アビヤ*+であった。29 メラリの子らはマフリ+,その子リブニ,その子シムイ,その子ウザ,30 その子シムア,その子ハギヤ,その子アサヤであった。
31 そして,これらは箱が安置所+に着いた後,エホバの家で歌を指導させるためにダビデ+が地位を与えた者たちであった。32 そして彼らは,ソロモンがエルサレムにエホバの家を建てるまで+,会見の天幕の幕屋の前で歌を歌って+奉仕する者*+となった。彼らは自分たちの任務にしたがってその奉仕を担当し続けた+。33 そして,これらは仕えた者たち,またその子らであった。すなわち,コハト人の子らからは歌うたいヘマン+で,[順次さかのぼって,ヘマンは]ヨエル+の子,サムエル+の子,34 エルカナ+の子,エロハムの子,エリエル+の子,トアハの子,35 ツフ+の子,エルカナの子,マハトの子,アマサイの子,36 エルカナの子,ヨエルの子,アザリヤの子,ゼパニヤの子,37 タハトの子,アシルの子,エビアサフ+の子,コラ+の子,38 イツハル+の子,コハトの子,レビの子,イスラエルの子。
39 [ヘマン]の右で仕えていた,その兄弟アサフ+については,アサフはベレクヤ+の子で,[順次さかのぼって,ベレクヤは]シムアの子,40 ミカエルの子,バアセヤの子,マルキヤの子,41 エトニの子,ゼラハの子,アダヤの子,42 エタンの子,ジマの子,シムイの子,43 ヤハト+の子,ゲルショム+の子,レビの子。
44 左側にいた彼らの兄弟であるメラリ+の子らに関しては,キシ+の子エタン+がいた。[順次さかのぼって,キシは]アブディの子,マルクの子,45 ハシャブヤの子,アマジヤの子,ヒルキヤの子,46 アムツィの子,バニの子,シェメルの子,47 マフリの子,ムシ+の子,メラリ+の子,レビの子。
48 そして,彼らの兄弟であるレビ人たち+は[まことの]神の家の幕屋のあらゆる奉仕のために+与えられた者たちであった。49 そしてアロン+とその子らは,最も聖なるもののあらゆる仕事のため,またイスラエルのために+贖罪を行なうため+焼燔の捧げ物+の祭壇と香の祭壇+の上に犠牲の煙+を立ち上らせていた。すべて[まことの]神の僕モーセが命じた通りである。50 そして,これらはアロン+の子らであった。すなわち,その子エレアザル+,その子ピネハス+,その子アビシュア+,51 その子ブキ,その子ウジ,その子ゼラフヤ+,52 その子メラヨト+,その子アマルヤ,その子アヒトブ+,53 その子ザドク+,その子アヒマアツ+。
54 そして,これらはコハト人+の氏族に属するアロンの子らのための,彼らの領地内の壁で囲まれた宿営ごとの彼らの居住地であった+。そのくじが彼らのものとなったからである。55 そこで,人々はユダの地のヘブロン+を,その周囲の牧草地と共に彼らに与えた。56 ただし,この都市の畑とその集落+はエフネ+の子カレブ+に与えた。57 そして,アロンの子らには避難都市+,ヘブロン+,それにリブナ+と共にその牧草地,ヤティル+,エシュテモア+と共にその牧草地,58 またヒレン+と共にその牧草地,デビル+と共にその牧草地,59 またアシャン+と共にその牧草地,ベト・シェメシュ+と共にその牧草地,60 それにベニヤミンの部族からはゲバ+と共にその牧草地,アレメト+と共にその牧草地,アナトテ+と共にその牧草地を与えた。彼らの都市は全部でその諸氏族の中で十三+の都市であった。
61 そして,残ったコハトの子らにはその部族の氏族からと,半部族,すなわちマナセの半分から,くじによって十+の都市[を与えた]。
62 また,ゲルショム+の子らにはその氏族ごとに,イッサカル+の部族,アシェル+の部族,ナフタリ+の部族,バシャンのマナセ+の部族から十三の都市[を与えた]。
63 メラリ+の子らにはその氏族ごとにルベン+の部族,ガド+の部族,ゼブルン+の部族から,くじによって十二の都市[を与えた]。
64 こうしてイスラエルの子らはレビ人+に都市と共にその牧草地+を与えた。65 その上,彼らはユダ+の子らの部族,シメオン+の子らの部族,ベニヤミン+の子らの部族からこれらの都市をくじによって与えた。彼らはそれらの[都市]の名を挙げた。
66 そして,コハトの子らの氏族のあるものはエフライム+の部族からその領地の都市を持つようになった。67 そこで,彼らには避難都市と,エフライムの山地にあるシェケム+と共にその牧草地,ゲゼル+と共にその牧草地,68 またヨクメアム+と共にその牧草地,ベト・ホロン+と共にその牧草地,69 それにアヤロン+と共にその牧草地,ガト・リモン+と共にその牧草地を与えた。70 そして,マナセの部族の半分からは,アネル+と共にその牧草地とビルアム+と共にその牧草地を,残ったコハトの子らの氏族に[与えた+]。
71 そして,ゲルショム+の子らにはマナセの半部族の氏族からバシャンのゴラン+と共にその牧草地,アシュタロテ+と共にその牧草地,72 またイッサカルの部族から,ケデシュ+と共にその牧草地,ダベラト+と共にその牧草地,73 それにラモト+と共にその牧草地,アネム+と共にその牧草地,74 またアシェルの部族から,マシャルと共にその牧草地,アブドン+と共にその牧草地,75 それにフコク+と共にその牧草地,レホブ+と共にその牧草地,76 そしてナフタリ+の部族から,ガリラヤ+のケデシュ+と共にその牧草地,ハモンと共にその牧草地,キルヤタイム+と共にその牧草地を[与えた]。
77 残ったメラリの子らにはゼブルン+の部族からリモノ+と共にその牧草地,タボルと共にその牧草地,78 またエリコのヨルダンの地方,ヨルダンの東の方では,ルベン+の部族から,荒野にあるベツェル+と共にその牧草地,ヤハツ*+と共にその牧草地,79 またケデモト+と共にその牧草地,メファアト+と共にその牧草地,80 それにガド+の部族から,ギレアデのラモト+と共にその牧草地,マハナイム+と共にその牧草地,81 およびヘシュボン+と共にその牧草地,ヤゼル+と共にその牧草地を[与えた]。
7 さて,イッサカルの子らはトラ+とプア+,ヤシュブとシムロン+の四人であった。2 そしてトラの子らはウジ,レファヤ,エリエル,ヤフマイ,イブサム,シェムエルで,彼らの父祖たちの家の頭であった。トラの者には,彼らの子孫ごとに,勇敢で力のある者たちがいた。その数はダビデの時代には+二万二千六百人であった。3 そして,ウジの子らはイズラフヤであった。イズラフヤの子らはミカエル,オバデヤ,ヨエル,イシヤ, の五人*で,彼らはみな頭であった。4 そして,彼らと共に,その父祖たちの家にしたがい,その子孫によって,戦いに備えた軍隊,三万六千人がいた。彼らには多くの妻や子がいた*からである+。5 そして,イッサカルの全氏族の彼らの兄弟たちは,勇敢で力のある者たち+で,そのすべての系図上の記載者数によれば八万七千人であった+。
6 ベニヤミン+[の子ら]はベラ+,ベケル+,エディアエル+の三人であった。7 そして,ベラ+の子らはエツボン,ウジ,ウジエル,エリモト,イリの五人で,彼らの父祖たちの家の頭であり,勇敢で力のある者たちであった。その系図上の記載者数+は二万二千三十四人であった。8 そしてベケルの子らはゼミラ,ヨアシュ,エリエゼル,エルヨエナイ,オムリ,エレモト,アビヤ,アナトテ,アレメトで,これらは皆ベケルの子らであった。9 そして,その父祖たちの家の頭たちで,勇敢で力のある者たちに関するその子孫ごとの彼らの系図上の記載者数+は二万二百人であった。10 また,エディアエル+の子らはビルハンであった。ビルハンの子らはエウシュ,ベニヤミン,エフド,ケナアナ,ゼタン,タルシシュ,アヒシャハルであった。11 これらは皆,その父祖たちの頭ごとに挙げた,エディアエルの子らで,勇敢で力のある者たち+,戦いのために従軍する者一万七千二百人であった。
12 そして,シュピム+とフピム+はイル+の子らであり,フシムはアヘルの子らであった。
13 ナフタリ+の子らはヤハツィエル+,グニ+,イエツェル,シャルム*+で,ビルハ+の子らであった。
14 マナセ+の子らは,彼のシリア人のそばめが産んだアスリエルであった。(彼女はギレアデの父マキル+を産んだ。15 そしてマキルは,フピムとシュピムのために妻をめとった。彼の姉妹の名はマアカといった。)そして二番目[の子]の名はツェロフハド+といったが,ツェロフハドには娘たちがあった+。16 やがてマキルの妻マアカは男の子を産み,その名をペレシュと呼んだ。その兄弟の名はシェレシュといい,その子らはウラムとレケムであった。17 そして,ウラムの子らはベダンであった。これらはマナセの子マキルの子ギレアデの子らであった。18 また,彼の姉妹はハモレケトであった。彼女はイシュホド,アビ・エゼル+,マフラを産んだ。19 それから,シェミダの子らはアヒヤン,シェケム,リクヒ,アニアムであった。
20 そして,エフライム+の子らはシュテラハ+,その子はベレド,その子はタファト,その子はエルアダ,その子はタハト,21 その子はザバド,その子はシュテラハ,それにエゼル,エルアドであった。ところで,この地で生まれたガト+の人々が彼らを殺した。これはそれらの者が彼らの畜類を奪おうとして下って来たからである。22 それで,彼らの父エフライムは何日もの間,嘆き悲しんだので+,その兄弟たちがやって来ては彼を慰めた。23 後に,彼はその妻と関係を持ったので,彼女は身ごもって+,男の子を産んだ。しかし彼はその子の名をベリアと呼んだ*。これは彼女が彼の家に,災い+と共にいたからである。24 また,彼の娘はシェエラであり,彼女はやがて下+および上+ベト・ホロン+,それにウゼン・シェエラを建てた。25 また,彼の子はレファハ,レシェフ,その子はテラハ,その子はタハン,26 その子はラダン,その子はアミフド,その子はエリシャマ,27 その子はヌン*+,その子はエホシュア*+。
28 そして,彼らの所有地と居住地はベテル+とそれに依存する町々,東はナアラン+,西はゲゼル+とそれに依存する町々,シェケム+とそれに依存する町々で,ガザ*とそれに依存する町々に至る。29 マナセの子らの側ではベト・シェアン+とそれに依存する町々,タアナク+とそれに依存する町々,メギド+とそれに依存する町々,ドル+とそれに依存する町々であった。これらの所に,イスラエルの子ヨセフ+の子らは住んだ。
30 アシェル+の子らはイムナ+,イシュワ,イシュビ+,ベリア+であり,セラハは彼らの姉妹であった。31 また,ベリアの子らはヘベルとマルキエルで,この[マルキエル]はビルザイトの父であった。32 ヘベルは,ヤフレト,ショメル,ホタム,および彼らの姉妹シュアの父となった。33 また,ヤフレトの子らはパサク,ビムハル,アシュワトであった。これらはヤフレトの子らであった。34 そして,シェメル*の子らはアヒとロフガ,エフバとアラムであった。35 そして,彼の兄弟ヘレムの子らはゾパ,イムナ,シェレシュ,アマルであった。36 ゾパの子らはスアハ,ハルネフェル,シュアル,ベリ,イムラ,37 ベツェル,ホド,シャマ,シルシャ,イトラン,ベエラであった。38 また,エテルの子らはエフネ,ピスパ,アラであった。39 そして,ウラの子らはアラ,ハニエル,リツヤであった。40 これらは皆,アシェルの子ら,父祖たちの家の頭+,えり抜きの,勇敢で+力のある者たち,長たちの頭であった。彼らの系図上の記載者+は戦いのとき軍務に就く者であった。その数は二万六千人であった+。
8 ベニヤミン+は,その長子ベラ+,二番目[の子]アシュベル+,三番目[の子]アフラハ+,2 四番目[の子]ノハ+,五番目[の子]ラファの父となった。3 そしてベラには子らがあった。アッダル,ゲラ+,アビフド,4 アビシュア,ナアマン,アホアハ,5 ゲラ,シェフファン+,フラム+である。6 そして,これらはエフドの子らであった。これらはゲバ+の住民に属する父祖たち[の家]の頭たちで,彼らはこの人々を捕らえてマナハトに流刑に処した。7 すなわちナアマン,アヒヤ,それにゲラ ― 彼はこの人々を捕らえて流刑に処した者であった。彼はウザとアヒフドの父となった。8 シャハライムは,彼らを去らせた後,モアブの野+で[子供たちの]父となった。フシムとバアラが彼の妻であった。9 そして,その妻ホデシュによって彼はヨバブ,ツィブヤ,メシャ,マルカム,10 エウツ,サクヤ,ミルマの父となった。これらは彼の子ら,父祖たち[の家]の頭であった。
11 また,フシムによって彼はアビトブとエルパアルの父となった。12 そしてエルパアルの子らはエベル,ミシュアム,シェメドで,この[シェメド]はオノ+およびロド+とそれに依存する町々を建てた。13 それにベリアとシェマであった。これらはアヤロン+の住民に属する父祖たち[の家]の頭であった。これらはガトの住民を追い払った者たちである。14 また,アフヨ*,シャシャクおよびエレモト,15 ゼバドヤ,アラド,エデル,16 ミカエル,イシュパ,ヨハはベリア+の子ら。17 また,ゼバドヤ,メシュラム,ヒズキ,ヘベル,18 イシュメライ,イズリア,ヨバブはエルパアルの子ら。19 また,ヤキム,ジクリ,ザブディ,20 エリエナイ,チルタイ,エリエル,21 アダヤ,ベラヤ,シムラトはシムイ+の子ら。22 また,イシュパン,エベル,エリエル,23 アブドン,ジクリ,ハナン,24 ハナニヤ,エラム,アヌトティヤ,25 イフデヤ,ペヌエルはシャシャクの子ら。26 また,シャムシェライ,シェハルヤ,アタリヤ,27 ヤアレシュヤ,エリヤ,ジクリはエロハムの子ら。28 これらは彼らの子孫ごとの父祖たち[の家]の頭,頭たる者たちであった。これらはエルサレムに住んだ者たちである+。
29 そして,ギベオン+の父[エイエル*]が住んだのはギベオンで,彼の妻の名はマアカ+といった。30 そしてその子,長子はアブドン,それにツル,キシュ,バアル,ナダブ+,31 ゲドル,アフヨ,ゼケル+。32 ミクロトは,シムア+の父となった。そして実際,これらの者もその兄弟たちと一緒にエルサレムにその兄弟たちの前に住んだ者たちである。
33 ネル+は,キシュ+の父となり,代わってキシュはサウル+の父となり,代わってサウルはヨナタン*+,マルキ・シュア+,アビナダブ+,エシュバアル+の父となった。34 そして,ヨナタンの子はメリブ・バアル+であった。メリブ・バアルは,ミカ+の父となった。35 そして,ミカの子らはピトン,メレク,タレア+,アハズであった。36 アハズは,エホアダの父となり,代わってエホアダはアレメト,アズマベト,ジムリの父となった。代わって,ジムリはモツァの父となり,37 代わって,モツァはビヌアの父となった。[ビヌア]の子はラファ+,その子はエルアサ,その子はアツェル。38 そして,アツェルには六人の子がおり,これらがその名であった。すなわち,アズリカム,ボケル,イシュマエル,シェアルヤ,オバデヤ,ハナン。これらはみなアツェルの子らであった。39 そして,その兄弟エシェクの子らはその長子ウラム,二番目[の子]エウシュ,三番目[の子]エリフェレトであった。40 そして,ウラムの子らは弓を引く+,勇敢で+力のある者たちで,多くの子+や孫,百五十人がいた。これらはみなベニヤミンの子らから出た。
9 すべてのイスラエル人は,系図に記録された+。彼らはまさしく,イスラエルの“王たちの書”に記されている。そして,ユダは,その不忠実のゆえに捕らえられてバビロン*に流刑に処された+。2 ところで,彼らの所有地,彼らの都市にいた最初の住民はイスラエル人*+,祭司たち+,レビ人+およびネティニム*+であった。3 そして,エルサレム+にはユダ+の子らの一部の者,ベニヤミン+の子らの一部の者,エフライムとマナセの子らの一部の者が住んだ。4 すなわち,ウタイ。彼はアミフドの子,[順次さかのぼって]オムリの子,イムリの子,バニの子,[バニは]ユダ+の子ペレツ+の子らの出の者*。5 また,シロ人*+のうちでは,長子アサヤとその子ら。6 それに,ゼラハ+の子らのうちでは,エウエルと,彼らの六百九十人の兄弟たち。
7 そして,ベニヤミンの子らのうちでは,ハセヌアの子ホダウヤの子メシュラムの子サル,8 エロハムの子イブネヤ,ミクリの子ウジの子エラ,およびイブニアの子レウエルの子シェファトヤの子メシュラム。9 そして,彼らの子孫によるその兄弟たちは九百五十六人であった。これらは皆,その父祖たちの家ごとの父たちの頭だった者である。
10 そして,祭司のうちでは,エダヤ,エホヤリブ,ヤキン+,11 およびアザリヤ+。彼はヒルキヤの子,[順次さかのぼって]メシュラムの子,ザドクの子,メラヨトの子,[まことの]神の家の指揮者*アヒトブの子。12 またアダヤ。彼はマルキヤの子パシュフルの子エロハムの子。それにマアサイ。彼はアディエルの子,[順次さかのぼって]ヤフゼラの子,メシュラムの子,メシレミト+の子,イメルの子。13 そして彼らの兄弟たち,その父祖たちの家の頭たち,千七百六十人。彼らは[まことの]神の家の奉仕の仕事をする力量を備えた+力のある者たちであった。
14 そしてレビ人のうちでは,メラリの子らの出のハシャブヤ+の子アズリカムの子ハシュブの子シェマヤ。15 それにバクバカル,ヘレシュとガラル,およびマタヌヤ+,彼はアサフ+の子ジクリ+の子ミカ+の子。16 そしてオバデヤ。彼はエドトン+の子ガラルの子シェマヤ+の子。それにベレクヤ。彼はネトファ人+の集落に住んでいたエルカナの子アサの子。
17 そして,門衛+はシャルム+,アクブ,タルモン,アヒマンで,彼らの兄弟シャルムが頭であり,18 そのときまで彼は東の方にある王の門+にいた。これらはレビの子らの宿営の門衛であった+。19 そして,コラ+の子+エブヤサフ+の子コレの子シャルムおよびその父の家の彼の兄弟たち,すなわちコラ人+は,その奉仕の仕事をつかさどる者,天幕の入口を守る者+で,エホバの宿営をつかさどる彼らの父たちは,入り道を守る者。20 そして,かつて彼らをつかさどる指揮者*だったのはエレアザル+の子ピネハス+であった。エホバは彼と共におられた+。21 メシェレムヤの子ゼカリヤ+は会見の天幕の入口の門衛であった。
22 敷居のところにいる門衛として選ばれたこれらの者は全部で二百十二人であった。彼らはその系図上の+記録によって彼らの集落+にいた。これらの者をダビデ+と予見者+サムエルがその責任のある職務に任じた*のである+。23 こうして彼らとその子らは,守衛の奉仕のため,エホバの家,すなわち天幕の家の門をつかさどった+。24 門衛は,四方*,すなわち東方+,西方+,北方+,および南方+にいた。25 そして,彼らの各々の集落にいるその兄弟たちは時々来て七日間+,これらの者と一緒にいなければならなかった。26 責任のある職務には門衛の四人の力ある者たちがいたのである。彼らはレビ人であり,[まことの]神の家の食堂+と宝物倉+とを預かっていた。27 そして,[まことの]神の家の周りで彼らは夜を過ごすのであった。守衛+の奉仕が彼らに課せられていたからである。彼らはかぎを預かっており,朝ごとに+[開けた]*のである。
28 そして,彼らの中のある者は奉仕の器具+を預かっていた。彼らは数を合わせてそれを運び入れ,数を合わせてそれを運び出すからであった。29 また,彼らの中のある者は器具,およびすべての聖なる+器具と,上等の麦粉+,ぶどう酒+,油+,乳香+,バルサム油+をつかさどるよう任じられた者たちであった。30 また,祭司の子らの中のある者はバルサム油の塗り油+の調合物を作る者であった。31 そして,コラ人シャルム+の長子である,レビ人のマタテヤは,平なべ+で焼いたものをつかさどる責任のある職務に就いていた。32 また,コハト人の子らのある者,彼らの兄弟たちは,重ねのパン+を預かって,安息日ごとにそれを用意した+。
33 そして,これらの者は歌うたい+で,レビ人の父たちの頭で食堂+におり,責務+を免除された者たちであった。昼も夜もその仕事に携わるのが彼らの責任であったからである+。34 これらの者はその子孫ごとのレビ人の父たちの頭,頭たる者たちであった。これらはエルサレムに住んだ者たちである+。
35 そして,ギベオン+にはギベオンの父エイエルが住んだ。そして彼の妻の名はマアカといった。36 そしてその子,長子はアブドン,それにツル,キシュ,バアル,ネル,ナダブ,37 ゲドル,アフヨ,ゼカリヤ+,ミクロト。38 ミクロトは,シムアムの父となった。そして実際,彼らがその兄弟たちと一緒にエルサレムでその兄弟たちの前に住んだのであった。39 ネル+は,キシュ+の父となり,代わってキシュはサウル+の父となり,代わってサウルはヨナタン+,マルキ・シュア+,アビナダブ+,エシュバアル+の父となった。40 そして,ヨナタンの子はメリブ・バアル+であった。メリブ・バアルは,ミカ+の父となった。41 そして,ミカの子らはピトン,メレク,タフレア[,アハズ*+]であった。42 アハズは,ヤラの父となり,代わってヤラはアレメト,アズマベト,ジムリの父となった。代わって,ジムリはモツァの父となった。43 モツァは,ビヌアの父となった。その子はレファヤ+,その子はエルアサ,その子はアツェル。44 そしてアツェルには六人の子がおり,これらがその名であった。すなわち,アズリカム,ボケル,イシュマエル,シェアルヤ,オバデヤ,ハナン。これらはアツェル+の子らであった。
10 ときに,フィリスティア人+がイスラエルと戦いを行なった。イスラエルの人々はフィリスティア人の前から逃げて行き,ギルボア山で打ち殺されて次々に倒れていった+。2 そして,フィリスティア人はサウルとその子らに追い迫って来た。フィリスティア人はやがてサウルの子らであるヨナタン+,アビナダブ+,マルキ・シュア+を討ち倒した+。3 そして,戦闘はサウルに対して激しくなり,弓で射る者たちはついに彼を見つけた。彼は射手たちによって傷ついた+。4 それでサウルはその武具持ちに言った+,「お前の剣を抜き+,それでわたしを刺し貫いてくれ。これら割礼を受けていない者ども+がやって来て,わたしをむごく扱う+ようなことが決してないためだ」。ところが,その武具持ちはそうしようとしなかった+。非常に恐れていたのである。そこでサウルは剣を取って,その上に突っ伏した+。5 その武具持ちはサウルが死んだのを見ると,自分もまた剣の上に突っ伏して死んだ+。6 こうして,サウルと彼の三人の息子たちは死に+,彼の家の者たちはみな共々に死んだ。7 低地平原にいたイスラエルの人々は皆,人々が逃げ,またサウルとその息子たちが死んだのを見ると,彼らも自分たちの都市を捨てて逃げだした+。その後,フィリスティア人が入って来て,そこに住むようになった。
8 そして,次の日,フィリスティア人は打ち殺された者たちからはぎ取ろうとしてやって来たとき+,サウルとその息子たちがギルボア山+の上で倒れているのを見つけたのであった。9 そこで彼らは[サウル]からはぎ取り,その首+とその武具を取り去り,周りのフィリスティア人の地に人をやって,彼らの偶像+や民に告げ知らせた+。10 最後に,彼らはその武具を彼らの神*の家に置き+,その頭蓋骨はダゴンの家にくくり付けた+。
11 そして,ギレアデのヤベシュ+の人々は皆,フィリスティア人がサウルにしたことをことごとく聞くようになった+。12 それで,勇敢な人々はみな立ち上がり,サウルの遺体とその息子たちの遺体を運び去り,それをヤベシュに持って来て,彼らの骨をヤベシュ+にある大木の下に葬った+。そして,七日間断食+をした。
13 こうしてサウルは,彼が守らなかったエホバの言葉に関し,エホバに対して不忠実な行ないをした+その不忠実さと,また伺いを立てるために霊媒+に尋ねたことのゆえに死んだ。14 しかも,彼はエホバに伺いはしなかった+。それゆえ,[神]は彼を殺し,王権をエッサイの子ダビデに引き渡された+。
11 やがて,イスラエル人+は皆,ヘブロン+のダビデのもとに寄り集まって言った,「ご覧ください,わたしたちはあなたの骨肉です+。2 昨日も,またそれ以前も,サウルが王であったときでさえ,あなたはイスラエルを率いて出入りする方でした+。そこで,あなたの神エホバはあなたに言われました,『あなたがわたしの民イスラエルを牧し+,あなたがわたしの民イスラエルの指導者+となる』と」。3 それで,イスラエルのすべての年長者*はヘブロンの王のもとに来て,ダビデはヘブロンでエホバの前に彼らと契約を結んだ。その後,彼らは,サムエル+によるエホバの言葉の通り+,ダビデに油をそそいで+イスラエルの王とした。
4 後に,ダビデと全イスラエルはエルサレムに行った+。これがすなわちエブス+で,エブス人+がその地の住民であった。5 ときに,エブスの住民はダビデにこう言いはじめた。「あなたはここに入れない+」。それでも,ダビデはシオン+のとりでを攻め取った。これがすなわち,“ダビデの都市+”である。6 それでダビデは言った,「だれでも真っ先にエブス人を討つ者+が,頭となり,君となろう」。すると,ツェルヤの子ヨアブ+が真っ先に上って行ったので,彼が頭となった。7 こうしてダビデは近寄り難い所+に住むようになった。そのような訳で,人々はこれを“ダビデの都市”と呼んだ+。8 そして,彼はこの都市を周りの至る所で,すなわち塚から周りの部分に至るまで建てはじめたが,ヨアブがこの都市の残りを生き返らせた+。9 そして,ダビデはますます大いなる者となった+。万軍のエホバが彼と共におられたからである+。
10 さて,これらはダビデに属していた力のある+者の頭たちで,王権の点で全イスラエルと共に彼に強力に加勢して,イスラエルに関するエホバの言葉+の通りに彼を王とした者たちである。11 そして,これがダビデに属していた力のある者たちの名簿である。すなわち,ハクモニ人の子ヤショブアム+,三人*の頭。彼は三百人の上に槍を振り回して一度にこれを打ち殺すのであった+。12 そして,彼の後にはアホアハ人+ドドの子エレアザル+がいた。彼は三人の力ある者たちの中にいた+。13 ダビデと共にパス・ダミム+にいたのは彼であった。フィリスティア人は戦いのためにそこに寄り集まっていた。さて,大麦が一杯なっていた一続きの畑があって,民は,フィリスティア人のゆえに逃げてしまっていた+。14 しかし,彼*はその一続きの[畑の]真ん中に踏みとどまって,これを救い出し,フィリスティア人を討ち倒したので,エホバは大いなる救い+をもって救われた+。
15 次いで三十人+の頭たる者たちのうちの三人は岩のところへ,アドラム+の洞くつにいるダビデのもとに下って行った。そのとき,フィリスティア人の陣営はレファイム+の低地平原に陣取っていた。16 ときに,ダビデはそのころ,近寄りにくい所にいた+。フィリスティア人の守備隊+はそのころ,ベツレヘムにいた。17 しばらくして,ダビデは自分の渇望を示して言った,「ああ,門の傍らにある,ベツレヘム+の水溜めの水を一杯+飲めたらよいのだが」。18 そこで,その三人はフィリスティア人の陣営に無理に突入して,門の傍らにある,ベツレヘムの水溜めから水をくみ,それを運んでダビデのところに持って来た+。けれども,ダビデはそれを飲もうとはせず,それをエホバに注ぎ出した+。19 次いで彼は言った,「このようなことをするなど,わたしの神に関して,わたしには考えられないことです! わたしはこれらの人々の魂*をかけてその血+を飲むべきでしょうか。自分の魂をかけて彼らはそれを持って来たのです」。それで彼はそれを飲もうとはしなかった+。これらはその三人の力ある者たちが行なったことである。
20 ヨアブ+の兄弟アビシャイ+についてであるが,彼はその三人の頭となった。彼は三百人の上に槍を振り回してこれを打ち殺していた。彼はあの三人のような名声を得ていた*。21 その三人*のうちで彼は他の二人よりも際立っており,彼らの長となった。それでも,[最初の]三人には及ばなかった+。
22 ある勇敢な人の子,エホヤダ+の子で,カブツェエル+で多くの手柄を立てたベナヤ+はモアブのアリエルの二人[の子ら]を討ち倒した。彼はまた,ある雪の降る日に,降りて行って,水のある坑の中でライオン+を討ち倒した。23 また,五キュビト*+の,異常な大きさの男であるエジプト人を討ち倒したのは彼であった。そして,そのエジプト人の手には機織り工の巻き棒のような槍+があったが,それでも彼は杖を携えてその男のところに下って行き,エジプト人の手から槍をもぎ取って,その槍で彼を殺した+。24 これらのことはエホヤダの子ベナヤが行なった。彼はかの三人の力ある者の中で名を得ていた。25 彼はあの三十人の者よりも際立ってはいたが,それでも[最初の]三人の順位には及ばなかった+。けれども,ダビデは自分の護衛の上に彼を立てた+。
26 軍勢の力のある者たちは,ヨアブの兄弟アサエル+,ベツレヘムのドドの子エルハナン+,27 ハロル人シャモト+,ペロン人+ヘレツ,28 テコア人イケシュの子イラ+,アナトテ人+アビ・エゼル,29 フシャ人シベカイ+,アホアハ人+イライ,30 ネトファ人マハライ+,ネトファ人+バアナの子ヘレド+,31 ベニヤミン+の子らのギベア+のリバイ+の子イタイ,ピルアトン人+ベナヤ,32 ガアシュ+の奔流の谷の出身のフライ,アルバト人アビエル,33 バハルム人+アズマベト,シャアルボン人エリヤフバ,34 ギゾン人ハシェムの子ら,ハラル人シャゲの子ヨナタン+,35 ハラル人サカル+の子アヒアム,ウルの子エリファル+,36 メケラ人ヘフェル,ペロン人アヒヤ,37 カルメル人+ヘツロ,エズバイの子ナアライ,38 ナタン+の兄弟ヨエル,ハグリの子ミブハル,39 アンモン人ツェレク,ツェルヤの子ヨアブの武具持ちであるベエロト人ナハライ,40 イトル人イラ,イトル人ガレブ+,41 ヒッタイト人+ウリヤ+,アフライの子ザバド,42 ルベン人シザの子アディナ,すなわちルベン人の頭で,その傍らに三十人。43 マアカの子ハナン,およびミトニ人ヨシャファト,44 アシュタロテ人ウジヤ,アロエル人ホタムの子らシャマとエイエル,45 シムリの子エディアエル,それにその兄弟であるティツ人ヨハ,46 マハビ人エリエル,それにエルナアムの子らエリバイとヨシャウヤ,およびモアブ人イトマ。47 エリエル,オベデ,メツォバヤ人ヤアシエル。
12 そして,これらはダビデがキシュの子サウル+のゆえに,まだ制約を受けていたとき,チクラグ+にいる彼のもとに来た者たちである。彼らは力のある者たち+,戦いで助けた者たちのうちにあり,2 弓で武装しており,石+や弓+矢+を取って右手も左手+も使う者たちであった。彼らはサウルの兄弟たちの出,ベニヤミンの出であった。3 その頭はアヒエゼル,それにヨアシュ,彼らはギベア人+シェマアの子。エジエルとペレト,彼らはアズマベト+の子。そしてベラカとアナトテ人+エヒウ。4 また,ギベオン人+イシュマヤ,彼は三十人+のうちの力ある者で,その三十人をつかさどる者。それに,エレミヤ,ヤハジエル,ヨハナン,ゲデラト人+ヨザバド,5 エルウザイ,エリモト,ベアルヤ,シェマルヤ,ハリフ人シェファトヤ,6 エルカナ,イシヤ,アザルエル,ヨエゼル,ヤショブアム,これらはコラ人+。7 ゲドルのエロハムの子らであるヨエラとゼバドヤである。
8 また,自ら離れて,荒野の近寄り難い所+でダビデの側に付いたガド人のある者たちがいた。勇敢で,力のある者たち,戦いのための軍人で,大盾と小槍を備えており+,その顔はライオンの顔で+,速さの点では山々の上のガゼルのようであった+。9 エゼルはその頭,二番目はオバデヤ,三番目はエリアブ,10 四番目はミシュマナ,五番目はエレミヤ*,11 六番目はアタイ,七番目はエリエル,12 八番目はヨハナン,九番目はエルザバド,13 十番目はエレミヤ*,十一番目はマクバナイ。14 これらはガド+の子らの出で,軍の頭たちであった。その最も小さい者も百人に匹敵し,最も大いなる者は千人に匹敵した+。15 これらはヨルダンがそのどこの岸でもあふれていた+第一の月にこれを渡った者たち+であり,彼らはそのとき,低地平原の者たちを皆,東に西に追い払った。
16 さらに,ベニヤミンとユダの子らのある者たちが近寄り難い所+に,ダビデのところにまでやって来た。17 そこで,ダビデは彼らの前に出て行き,彼らに答えて言った,「もし,あなた方がわたしを助けようとして,平和のために+わたしのもとに来たのなら,わたしの心はあなた方と一致するでしょう+。しかしもし,わたしのたなごころに不当なことがないのに,わたしを裏切ってわたしの敵対者に渡すためなら+,わたしたちの父祖の神+がご覧になって,正してくださるように+」。18 ときに,霊+が三十人の頭アマサイを包んだ*。
「ダビデよ,[わたしたちは]あなたのもの,エッサイの子よ,[わたしたちは]あなたと共にいる+。
平安,平安があなたのものであるように。あなたを助ける者に平安があるように。
あなたの神はあなたを助けられたから+」。
そこで,ダビデは彼らを受け入れ,部隊の頭たちの中に立てた+。
19 また,ダビデがフィリスティア人+と共に戦いのためサウルを攻めに来たとき,彼のもとに脱走した*,マナセの何人かの者がいた。ただし,彼*は[フィリスティア人]を助けなかった。それはフィリスティア人の枢軸領主+たちが協議の上で彼を去らせて,「彼は我々の首をかけて,その主*サウルのもとに脱走するのだ+」と言ったからである。20 彼がチクラグ+に来たとき,マナセからアドナハ,ヨザバド,エディアエル,ミカエル,ヨザバド,エリフ,チルタイが彼のもとに脱走して来た。彼らはマナセに属する千人隊の頭+であった。21 そして,彼らは,略奪隊に当たってダビデの助けとなった+。彼らは皆,勇気ある,力のある者たち+であり,軍の長であったからである。22 日に日に,人々はダビデを助けるため彼のもとに来て+,ついに大陣営+,神の陣営+のようになったのである。
23 そして,これらはエホバの命令どおり+,サウルの王権+をダビデに引き渡そうと,ヘブロン+にいる彼のもとに来た,戦のために装備を整えた者たちの数であった。24 ユダの子らで,大盾と小槍を携える者は六千八百人で,戦のために装備を整えた者であった。25 シメオンの子らからは,軍務に就く,勇気ある,力のある者は七千百人であった。
26 レビ人の子らから四千六百人。27 そして,エホヤダはアロン+の[子らの]*指導者+で,彼と共に三千七百人の者がいた。28 また,ザドク+は若者,勇気の点で力のある者で,その父祖たちの家,二十二人の長たち。
29 そして,サウル+の兄弟たち,ベニヤミン+の子らから三千人。そのころまで,彼らの大多数はサウルの家を厳重に見張っていた。30 また,エフライムの子らから二万八百人。勇気ある,力のある者+,彼らの父祖たちの家ごとの,名のある人々*であった。
31 そして,マナセ+の半部族から,ダビデを王にしようとしてやって来た,名によって指定された者一万八千人。32 そして,イッサカル+の子らからは,イスラエルが何をすべきかを知るよう+,時代をわきまえる知識+のある,彼らの頭たる者たち二百人。その兄弟たちは皆,彼らの命令にしたがった。33 ゼブルン+からは,従軍する者で,あらゆる戦いの武器を携えて戦闘隊形を整える者五万人。[ダビデのもとに]群がり集まる点で*彼らは二心ではなかった。34 そして,ナフタリ+からは,千人の長たち。彼らと共に,大盾と槍を持つ者三万七千人。35 そして,ダン人からは,戦闘隊形を整える者二万八千六百人。36 また,アシェル+からは,戦闘隊形を整えるために従軍する者四万人。
37 そして,ヨルダンの向こう側+,ルベン人,ガド人,マナセの半部族からは,あらゆる戦の武器を携える者十二万人。38 これらの者はみな戦人で,戦列に群がり集まる者であり,ダビデを全イスラエルの王にしようとして,全き心+でヘブロンにやって来た。また,イスラエルの残っている者も皆,ダビデを王にする点で一つ心であった+。39 そして,彼らはそこにダビデと共に三日とどまって,食べたり飲んだりした+。彼らの兄弟たちが彼らのために用意をしていたからである。40 それにまた,彼らに近い者たちも,イッサカル+,ゼブルン+,ナフタリ+に至るまで,ろば+,らくだ,らば,牛に載せて食物*を,すなわち麦粉の食べ物+,押し固めたいちじくの菓子+,干しぶどうの菓子+,ぶどう酒+,油+,牛+,羊+をおびただしく運んで来た。イスラエルに歓び+があったからである。
13 こうして,ダビデは千人隊と百人隊の長たち,およびあらゆる指揮者と協議し+,2 次いでダビデはイスラエルの全会衆*に言った,「もしこれがあなた方に良く思え,わたしたちの神エホバに受け入れられるなら,イスラエルの全土に残っているわたしたちの兄弟たち+,および彼らと共に,牧草地のあるその諸都市+にいる祭司+やレビ人+[のもとに]人をやって,わたしたちのところに集合してもらいましょう。3 また,わたしたちの神の箱+をわたしたちのもとに回しましょう」。彼らはサウルの時代にはこれを顧みなかったのである+。4 そこで全会衆は,そのようにしようと言った。その事はすべての民の目に正しく思えたからである+。5 それゆえ,ダビデは,[まことの]神の箱+をキルヤト・エアリム+から運ぶため,エジプトの川+から*ハマトに入るところ+まで*の全イスラエルを召集した+。
6 次いで,ダビデと全イスラエルは,バアラ+,すなわちユダに属するキルヤト・エアリムに上って行き,そこから,ケルブたちの上に座しておられる+エホバなる[まことの]神の箱を運び上ろうとした。それは[その]み名をもってとなえられている。7 ところで,彼らはアビナダブの家から[まことの]神の箱を新しい車の上に載せ+,ウザとアフヨ+がその車を導いていた。8 そして,ダビデと全イスラエルは全力をつくし,歌+と,たて琴+と,弦楽器+と,タンバリン+と,シンバルと,ラッパ+をもって[まことの]神の前に祝っていた+。9 こうして,彼らはやがてキドンの脱穀場+まで来た。するとウザは手を出して,箱を捕まえようとした+。雄牛がひっくり返しそうになったからである。10 すると,エホバの怒りがウザに対して燃え盛り,彼を打ち倒された。それは彼が手を箱の上に出したからである+。彼はそこで神の前に死んだ+。11 そこでダビデは,エホバがウザに向かって突如憤激されたので怒った+。それで,その場所はペレツ・ウザ*と呼ばれて,今日に至っている。
12 そしてダビデはその日,[まことの]神を恐れて+言った,「わたしはどのようにして,わたしのところに[まことの]神の箱を運んだらよいのだろう+」。13 それで,ダビデは箱を“ダビデの都市”の自分のところには移さず,ギト人+オベデ・エドム+の家にそれを回した。14 そして,[まことの]神の箱はオベデ・エドムの家の者と共に,彼の家に三か月間とどまっていた+。エホバはオベデ・エドムの家の者と,彼のものであるすべてのものを祝福し続けられた+。
14 次いで,ティルス+の王ヒラム+はダビデのもとに使者を,そして彼に家を建てるため+杉材+,城壁の建築者,木の細工師を送ってよこした。2 そしてダビデは,エホバが彼をイスラエルの王として堅く立てられたことを知るようになった+。彼の王権がその民イスラエルのゆえに大いに高められたからである+。
3 次いで,ダビデはエルサレムでさらに妻たちをめとり+,ダビデはさらに息子や娘たちの父となった+。4 そして,これらはエルサレムで彼のものとなった子供たちの名である。すなわち,シャムア+とショバブ+,ナタン+とソロモン+,5 イブハル+,エリシュア,エルペレト+,6 ノガハ,ネフェグ+,ヤフィア,7 エリシャマ+,ベエルヤダ,エリフェレト+。
8 ときに,フィリスティア人は,ダビデが全イスラエルの王として油そそがれたことを聞いた+。そこでフィリスティア人は皆,ダビデを捜し求めて上って来た+。ダビデはそれを聞くと,彼らに向かって*出て行った。9 すると,フィリスティア人のほうは,入って来て,レファイムの低地平原+に侵入してきた。10 そこで,ダビデは神に伺って+,こう言いだした。「私はフィリスティア人に向かって攻め上りましょうか。あなたは必ず彼らを私の手に渡してくださるでしょうか」。するとエホバは彼に言われた,「上って行け。そうすれば,わたしは必ず彼らをあなたの手に渡す」。11 それで,ダビデはバアル・ペラツィム+に上って行き,そこで彼らを討ち倒した。そうしてダビデは言った,「[まことの]神は,水による破れ目のように,わたしの手によってわたしの敵を打ち破られた」。それゆえに,人々はその場所+の名をバアル・ペラツィムと呼んだ。12 そこで,彼らはそこに自分たちの神々*を捨てた+。それでダビデは[命令を]下したので,それらは火で焼かれた+。
13 その後,フィリスティア人はもう一度低地平原+に侵入した。14 そこで,ダビデは再び神に伺ったところ+,[まことの]神は今度は彼にこう言われた。「あなたは彼らを追って上って行ってはならない。彼らに直接向かわずに回って行き,あなたはバカの茂み*の前で彼らのところに行くように+。15 そして,バカの茂みのてっぺんで行進の音が聞こえたなら+,そのとき,あなたは戦いに出て行くように+。それは,[まことの]神がフィリスティア人の陣営[の者]を討ち倒すため,あなたより先に出ている+からである」。16 それで,ダビデは[まことの]神が彼に命じられた通りにし+,彼らはギベオン+からゲゼル+までフィリスティア人の陣営[の者]を討ち倒した。17 こうして,ダビデの名声*+は全地に及びはじめ,エホバもすべての国の民に彼に対する恐怖をもたらされた+。
15 そして,彼は“ダビデの都市”に自分のために引き続き家+を建て,また[まことの]神の箱のために場所を用意し+,そのために天幕を張った。2 そのとき,ダビデはこう言ったのである。「レビ人のほかはだれも[まことの]神の箱を運んではならない。彼らこそエホバが,エホバ*の箱を運ばせ+,定めのない時までもご自分に仕えさせるために+選ばれた者たちだからである」。3 そこでダビデは,エホバの箱+をそのために用意しておいた場所に運び上らせるため,全イスラエルをエルサレムに召集した+。
4 それから,ダビデはアロン+の子らとレビ人を集めた。5 すなわち,コハトの子らのうちからは,その長ウリエル+と彼の兄弟たち,百二十人。6 メラリ+の子らのうちからは,その長アサヤ+と彼の兄弟たち,二百二十人。7 ゲルショム+の子らのうちからは,その長ヨエル+と彼の兄弟たち,百三十人。8 エリザパン+の子らのうちからは,その長シェマヤ+と彼の兄弟たち,二百人。9 ヘブロンの子らのうちからは,その長エリエルと彼の兄弟たち,八十人。10 ウジエル+の子らのうちからは,その長アミナダブと彼の兄弟たち,百十二人。11 その上,ダビデは祭司ザドク+とアビヤタル+,それにレビ人ウリエル+,アサヤ+とヨエル+,シェマヤ+,エリエル+,アミナダブを呼び,12 次いで彼らに言った,「あなた方はレビ人の父たちの頭+です。あなた方も,あなた方の兄弟たちも,身を神聖なものとしなさい+。あなた方はイスラエルの神エホバの箱を,わたしがそのために用意した場所*に運び上らなければなりません。13 最初の時には,あなた方がしなかったために+,わたしたちの神エホバはわたしたちに向かって憤激されたのです+。これはわたしたちが[神]を慣例にしたがって求めなかったからです+」。14 それで,祭司たちとレビ人たちは,イスラエルの神エホバの箱を運び上るために身を神聖なものとした+。
15 それから,レビ人の子らは,モーセがエホバの言葉によって命じた通り,[まことの]神の箱を,棒で肩に担いで+運びはじめた+。16 そこでダビデはレビ人の長たちに,歌の楽器+,弦楽器+,たて琴+,シンバル+を使う歌うたい+である彼らの兄弟たちを配置して,高らかに奏でて歓びの声を上げさせるようにと言った。
17 それゆえ,レビ人はヨエルの子ヘマン+と,彼の兄弟たちのうちからベレクヤの子アサフ+,それに彼らの兄弟たちであるメラリの子らのうちからクシャヤの子エタン+を配置した。18 また,第二の部類+の彼らの兄弟たちも彼らと共にいた。すなわち,ゼカリヤ+,ベンおよびヤアジエル,そしてシェミラモト,エヒエル,ウニ,エリアブ,ベナヤ,マアセヤ,マタテヤ,エリフェレフ,ミクネヤ,それに門衛オベデ・エドム+とエイエル。19 そして,歌うたいはヘマン+,アサフ+およびエタン。彼らは銅のシンバルを用いて高らかに奏でた+。20 また,ゼカリヤ,アジエル+,シェミラモト,エヒエル,ウニ,エリアブ,マアセヤ,ベナヤは,弦楽器を用いてアラモト*+に合わせた。21 そして,マタテヤ+,エリフェレフ,ミクネヤ,オベデ・エドム,エイエル,アザズヤは,たて琴+を用いてシェミニト*+に合わせて,指揮者を務めた。22 レビ人の長ケナヌヤ+は運搬の係りで,彼は運搬のことで指図をした*。彼は専門家+であったからである。23 またベレクヤとエルカナは箱のための門衛であった。24 祭司たち,すなわちシェバヌヤ,ヨシャファト,ネタヌエル,アマサイ,ゼカリヤ,ベナヤ,エリエゼルは,[まことの]神の箱の前でラッパを高らかに吹き鳴らす者+,それにオベデ・エドムとエヒヤは箱のための門衛+であった。
25 そして,ダビデ+とイスラエルの年長者たち+と千人隊の長たち+は,歓びを抱いて+エホバの契約の箱をオベデ・エドム+の家から運び上るために歩いて行く者であった。26 そして,[まことの]神が,エホバの契約の箱を運ぶレビ人を助けられたとき+,彼らは七頭の若い雄牛と七頭の雄羊を犠牲としてささげたのである+。27 そして,ダビデは上等の織物のそでなしの上着を着ており,また箱を運ぶすべてのレビ人,歌うたい,歌うたい+による運搬[の係り]の長ケナヌヤ+も同様であった。それにダビデは亜麻布のエフォド+を着けていた。28 こうしてイスラエル人は皆,歓声を上げ+,角笛を吹き鳴らし+,ラッパ+やシンバル+を鳴らし,弦楽器やたて琴を高らかに奏でながら+,エホバの契約の箱を運び上っていた。
29 そうして,エホバの契約の箱+が“ダビデの都市”まで来たとき,サウルの娘ミカル+が窓から見下ろし,ダビデ王が跳ね回って祝っているのを見て+,心の中で彼を侮る+ようになったのである。
16 こうして,彼らは[まことの]神の箱を運び入れ+,ダビデがそのために張った天幕の中に安置した+。それから,彼らは[まことの]神*の前に焼燔の捧げ物と共与の犠牲をささげはじめた+。2 ダビデは,焼燔の捧げ物+と共与の犠牲+をささげ終えると,さらにエホバの名によって+民を祝福した+。3 さらに,彼はすべてのイスラエル人に,男にも女にも,各々に丸いパン一個,なつめやしの菓子一個,干しぶどうの菓子一個を分け与えた+。4 それから,彼はレビ人+の中のある者たちを奉仕者+として*エホバの箱の前に立てて,イスラエルの神エホバを思い起こす+と共に,感謝し+,賛美する+ようにした。5 頭はアサフ+,彼に次ぐ者はゼカリヤ,[それに]エイエル,シェミラモト,エヒエル,マタテヤ,エリアブ,ベナヤ,オベデ・エドム,エイエル+で,彼らは弦の楽器や,たて琴+を携え,アサフ+はシンバルを高らかに打ち鳴らし+,6 祭司ベナヤとヤハジエルはラッパを携えて+,いつも[まことの]神の契約の箱の前にいた。
7 ダビデが,アサフ+とその兄弟たちを通してエホバに感謝するため+,初めて寄与した+のはその日その時であった。
14 この方はわたしたちの神エホバなのである+。その司法上の定めは全地にある+。
24 諸国民の中でその栄光を,
もろもろの民すべての中でそのくすしい働きを語り告げよ。
36 イスラエルの神エホバが定めのない時から定めのない時までもほめたたえられますように+』」。
それから,すべての民は,「アーメン!」と言って,エホバを賛美すること[に加わった*+]。
37 それで,彼はそこ,すなわちエホバの契約の箱の前にアサフ+とその兄弟たちをとどめておき,毎日の必要とするところにしたがって+,絶えず箱の前で仕えさせた+。38 オベデ・エドムとその兄弟たちは六十八人で,エドトンの子オベデ・エドムとホサを門衛とした。39 そして,祭司ザドク+とその兄弟である祭司たちをギベオン+にある高き所でエホバの幕屋の前におらせ,40 焼燔の捧げ物を,朝に夕に絶えず,また,すべてエホバのイスラエルに命じて課せられたその律法に記されていることのために,焼燔の捧げ物の祭壇の上でエホバにささげさせた+。41 そして彼らと共にヘマン+,エドトン,その他,名によって指定された,えり抜きの者たち+を置き,エホバに感謝させた+。「その愛ある親切は定めのない時にまで及ぶ+」からである。42 すなわち,彼らと共にヘマン+とエドトン+がおり,ラッパ+とシンバルと[まことの]神の歌の楽器を鳴り響かせた。エドトンの子ら+は門にいた。43 こうして民は皆,各々自分の家に帰って行った+。そこでダビデは自分の家を祝福するために戻って行った。
17 そして,ダビデが自分の家に住むようになるとすぐ+,ダビデは預言者ナタン+に言った,「今やわたしは杉の家に住んでいるが+,エホバの契約の箱+は天幕布の下にある+」。2 するとナタンはダビデに言った,「すべてあなたの心にあることを行ないなさい+。[まことの]神はあなたと共におられるのですから+」。
3 そして,その夜,神の言葉+がナタンに臨んで,こう言ったのである。4 「行って,わたしの僕ダビデにこう言うように。『エホバはこのように言われた。「わたしに住む家を建てるのはあなたではない+。5 わたしは,イスラエルを連れ上った日より今日に至るまで家に住んだことはなく+,天幕から天幕に,一つの幕屋+から[別の幕屋に+]いたからである。6 わたしが全イスラエルの中を歩き回った+間中,わたしはわたしの民を牧するよう命じたイスラエルの裁き人の一人にでも,『なぜあなた方はわたしに杉の家を建てなかったのか』と,一言でも語ったであろうか+」』。
7 「それで今,あなたはわたしの僕ダビデにこのように言うのだ。『万軍のエホバはこのように言われた。「わたしがあなたを牧草地から,羊の群れを追うところから取って+,わたしの民イスラエルの指導者+とした。8 それでわたしは,あなたがどこへ歩いて行こうとも,あなたと共におり+,あなたの前からあなたのすべての敵を断ち滅ぼし+,必ずあなたのために,地上にいる大いなる者たちの名+のような名を作るであろう+。9 そして,わたしは必ず,わたしの民イスラエルのために一つの場所を定め,彼らを植え+,彼らはまさしくそのいる所に住まい,もはや動揺することはない。不義の子ら+が,初めにしたように,再び彼らを疲れ果てさせることはない+。10 それはわたしが,わたしの民イスラエルを指揮するよう裁き人+を立てたころからのことである。そして,わたしは必ずあなたのすべての敵を低くするであろう+。そして,わたしはあなたに告げる,『また,一つの家*をエホバはあなたのために建てるであろう+』。
11 「『「そして,あなたの日が満ちて[あなたが]あなたの父祖たちと共に[なるために]行くときには+,わたしは必ず,あなたの息子の一人となるあなたの胤をあなたの後に起こし+,わたしは本当にその王権を堅く立てるであろう+。12 彼こそわたしに家を建てる者である+。わたしは必ず彼の王座を定めのない時までも堅く立てるであろう+。13 わたしは彼の父となり+,彼はわたしの子となる+。わたしの愛ある親切*を,わたしはあなたの先にいた者から除いたように+,彼からは除かないであろう+。14 そして,わたしは彼をわたしの家とわたしの王権のうちに+定めのない時までも立たせる+。彼の王座+は,定めのない時までも永続するものとなる」』」。
15 これらのすべての言葉と,このすべての幻とにしたがって,そのようにナタンはダビデに話した+。
16 その後,ダビデ王は入って,エホバの前に座って+言った,「エホバ神よ,私は何者なのでしょう+。私の家は何でしょう+。あなたがここまで私を導かれるとは+。17 神よ+,これはあなたの目にはまるで取るに足りないものですのに+,それでもあなたはこの僕の家について遠い将来の時代にわたる[こと]まで話されるのです+。エホバ神よ,あなたは優位にある人の機会に照らして+私を見てくださいました。18 この僕に誉れを与えてくださることについて,ダビデはこの上あなたに何を申し上げる*ことができましょう+。あなたがこの僕をよくご存じなのです+。19 エホバよ,この僕のために,またご自分の心にしたがって+,あなたはすべての大いなる偉業を知らせることにより+,これらの大いなることすべてを行なわれました。20 エホバよ,あなたのような方はありませんし+,私たちが耳で聞いたすべてのことに関して,あなたのほかに神*はありません+。21 また,地のほかのどんな国民があなたの民イスラエルのようでしょう+。[まことの]神は行って,この民をご自分のために一つの民として請け戻されました+。あなたがエジプトから請け戻してくださったあなたの民の前から,国々の民を追い出すことにより+,ご自分のために大いなる偉業+と畏怖の念を起こさせることにかかわる名声を博されるためでした。22 こうして,あなたはご自分の民イスラエルを定めのない時までもあなたの民とされましたし+,エホバよ,あなたが彼らの神となられました+。23 それで今,エホバよ,あなたがこの僕とその家とに関して語られた言葉が定めのない時までも信頼できるものでありますように。お話しくださった通りに行なってください。24 そして,あなたのみ名+が定めのない時までも信頼できるものであって,大いなるものとなり+,『イスラエルの神+,万軍のエホバ+はイスラエルのための神+』と言われますように。この僕ダビデの家があなたの前に永続するものでありますように+。25 私の神,あなたがこの僕に,僕に家を建てる目的を啓示された*のです+。ですから,この僕はあなたのみ前に祈る機会を見いだしました。26 それで今,エホバよ,あなたこそ[まことの]神であられます+。あなたはこの僕についてこの良いことを約束してくださいます+。27 それで今,あなたがそれを引き受けて,この僕の家を祝福し,み前に定めのない時までも続くようにしてくださいますように+。エホバよ,あなたが祝福してくださったので,それは定めのない時までも祝福されているからです+」。
18 そして,その後,ダビデはフィリスティア人を討ち倒して+,これを屈服させ,ガト+とそれに依存する町々*をフィリスティア人の手から奪ったのである。2 それから,彼はモアブ+を討ち倒し,モアブ人は貢ぎ物*を運ぶダビデの僕となった+。
3 そしてダビデはさらに,ツォバ+の王ハダドエゼル+がユーフラテス川+のほとりでその支配*を確立しようとして出て来たとき,ハマト+で彼を討ち倒した。4 さらに,ダビデは彼から兵車一千台,騎手七千人,徒歩の者二万人を捕らえた+。そこで,ダビデはすべての兵車の馬+のひざ腱を切った+が,そのうち兵車の馬百頭*は残しておいた。5 ダマスカスのシリア*がツォバの王+ハダドエゼルを助けに来たとき,ダビデはシリア人の中で二万二千人を討ち倒した。6 その後,ダビデはダマスカス+のシリアに[守備隊]を置き*,シリア人は貢ぎ物を運ぶダビデの僕となった+。そしてエホバは,ダビデがどこへ行っても,彼にいつも救いを施された+。7 その上,ダビデはハダドエゼルの僕たちの身に付いていた金の円盾+を取り,それをエルサレムに持って来た+。8 そして,ハダドエゼルの都市,ティブハト+とクンから,ダビデは非常に多量の銅を奪い取った。これを用いて,ソロモンは銅の海+や柱+や銅の器具+を造った。
9 ハマトの王トウ*+は,ダビデがツォバの王ハダドエゼルのすべての軍勢を討ち倒した+ことを聞くと,10 直ちにその子ハドラム+をダビデ王のもとによこして,その安否を尋ねさせ,[ダビデ]がハダドエゼルと戦ってこれを討ち倒したことで祝いを述べさせ*た。(ハダドエゼルはトウとの戦いに慣れていた*からである。)そして[彼は]金,銀+,銅のあらゆる品物[を携えていた]。11 それらをもまた,ダビデ王は,彼がすべての国々の民,すなわちエドム,モアブ+,アンモンの子ら+,フィリスティア人+,アマレク+から運んで来た銀や金と一緒に+,エホバに神聖なものとしてささげた+。
12 ツェルヤ+の子アビシャイ+は,“塩の谷+”でエドム人一万八千を討ち倒した。13 それで,彼はエドムに守備隊を置き,エドム人はみなダビデの僕となった+。そしてエホバは,ダビデがどこへ行っても,いつも彼を救われた+。14 こうして,ダビデは全イスラエルを治め続け+,引き続きそのすべての民のために司法上の裁きと義を行なっていた+。15 そして,ツェルヤの子ヨアブは軍をつかさどる者であり+,アヒルドの子エホシャファト+は記録官*であった。16 そして,アヒトブの子ザドク+とアビヤタルの子アヒメレク*+は祭司であり,シャウシャ+は書記官であった。17 それに,エホヤダ+の子ベナヤ+はケレト人+とペレト人+をつかさどる者であった。ダビデの子らは王の傍らで地位では第一の者であった+。
19 そして,この後,アンモンの子らの王ナハシュ+が死に,その子が彼に代わって治めはじめたのである+。2 そこでダビデは言った,「わたしはナハシュの子ハヌンに対して愛ある親切を表わそう+。彼の父がわたしに対して愛ある親切を表わしてくれたからである+」。こうしてダビデは,その父のことで彼を慰めようとして使者を送った。そこでダビデの僕たちはハヌンを慰めるため,アンモン+の子らの地の彼のところにやって来た。3 ところが,アンモンの子らの君たちはハヌンに言った,「ダビデはあなたのもとに慰める者たちを送ってよこしたからといって,あなたの目にあなたの父上を敬っているのでしょうか。彼の僕たちがあなたのところに来たのは,この地をくまなく探って覆すため,ひそかにうかがう+ためではありませんか+」。4 それでハヌンはダビデの僕たちを捕らえ+,彼ら[のひげ]をそり+,その衣を尻+のあたりまで半分に切って,彼らを送り返した+。5 後に,人々が来て,この人たちのことをダビデに告げたので,彼はすぐにそれらの者を迎えに人をやった。それは,その人たちが大いに辱められた者となっていたからである。そこで王は言った,「あなた方のあごひげが十分伸びるまでエリコ+にとどまりなさい。それから,あなた方は帰って来るように」。
6 そのうちに,アンモンの子らは,自分たちがダビデにとって鼻持ちならないもの+となったのを見て取った。そこでハヌン+とアンモンの子らはメソポタミア*とアラム・マアカ+とツォバ+から自分たちのために兵車+と騎手を雇うため銀一千タラント*+を送った。7 こうして,彼らは自分たちのために兵車三万二千台+とマアカの王とその民+を雇った。そこで彼らはやって来て,メデバ+の前に陣営を敷いた。アンモンの子らも,その諸都市から寄り集まり,戦いのためにやって来た。
8 ダビデはそれを聞くと,直ちにヨアブ+と全軍[および]力のある者たち*+を送った。9 すると,アンモンの子らは出て来て,市の入口で戦闘隊形を整えはじめた。来ていた王たち+は別に原野にいた。
10 ヨアブは戦いの前線*が前と後ろから自分に向かっているのを見て取ると,すぐにイスラエルの中のすべての精鋭から何人かを選んで,シリア人に立ち向かうよう隊形を整えさせた+。11 そして民の残りは,自分の兄弟アビシャイ+の手に託した。彼らがアンモンの子ら+に立ち向かうよう隊形を整えるためであった。12 そして彼はさらに言った,「もしシリア人+がわたしにとって強すぎるなら,あなたもわたしを救う者となってくれ+。しかし,もしアンモンの子らが,あなたにとって強すぎるなら,わたしも必ずあなたを救おう+。13 強くあれ+。我々の民のため,我々の神の諸都市のために勇気を奮うためだ+。エホバは,ご自分の目に良いことを行なわれる+」。
14 それから,ヨアブと彼と共にいた民はシリア人の前に戦いに進んだが+,[シリア人]は彼の前から逃げ去って行った+。15 アンモンの子らは,シリア人が逃げたのを見て,彼らもまた,[ヨアブ]の兄弟アビシャイの前から逃げ去り+,都市に入った+。その後,ヨアブはエルサレムに入った。
16 シリア人は自分たちがイスラエルの前に撃ち破られたのを見ると+,使者を送り,川*+の地方にいたシリア人を連れ出した。ハダドエゼルの軍の長ショファク*が彼らの前にいた。
17 この報告がダビデにもたらされると,彼は直ちに全イスラエルを寄せ集め,ヨルダンを渡り,彼らのところに行き,彼らに向かって隊形を整えた+。ダビデがシリア人に立ち向かうため戦闘隊形を整えると,彼らは[ダビデ]と戦いはじめた。18 しかし,シリア人はイスラエルのゆえに逃げ去って行った+。こうしてダビデはシリア人の兵車の御者七千人と徒歩の者四万人を殺し,軍の長ショファクをも殺した+。19 ハダドエゼルの僕たちは自分たちがイスラエルの前に撃ち破られたのを見ると+,速やかにダビデと和を講じ,これに仕えるようになった+。シリアはそれ以上アンモンの子らを救おうとは思わなかった+。
20 そして,年が改まる時期となり+,王たちが打って出るころ+,ヨアブは軍の戦闘部隊を率いて+,アンモンの子らの地を荒廃させ,さらに行って,ラバ+を攻め囲んだのである。しかしダビデはエルサレムにとどまっていた。こうしてヨアブはラバを討ち+,これを倒壊させた。2 しかし,ダビデはマルカム*の冠をその頭から取り去った+。それは重さが金一タラント*であることが分かった。また,それには宝石があった*。そして,それはダビデの頭に置かれた。それに,彼が運び出したその都市の分捕り物は非常に多かった+。3 そして,その中にいた民を,彼は連れて来て,石のこぎりや,鉄の鋭利な道具や,斧[を使う仕事+]に*従事させた+。ダビデはアンモンの子らのすべての都市に対してこのようにするのであった。ついに,ダビデと民のすべてはエルサレムに帰った。
4 そして,その後,ゲゼル+でフィリスティア人+との戦いが起こるようになったのである。そのとき,フシャ人シベカイ+がレファイム*+から生まれた者たちのうちのシパイ*を討ち倒したので,彼らは屈服させられた。
5 そして,またフィリスティア人との戦いがあったが,ヤイルの子エルハナン+はギト人ゴリアテ*+の兄弟ラフミを討ち倒した。その槍の柄は機織り工の巻き棒のようであった+。
6 それから,またガト+で戦いがあったが,そのとき,手の指と足の指が六本ずつ,二十四本ある+,異常な大きさの男+がいた。彼もまた,レファイム+に*生まれた者であった。7 そして,彼はイスラエルを嘲弄していた+。ついに,ダビデの兄弟シムア+の子ヨナタン*が彼を討ち倒した。
8 これらはガト+でレファイム+に生まれた者たちであったが,彼らはダビデの手と,その僕たちの手に倒れるに至った+。
21 それから,サタン*がイスラエルに逆らって立ち上がり,ダビデを駆り立てて+イスラエルを数えさせようとした。2 そこでダビデはヨアブ+と民の長たちに言った,「さあ,ベエル・シェバ+からダン+までイスラエルを数え+,それをわたしのもとに持って来なさい。わたしが彼らの数を知るためだ+」。3 しかしヨアブは言った,「エホバがその民を今より百倍も増してくださいますように+。彼らは,王なる我が主よ,彼らは皆,我が主のもの,僕ではありませんか。なぜ我が主はこのようなことを求められるのですか+。なぜイスラエルに対して罪科の元となられるのでしょうか」。
4 ところが,王の言葉+がヨアブを説き伏せたので,ヨアブは出て行って+,全イスラエルをくまなく歩き,その後,彼はエルサレムに帰って来た+。5 さて,ヨアブは民の登録者数をダビデに伝えた。全イスラエルは剣を抜く者+が百十万人,ユダは剣を抜く者が四十七万人となった。6 けれども,レビ+とベニヤミンを彼はその中に登録しなかった+。王の言葉がヨアブにとって忌むべきものだったからである。
7 さて,この事は[まことの]神の目に悪かった+。それで,イスラエルを打ち倒された。8 そこでダビデは[まことの]神に言った,「私はこのような事をしたので,大いに罪をおかしました+。それで今,どうか,この僕のとがを見過ごしてください+。私は本当に愚かなことを致しましたので+」。9 そこで,エホバはダビデの幻を見る者+であるガド+に話して言われた,10 「行って,あなたはダビデに話してこう言いなさい。『エホバはこのように言われた。「わたしがあなたに対して向ける三つのことがある+。そのうち一つを自分のために選べ。わたしがそれをあなたにするためである+」』」。11 そこでガドはダビデのもとに行き+,彼に言った,「エホバはこのように言われました。『自由に選べ。12 三年間飢きん+があることか。三か月間あなたの敵対者の前から敗れ去り+,敵の剣が[あなたに]追いつくことか。あるいは三日間エホバの剣+,すなわち疫病+がこの地にあって,エホバのみ使いがイスラエルの全領地に滅び+をもたらすことか』。それで今,わたしを遣わした方に何と返答したらよいかをわきまえてください」。13 それでダビデはガドに言った,「それはわたしには非常に苦しいことです。どうか,わたしをエホバのみ手に陥らせてください+。その憐れみは非常に多いからです+。しかし,人の手にはわたしを陥らせないでください+」。
14 すると,エホバはイスラエルに疫病を下されたので+,イスラエルのうち七万人が倒れた+。15 その上,[まことの]神はエルサレムにみ使いを遣わして,これに滅びをもたらそうとされた+。彼が滅びをもたらしはじめるや,エホバはそれをご覧になって,その災いのことで悔やみはじめられた+。それで,滅びをもたらしているみ使いに言われた,「それで十分だ+! さあ,あなたの手を下ろせ」。ときに,エホバのみ使いはエブス人+オルナン*+の脱穀場のすぐそばに立っていた。
16 ダビデは目を上げると,エホバのみ使い+が,エルサレムに向かって差し伸べられた抜き身の剣+を手にして地と天の間に立っているのを見た。ダビデと年長者たちは,粗布を身にまとって+,直ちに顔を伏せてひれ伏した+。17 次いでダビデは[まことの]神に言った,「民を数えるようにと言ったのは,私ではありませんでしたか。罪をおかし,紛れもなく悪いことをしたのは,私ではありませんか*+。これらの羊+は,何をしたのでしょうか。我が神エホバよ,どうか,あなたのみ手を私と私の父の家に臨ませてください。しかし,神罰として,あなたの民に[臨ませ]ないでください+」。
18 すると,エホバのみ使いは,ダビデが上って行ってエブス人+オルナンの脱穀場にエホバのために祭壇を立てるよう,ダビデに言うようにとガド+に言った。19 そこでダビデは,ガドがエホバの名によって語った言葉を聞いて上って行った+。20 一方,オルナン+は振り返って,み使いを見たので,彼と共にいたその四人の子らは隠れていた。ときに,オルナンは小麦を脱穀していた。21 それで,ダビデはオルナンのところまで行った。オルナンは眺めてダビデを見ると+,直ちに脱穀場から出て来て,地に顔を伏せてダビデに身をかがめた。22 するとダビデはオルナンに言った,「この脱穀場の地所をわたしにぜひ下さい。そこにエホバのために祭壇を築くためです。十分な額のお金で+,それをわたしに下さい+。神罰+が民の上から食い止められるようになるためです」。23 しかし,オルナンはダビデに言った,「これをご自分のものとしてお取りください+。王なる我が主がご自分の目に良いことを行なわれますように。ご覧ください,私は焼燔の捧げ物のための牛+,薪+のための脱穀+そり,穀物の捧げ物としての小麦を差し上げます。全部をぜひとも差し上げます+」。
24 しかし,ダビデ王はオルナンに言った,「いや,どうしてもわたしは十分の額のお金で買い取ることにします+。わたしは費用もかけずに焼燔の犠牲をささげるため,あなたのものをエホバのもとに携えることはしないからです」。25 それで,ダビデはその地所のために金のシェケル*で重さ六百[シェケル]に当たるものをオルナンに与えた+。26 それから,ダビデはそこにエホバのために祭壇を築き+,焼燔の犠牲と共与の犠牲をささげ,次いでエホバを呼ぶと+,[神]は焼燔の捧げ物の祭壇の上に天から火+を下して彼に答えられた。27 その上,エホバはみ使いに命令を下されたので+,そのみ使いは剣をさやに納めた。28 その時,ダビデはエホバがエブス人オルナンの脱穀場で自分に答えられたのを見て,そこで犠牲をささげ続けた+。29 しかし,モーセが荒野で造ったエホバの幕屋と,焼燔の捧げ物の祭壇とは,その時,ギベオン+の高き所にあった。30 けれども,ダビデは神*に相談するため,その前に出て行くことはできなかった。エホバのみ使いの剣のゆえにおびえていた+からである。
22 そこで,ダビデは言った,「これこそ,[まことの]神エホバ*の家+だ。これこそ,イスラエルのための焼燔の捧げ物のための祭壇+だ」。
2 さて,ダビデはイスラエルの地にいる外人居留者*+を集めるようにと言い,それから彼らを[まことの]神の家を建てるのに用いる四角に切った石+を切り出す石工+に任じた。3 そして,門の扉に用いるくぎや留め金のための鉄をダビデはおびただしく用意し,また銅も量りきれないほどおびただしく[用意した+]。4 また,杉材+も数えきれないほど[用意した]。シドン人+とティルス人+がダビデのもとに杉材をおびただしく持って来たからである。5 そこでダビデは言った,「我が子ソロモンは若くて,か弱い+。しかも,エホバのために建てられる家は全地に対し,麗しい栄誉+の点で*並外れて壮大なもの+となるべきである。それで,わたしは彼のために用意をしておこう」。こうして,ダビデは死ぬ前に+おびただしく用意をした。
6 その上,彼はその子ソロモンを呼んだ。イスラエルの神エホバのために家を建てるよう彼に命じるためであった。7 そこでダビデはその子ソロモンに言った,「わたしとしては,我が神エホバのみ名+のために家を建てることが心に掛かっていた+。8 しかし,エホバの言葉がわたしに臨んで言った,『あなたはおびただしく血を流し+,大きな戦いをしてきた+。あなたがわたしの名のために家を建てることはない+。あなたはわたしの前で地にたくさんの血*を流したからである。9 見よ,あなたに男の子+が生まれる。彼は,穏やかな人*となり,わたしは必ずその周囲のすべての敵から彼を守って休ませる+。彼の名はソロモン*+と呼ばれ,わたしは彼の時代にイスラエルに平和+と平穏を与えるからである。10 彼がわたしの名のために家を建て+,彼はわたしにとって子となり+,わたしは彼にとって父となる+。そして,わたしは必ずイスラエルの上に彼の王権の座+を定めのない時までも堅く立てる』。
11 「そこで,我が子よ,エホバがあなたと共にいてくださり,あなたについて語られた通り,あなたが成功を収め,あなたの神エホバの家を建てるように+。12 ただ,エホバがあなたに思慮深さと理解力を賜わり+,あなたにイスラエルに関するおきてを与えて,あなたの神エホバの律法を守らせてくださるように+。13 もし,エホバがイスラエルに関してモーセに命じられた+規定+と司法上の定め+をあなたが守り行なうなら,そのときあなたは成功を収める+。勇気を出し,強くあれ+。恐れてはならず+,おびえてもならない+。14 それで,見よ,悩みのうちにあって+,わたしはエホバの家のために金十万タラント*+,銀百万*タラント*を用意した。銅+と鉄+は,おびただしくあるため量りきれない。また,材木と石も用意したが,これらにあなたがもっと加えることになる。15 そして,あなたのもとには仕事をする者,すなわち石工,石+や木の細工師が大勢おり,すべて各種の仕事に熟練した者+である。16 金,銀,それに銅や鉄は数えきれない+。立ち上がって,行ないなさい+。エホバがあなたと共におられるように+」。
17 次いでダビデは,イスラエルのすべての君たちに,その子ソロモンを助けるよう,こう命じた。18 「あなた方の神エホバはあなた方と共におられ+,周りの至る所であなた方を休ませてくださったではありませんか+。[神]はこの地の住民をわたしの手に渡され,この地はエホバの前+とその民の前に服させられたからです。19 今,あなた方の心と魂を向けて+,あなた方の神エホバを尋ね+,立ち上がって,[まことの]神エホバ+の聖なる所を建て+,エホバのみ名+のために建てられた家にエホバの契約の箱+と[まことの]神の聖なる器具を運び入れなさい」。
23 そしてダビデは,年老いて+,その日を満たしたので,その子ソロモン+をイスラエルの王とした。2 それから彼はイスラエルのすべての君+,祭司+,レビ人+を集めた。3 そこで,レビ人は三十歳以上の者が数えられたが+,その数は,ひとりずつ,強健な者をひとりずつ[数えて],三万八千人であった。4 これらの者のうち,エホバの家の仕事をつかさどる監督者を務める者は二万四千人いた。つかさ人+と裁き人+は六千人,5 門衛+は四千人,「わたしは賛美するために造った」[とダビデの言った]楽器+でエホバを賛美する者+は四千人。
6 それからダビデは彼らを組+に,レビの子ら+に,すなわちゲルション,コハト,およびメラリに分けた。7 ゲルション人には,ラダンとシムイ。8 ラダンの子らは頭たる者のエヒエル+,ゼタム,ヨエル+の三人であった。9 シムイの子らはシェロモト,ハジエル,ハランの三人であった。これらはラダンの父たちの頭であった。10 また,シムイの子らはヤハト,ジナ*,それにエウシュとベリアであった。これらの四人はシムイの子らであった。11 そして,ヤハトは頭で,ジザはその次であった。エウシュとベリアは,子を多く持たなかったので,一つの正式の部類としての父方の+家となった。
12 コハト+の子らはアムラム,イツハル+,ヘブロン+,それにウジエル+の四人であった。13 アムラムの子らはアロン+とモーセ+であった。しかし,アロンは至聖所+を神聖なものとするために*取り分けられた+。彼とその子らが定めのない時までもエホバの前に犠牲の+煙を立ち上らせ,[神]に仕え+,定めのない時までもそのみ名によって祝福を述べる+ためである。14 [まことの]神の人*モーセ+についていえば,その子らは,レビ人+の部族の中で引き続き[名を]呼ばれた。15 モーセの子らはゲルショム+とエリエゼル+であった。16 ゲルショムの子らは頭がシェブエル*+であった。17 そして,エリエゼルの子らは頭がレハブヤ+であった。エリエゼルにはほかに男の子がなかったが,レハブヤの子らは確かに非常に多くなった。18 イツハル+の子らは頭たる者がシェロミト+であった。19 ヘブロンの子らは頭がエリヤ,二番目[の子]はアマルヤ,三番目[の子]はヤハジエル,それに四番目[の子]はエカムアム+であった。20 ウジエル+の子らは頭がミカ,二番目[の子]はイシヤであった。
21 メラリ+の子らはマフリとムシ+であった。マフリの子らはエレアザル+とキシュであった。22 しかしエレアザルは死んだ。彼には息子がなく,娘だけであった。そこで,その兄弟たちであるキシュの子らが彼女たちを[妻として+]めとった。23 ムシの子らはマフリ,エデル,エレモト+の三人であった。
24 これらはその父たちの家によるレビの子ら+,つまりその任命された者ごとに,ひとり*ずつ,その名の数に入れられている,父たちの頭であって,二十歳以上+で,エホバの家の奉仕のための仕事をする者たち+であった。25 ダビデがこう言ったからである。「イスラエルの神エホバはその民を休ませられた+。定めのない時までもエルサレムに住まわれる+。26 そしてまた,レビ人は幕屋も,またその奉仕のためのどんな器具も運ぶ必要はない+」。27 ダビデの最後の言葉+によって,これらは二十歳以上のレビの子らの数であったからである。28 彼らの役目はアロン+の子らに用いられて*,中庭+のこと,食堂+のこと,あらゆる聖なるものを浄めること+に関するエホバの家の奉仕,および[まことの]神の家の奉仕の仕事をすることであった。29 それに,重ねのパン+,穀物の捧げ物のための上等の麦粉+,無酵母の+薄焼きパン+,焼き板[で焼いた菓子+],混ぜ合わせた+練り粉,およびすべて分量や大きさの計量をつかさどること+。30 朝ごとに+立って+エホバに感謝し+,これを賛美し+,夕べにも同じようにすること。31 また,安息日+,新月+,祭りの時期+に,それらに関する定めにしたがって数を合わせて,絶えずエホバの前に,すべてエホバへの焼燔の犠牲をささげること。32 そして彼らは会見の天幕の見張り+と,聖なる場所の見張り+と,エホバの家の奉仕をする彼らの兄弟たちであるアロンの子らの見張りに当たった+。
24 さて,アロンの子らには彼らの組があった。アロンの子らはナダブ+とアビフ+,エレアザル+とイタマル+であった。2 ところで,ナダブとアビフ+はその父に先立って死に+,彼らには子がなかったので,エレアザル+とイタマルが祭司を務めていた。3 それからダビデと,エレアザルの子らの出のザドク+,およびイタマルの子らの出のアヒメレク+は彼らの奉仕の職務のために彼らの組を設けた+。4 しかし,エレアザルの子らのほうがイタマルの子らよりも頭たる者が多かった。そこで彼らはこれを,エレアザルの子らで,[その]*父方の家の頭たち十六人と,イタマルの子らで,その父方の家の[頭たち]八人に分けた。
5 さらに,彼らはこれらの者をそれらの者と共に,くじ+によって分けた。聖なる場所のつかさたち+,および[まことの]神のつかさたちはエレアザルの子らからも,イタマルの子らからも出なければならなかったからである。6 それから,レビ人の出の書記官+,ネタヌエルの子シェマヤは王と君たち,祭司ザドク+とアビヤタル+の子アヒメレク+,および祭司とレビ人+の父の頭たちの前で,これを書き記した。エレアザル+のために一つの父方の家が取られ,イタマル+のためにも一つが取られた*。
7 それから,くじが出た。すなわち,第一はエホヤリブ+に。第二はエダヤに,8 第三はハリムに,第四はセオリムに,9 第五はマルキヤに,第六はミヤミンに,10 第七はハコツに,第八はアビヤ+に,11 第九はエシュアに,第十はシェカヌヤに,12 第十一はエルヤシブに,第十二はヤキムに,13 第十三はフパに,第十四はエシェブアブに,14 第十五はビルガに,第十六はイメルに,15 第十七はヘジルに,第十八はハピツェツに,16 第十九はペタフヤに,第二十はエヘズケルに,17 第二十一はヤキンに,第二十二はガムルに,18 第二十三はデラヤに,第二十四はマアズヤに[出た]。
19 これは彼らの父祖アロンの手によるその正当な権利にしたがって+エホバの家に入る,彼らの奉仕+のための職務+であった。イスラエルの神エホバが彼に命じられた通りである。
20 そして,残ったレビの子らについては,アムラム+の子らのうちではシュバエルがいた。シュバエル+の子らのうちではエフデヤ。21 レハブヤ+については,レハブヤの子らのうちではその頭イシヤ。22 イツハル人+のうちではシェロモト+。シェロモトの子らのうちではヤハト。23 そして,[ヘブロン+の]子らは,その頭はエリヤ*+,二番目[の子]はアマルヤ,三番目[の子]はヤハジエル,四番目[の子]はエカムアム。24 ウジエルの子らはミカ。ミカ+の子らのうちではシャミル。25 ミカの兄弟はイシヤであった。イシヤの子らのうちではゼカリヤ。
26 メラリ+の子らはマフリ+とムシ+であった。ヤアジヤ*の子らはベノ。27 メラリの子ら。すなわちヤアジヤからはベノ,ショハム,ザクル,イブリ。28 マフリからはエレアザルで,彼には子がなかった+。29 キシュについては,キシュの子らはエラフメエルであった。30 それに,ムシの子らはマフリ+,エデル,エリモト+であった。
これらはその父方の+家によるレビ人の子らであった。31 そして彼らもまた,その兄弟たちであるアロンの子らがしたのと全く同じように,王ダビデとザドクとアヒメレク,および祭司とレビ人の父方の家の頭たちの前でくじを引いた+。父方の家に関しては+,頭たる者もその弟と全く同じであった。
25 さらに,ダビデと奉仕の分団+の長たち+は,たて琴+と,弦楽器+とシンバル+をもって預言する者であるアサフ,ヘマン+,それにエドトン+の子らの一部の者を奉仕のために取り分けた。そして,その数のうち,彼らの奉仕のための正式の担当者は[次の通りで]あった。2 アサフの子らでは,ザクル,ヨセフ+,ネタヌヤ,アシャルエラ+。アサフの子らで,王の指揮下で預言する者であったアサフ+の指揮下にあった。3 エドトン+について。エドトンの子らはゲダリヤ+,ツェリ+,エシャヤ+,[それにシムイ]*,ハシャブヤ,マタテヤ+の六人で,エホバに感謝し,これを賛美するために+,たて琴をもって預言する彼らの父エドトンの指揮下にあった。4 ヘマン+について。ヘマンの子らはブキヤ+,マタヌヤ+,ウジエル+,シェブエル*,それにエリモト,ハナニヤ+,ハナニ,エリアタ+,ギダルティ+,それにロマムティ・エゼル+,ヨシュベカシャ+,マロティ+,ホティル+,マハジオト。5 これらは皆,[まことの]神の事柄で角笛を高く上げる,王の幻を見る者+であるヘマンの子らであった。このように,[まことの]神はヘマンに息子十四人と娘三人を与えられた+。6 これらは皆,その父の指揮下にあって,シンバル+,弦楽器+およびたて琴+をもってエホバの家で歌い,[まことの]神の家の奉仕に当たった。
アサフ,エドトン,ヘマン+は,王の指揮下にあった。
7 そして,彼らおよびエホバへの歌の訓練を受けたその兄弟たち+,彼らはみな専門家+であるが,その数は二百八十八人であった。8 そこで,彼らは,小なる者も大なる者と同じように+,専門家+も学ぶ者も一緒に,処理されるべき事柄に関してくじを引いた+。
9 こうして,くじが出た。すなわち,アサフに属する第一[のくじ]はヨセフ+に,第二はゲダリヤ+に(彼と兄弟たち,およびその子らは十二人であった)。10 第三はザクル+に。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。11 第四はイツリ+に。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。12 第五はネタヌヤ+に。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。13 第六はブキヤに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。14 第七はエシャルエラ+に。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。15 第八はエシャヤに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。16 第九はマタヌヤに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。17 第十はシムイに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。18 第十一はアザルエル+に。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。19 第十二はハシャブヤに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。20 第十三はシュバエル+。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。21 第十四はマタテヤ。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。22 第十五はエレモトに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。23 第十六はハナニヤに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。24 第十七はヨシュベカシャに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。25 第十八はハナニに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。26 第十九はマロティに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。27 第二十はエリアタに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。28 第二十一はホティルに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。29 第二十二はギダルティに。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。30 第二十三はマハジオト+に。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。31 第二十四はロマムティ・エゼル+に。その子ら,およびその兄弟たち,十二人。
26 門衛+の組について。すなわち,コラ人+ではアサフの子らのコレの子メシェレムヤ+。2 そして,メシェレムヤには子らがあった。すなわち,長子はゼカリヤ,二番目[の子]はエディアエル,三番目[の子]はゼバドヤ,四番目[の子]はヤトニエル,3 五番目[の子]はエラム,六番目[の子]はエホハナン*,七番目[の子]はエルエホ・エナイ。4 そして,オベデ・エドム+には子らがあった。すなわち,長子はシェマヤ,二番目[の子]はエホザバド,三番目[の子]はヨアハ,四番目[の子]はサカル,五番目[の子]はネタヌエル,5 六番目[の子]はアミエル,七番目[の子]はイッサカル,八番目[の子]はペウレタイ。神が彼を祝福されたからである+。
6 そして,彼の子シェマヤにも子らが生まれ,その父の家を治める者となった。彼らは有能で力のある者だったからである。7 シェマヤの子らはオトニとレファエルとオベデ,エルザバド,彼の兄弟たちは有能な者,エリフとセマクヤであった。8 これらは皆,オベデ・エドムの子らの出の者で,彼らとその子らとその兄弟たちは奉仕にふさわしい力を持つ有能な者であった。オベデ・エドムに属する者は六十二人。9 そしてメシェレムヤ+にも子らと兄弟たちがあり,有能な者で,十八人であった。10 また,メラリの子らの出のホサにも子らがあった。シムリが頭であった。彼は長子+ではなかったが,その父が彼を頭に任じたからである+。11 二番目[の子]はヒルキヤ,三番目[の子]はテバルヤ,四番目[の子]はゼカリヤ。ホサの子らと兄弟たちは全部で十三人であった。
12 これらの門衛の組では,頭たる者たちにはその兄弟たちと全く同じように責務があって+,エホバの家で奉仕した。13 そこで彼らは小さい者のためにも大いなる者と同じようにその父方の家ごとに+,それぞれ別の門のためにくじを引いた+。14 すると,東方のくじはシェレムヤ+に当たった。彼の子で,思慮分別のある顧問官+,ゼカリヤ+のために彼らはくじを引き,そのくじは北方+と出た。15 オベデ・エドムには南方,その子ら+には倉庫+。16 シュピムとホサ+には西方。これは上りの街道の傍らの“シャレケト門”のすぐそばにあり,守衛の分団+と守衛の分団とが相対していた+。17 東方には六人のレビ人がいた。北方には日々四人,南方には日々+四人,倉+には二人ずつ。18 西方の前廊には,街道の傍ら+に四人,前廊に二人であった。19 これらはコラ人+の子らとメラリ+の子らの門衛の組であった。
20 レビ人については,アヒヤは[まことの]神の家の宝物倉+と聖なるものとされた物+の宝物倉とをつかさどった。21 ラダン+の子ら,ラダンに属するゲルション人の子ら,ゲルション人ラダンに属する父方の家の頭たち,すなわちエヒエリ+。22 エヒエリの子ら,ゼタムとその兄弟ヨエル+は,エホバの家の宝物倉+をつかさどった。23 アムラム人,イツハル人,ヘブロン人,ウジエル人+については,24 モーセの子ゲルショムの子シェブエル*+が倉をつかさどる指揮者であった。25 その兄弟たちに関しては,エリエゼル+の者はその子レハブヤ+,その子エシャヤ,その子ヨラム,その子ジクリ,その子シェロモトであった。26 このシェロモトとその兄弟たちは,王ダビデ+と父方の家の頭たち+,および千人隊と百人隊の長たち,それに軍の長たちが聖なるものとした+,聖なるものとされた物のすべての宝物倉をつかさどった。27 戦い+と分捕り物+から,彼らはエホバの家を維持するために[物]を聖なるものとした。28 そしてまた,予見者+サムエル,キシュの子サウル,ネルの子アブネル+,ツェルヤ+の子ヨアブ+が聖なるものとした物も皆。すべて人が聖なるものとした物は*シェロミト*とその兄弟たちの監督下にあった。
29 イツハル人+のうちでは,ケナヌヤとその子らはつかさ人および裁き人+としてイスラエルに関するほかの+仕事に当たった。
30 ヘブロン人+のうちでは,ハシャブヤとその兄弟たち,有能な者たち+,千七百人が,ヨルダンの地方の西方でエホバのすべての仕事および王の奉仕のためにイスラエルの管理に当たった。31 ヘブロン人のうちでは,エリヤ+はその世代の人々と父祖たちによるヘブロン人の頭であった。ダビデの王政の第四十年に+彼らは尋ね求められ,勇敢で力のある者たちがギレアデ+のヤゼル+で彼らのうちに見いだされた。32 そして彼の兄弟たち,有能な者たち+は二千七百人で,父方の家の頭たち+であった。そこで,王ダビデは彼らをルベン人,ガド人,マナセ人の半部族+の上に選任し,すべて[まことの]神の事柄と王の事柄+とに当たらせた。
27 イスラエルの子らについては,その数によれば,父方の+家の頭たち,千人隊と百人隊+の長たち+,および一年のすべての月を通じて月ごとに入ったり出たりする者たちの組についてのすべての事柄で王に奉仕した+彼らのつかさ人については,各々の組は二万四千人であった。
2 第一の月の第一の組をつかさどったのはザブディエルの子ヤショブアム+であり,その組には二万四千人いた。3 奉仕の分団のすべての長の頭であるペレツ+の子らのある者は第一の月を担当した。4 そして,第二の月の組をつかさどったのはその組を率いるアホアハ人+ドダイ+であり,ミクロトが指揮者で,その組には二万四千人いた。5 第三の月のための第三の奉仕の分団の長は祭司長エホヤダ+の子ベナヤ+であり,その組には二万四千人いた。6 このベナヤ+はあの三十人+の力ある者のひとりで,三十人をつかさどっていた。その組[をつかさどったの]はその子アミザバドであった。7 第四の月のための第四[の長]はヨアブの兄弟+アサエル+で,その子ゼバドヤがこれを継ぎ,その組には二万四千人いた。8 第五の月のための第五の長はイズラハ人シャムフト+で,その組には二万四千人いた。9 第六の月のための第六[の長]はテコア人+イケシュ+の子イラ+で,その組には二万四千人いた。10 第七の月のための第七[の長]はエフライムの子らの出のペロン人+ヘレツ+で,その組には二万四千人いた。11 第八の月のための第八[の長]はゼラハ人+に属するフシャ人シベカイ+で,その組には二万四千人いた。12 第九の月のための第九[の長]はベニヤミン人に属するアナトテ人+アビ・エゼル+で,その組には二万四千人いた。13 第十の月のための第十[の長]はゼラハ人+に属するネトファ人マハライ+で,その組には二万四千人いた。14 第十一の月のための第十一[の長]はエフライム+の子らの出のピルアトン人ベナヤ+で,その組には二万四千人いた。15 第十二の月のための第十二[の長]はオテニエルに属するネトファ人ヘルダイ+で,その組には二万四千人いた。
16 そして,イスラエルの各部族+をつかさどったのは,ルベン人では,ジクリの子エリエゼルが指揮者であった。シメオン人ではマアカの子シェファトヤ。17 レビではケムエルの子ハシャブヤ。アロンではザドク+。18 ユダではダビデの兄弟+の一人エリフ+。イッサカルではミカエルの子オムリ。19 ゼブルンではオバデヤの子イシュマヤ。ナフタリではアズリエルの子エリモト。20 エフライムの子らではアザズヤの子ホシェア。マナセの半部族ではペダヤの子ヨエル。21 ギレアデのマナセの半部族ではゼカリヤの子イド。ベニヤミンではアブネル+の子ヤアシエル。22 ダンではエロハムの子アザルエル。これらはイスラエルの各部族の君たち+であった。
23 ところで,ダビデは二十歳以下の者の数は調べなかった。エホバがイスラエルを天の星のように多くすると約束されたからである+。24 ツェルヤの子ヨアブ+は数え始めたが,し終えなかった+。このため,憤り+がイスラエルに臨み,その数はダビデ王の時代の事績の記録には載らなかった。
25 そして,王の宝物倉+をつかさどったのはアディエルの子アズマベトであった。また,野+や,諸都市+や村々や,もろもろの塔にある宝物倉をつかさどったのはウジヤの子ヨナタン*であった。26 また,野の仕事+をして,土地の耕作に当たった者をつかさどったのは,ケルブの子エズリであった。27 そして,ぶどう園+をつかさどったのはラマ人シムイであった。ぶどう酒の貯蔵品のためぶどう園にあるものをつかさどったのはシフム人ザブディであった。28 そして,シェフェラ*+にあるオリーブ畑とエジプトいちじく+の木をつかさどったのはゲデル人バアル・ハナンであった。油+の貯蔵品をつかさどったのはヨアシュであった。29 そして,シャロン+で草を食べる牛の群れをつかさどったのはシャロン人シトライであった。低地平原の牛の群れをつかさどったのはアドライの子シャファトであった。30 また,らくだ+をつかさどったのはイシュマエル人+オビルであった。雌ろばをつかさどったのはメロノト人エフデヤであった。31 それに,羊の群れをつかさどったのはハグリ人ヤジズであった。これらは皆,ダビデ王に属する財産のつかさであった。
32 そして,ダビデのおい*ヨナタン+は顧問官で,理解力のある人+であり,彼はまた書記官でもあった。ハクモニ+の子エヒエルは王の子ら+と共にいた。33 そして,アヒトフェル+は王の顧問官+であった。アルキ人+フシャイ+は王の友+であった。34 そして,アヒトフェルを継いだのはベナヤ+の子エホヤダとアビヤタル+であり,ヨアブ+は王の軍の長であった。
28 それからダビデはイスラエルのすべての君たち+,すなわち各部族の君+,王に奉仕する者たちの各組の君+,千人隊の長*+,百人隊の長+,王とその子ら+のすべての財産+と畜類+の長を,廷臣+や力のある者+,つまりすべての勇敢で力のある者と共にエルサレムに召集した。2 そこで王ダビデはその足で立ち上がって,こう言った。
「わたしの兄弟たち,わたしの民よ,わたし[の言うこと]を聞きなさい。わたしとしては,エホバの契約の箱のため,またわたしたちの神の足台+として,憩いの家を建てることが心に掛かっていた+ので,わたしは建てる用意をした+。3 だが,[まことの]神がわたしに言われた,『あなたがわたしの名のために家を建てることはない+。あなたは戦人であって,血を流してきたからである+』。4 こうしてイスラエルの神エホバはわたしの父の全家からわたしを選んで+,定めのない時までもイスラエルの王+としてくださった。[神]が指導者としてお選びになったのはユダであり+,ユダの家の中ではわたしの父の家+,わたしの父の子ら+のうちではわたしが[神]のよしとされた者+であり,わたしを全イスラエルの王としてくださったからである。5 そして,わたしのすべての子らの中から(エホバがわたしに授けてくださった子らは多かったが+),わたしの子ソロモン+を選んで,イスラエルを治めるエホバの王権の座+に座らせてくださった。
6 「さらに,わたしにこう言われた。『あなたの子ソロモンこそ,わたしの家+とわたしの中庭を建てる者である。わたしは彼をわたしの子として選んだのであり+,わたしが彼の父となるからである+。7 そして,もし彼が今日のように,わたしのおきて+とわたしの司法上の定め+を行なおうと堅く決意しているなら,わたしは必ず彼の王権+を定めのない時までも堅く立てるであろう』。8 それで今,エホバの会衆*+,全イスラエルの目の前で,またわたしたちの神の聞かれるところで+,あなた方の神エホバのおきてをことごとく守り行ない,求めよ。それは,あなた方がこの良い地+を所有し,あなた方の後の子らに定めのない時までもこれを相続地として必ず譲るためである。
9 「それで,我が子ソロモンよ,あなたはあなたの父の神を知り+,全き心+と喜ばしい魂+とをもって[神]に仕えるように+。すべての心をエホバは探り+,すべての考えの傾向をわきまえておられるからである+。もしあなたが[神]を求めるなら,ご自分をあなたに見いだされるようにされるが+,もしあなたが[神]を捨てるなら+,あなたを永久に捨て去られるであろう+。10 それで,気をつけなさい。エホバが聖なる所となる家を建てさせるため,あなたを選ばれたのだ。勇気を出して行ないなさい+」。
11 こうしてダビデはその子ソロモンに,玄関+,その家,その貯蔵室+,その屋上の間+,その暗い奥の部屋,なだめの覆い*の家+の建築計画+を授けた。12 すなわち,霊感によって*+彼のうちにあったすべてのものの建築計画であった。つまり,エホバの家の中庭+のこと,周囲のすべての食堂+のこと,[まことの]神の家の宝物倉のこと,聖なるものとされた物の宝物倉+のこと,13 祭司とレビ人の組+のこと,エホバの家の奉仕のすべての仕事のこと,エホバの家の奉仕に用いるすべての器具のことである。14 金については,それぞれ別の奉仕のためのすべての器具に使う金が目方で,すべての銀の器具については,それぞれ別の奉仕のためのすべての器具+のために目方で[示され],15 金の燭台+とその金のともしび皿のための目方は,それぞれ別の燭台とそのともしび皿の目方で,また銀の燭台については,それぞれ別の燭台の奉仕にしたがって,燭台とそのともしび皿のための目方で[示され],16 金はそれぞれ別の食卓のために,重ねのパンの食卓+のための目方で,また銀の食卓のための銀,17 純金の,肉刺し,鉢+,水差し,小さい金の鉢+については,それぞれ別の小さな鉢のための目方で,小さな銀の鉢については,それぞれ別の小さな鉢のための目方で,18 精錬された金の香壇+については目方で,また兵車+,すなわち[翼を]広げて,エホバの契約の箱の上をさえぎるための金のケルブ+のひな型についても[示されていた]。19 「エホバはわたしの上にあるそのみ手からの書き物+の中のすべての事柄のため,洞察力をわたしに授けられた。すなわち,建築計画+のすべての仕事のためである」。
20 そしてダビデはさらにその子ソロモンに言った,「勇気を出し+,強くあって,行ないなさい。恐れてはならず+,おびえてもならない+。わたしの神,エホバ神があなたと共におられるからである+。[神]はあなたを見放したり+,あなたを捨てたりなさることなく,ついにエホバの家の奉仕のすべての仕事は完成されることになる。21 そして,見よ,[まことの]神の家のすべての奉仕のために祭司とレビ人+の組+がある。あらゆる奉仕のために+技能のある,進んで事に当たる+者が皆,どんな仕事にもあなたと共におり,また君たち+やすべての民も,あなたのすべての言葉を待っている」。
29 さて,王ダビデは全会衆+に言った,「我が子ソロモンは,神が選ばれた者+であるが,若くて+,か弱い。しかもこの仕事は大きい。この城*は人のためではなく+,エホバ神のためのものだからである。2 それで,わたしは全力をつくして+,わたしの神の家のために,金細工品のための金+,銀細工品のための銀,銅細工品のための銅,鉄細工品のための鉄+,木工品のための材木+を用意した+。しまめのう+,固いモルタルではめ込まれる石,モザイク用の小石,あらゆる宝石,雪花石こう石をおびただしく[用意した]。3 それに,わたしはわたしの神の家を喜んでいるので+,なおわたしの特別な資産+である金銀がある。わたしは,聖なる家のために用意したすべてのものに加えて,わたしの神の家のためにまさしくこれを献ずる+。4 すなわち,家々の壁に着せるため,オフィル+の金のうち金三千タラントと,精錬された銀七千タラントを[献ずる]。5 金は金細工品のため,銀は銀細工品のため,またすべて職人の手による仕事のためである。それで,今日,だれかエホバのために自ら進んでその手を[供え物で]満たす者がいるであろうか+」。
6 そこで,父方の+家の*君たち+,イスラエルの各部族の君たち+,千人隊+と百人隊+の長たち,王の仕事+のつかさたちは自ら進んで申し出た。7 こうして,彼らは[まことの]神の家の奉仕のために五千タラント*一万ダリク*相当の金,一万タラント相当の銀,一万八千タラント相当の銅,十万タラント相当の鉄を献じた+。8 そして,だれでも自分のもとにあるだけの石を,ゲルション人+エヒエル+の監督下にあるエホバの家の宝物倉に献じた。9 それで,民は自発的な捧げ物をしたことを歓ぶようになった。彼らはエホバに全き心をもって自発的な捧げ物をしたからである+。また,王ダビデも大いなる喜びを抱いて歓んだ+。
10 そのため,ダビデは全会衆+の目の前でエホバをほめたたえた+。ダビデは言った,「私たちの父イスラエルの神エホバ+よ,あなたが定めのない時から定めのない時までもほめたたえられますように+。11 エホバよ,偉大さ+と力強さ+と麗しさ+と卓越性+と尊厳+とは,あなたのものです。天と地にあるものは皆[あなたのもの+]だからです。すべてのものの頭として自らを高めておられる方+,エホバよ,王国+も,あなたのものです。12 富+と栄光+はあなたによるものです。あなたはすべてのものを支配して*おられます+。あなたのみ手には力+と力強さ+があります。あなたのみ手にはすべてのものを大いなるものとし+,強さを付与する+[能力]があります。13 それで今,私たちの神よ,私たちはあなたに感謝し+,あなたの麗しい+み名を賛美して+おります。
14 「それにしても,私は何者なのでしょう+。私の民は何者なのでしょう。このように自発的な捧げ物をする力を保てますとは+。すべてのものはあなたから出ていますので+,あなたのみ手から受けて,あなたに献じたのです。15 私たちはすべての父祖たちと同様,あなたのみ前では外人居留者で,移住者+なのです。地上での私たちの日は影のようなもので+,望みもありません。16 私たちの神エホバよ,あなたの聖なるみ名のためにあなたに家を建てようと私たちが用意致しましたこのすべてのおびただしいもの,これはあなたのみ手から出たもので,皆あなたのものです+。17 そして,私の神よ,私は,あなたが心を調べられる方+で,あなたが喜ばれるのは方正であること+をよく知っています。私は,心の廉直さにしたがってこれらすべてのものを自ら進んでささげましたし,それに今,ここに居合わせておりますあなたの民が自ら進んであなたに捧げ物をするのを,私は見て歓びました。18 私たちの父祖アブラハム,イサク,イスラエルの神エホバ+よ,どうかこれをあなたの民の心の考えの傾向として+,定めのない時までも守り,彼らの心をあなたに向けさせてください+。19 そして,我が子ソロモンに全き心を与えて+,あなたのおきて+と,あなたの証*+と,あなたの規定+とを守らせ,すべてのことを行なわせ,私が用意を致しました+城を建てさせてください+」。
20 そしてダビデはさらに全会衆+に向かって,「さあ,あなた方の神エホバをほめたたえなさい+」と言った。すると,全会衆は彼らの父祖たちの神エホバをほめたたえ,身を低くかがめて+,エホバと王に平伏した+。21 そして,その日の翌日,彼らはエホバに犠牲をささげ+,エホバに焼燔の捧げ物+をささげ続けた。若い雄牛千頭,雄羊千頭,雄の子羊千頭とその飲み物の捧げ物+,実際,全イスラエルのための数多くの犠牲+[をささげた]。22 そして彼らはその日,大いなる歓びを抱いて,エホバの前に食べたり飲んだりするのであった+。次いで彼らはもう一度ダビデの子ソロモンを王とし+,エホバのために彼に油をそそいで指導者+とし,またザドク+を祭司とした。23 こうしてソロモンはその父ダビデに代わって王としてエホバの王座に座し+,成功を収めるようになった+。イスラエル人はみな彼に従順に従った。24 すべての君たち+,力のある者たち+,またダビデ王のすべての子ら+は,王ソロモンに服した*。25 そして,エホバは引き続き全イスラエルの目の前にソロモンを並外れて大いなる者とし+,彼より前のイスラエルのどの王にも臨んだことのないほどの王威を彼に付与された+。
26 エッサイの子ダビデは,全イスラエルを治めた+。27 彼がイスラエルを治めた期間は四十年であった+。ヘブロンで七年治め+,エルサレムで三十三[年]治めた+。28 こうして,やがて彼はかなりの高齢で,よわいや富+や栄誉+にも満ち足りて死に+,その子ソロモンが彼に代わって治めはじめた+。29 王ダビデの事績は,最初のものも最後のものも,予見者*+サムエルの言葉,預言者ナタン+の言葉,幻を見る者*であるガド+の言葉の中にまさしく記されている。30 彼のすべての王政,その力強さ,彼およびイスラエル,それに各地のすべての王国+の上に経過した時代+のことも共に[記されている]。
字義,「日々の出来事」,マソ本; 七十訳,ウル訳ク,「パラリポメノン」,「[サムエル記および列王記から]除外された(告げられぬままにされた; 省かれた)もの」の意。ウルガタ訳の翻訳者ヒエロニムスは「クロニコン」という名称を提唱した。英訳聖書の「クロニクルズ」(「歴代誌」)はここから来ている。
「リファト」,七十訳,ウル訳,約30のヘブライ語写本,および創 10:3; マソ本,「ディファト」。
「タルシシュ」,七十訳,ウル訳,および創 10:4; マソ本,「タルシシャ」。
「ロダニム」,マソ本,七十訳; シリ訳,ウル訳,多くのヘブライ語写本,および創 10:4,「ドダニム」。
「それにウツ」,マソ本,シリ訳,ウル訳; 七十訳アレ写,ヘブライ語写本ケニコット175,および創 10:23,「そして,アラムの子らは,ウツ」。
「マシュ」,シリ訳,六つのヘブライ語写本,および創 10:23; マソ本,「メシェク」; 七十訳アレ写,ウル訳,「モソク」。
「分離; 流れ」の意。
または,「地の民」。
「オバル」,シリ訳,19のヘブライ語写本,および創 10:28; マソ本,ウル訳,「エバル」。
「ツェフォ」,約30のヘブライ語写本および創 36:11; マソ本,「ツェフィ」。
「ホマム」,マソ本,シリ訳,ウル訳; 七十訳および創 36:22,「ヘマム」。
「アルワン」,多くのヘブライ語写本および創 36:23; マソ本,ウル訳,「アルヤン」。
「シェフォ」,幾つかのヘブライ語写本および創 36:23; マソ本,ウル訳ク,「シェフィ」。
「ヘムダン」,七十訳アレ写,多くのヘブライ語写本,および創 36:26; マソ本,シリ訳,「ハムラン」; ウル訳ク,「ハムラム」。
「(そして)アカン」,七十訳アレ写,22のヘブライ語写本,および創 36:27; マソ本,「ヤアカン」。
「ディシャン」,ウル訳クおよび創 36:28; マソ本,七十訳,シリ訳,ウル訳,「ディション」。
「ハダド」,マソ本,七十訳,シリ訳,ウル訳; 創 36:39では「ハダル」。
「パウ」,タル,七十訳ラ,シリ訳,ウル訳ク,多くのヘブライ語写本,および創 36:39; マソ本,「パイ」。
「アルワ」,マソ本欄外,タル,ウル訳,多くのヘブライ語写本,および創 36:40; マソ本,「アルヤ」。
または,「(に)悩みをもたらす者」。ヘ語,オーケール。アーカールというこの人物の名にかけた一種の言葉のしゃれ。
9節では「ケルバイ」。
「それに依存する町々」。字義,「彼女の娘たち」。
「オツェム,アヒヤ」,マソ本; 七十訳,「その兄弟アソム」; ウル訳,「アソムとアヒア」。
9節では「ケルバイ」。
「バテ・シバ」,ウル訳; マソ本,「バト・シュア」。
「エホラム」,王二 1:17と同様。字義,「ヨラム」。
「エホアシュ」,王二 11:21と同様。字義,「ヨアシュ」。
「ヨハナン」,マソ本,七十訳,シリ訳,ウル訳; 七十訳ラ,「ヨアハズ」。
「イツハル」,マソ本,ウル訳; マソ本欄外,「とツォハル」。
「ケルブ」,マソ本; 七十訳,シリ訳,ウル訳ク,「カレブ」。
「職人の谷」の意。
または,「モアブで支配した」。
「かなり広くて」。字義,「両側(すべての側)が広くて」,つまり,広々として。
王二 20:10の脚注参照。
「ハム人の天幕」,訂正による; マソ本,「彼らの天幕」。
字義,「東の顔全体」。
すなわち,ヤラベアム二世。王二 14:16-29参照。
字義,「弓を踏み」,すなわち多くの場合,弓の真ん中に足をしっかりと据えることによって。
字義,「そして人(人間)の魂」。ヘ語,ウェネフェシュ アーダーム; ラ語,エト アニマース ホミヌム。
字義,「名(複)の人々」。
七十訳バグスター,シリ訳,ウル訳は,ここで5章が終わっている。マソ本,七十訳は41節まで続く。
マソ本と七十訳はこの節が41節となっており,ここで5章が終わっている。
1節では「ゲルション」。
「奉仕する者」。字義,「奉仕している(仕えている)者」。ヘ語,メショルティーム; ラ語,ミニストラーバント,「奉仕していた」。
イザ 15:4およびエレ 48:34では「ヤハツ」; マソ本,「ヤハツァ」。
「五人」,マソ本,七十訳,ウル訳; シリ訳,「四人」。
または,「彼らは妻や子を殖やした」。
「シャルム」,マソ本,七十訳; 七十訳ラ,七つのヘブライ語写本,創 46:24および民 26:49,「シレム」。
「彼はその子の名を……と呼んだ」。または,「その子の名は……と呼ばれた」。タル,シリ訳,および四つのヘブライ語写本,「彼女はその子の名を……と呼んだ」。
「ヌン」,ウル訳; マソ本,「ノン」。
または,「ヨシュア」。
「ガザ」,タルおよび多くのヘブライ語写本。ユダに割り当てられたフィリスティアのガザではない。
「シェメル」,マソ本,七十訳バチ写; 七十訳アレ写,ウル訳,「ショメル」。
「また,アフヨ」,マソ本; 七十訳アレ写,ラ,「また,彼らの兄弟たちは」。
「ギベオンの父,エイエル」,七十訳ラおよび9:35。
「ヨナタン」。ヘ語,エホーナーターン。
「バビロン」,七十訳,ウル訳; マソ本,シリ訳,「バベル」。
または,「イスラエル」。
「およびネティニム(神殿奴隷)」。字義,「および与えられた者たち」。ヘ語,ウェハンネティーニーム。民 3:9の脚注と比較。
「バニの子,[バニは]……ペレツの子らの出の者」,七十訳4写,ウル訳。
「シロ人」。シロの住民ではなく,ユダの3番目の子,シェラの子孫。創 46:12参照。
「の指揮者」。ヘ語,ネギード; ラ語,ポンティフェクス,「大祭司」。
「指揮者」。ヘ語,ナーギード; ラ語,ドゥクス。
「任じた」。字義,「立てた」。
字義,「四つの風」。
「開けた」,意味をはっきりさせるための挿入; 七十訳は,「神殿の扉を開けた」と読んでいる。
「タフレア,アハズ」,七十訳ラ,ウル訳ク; マソ本,「タフレア」。
「彼らの神」。または,「彼らの神々」。ヘ語,エローヘーヘム。エローアハの複数形で,フィリスティア人の神ダゴンの卓越を表わす; ギ語,テウー; ラ語,デイー。裁 16:23の脚注と比較。
または,「長老」。
「三人」,七十訳ラ; マソ本,七十訳,シリ訳,ウル訳,「三十人」。
「彼」,七十訳,ウル訳,およびサム二 23:12; マソ本,シリ訳,ウル訳ク,「彼ら」。
または,「命」。
「彼はあの三人の中で名を得ていた」,タル,七十訳,シリ訳,ウル訳,および多くのヘブライ語写本。サム二 23:18参照。
「三人」,マソ本,七十訳; シリ訳,「三十人」; ウル訳,「二番目の三人」。
約2.23㍍。
「エレミヤ」。ヘ語,イルメヤー。
「エレミヤ」。ヘ語,イルメヤーフー。
字義,「衣のように包んだ」。
字義,「倒れ[て去っ]た」。
「彼」,七十訳アレ写,ラ,ウル訳; マソ本,七十訳シナ写,バチ写,「彼ら」。
「その主」。ヘ語,アドーナーウ。アードーンの複数形で,卓越を表わす。
または,「[家の]」; 七十訳ラ,「子らの」。マソ本は省いている。
字義,「名(複)の人々」。
「ダビデを助ける点で」,七十訳。
「食物」。字義,「パン」。
「会衆」。ギ語,エックレーシアーイ,「エクレシア」。
「エジプトの川から」。ヘ語,ミン・シーホール ミツライム; ウル訳ク(ラ語),アー シホル アエギュプティー。
「ハマトに入るところまで」。字義,「人がハマトに入る所まで」。
「ウザに対する憤激」の意。
字義,「彼らの前に」。創 10:9,「敵対する」の脚注と比較。
「自分たちの神々」,マソ本(ヘ語,エローヘーヘム),七十訳,ウル訳。
「バカの茂み」。ヘ語,ハッベカーイーム; 七十訳,ウル訳,「なしの木」。
字義,「名」。
「エホバ」,アレポ写,レニングラードB19A,および多くの写本。
「場所」,タル,ウル訳,および四つのヘブライ語写本; マソ本は省いている。
「アラモト」,説明されていない音楽用語。字義,「若い女たち」。多分,若い女たちのソプラノの声,または少年たちのファルセットを指す。
「シェミニト」。字義,「第八」。第8音,または低音オクターブを指すのかもしれない。
「彼は……指図をした」。ヘブライ語ではこれは動詞の不定詞独立形で,時に関しては不定で,非人称。
「[まことの]神」。ヘ語,ハーエローヒーム; ギ語,テウー; シリ訳,「エホバの箱」。
「奉仕者(従者)として」。ヘ語,メショルティーム; 6:32の脚注と比較。
または,「その不思議」; もしくは,「その印」。
字義,「胤」。
「わたしの油そそがれた者たちに」。ヘ語,ビムシーハーイ; ギ語,クリストーン; シ語,ラムシーハイ; ラ語,クリストース。
「神々」,ヘ語,エローヒーム。
「無価値な神」,ヘ語,エリーリーム; 七十訳,ウル訳,「偶像」; シリ訳,「像」。
「産出的な地」。ヘ語,テーヴェール; ギ語,ゲー; ラ語,オルベム,「円」,すなわち,地の。
または,「その忠節な愛」。
または,「そして,すべての民は,『アーメン!』と言え。彼らはエホバを賛美しなければならない」。ウル訳,「そして,すべての民は言え,『アーメン!』,またエホバへの賛歌」。
「一つの家」,すなわち,王の家系,王朝。
または,「わたしの忠節な愛」。
「申し上げる」。字義,「加える」。
「神」。ヘ語,エローヒーム; ラ語,デウス。
「あなたがこの僕に……啓示された」。字義,「あなたが……この僕の耳の覆いを除かれた」。
「それに依存する町々」。字義,「彼女の娘たち」。
字義,「贈り物」。
字義,「その手」。
「兵車百組」かもしれない。
または,「シリア人」。
「守備隊を置き」,タル,七十訳,ウル訳,一つのヘブライ語写本,およびサム二 8:6。
「トウ」,マソ本,ウル訳; サム二 8:9,10,「トイ」。
字義,「祝福させ」。
字義,「トウの戦いの人となった」。
字義,「思い出させる者」。
「アヒメレク」,七十訳,シリ訳,ウル訳,12のヘブライ語写本,およびサム二 8:17; マソ本,七十訳シナ写,「アビメレク」。
創 24:10の脚注参照。
付録8イ参照。
字義,「戦いの顔」。
すなわち,ユーフラテス川。
サム二 10:16では「ショバク」。
「彼らの王モルコル」,七十訳; ウル訳,「メルコム」。サム二 12:30,「マルカム」の脚注参照。
付録8イ参照。
または,「それにはひとつの宝石があった」。
「斧[を使う仕事]に」,サム二 12:31と一致させたわずかな訂正による。マソ本,「石のこぎり[を使う仕事]に」。
「レファイム」。BHK(ヘ語),ハーレファーイーム; ウル訳,「ラファイム」; 七十訳,「巨人たち」。
サム二 21:18では「サフ」。
または,「ガトのゴリアテ」。
字義,「ラファに」。ヘ語,レハーラーファー。ここに出ている父の名は巨人の種族全体を表わすものと解釈される。
字義,「エホナタン」。
または,「抵抗する者」。ヘ語,サーターン; シ語,サーターナー; 七十訳,「悪魔」; ラ語,サタン。
サム二 24:16では「アラウナ」。
「(したのは,)私ではありませんか」。字義,「また,私が……(した)彼です」。ヘ語,ワアニー・フー; ギ語,エゴー エイミ。アニー フー(「私は彼です」)という表現は,ここでは人間であるダビデが用いている。マソ本のほかの箇所ではこの表現は神によって用いられている。申 32:39; イザ(41:4; 43:10,13; 46:4; 48:12; 52:6)参照。
付録8イ参照。
「神」。ヘ語,エローヒーム; ギ語,テオン; シ語,「エホバ」; ラ語,デウム。
「[まことの]神エホバ」。ヘ語,エフワー ハーエローヒーム; この表現が最初に出て来る箇所。創 2:4,「神」の脚注参照。
「外人居留者」。または,「とう留者」。ヘ語,ハッゲーリーム; 七十訳,ウル訳(ラ語,プロセーリュティー),「改宗者」。
「麗しい栄誉の点で」。字義,「名の点で,また美しさの点で」,二詞一意の表現法。創 3:16の脚注と比較。
字義,「多くの血」。
字義,「平静(穏やかさ)の人」。
「平和を好む」の意。
金1トロイオンス350(米)㌦として約385億3,500万㌦に相当。
字義,「一千,幾千」。
銀1トロイオンス7(米)㌦として約77億700万㌦に相当。
「ジナ」,マソ本; 七十訳,ウル訳,一つのヘブライ語写本,および11節,「ジザ」。
「神聖なものとする(聖なるものとみなす; 神聖なものとして扱う)ために」。ヘ語,レハクディーショー; ギ語,トゥー ハギアステーナイ。
「[まことの]神の人」。ヘ語,イーシュ ハーエローヒーム。付録1ヘ参照。
「彼は神のもとに帰った; 神の捕らわれ人」の意; 24:20では「シュバエル」。モーセの子ゲルショムの子または一子孫を指していると解される。
字義,「頭蓋骨」。
字義,「子らの手に[あり]」。
「その(彼らの)」,シリ訳および五つのヘブライ語写本。
「エレアザルのために父方の家が一つずつ,イタマルのためにも一つずつ」,七十訳。
「ヘブロンの子らは,その頭はエリヤ」,七十訳ラおよび23:19。
「ヤアジヤ」,マソ本; 七十訳,「ウジヤ」。
「それにシムイ」,七十訳および一つのヘブライ語写本。17節参照。
「エホバは恵みを示してくださった; エホバは慈しみに富んでおられた」の意。ヘ語,エホーハーナーン。ヨハネによる書の書名の脚注と比較。
「シュバエル」,七十訳,ウル訳ク。23:16の脚注と比較。
「すべて人が聖なるものとした物は」。字義,「人が神聖なものとしていた物はみな」。
「シェロミト」,マソ本,ウル訳ク; 七十訳,「シェロモト」。
ヘ語,エホーナーターン。
または,「低地」。
または,「君」。ヘ語,ウェサーレー。
「会衆」。ヘ語,ケハル; ギ語,エックレーシアス。
または,「この神殿」。ヘ語,ハッビーラー。
字義,「父たちの」。
金1トロイオンス350(米)㌦として約19億2,675万㌦に相当。付録8イ参照。
ペルシャの金貨。付録8イ参照。
「支配して」。ヘ語,モーシェール。これと関係のある名詞で,「支配」または「主権」を意味するメムシャーラーの変化形が出ている,詩 103:22参照。
または,「諭し」。
「予見者」。ヘ語,ハーローエ。
「幻を見る者」。ヘ語,ハホーゼ。すなわち隠された事柄,もしくは将来の事柄に関して,神からの幻を見る人。