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目ざめよ! 1999
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石から宝石へ

ベルギーの「目ざめよ!」通信員

その石はたいへん美しいため,宝石として昔から人々に愛好されています。また,これまでに知られている天然物質の中で最も硬いため,工具や機械の部品などに広く用いられています。この魅力ある石はダイヤモンドです。

有名なダイヤモンドには,いろいろな面白い物語が伝えられています。“光の山”という意味でコーイヌールと名付けられたダイヤモンドは,7世紀ほど前にインドで発見されました。厚肉のその石は,最初は191カラットありましたが,のちにカットされて109カラットになりました。a それから,カリナンと名付けられたダイヤモンドもあります。これはイギリス王室の宝石の一部となっており,これまでに発見され,加工されたダイヤモンドの中では最大のものです。

岩石から宝石へ

ダイヤモンドは最初から美しい宝石であるわけではありません。そのほとんどは地中から掘り起こさなければなりません。わずか1カラットの純良なダイヤモンドを得るのに,平均250㌧の土を掘り取ってふるいにかける必要があります。年間4,000万から5,000万カラットのダイヤモンドが採掘されますが,宝石になるのはそのうちのほんのわずかです。

未加工のダイヤモンドは,サイズ,純度,色,そして形状によって分類されます。未加工の状態のときには,ほとんどすべてのダイヤモンドに不純物が入っています。しかし時には,不純物が全くない,あるいは比較的少ない部分が見つかることもあります。そのような場合,不純物のない部分を,劈開ないし鋸引きによって取り分けます。職人は価値の高い大きい原石を扱うときには,カットを始める前に何か月も熟考を重ねると言われています。劈開の工程でたった一つ間違いをしただけで,ダイヤモンドの価値が大幅に低下したり,ダイヤモンドそのものが損なわれる場合さえあることを考えると,職人がそのように慎重になるのもよく分かります。

最後に,ダイヤモンドの形状に合わせてファセット(小平面)を研磨します。宝石はこれらのファセットによって光を反射します。このようにしてダイヤモンドは,わたしたちのよく知っているあの光輝を放つのです。

次にあなたがダイヤモンドのその光輝と美しさに目を引かれたときには,鉱山労働者たちの骨の折れる仕事,そして職人たちの緻密で熟練した作業を思い起こしてください。そうした人たちの働きがなければ,ダイヤモンドは,ガラスのような冴えない石ころから美しい宝石へと変身することはあり得なかったからです。

[脚注]

a カラットは重量の単位。1カラットは5分の1㌘。

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