ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目92 8/8 14ページ
  • 「神のもとに避難する者たちは幸い」

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 「神のもとに避難する者たちは幸い」
  • 目ざめよ! 1992
目ざめよ! 1992
目92 8/8 14ページ

「神のもとに避難する者たちは幸い」

去る5月10日,日曜日に3万2,000人近い人々が所沢市にある西武球場に集まって来ました。そこに集まった人々は野球の試合でよく見られるメガホンなどではなく,聖書を手にしていました。小雨の降る中,球場を埋め尽くした人々は,エホバの証人の統治体の成員であるアルバート・D・シュローダーの話に耳を傾けました。この話は電話回線で結ばれ,全国63か所の会場に集まった26万1,983人の人々が,「神の新しい世界支配者のもとで味わう幸福」と題する講演から益を受けました。

シュローダーは,話の中で詩編 1編と2編の預言的な詩歌に言及し,それはあたかもテレビのニュース解説者が現代の世界情勢を解説しているかのように,この時代の出来事を的確に描写していると述べました。その解説者に相当するのはイエス・キリストです。シュローダーは,この二つの詩編に1節ずつ注解を加え,諸国民が騒ぎ立つ中にあってどうすれば喜べるかを指摘しました。「子に口づけせよ」という詩編の諭しが喜びを味わうかぎとなります。その言葉は,イエス・キリストから教えを受け,矯正を受け,懲らしめを学ぶことを意味しています。明日何が起こるか分からない今の世界情勢の中にあって,確かに「神のもとに避難する者たちは幸い」です。―詩編 2:12。

シュローダーは,息子のジュダ・ベンを伴って地帯監督として日本を訪問していました。ジュダ・ベンも,この機会に自らの経験を交えた短い話を通して,親から与えられる霊的な相続物がいかに大切かを示しました。宝にもなぞらえられるその霊的な相続物とは,エホバを知り,神の組織の一員となることです。

シュローダーは,宣教者を養成するものみの塔ギレアデ聖書学校およびエホバの証人の長老たちを訓練する王国宣教学校で長年教訓者を務めました。教える業に対するその関心は,前述の集まりに先立って行なわれたものみの塔協会の日本支部に関する地帯訪問全体に反映されていました。公式訪問の初日となった5月4日には日本支部の成員のために特別なプログラムが組まれました。支部の成員から前もって提出されていた様々な聖書の質問に対する答えがそのプログラムの中で与えられました。シュローダーは質問に答えるに当たって,ものみの塔協会の出版物にすでに取り上げられている点に言及しました。この教え方の手本は支部の働き人すべてに感銘を与えました。―ヨハネ 5:19と比較してください。

教える業に対するシュローダーの関心は,宣教者として日本から外国へ派遣されるために訓練を受けている人々との集まりにおいても示されました。その集まりに招かれた人々は,長年宣教者を訓練してきた教訓者から宣教者奉仕に関する励みとなる訓話を受けました。出席者ひとりひとりと握手をし,個々の人に関心を示すその態度は,宣教者の卵とも言える奉仕者たちに生きた実地の教育を施すものともなりました。

この訪問は,「教えられた者たちの舌」をもってどのように語るかに関する教訓を与えました。(イザヤ 50:4)ものみの塔協会の日本支部の成員は,5月10日に西武球場をはじめ日本の各地に集まった人々と共に,この時代にエホバが用いておられる教育の経路に対する認識を新たにしました。混乱する今の世界情勢のただ中にあって,確かに,「神のもとに避難する者たちは幸い」です。―詩編 2:12。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする