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  • どうすれば平和な関係を回復できますか
  • 目ざめよ! 2012
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目ざめよ! 2012
目 12/3 10–11ページ

聖書の見方

どうすれば平和な関係を回復できますか

聖書は人間について,「すべての者は罪をおかしたので神の栄光に達しない」と述べています。(ローマ 3:23)地上に住む70億を超える人々はみな不完全なので,個性の衝突がどうしても生じます。そのような時,どうすれば平和な関係を回復できるでしょうか。

聖書には良いアドバイスがあります。聖書は,創造者であるエホバ神を「平和の神」と呼んでいます。(ヘブライ 13:20。詩編 83:18)神は,ご自分の子どもたちである人間が平和な関係を楽しむようにと望んでおられます。この点で,神は率先して行動しておられます。最初の人間夫婦が神に対して罪をおかして神との平和な関係を絶った時,神は人間がご自分と和解するための手段をすぐに講じてくださいました。(コリント第二 5:19)ではわたしたちは,他の人との間で問題が生じた時,どのように平和な関係を回復できるでしょうか。そのためにできる三つの事柄を考えましょう。

惜しみなく許す

聖書は何を勧めているか。「だれかに対して不満の理由がある場合でも,引き続き互いに忍び,互いに惜しみなく許し合いなさい。エホバが惜しみなく許してくださったように,あなた方もそのようにしなさい」。―コロサイ 3:13。

難しいのはなぜか。感情を害されたあなたには,正当な「不満の理由」があり,相手との関係を絶つのも当然と感じるかもしれません。向こうから謝ってくるのが筋だとも思えるでしょう。ところが,相手があなたの感情を害したことに気づいていない場合や,あなたに非があると思っている場合,険悪な関係が続いてしまうかもしれません。

何ができるか。聖書のアドバイスに従って,相手を惜しみなく許しましょう。ささいな問題の場合は特にそうです。もし神がわたしたちの間違いをすべて記録されるとしたら,わたしたちはだれも神の前に立つことなどできません。(詩編 130:3)しかし,聖書はこう述べています。「エホバは憐れみと慈しみに富み,怒ることに遅く,愛ある親切に満ちておられる。神ご自身がわたしたちの造りをよくご存じであり,わたしたちが塵であることを覚えておられるからだ」。―詩編 103:8,14。

聖書には次のような格言もあります。「人の洞察力は確かにその怒りを遅くする。違犯をゆるすのはその人の美しさである」。(箴言 19:11)洞察力があれば,表面には表われていない物事を見ることができ,他の人の言動の理由を識別できます。『疲れていたり,具合が悪かったりしたのだろうか。ストレスを感じていたのではないだろうか』と考えてみます。相手の本当の動機や気持ちや状況を理解しようとするなら,怒りは和らぎ,その人の間違いに対しておおらかな見方ができるでしょう。

よく話し合う

聖書は何を勧めているか。「もしあなたの兄弟が罪を犯したなら,行って,ただあなたと彼との間でその過ちを明らかにしなさい。彼があなたの述べることを聴くなら,あなたは自分の兄弟を得たのです」。―マタイ 18:15。

難しいのはなぜか。恐れや怒りや恥ずかしさなど消極的な感情のために,相手に近づいて問題を解決するのをためらってしまうかもしれません。また,味方になってもらおうとして他の人たちに問題を話し,結果として相手との溝が深まり,関係が悪化することもあります。

何ができるか。問題が深刻で見過ごせないと思うなら,相手に近づいてよく話し合いましょう。その際,次のような点を心がけます。

(1)すぐに: 先延ばしにしないでください。問題をそのままにするなら,こじれてしまうかもしれません。イエスの次の助言を当てはめましょう。「供え物を祭壇に持って来て,兄弟が自分に対して何か反感を抱いていることをそこで思い出したなら,あなたの供え物をそこ,祭壇の前に残しておいて,出かけて行きなさい。まず自分の兄弟と和睦し,それから,戻って来たときに,あなたの供え物をささげなさい」。―マタイ 5:23,24。

(2)二人だけで: ほかの人に話したくなる気持ちを抑えてください。「あなた自身の言い分をあなたの仲間の者に対して弁護し,他の人の内密の話を明かしてはならない」。―箴言 25:9。

(3)穏やかに: どちらが正しくてどちらが間違っている,といったことを言わないようにしましょう。目標は,言い争いに勝つことではなく,平和な関係を回復することです。「あなた」ではなく「わたし」という言葉を使うようにします。「あなたに傷つけられたんです」と言うよりも,「わたしは傷ついたんです」と言うほうが相手の気持ちを動かすでしょう。聖書もこう述べています。「平和に役だつ事柄や互いを築き上げる事柄を追い求めましょう」。―ローマ 14:19。

辛抱強くある

聖書は何を勧めているか。「だれに対しても,悪に悪を返してはなりません。……『あなたの敵が飢えているなら,食べさせなさい。渇いているなら,飲む物を与えなさい』」。―ローマ 12:17,20。

難しいのはなぜか。平和な関係を回復しようと努力したのに冷たい反応が返ってくると,一度であきらめたくなるかもしれません。

何ができるか。辛抱強くありましょう。人はそれぞれ気質も円熟の度合いも異なります。すぐに気持ちの整理ができる人もいれば,敬虔な特質を表わそうと努力中の人もいます。親切と愛を示し続けましょう。「悪に征服されてはなりません。むしろ,善をもって悪を征服してゆきなさい」と聖書は述べています。―ローマ 12:21。

平和な関係を回復するには,謙遜さ,洞察力,辛抱強さ,愛を示す努力が必要です。とはいえ,平和な関係を保とうと努力することには,確かに価値があるのです。

考えたことがありますか

● どんなことを考えると,他の人を惜しみなく許そうという気持ちになりますか。―コロサイ 3:13。

● 相手に近づいて問題についてよく話し合うために,何を心がけることができますか。―マタイ 5:23,24。

● 平和な関係を回復しようと努力したのに冷たい反応が返ってきた場合,どうしますか。―ローマ 12:17-21。

[11ページの拡大文]

「人の洞察力は確かにその怒りを遅くする。違犯をゆるすのはその人の美しさである」。―箴言 19:11

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