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目ざめよ! 1981
目81 3/8 5–6ページ

オカルトが盛んなのはなぜか

この20世紀の科学的な考え方のおかげで,人々は多くの迷信から解き放され,そのことに感謝しています。しかし,科学ではどうしても,説明のつかないように思える事実も依然として数多くあります。一般の人々の理解からは“隠された”ならわしにかかわるオカルト(秘術)もその一つです。

イスラエル人の神秘主義者ユリ・ゲラーのことを考えてみましょう。ゲラーがドイツのテレビに出演した時,幾つかの非常に奇妙なことが起きました。最後にゲラーは,自分の実験に参加したい人は壊れた時計かスプーン,フォークを持ち寄るよう勧めました。そして,指定された日の予定の時間きっかりに,人々は目を閉じて,ゲラーのことをひたすら考えることになっていました。

翌日,ビルト・ツァイトゥンク紙はセンセーショナルな出来事を大々的に報じました。古い時計は時を刻み始め,スプーンやフォークはねじ曲がり,電球は破裂したのです。

どんな力が働いていたのでしょうか。それを見極めることができますか。好奇心をそそるこうした疑問の答えを見いだそうと,神秘主義や秘術,その他の超常現象を研究する人の数が急速に増えています。

必要を満たす

神秘的な事柄を探る第一線に若い人々がいても驚くには当たりません。若い人々は元来,想像力に富んでいます。しかし,英国諸島の代表的な“魔女”の一人,ロイス・ボーンが指摘しているように,若い人々がこうしたものに引かれることにはより深い理由があります。ボーンは,自著,「わたしたちの間にいる魔女」と題する本の中でこう語っています。「既成の組織宗教が衰退状態にあり,人々の目にする現象を科学がいつでも説明できるわけではないため,オカルトやそれに関連した分野に対する関心が最近再び高まっている。同じ疑問に対して人々は違った答えを探し求めているのである。若者は生命の神秘の答えを得ることを熱望しており,その願いを充足させるために異教思想に関心を向けている。若者の中には,オカルトの世界のいかがわしい分派集団の,外部とは隔離された状態に引き寄せられ,そうしたものに付き物のありとあらゆる危険に身をさらす者が出ないとも限らない」。

科学も諸教会も超自然現象に対して満足のゆく説明を与えて来なかったのです。また,人生の意義を求める多くの人々を満たされぬままの状態に放置して来ました。しかし,疑問は答えを必要とします。その答えを得る一つの明らかな手段はオカルトを研究することであると考える若者が今日多くなっているのです。しかし,その際,『そうしたものに付き物の危険』は意識的に軽視されるか無視されています。

死と超自然現象

愛する人を亡くした後の一時期は特にストレスの高じる時です。悲嘆に暮れる親族は,正確な知識がないため,あらゆる手段を尽くして故人ともう一度連絡を取ろうと試みることがよくあります。その際最もよく行なわれるのは,霊媒を交えた交霊会です。

著名な政治家の中にもこの種のオカルトのとりこになった人は少なくありません。戦時中カナダの首相を務めたマッケンジー・キングは,オカルトの研究を行なっていたことでよく知られています。キングは,死んだ母親だけでなく,米国のF・D・ルーズベルト大統領を含む故人となった有名な人々からも導きを得ていると主張しました。英国の元首相アーサー・バルフォア(1917年に出されたパレスチナに関する“バルフォア宣言”で有名)も,婚約者が悲劇的な死を遂げた後,生涯のかなりの期間にわたって同様の心霊的な試みを行ないました。

今日,オカルトに対する関心を魅力のある無害な気晴らし程度に考える人が増えています。しかし,いざなわれるままにオカルトに手を出す人は,予想もしないような深刻な問題に巻き込まれることがよくあります。

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