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目ざめよ! 1971
目71 9/22 27ページ

敬けんな原則をしっかりと守る若い人々

オランダ領アンチル諸島に住む,エホバの証人の家族のある少年は,担任の先生の誕生日に「誕生日おめでとう」の歌をクラスの生徒たちといっしょにうたわなかったため,入学そうそう先生からたいへんひどい罰を受けました。それまでにエホバの証人の子弟を受け持った経験のなかった先生は,その少年がエホバの証人は誕生日を祝わないと言っても信じませんでした。さらに悪いことには,証人でないひとりの友だちが少年といっしょになってうたうのを拒んだため,先生は少年が新らたな反抗の一味の「首謀者」だろうと考えました。少年の母親が学校へ行って事情を先生に説明すると,その女の先生は少年をたたいたことをわびました。少年がしっかりした立場を取ったために,良い証言ができました。

英領ホンジュラスではたいてい,宗教団体が政府に代わって学校を運営しています。エホバの証人は宗教活動を免除されていますが,地方の当局者は必ずしもそうした法律に従うわけではなく,偽りの宗教に関係した礼拝や集団祈とうを学校の日課の一部として組みます。エホバの証人の8歳のある幼い伝道者は,クラスの生徒たちといっしょにささげる祈りに加わらないで忠誠を示しました。その少女は校長に床に倒れるほどたたかれたうえ,放校されました。その少女が堅い立場をとったことから,他の若い伝道者たちがクラスの生徒といっしょになって偽りの崇拝に参加していたことがわかり,それらの子どもたちは親の手で矯正されました。翌朝,学校では証人の子どもたち全員が一致して真の崇拝の側にしっかりと立ち,クラスでの祈りに参加しなかったので,すばらしい証言がなされました。忠実を示した先の少女は,学校に戻ることを許されました。校長は自分の敗北を感じたのか辞任してしまい,以後,その学校では問題は起きなくなりました。

ホンジュラスの別の町では,9歳のきゃしゃなからだをした少年が太いロープで15分間もうたれるのをがまんしました。先生が強制的にその兄弟をクラスの集団祈とうに加わらせようとしたためです。ちょうどそのとき,全時間の特別開拓者として奉仕している,少年の父親が学校に来ました。父親はむす子を学校の経営者であるメソジスト派の牧師と警察に連れて行き,また,むちで打たれた少年の皮膚からは血が出ていたので,医者にみてもらいに行きました。この事件が文部省に知れると,法律を遵守し,エホバの証人の子弟の宗教上の自由を守ることを命ずる通達が教師と学校長全員に出されました。この少年の忠誠な行為によって,ホンジュラス全土のエホバの証人の子どもたちすべてに益がもたらされただけでなく,メソジスト派の同じ学校に勤めるひとりの先生もその経験から益を受けました。その女の先生はそれまでしばらく家庭聖書研究を行なっていましたが,依然俗人伝道師としての活動を続けていたのです。彼女はこう語っています。「定期的な聖書研究はわたしにとって大きな助けでした。E ― 君の取った立場と教会が彼に対して取った態度は,わたしの教会が愛を実践していないことを証明してくれました。また,真のクリスチャンが迫害されることもはっきりわかりました。真理と偽りがまじりえないことをやっと理解できたわたしは教会から脱退しました」。偽りの宗教から手を切った彼女は,さっそく奉仕に参加しはじめ,献身を象徴しました。昨奉仕年度の末には,はやくも休暇開拓奉仕の喜びを味わい,他の教師たちやかつての教え子たちが集会に出席するのを助けており,また現在家庭聖書研究を5件司会して,この「終わりの日」における真の教育のわざを推進しています。

「3年間というもの,わたしの生活は恐怖やなぞで満ちていました。わたしはまた,禁令処分に付されたある政党の党員でもありました」とインドネシアに住む中国人の一女子高校生は語りました。彼女はエホバの証人から「失楽園から復楽園まで」と題する本を求めましたが,奉仕者が約束どおり再び尋ねようものなら,隠れようと考えていました。それは恐れと不安のためでした。ところが,奉仕者は突然に訪問し,親しみ深い態度で定期的な家庭聖書研究を勧めたので,少女はその勧めに応じました。少女はまもなく,学友や先生,そして心霊術や伝統を狂信的に信じている仏教徒の家族から脅迫や挑発を受けました。説得や脅迫が失敗すると,家族の者は少女と口をきかなくなり,少女に向かってただ軽べつ的な表情をするだけでした。少女は次のように語っています。「わたしはこれがわたしの将来の人生に関係していることを知っていました。家族は,聖書研究をするならわたしを師範学校に行かせないと言いましたが,それでもわたしは聖書研究を続けました。真の奉仕者としてイエスに従う者は反対や迫害を受けるというイエスのことばを思い出しました。ついにわたしは命をエホバ神にささげ,バプテスマを受けて,神の真の奉仕者になる決心をしました。現在,わたしは休暇開拓者として奉仕し,喜びに満ちています。恐怖心はもはやありません。なぜなら,エホバがいつもいてくださって,わたしを助けてくださるということを知っているからです」。

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