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目ざめよ! 1978
目78 1/8 30–31ページ

世界展望

奴隷を所有していた諸教会

◆ 最近明らかにされた,黒人奴隷に対する虐待ぶりに衝撃を覚えた人は少なくない。しかし,僧職者であるA・C・フォレストはトロント・スター紙の紙上にこう書いている。「奴隷制度の中で教会が果たした役割に関する,極めて驚くべき事実の一端が,ウィンストン・チャーチルの著わした“英語国民の歴史”の第4巻の中で,19年前に明らかにされていた。チャーチルは次のように書いている。

「『……福音を伝える牧師やプロテスタント諸教派の教会員が,65万人を超える奴隷を所有していた。メソジスト派の牧師5,000人は21万9,000人の奴隷を所有し,バプテスト派6,500人は12万5,000人を,監督派1,400人は8万8,000人の奴隷をそれぞれ所有するといった具合いである。奴隷制度を擁護するために,私欲に駆られた議論が百出しただけでなく,南部の多くの僧職者は,その制度が,創造者によって定められ,キリストの福音によって清められた制度であるとまで主張した』」。

日本の水上工場

◆ 水に浮かぶ二つの巨大な台の上に,クラフト紙製造工場と付属の発電所が完全に組み立てられ,ブラジルに運ばれる日を待っている。これらの工場は,ブラジルのある川岸に固定される。この独想的なシステムは,斜陽化の目立つ日本の造船業界に仕事を提供し,遠隔地に人員を派遣して工場を建設する場合より,工事期間は一,二年短く,建設費は15ないし20%安く上がり,その上,質の良いものが出来上がる。巨大な水上脱塩工場と,3,000人の油田労働者の水上アパートが,現在サウジアラビアの注文で建設されている。

犯罪者の弁護

◆ 「わたしの依頼人の多くは極悪非道な人間ばかりだ」と,ある刑事犯専門の弁護士はニューヨーク・タイムズ紙の紙上で語っている。依頼人が悪事を働いたと分かっていながら,なぜ弁護士はそうした人物を良心的に弁護できるのだろうか。「衝撃的な行為を扱うためには,頭の中で割り切った考え方をし」,あわれな犠牲者を人間とみなす代わりに「物」と考えるようになる,と同弁護士は語っている。

「依頼人が勝利を得るよう,機知を働かせて精力的に働くこと,これがわれわれの仕事の至高の伝統である。依頼人が不利であればあるほど,その努力は価値あるものになる」とも,その弁護士は語っている。この人は,自分の弁護した悪行者が将来犯罪を犯す可能性に責任を感じているのだろうか。「ほとんど感じていない」と,彼は答えている。

「しかし,夜,独りでいる時,期待に胸を膨らませ,強い信念に満たされて法律学校の門をくぐった時以来,これまでに扱った幾百人もの犯罪者について思い起こすことがある。そして,自分がこれまでに何をしてきたのか,またこんなことをしてよいのかと疑問に思う」と,同弁護士は書いている。

ウイルスに対する抵抗力

◆ 英国のニューカッスルで最近流行したウイルスによる上部呼吸器疾患騒ぎの中で,“健全な家庭管理”誌はこう報じた。「母乳で育てられている赤ん坊のうち入院しなければならなかったのはわずか7%にすぎなかった……が,母乳で育てられていない赤ん坊の27%は入院しなければならなかった」。幼児はいわゆるRSウイルスに冒されやすいが,「母乳を研究所で分析したところ,母乳にはRSウイルスの働きを中和する力のあることが分かった」と,同誌は書いている。

輸血が悲惨な出産を招く

◆ 障害児は,たとえ受胎前に生じたことであってもその母親に対する過失行為について訴えを起こす権利があるとの判決が,イリノイ州最高裁判所で下された。この事件の場合,1965年に当時13歳であった少女に間違って不適合の血液が輸血され,少女の血液は感作しやすくなっていた。それから9年後の1974年に,彼女は子供を産んだが,その子供には,前記の事故の影響で,脳をはじめとする種々の器官や神経系に回復不能の障害があった。1965年に輸血を施した病院と医師団は,その過失について家族に告げていなかった。

オーストラリアを取り戻そうとする原住民

◆ オーストラリアに住む15万人の原住民は,1770年にキャプテン・クックによって英国領とされた国土を取り戻すべく,シドニー高等裁判所で訴訟を開始した。また同時に,150億ポンド(約7兆8,000億円)に上る損害賠償の請求手続きも取っている。ロンドンのデーリー・メール紙によると,キャプテン・クックはこう語った。原住民は,「我々ヨーロッパ人よりはるかに幸福そうだった。彼らは我々の与える物を価値があるとは考えていないようであった。また我々が何を差し出しても,自分たちの持ち物を決して手放そうとはしなかった」。

快適な農作業

◆ 今や農作業用のトラクターの多くには,冷暖房装置,AM-FMステレオ,および市民バンド無線の装備された,囲いのある運転台が付いている。昨年,米国で販売された15万5,450台のトラクターの大半には,そうした装備の幾つかが付いており,中にはテレビの付いているトラクターまであった。農業労働者を雇うための賃金は高くなっており,生計を立ててゆくにはもっと広い土地が必要とされている。そのため農業経営者たちは,より大きくて効率の良い機械を使って,自分でする仕事の量を増やし,しばしば一日に12時間ないし15時間もトラクターに乗る。

肥満という“流行病”

◆ カナダのエドモントン・ジャーナル紙はこう述べている。「カナダにおける肥満の問題は,流行病ともいえる割合に達している。カナダ栄養学会は少なくとも大人の半分が体重の問題を持っており,六人に一人は特に太りすぎていることを知った」。同ジャーナル紙は次のように提案している。「やせるための安全な方法は,食べる量を減らし,運動の量を増やすことである。一晩で脂肪が溶けてなくなるなどと思ってはならない。忍耐強く,根気を失わずに努力し,週に0.5㌔ないし1㌔のわずかな減量で満足することである。どんなことをするにしても,規定食,やせるための器具や装置など,脂肪を早く,苦痛なしに取るなどと約束するものには注意しなければならない」。

高地と心臓発作

◆ 米国ニューメキシコ州の研究者たちは,高地に住む男性の心臓発作が少ないのを発見した。科学者たちはその理由をはっきり究明してはいないが,高血圧が心臓発作を起こすことがあるので,高地に住んでいると血圧が高くならない点を一つの理由として示唆している。別の学説は,人が山の希薄な空気に完全に適応することはないので,日常の活動が「低地で行なう場合よりも大きな運動量になる」点を理由として挙げている。また,説明困難なのは,高地においても女性の心臓発作の発生率が変わらないことである。

卵について学ぶ

◆ 鳥が自分の卵を抱いてそれをかえすと,卵がかえる率は95%近い。しかし,同じ種類の卵を人工ふ化器に入れると,卵のかえる率は著しく減少する。英国の科学者たちはその理由を究明しようとして,鳥に電子“卵”を抱かせた。この“卵”はグラスファイバー製で,電子器具が詰まっている。そこで得られた情報は,実験室の受信装置に送られ,そこで表や磁気テープにデータが記録される。一番上の卵と巣の一番下では数度の温度差のあることが分かった。また,鳥はしばしば一時間ほど巣を離れるが,その結果,温度が変化し,空気が入れ換わる。さらに,鳥が夜の間に卵をひっくり返すことも注目された。このような情報を活用することによって,ふ化器で卵のかえる率は高くなると期待されている。

最大の映画製作者

◆ 二十世紀フォックスのような大手映画製作会社は,映画やテレビの番組の製作に年間約9,000万㌦(約270億円)を費やす。しかしその額も,最大の映画製作者と比べれば,足元にも及ばない。最大の映画製作者とはだれだろうか。ウォール・ストリート・ジャーナル紙はこう答えている。「[米国]政府は米国で最大の製作者としてずば抜けている。政府は,映画,テレビのショー番組,スライド映画などを作るために,5億㌦(約1,500億円)以上を費やすものと推定している」。

ツルのめざましい再来

◆ 大きくて,堂々としたアメリカシロヅルは,米国で一時絶滅しそうになった。1941年当時,アメリカシロヅルはわずか41羽しかいなかった。しかし,現在その数は三倍以上に増えている。今年だけでも28羽のツルのひながかえり,ツルにとって“めざましい年”とされている。

従業員による盗みの急増

◆ 米国では,過去5年間に,従業員による盗みの数が,明らかになっただけでも二倍近くに増加した。そのような盗みが企業に与える損害は,現在年間約240億㌦(約7兆2,000億円)に上る,とインダストリー・ウィーク誌は最近伝えた。

すし詰めの国土

◆ 日本の人口は1億1,000万を上回る。しかし,そのうちの6,400万人(ほぼ六割)は,国土の2%をわずかに上回る土地に住んでいる。その人口は,東京,大阪,そして名古屋を中心とした三つの主要都市周辺に集中している。人口密度が一番高い地区は埼玉県日高にあり,そこには一平方㌔に換算すると5万9,230人が住んでいることになる。

膨大な放火の被害

◆ 全米防火協会の話によると,米国の火災総数の3割は放火によるものである。放火の件数は十年間に6万4,800件から25万8,000件に増大し,放火による被害額は1億4,200万㌦(約426億円)から12億㌦(約3,600億円)になった。放火の多くは火災保険の保険金目当てに行なわれ,それには組織犯罪が深く関係している。

アルコールと視力

◆ カリフォルニア大学の眼科医によると,アルコール飲料を大量に飲んだ後,車を運転する人は,物を識別し,それらをしっかりと視界に入れておくことが困難になる。最後の一杯を飲んでから,六時間たたないと視力は正常に戻らないと伝えられている。

安息日騒ぎ

◆ イスラエルのベニ・ベラクに住む正統派のユダヤ教徒は,安息日に町の主要街路の自動車の通行を禁止するよう望んでいる。一方,一般のユダヤ人,特にこれらの街路沿いに住む人々は,それに反対している。これが原因で,「多数の正統派ユダヤ教徒は,警察官および主要街路の封鎖に腹を立てた一般のユダヤ人との間に激しい流血の衝突を起こした」と,ニューヨーク・タイムズ紙は伝えている。「最も最近の衝突では,正統派ユダヤ教徒の投げた石や空きびんで,5人の警察官が負傷し,そのうちの二人は重傷を負った」。ニューヨーク・タイムズ紙はさらにこう報じている。「安息日を守る方法に関する,正統派ユダヤ教徒と一般のユダヤ人の間の暴力抗争はエスカレートする一方である」。

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