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  • 「神の目的」地域大会
  • 目ざめよ! 1974
  • 副見出し
  • 北九州・戸畑大会
  • 豊橋大会
  • 岩見沢大会
目ざめよ! 1974
目74 10/22 26–27ページ

「神の目的」地域大会

下に掲げたのは,エホバの証人の豊橋地域大会で使われた,色彩に富むステージの写真です。この大会は日本中で開催された六つの大会の一つです。これら一連の大会の出席者数の最高は合計4万6,070人に達しました。その多くは,宇宙の創造者エホバ神に献身した証人たちでした。これらの大会で新たに2,796人が,完全に水に没するバプテスマを受けてエホバに対する全き献身を表明しました。

しかし,なぜこれらの大会には「神の目的」という名が付けられたのですか。それは,宇宙から悪を一掃し,全地球的なパラダイスを作る全能の神の目的に人々の注意を向けるものであったからです。そのパラダイスには正義を愛する人々だけが住むことを許されます。その結果,全人類は自分の隣人と平和に生活し,王なるイエス・キリストの天の完全な政府の下で一致した幸福な人間家族となります。「神の目的」地域大会は,聖書劇(下に掲げた写真)や討議や話を通して,本当に神と隣人を愛する人がどうしたら現在でも霊的パラダイスに入れるかを示しました。こうして彼らは,近い将来,平和と美が全地域に行きわたる文字通りのパラダイスに救い入れられることになります。

この大会の顕著な出来事は,「神の千年王国は近づいた」と題する新しい本が日本語で発表されたことです。また,初めてのこととして,東京と沼津にある,ものみの塔協会支部の建物とそこで行なわれる活動を示した六枚のカラー写真の絵はがきが備えられました。

北九州・戸畑大会

この大会は7月24日から27日までの間,九州と本州西部の人々のために開かれました。土曜日午後の公開講演には,最高数の7,768名の人が出席し,また440人がバプテスマを受けました。エホバの証人だけでなく,初めて出席した人々もみな大会のプログラムを十分に楽しみました。八幡区旅館組合の組合長はとても友好的で,二日目には大会に出席して,パウロの生涯を描いた劇を見ました。彼はこう述べました。「これが素人によって上演されたとは思えません。すばらしい舞台劇でした!」 舞台に上がらなかった他の大勢の人々も大会を成功させるために一生懸命に働きました。自発奉仕部門からの報告によると,60代から73歳,74歳に至るまでの大勢の忠実な姉妹たちも大会の各部門で熱心に働きました。

戸畑にある,市の新しい体育館で開かれたために,この大会は人目を引くものとなりました。北九州市教育委員会の副委員長は大会を見にやって来ました。彼の賞賛のことばは次のようなものでした。「とてもすばらしい集まりです!」 広いステージには緑色のじゅうたんが敷かれていました。土地の証人たちが作った造花と,ある姉妹の所有する山から集めた杉の枝がステージを美しく飾っていました。体育館のそばにある丘のふもとの駐車場では,大会出席者の必要を満たすために食事が準備され,一度に3,200人が入れる食堂も設けられました。会館の管理者たちは,組織されたすべての事がらに目をみはりました。彼らはにこにこしながら大会出席者たちと交わり,「来年もぜひ来てください!」と言いました。大会の終わり近くになって,会館の職員は大会のためにかなりの額の寄付をし,その他にも色々な面で援助を惜しみませんでした。彼らは,創価学会が以前ここで開いた集まりとこの大会とがどんなに違うかを話しました。確かに,大会を見に来た人々はみな,清潔さ,整然たる組織,そして参加している証人たちの熱意に注目しました。最終日には雨が降ったにもかかわらず,すべての人が食事の列を乱すことなく秩序正しく動き,みんなの顔に最後までエホバの民としての幸福感が反映されていました。

豊橋大会

東京と大阪の中間にある日本の中部地域では,豊橋市体育館での公開講演に5,447名というすぐれた出席者数がさらに得られ,308人がバプテスマを受けました。

この大会の炊事部門ではテントが必要でした。ある兄弟は帆布を400メートル寄付し,別の兄弟は,元の雇い主から,ミシンと,真ちゅうの止め金を付ける機械を借りることができました。少しすると,ある姉妹たちは,この分野では専門家である兄弟たちよりも速く縫えるようになり,5,000個の止め金が取り付けられました。別の兄弟は,建設会社を経営する地主に話をして,テントを建てるために必要なパイプ類すべてを無料で借りることができました。ですから,テントのためには全く費用がかかりませんでした。

もう一人の兄弟は,最高の品質の豚の脂肪500㌔を半額で手に入れました。兄弟たちは,これをラードにして,18リットル入るかんに30かんつくりました。それは普通の価格の七分の一でできました。

大会の最初の日の朝には,文字通り洪水のような雨が降りました。ある人々は大会に出席するために家を出たにもかかわらず遅刻してしまいました。しかし,大会でバプテスマを受けることを計画していた新しい人々は,信仰をいだいて大会場への旅行を続け,多少遅れましたが,バプテスマの時までには「間に合い」ました。この豪雨はある面では祝福でした。大会第一日目と同じ日に,体育館に隣接する公園で野球大会が計画されていました。野球の試合があったとすれば,駐車した車や群衆が体育館に至る入口にひしめき合っていたことでしょう。幸いなことに野球の試合は中止されました。雨の中でもすべての事が予定どおりに扱われる方法を見て会館の管理者たちは深い感銘を受けました。さらに,4,000個の弁当箱が大会出席者たちにほんの15分間のうちに手渡されるのを見て驚きました。それぞれの弁当箱と共に出席者たちは,その弁当箱と残飯すべてを捨てるためのビニールの袋を受け取りました。この弁当箱式の食事の後は,皿洗いや清掃は必要ありませんでした。

岩見沢大会

この大会も7月25日から28日にかけて,北海道の人々のために開催されました。エホバの業は北の果てでも何とすばらしい繁栄を見ているのでしょう。岩見沢スポーツ・センターで開かれたこの大会には,日曜日の午前中に最高数の2,781人が出席し,2,758人が公開講演を聞き,185人がバプテスマを受けました。岩見沢市の実業家たちは,大会を準備する面でいろいろと援助を与え,肉や他の食物はとても安い価格で求めることができました。農業学校の一教官は非常に友好的で,ステージのために,葉の繁った低木と共に,やしやゴムの木を無料で提供してくれました。会館の職員たちもそれぞれ自分にできることをして協力してくれました。これらのことはみな,真に幸福な大会のために役だちました。

他のすべての大会と同様,広い範囲にわたるビラの配布によって効果的な宣伝がなされました。早くも,大会が始まる一週間前に,東京の,ものみの塔協会支部事務所は,ビラの裏に宣伝されていた出版物の最初の注文を受け取りました。

この岩見沢大会において『弟子を作る』業についての幾つかの目ざましい経験が話されました。それらの経験については後ほど報告したいと思います。「神の目的」地域大会の報告は「目ざめよ!」誌の次の号に続きます。

[27ページの写真]

この夏,日本の各地で開催されたエホバの証人の六つの地域大会で,合計2,796人がバプテスマを受けました

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