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  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1977
  • 副見出し
  • 裏づけられた聖書歴史
  • 白ありの被害
  • 古代農法の復活
  • 「ルーツ」を過大評価
  • アインシュタインとエホバ
  • 心臓にとって最善の出発
  • 敬けんで,けんか好き
  • 戦争のルール
  • 恐竜の死
  • “気味の悪い”隣人?
  • 翼にかかる重さ
  • ケニアの法律
  • 慰みのための血
  • 有料の祈り
  • 監督派教会の最大の関心事
  • 丁重さは大切
  • 二つのことを同時に考えられる人が使う
目ざめよ! 1977
目77 10/22 30–31ページ

世界展望

裏づけられた聖書歴史

◆ シリア北部にある古代エブラの遺跡から発掘された2万枚の粘土板からは,聖書歴史を裏づける資料が引き続き得られている。エルサレムにあるアルブライト考古学研究所のデービッド・ノエル・フリードマン博士によれば,おもに商取引の記録であるこれら粘土板の中にソドム,ゴモラ,アデマ,ゼボイムおよびゾアルの諸都市とその王たちの名を記したものが一枚ある。これらの都市は聖書の創世記 14章2節におけると同じ順序で名を挙げられている。フリードマン博士はまたこうも断言している,「わたしは偶然に気づいたのだが,エブラ粘土板には五つの都市のひとつである都市の王の名前が挙げられている。これらはよく聞く名前ではない。それらは特異な,変わった名前であるため,相互関係の存在は同一人物あるいは一,二世代の範囲内でそのような人物のいたことを意味する」。

白ありの被害

◆ 白ありは今やアラスカを除いて米国の全部の州に発見されると,US・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌は伝えている。白アリ6万匹が1日に約6グラムの木材を食べるに過ぎないとはいえ,白アリのいることが疑われる時は,定評のある駆除専門の会社に調べてもらうように同誌は勧めている。白アリが発見されたら,駆除費用の見積りを2,3の会社から得るように提案されている。家を建てる時は,「土台の隣りに木材を埋めないようにし,コンクリートが固まる前に木のくいを取り去ることを大工にしてもらうよう」に同誌は勧め,さらに次のようにつけ加えている。「4種の薬品 ― アルドリン,クロールディン,ディエルドリン,ヘプタクロールのいずれかで土壌を処理することが望ましい。そうすれば少なくとも25年間は白ありを防ぐことができる」。

古代農法の復活

◆ イスラエルのミカエル・イブンアリ教授は,ベエルシバの南にあるネゲブ砂漠の乾燥地帯のことを述べて「不毛の地の真ん中の樹木」と語った。同教授をはじめとする科学者たちは,砂漠の乾燥した土壌に植物を育てるのに古代ナバテア人をそっくりまねた方法に取り組んできた。砂漠に突発する鉄砲水の流水を集め,浅い穴に個別に植えられた作物に導くのが解決策であると科学者は語っている。この特異な土壌には表土を硬くする作用があり,降雨によって表土がなめらかになると,雨水は急速にその上を流れる。硬化した表土はまた植物の植えられた箇所に水分を閉じ込める。この方法により,年間の平均降雨量が約80ミリに過ぎない土地でピスタチオ,オリーブ,アーモンド,あんず,いちじく,桃の木の栽培に成功している。

「ルーツ」を過大評価

◆ 「ルーツ」の中で劇的に描かれている題材は多くの人にとって啓発的であると同時に驚きを与えるものであった。この本は奴隷制度に対する理解を深めるのに貢献したと言われる。とはいえ興味深いのは,最近の記者会見で著者が語ったと伝えられる言葉である。その言葉によると彼のこの著書は「『明らかに』偉大であり,聖書またホーマーのイリアドとオデッセイと肩を並べるものである」― AP。

アインシュタインとエホバ

◆ ラトガース大学のあるメンバーは,「今日の物理学」誌上に載せられた手紙の中で,アルバート・アインシュタインが‘旧友’ミシェル・ベソに書き送った手紙から受けた印象について書いている。彼女の意見によると,それらの手紙はアインシュタインが「物理学の法則の中で……神のみ業」を研究したことを示しており,「手紙の中にはエホバに言及した箇所が無数にある」。

心臓にとって最善の出発

◆ スコットランド,エジンバラ大学の心臓研究者は,母乳で育てられた期間の長い赤ん坊ほど,冠状動脈の病気にならないですむ可能性が大きいことを示す証拠を発見したと述べている。「母乳は12か月までの幼児あるいは2歳までの幼児にとってさえ最も完全で,すべての栄養を含んだ食物である」と彼は言明した。

敬けんで,けんか好き

◆ ハシディズムを信奉するニューヨーク,ブルックリンに住むユダヤ人のある若者は,「自分の目を疑った」と語っている。「あごひげの男が,あごひげのある人をなぐっているのをわたしは見た」。ハシディズム教徒(「敬虔な者たち」)はあごひげをたくわえ,黒い服を着るのがしきたりとなっている。ハシディズム二派の宗教紛争を伝えたニューヨーク・タイムズ紙によれば,恒例の過ぎ越しの時期の行進に参加したルバビッチ派のハシディズム教徒約2,000人が他派の住宅区域に足を踏み入れたところ,「これを迎えた少なくとも同数のサタマール派のハシディズム教徒が年配のラビをなぐり,またアパートの屋根から物を投げ始めた」とルバビッチ派では主張している。

タイムズ紙によれば,一方の派を支持したと言われるイーデイッシュ語の新聞は「2年前に社屋を略奪され,焼き打ちにされた」。またその新聞を保管していたキャンデーストアは「原因不明の火災で全焼した」。ハシディズム教徒の多くは東ヨーロッパにおけるナチの迫害に生き延びた人々で,宗教的な狭量を逃れて米国に来た。

戦争のルール

◆ 最近スイスのジュネーブに109か国を集めて開かれた会議において,俗にジュネーブ協定と呼ばれる戦争のルールを最新のものにする作業が行なわれた。提案のひとつに,パラシュートで降下中の飛行士が自軍の陣地に降りるように見える時は,その飛行士を射つことを合法化するというものがあった。この提案は反対47票で否決されたが,このような“射撃練習”に賛成が23票あり,26票は棄権した。

恐竜の死

◆ ソ連の地質学者V・エリセエフは,恐竜が突然に地上から姿を消した原因がくる病であったかもしれないという説をソビエト・ウィークリーの最近号に発表した。その主張によると,骨を作るカルシウムや土壌の他の塩類が,ジャングルの絶え間ない雨で溶かされ,恐竜の骨格を弱くしたのではないかという。殻の薄い恐竜の卵や曲がった骨格の発見されたことが,この説を裏づけるものとされている。しかし英国のニュー・サイエンティスト誌によれば,ロンドンの自然博物館の専門家は,曲がった骨をそれほど多くは見ていない。「ソ連の恐竜の骨格が曲がっているのに,西欧で発見されたものは曲がっていない理由を説明するのが,たぶんエリセエフの次の仕事になるだろう」と同誌は述べている。

“気味の悪い”隣人?

◆ 高級住宅地に住む一米国人は全国的な規模で掲載される新聞紙上相談欄に,“気味の悪い”隣人のことを書き送っている。これらの隣人はローンで家を買うかわりに“現金を払った”らしいのである。彼らの家には「テレビが無かった」。また「(二台の車を置くことのできるガレージに)車が一台しかない」。また「教会以外ほとんどどこにも行かない」という事も驚きの的であった。また「奥さんは意匠を凝らした服も宝石も毛皮も持っていない。子供たちは戦争や暴力に関係したおもちゃを持つことを許されていない」。明らかに今日の世の中では,このような節操のある行動は,多くの人の目に“気味の悪い”ものと映る。

翼にかかる重さ

◆ 西ドイツのチャーター専門の航空会社コンドルは,女性の乗客の体重が増えているため,収益に損失をこうむっていると言われる。ボンのドイチェ・ツワイトウング紙によると,「長年の間ドイツでは乗客の平均体重を女性の場合145ポンド(66キロ),男性の場合は167ポンド(76キロ)としていた」。しかし「最近の標本調査によって,今後は平均体重を両性とも167ポンドに設定する必要のあることが明らかになった」。これは「コンドルが各便につき32人だけ乗客を減らすか,それとも便によっては途中で給油の必要がある」という事で,1977年には推定200万ドル(約6億円)の損失を出すものと見られると同紙は伝えている。

ケニアの法律

◆ ケニアは最近,野生動物の猟を禁止した。国連筋ではこの法律を「衝撃的で大胆な措置」と評価している。「我々は動物が繁殖できるように,動き回る余裕を与えてやりたい」と,観光・野生生物相は語った。濫獲,密猟,土地の開発,最近の干ばつなどで,象牙をとるための象をはじめ多くの動物の数は危険なまでに減少した。

プロの狩猟者は彼らの商売であるサハリ猟がこれで「大打撃」を受けると見ている。一スポークスマンの言葉によれば,「かつては国中に散在する[合法の]狩猟キャンプのおかげでなりをひそめていた密猟者が,キャンプの無くなると同時に横行するだろう」という。狩猟家の以前の商売の一部は,カメラによる“狩猟”で置き換えられるものと期待されている。

慰みのための血

◆ 「殺せ! 殺せ」。最近ポルトガルで闘牛のファンはこう叫んだ。それにこたえて3人の闘牛士はその日6頭の牛を殺したが,その後,治安警察の手で,ほめそやす群衆から引き離され,不法行為のかどで逮捕された。3人は裁判を待つ身だが,闘牛のファンは彼らを国民的英雄とみなしている。熱愛者たちは,公衆の面前で牛を殺すことを禁じた1928年の法律が緩和されることを望んでいる。

有料の祈り

◆ マサチューセッツ州の代表者H・トーマス・コローは,「公金を盗んだ」かどで二人のカトリック牧師を訴えた。「政治家と結びつきのある」この二人の牧師はマサチューセッツ州議会の上下院において開院の際に祈りをしており,「二人で1か月に1時間も費やしていないのに」年俸8,600ドル(約258万円)を支給されていると同氏は語っている。また二人がその祈りに対してすでに10万ドル(約3,000万円)を手にしたと断言した。

監督派教会の最大の関心事

◆ コロラド州プエブロの聖ルカ監督派教会が,婦人の聖職叙任をめぐる論争で米国各地の少なくとも17の他の教会と共に親教会から分離した時,プエブロ監督管区の最大の関心事は何であったか。教会員たちは悲しそうにこう言っている,彼らの牧者は「一度たりとも人々の安否を問うことをしなかった。デンバー[監督管区の本部]からの最初の言葉は『金はどうなるのか』であった」― 1977年4月26日付プエブロ・チーフタン。

丁重さは大切

◆ 西ドイツで郵便利用者の世論調査をしたところ,郵便配達人の評判はよかったが,「怠惰で無愛想な郵便局の職員」はきらわれていた。そこで職員たちは自分の身につくまで,幾つかのスローガンを復唱することになったとパレード誌は伝えている。その中には次のようなものがある。「わたしは自分に対して望むと同じようにすべての顧客に礼儀正しく接します。……その日いやな事があってもそれを表わさず,また顧客に当てつけることをしません」。

二つのことを同時に考えられる人が使う

◆ 同時2チャンネル・テレビがドイツのある会社によって製作中であると言われる。画面の4分の3におもなプログラムを映し,残りの4分の1に第2のチャンネルを映す仕組みになっている。「視線を速く移すことによって,おそらくひとつも見逃さずに見ることができる」とチェインジング・タイムズ誌のレポートは伝えている。

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