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  • 致命的な煙霧から身を守る
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目ざめよ! 1976
目76 3/8 30–31ページ

世界展望

失業による大きな犠牲

◆ 失業は,単に給料が入らないというだけのことではない。西ドイツ,ベルリンのある診療所所長クルト・ドーニッヒは,一年間失業すると余命は五年間短くなる,と述べている。同所長はこう説明した。「我々は神経病の男女3,000人を診察してきた。これらの人々は,長い間,失職している。そうした人々に関するデータを調べてみると,特に一年余りも求職している場合など,失業とそれに伴う不安の結果その人の余命が五年も短くなることがわかった」。さらに失業状態が続くと,アルコールや麻薬に身を任せる者も少なくない。健康は損なわれ,結婚生活は破たんをきたす。同所長は,失業中の夫を持つ妻に対して,自分が必要とされていると夫に感じさせるよう,絶えず夫を励まし,余暇に行なう夫の趣味を共に楽しむことを勧めている。

ポルノ文書の鎖

◆ 米国の警察当局は,ポルノを売り物にする新聞や雑誌の主要なものは大抵,犯罪組織の管理する会社によって発行されている,と述べた。従って,そうした印刷物を買う人々は,犯罪分子を支持していることになる。ポルノ雑誌の一出版業者はこう語った。「わたしは,もし必要なら,ヒットラーとでも取り引きをする。商売できる相手なら,だれとでも取り引きをするだろう」。

経口避妊薬への警告

◆ 現在,経口避妊薬を使用する女性は,米国に約1,000万人もおり,他の国々にも幾百万人もいる。避妊薬により凝血や発作の危険性が増すことは以前から知られているが,最近,米国食品医薬品局は,経口避妊薬の使用は心臓発作の増加と関連がある,と警告した。同局によると,30歳から39歳の女性の場合,避妊薬を用いると,致命的な心臓発作に襲われる危険が,ほぼ三倍も高くなる。40歳以上の女性の場合,その数字は避妊薬を用いていない人々のほぼ五倍であった。

自国語の問題

◆ 大学に入ろうとする若者に対して行なわれた適性検査は,英語を使う能力の著しい低下を示している。米国におけるこうした傾向の主な原因は,低学年のうちに読書や人との交わりに専念しなかったことにあると考えられる。一番の責任はテレビにある。ニューヨークのある大学の学長は,こう述べた。「[テレビ]のために多くの子供は,音読したり,他の子供と存分に体を動かして遊んだり,人と接して会話や交わりを楽しんだり,自分の想像力を働かせて遊びを作り出したりすることが,非常に少なくなった」。読書を楽しみ国語の良くできる子供は,皆,幼いころ親が本を読んで聞かせ,テレビにより読書や交わりがなおざりにされなかった家庭の子供たちである。

金星の表面

◆ 米ソ両国は,金星の秘密を探るため,無人宇宙船を打ち上げた。最近ではソ連が,去年の六月,ベネラ9号と10号の打ち上げに成功した。ベネラ9号からカプセルが降下し,摂氏約500度の金星表面に軟着陸した。過熱状態の金星表面に着陸していた53分間にカプセル内の器械は多くの情報を地上へ送信した。例えば科学者たちは,この時初めて,他の惑星からテレビで受像された写真を見た。写し出された画面には多くの岩石が見られた。「我々は,金星には岩石は存在しないと考えていた」と計画指揮者ボリス・ネボクロノフは語った。なぜ,そう考えたのだろうか。「常風と,高温による破壊のため,岩石は何も残らないと考えていたが,確かに岩石はあり,しかもごつごつした岩石である。この写真は,金星に関する我々の概念すべてを考え直させるものである」。

減少するカトリック教会の出席者数

◆ 教会の後援で行なわれた一調査によると,米国におけるカトリック教会の出席者数は,1963年から1974年までの間に三分の一減少した。その主な理由は,産児制限や離婚に関する教会の規定やローマ法王の権威に固執することなどが挙げられた。多くの人は自分の宗教生活にはあまり関心を持ってはいないかもしれないが,「宗教団体には関心を持っており,それらの保存を望んでいることを言い表わす」と,同調査は述べた。

生存が危ぶまれるライオン

◆ よく“百獣の王”と呼ばれるライオンは,長い間,人間にとって危険な動物とみなされてきた。ところが,今やライオンの方が,人間に脅かされるはめになっている。全米野生生物連盟は,過去20年間にライオンの数が40万頭から20万頭に減少したことを伝えている。この割合で減少を続けると,今世紀末には,数千頭のライオンしか残らないことになると考えられている。この減少をきたしている原因の大半は,人口の増加に伴って,農地や牧場が元来ライオンの生息地であった土地にまで広がり,農業経営者の利益を守るためライオンを絶滅させることにある。

パイプの方が安全か

◆ 18歳から69歳までの男女5万4,000人を対象とした最近の調査で,スウェーデンのパイプ愛用者は立て続けに紙巻きたばこを吸う人とほとんど同じほど,肺ガンになる危険を冒している,ということを研究者たちは発見した。その危険は,喫煙しない人の約七倍に相当する。刻みたばこと紙巻きたばこの両方を用いる人の場合,その危険は10.9倍になり,パイプを愛用しまた紙巻きたばこを毎日15本以上吸う人の場合,その率は28.8倍にまではね上がる。十年前,米国ガン学会の内科医E・カイラー・ハモンド医博は,米国で喫煙にパイプだけを用いる人が肺ガンになる危険性は紙巻きたばこを吸う人の五分の一から四分の一である,と述べた。ハモンド博士によると,この二つの報告に相違点が見られるのは,たばこの種類の違いや米国のパイプ愛用者が煙を吸い込まないという事実にあるのかもしれない。しかし同博士は,米国でも紙巻きたばこを吸う人とパイプの煙を吸い込む人が肺ガンになる率は同じであると言明した。

部族間の衝突

◆ 伝えられるところによると,最近パプア・ニューギニアで,一つの部族の娘と別の部族の男性との禁じられた恋愛が発端となって部族間の戦いが起きた。警察の話によると,二つの部族の千人以上の戦士たちが,やり,おの,弓矢などを振り回して戦った。それは,その男と娘が,「部族間のタブー」を破ったからである。その戦いで,数十軒の家が焼け,五人が死亡した。

百歳まで生きる

◆ ソ連のグルジア長寿学センターのG・ピッシュケラウリ教授は,ソ連には百歳を超える市民が1万9,000人以上いると述べた。それとは対照的に,米国国勢調査局によると,同国で百歳を超える人はわずか3,500人ほどしかいない。ソ連で90歳を超える人は30万人近い。

致命的な煙霧から身を守る

◆ 最近,55歳と68歳になる二人の婦人が,アンモニアと家庭用漂白剤を混合した結果出た煙霧によって死亡した。水で薄められてなかったこの混合物は,空気中に三塩化窒素をまき散らしたに違いない。一人の婦人は,万聖節にいたずら者たちが玉子で汚した窓をきれいにするためにその混合物を使ったようである。それから,そのバケツは室内に持ち込まれ惨事を招いた。これは,洗浄液を使う際に注意が必要なことを銘記させる。二つの薬品を混ぜようと考えている場合など特に注意が必要である。

世界の船舶

◆ ロイド船級協会船名簿によると,昨年,世界の商船の総トン数は一割増加した。現在その総トン数は,1966年当時の世界の船舶総トン数の二倍に相当する。商船数の最も多いのはリベリアで,二位の日本はその総トン数の三分の二弱である。それ以下の順位は,英国,ノルウェー,ギリシャ,ソ連,そして米国の順である。ソ連の保有する大型トロール船の数は,他の国々の保有するトロール船の数の合計の二倍を上回り(259隻に対して643隻),ソ連は今や世界の1万8,217隻の漁船の三分の一以上を保有している。

最も高度な顕微鏡

◆ 英字読売新聞によると,東京大学工学研究所は,最近,倍率50万倍の電子顕微鏡を,「世界最大のもの」として公開した。その顕微鏡は,「針の穴を後楽園球場の大きさ」に拡大することができると言われた。その顕微鏡は一人で操作することができる。

祈とう師を公認する

◆ パプア・ニューギニアで,土地の祈とう師の認可問題に関して,最近,議会で討論が起こった。一議員は,詐欺的な魔術で人々をぺてんにかけるにせ祈とう師に注意するよう警告し,証明された力をもつ合法的な祈とう師を認可するよう提案した。ほとんどの部族が自分たちの祈とう師を一番優れていると考えているので,認可するのは困難であろうと述べた議員もいた。

神々に「とつぐ」

◆ インド,ボンベイのフリー・プレス・ジャーナル紙は,次のように伝えている。「マハラシトラ州南部の神殿だけでも,およそ25万人の“デブダシス”,つまり神々にとついだとされ,実際には直接あるいは間接的な形式で売春を強いられている女性がいる……毎年少なくとも9,000人の『未成年』の少女が,マハラシトラ州とカルナタカ州の九つの地域の神殿で,その“職業”に就くよう指導を受けている」。今やこの「非道な慣習」に対する政府の調査が求められている。しかし,ジャーナル紙は,「立法措置だけでは,人々の目から見て宗教的に認められている慣習をやめさせることはできない」と述べている。

木登りをする犬

◆ サンフランシスコの金門湾公園にいる,セパードとエスキモー犬の雑種の子犬は,飼いならされたリスとよく遊び,リスから木登りを習った。成長した今,その犬は,「地上40フィート[12㍍]もある枝まで,やすやすと登ってしまう」とニューヨーク・タイムズ紙は報じている。犬の飼い主は,公園当局から,犬が木登りをするための許可を得なければならなかった。

世界的な離婚

◆ 世界の国々の離婚率を比較するとどうであろうか。一位はスウェーデンで100組の夫婦のうち60組が離婚している。米国がその次で44組,以下は次のとおりである。ドミニカ共和国43組,デンマーク39組,東ドイツ,英国,リビア各30組,ソ連28組。イラン,日本,フランスはわずか10組で,最下位に近い。

エスキモー人と雪上車

◆ 犬ゾリは,エスキモー人の猟師たちの輸送手段としては影が薄くなっている。犬ゾリは,えさ代や維持費のために年間2,500㌦(約75万円)かかる場合もあり,雪上車の方が経済的であると言われている。わなを使って猟をする人の中には,一年に1万6,000㌔以上も旅行する人がおり,雪上車で行けば,犬ゾリで一日かかる所を二時間で走破してしまう。しかし,時間と経費を節約できるとはいえ,それに難点がないわけではない。バフィン島で調査の対象となった大人のエスキモー人男子の三分の一は,雪上車の騒音のために難聴になっていることが明らかになった。ある村では,長時間雪上車に乗ることを常とする猟師の83%が重い聴覚障害に悩まされている。

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