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    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1956
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1956
塔56 12/15 477–479ページ

結婚式

ヱホバの証者の挙式

式場

ヱホバの証者の会衆の用いている御国会館は,クリスチャンの結婚式をするのに適当な場所です。なぜですか。なぜなら,結婚式はヱホバの御名と目的に証をなし,また神の前に負う夫婦の正しい義務を説明するからです。

先ず会衆の委員の検討がなされ,その同意を得てから御国会館を使用することができます。壇上に花をすこし飾るぐらいは許されますが,御国会館の電気,設備,その他を変えてはなりません。御国会館を結婚式場に使用する人は,あるがままの御国会館を使用すべきです。御国会館は,敬虔な式に対する十分な準備を備えています。もし,手数のかかる別の道具立てが必要ならば,ヱホバの民の集会所である御国会館以外の場所で挙式すべきです。

式前の音楽

これは,結婚式の準備をする人々の良識と分別に任せます。しかし,それらの人々が真理に入つていることは必要です。御国会館では適当な御国の歌が歌われるか,又は楽器で演奏することができます。しかし,もちろんこれは是非というものではありません。しかし,結婚をする人々にとつては『生涯ただ一度』のことであり,もし参加者が音楽の演奏を好むなら,それに対する強い反対理由はありません。しかし,音楽をするといつても,司会者の話す結婚式の意義を弱めないように注意を払わねばなりません。

予行

もし予行が必要ならば,御国会館以外のところでなされるべきです。そして,その予行に結婚司会者が立合うも立合わないのも,司会者の自由意志です。司会者は結婚証明書を調べて,法律上の事柄がみな正しく履行されているかどうかを確め,また新婦が『嫁ぐ』かどうかをたしかめ,そして結婚式のときに指環を一つ用いるか,二つ用いるか,又は全く用いないかを問合わせておきます。それ以外には,司会者は式前に多くのことをする必要はありません。司会者はヱホバの要求を述べ,また結婚式で新夫婦の負うべき結婚の義務を説明します。それで,無必要な儀式でそれらの価値を減少させてはなりません。

衣服

多くの花嫁にとつて衣服は大切な問題です。そして,多くの場合花嫁に附添う女の人や他の人々も,衣服を重大視します。それぞれの社会的な地位にふさわしい立派な結婚衣裳が必要だと考えられています。その考えを裏づけるために,それらの人々は詩篇 45篇や聖書の他の場所で主の要求している花嫁の飾りを引合に出しています。しかし,この事柄に不当な抑制を加えるとか,または干渉するのを避けるため,いま次のことを参考までに記しましよう。すなわち,聖書に述べられているそのような飾りは,いつも霊的な模型になつており,キリストの花嫁とその友たちの着る真実の飾りを指しているのです。そして,クリスチャンの花嫁のつける実際の飾りを予表しているものではありません。キリストの花嫁のつける飾りは,真実のクリスチャンに働くヱホバの霊の実として生ずる性質です。―ペテロ前 3:1-6。

ヱホバの霊の実を持たないこの世の人々は,最上最善のものを買つてまでも,飾りをしなければならない,と感じています。これは,『持ち物の誇は,父から出たものではなく,世から出たものである。』(ヨハネ第一書 2:16,新口)けばけばしい飾りは必要でなく,クリスチャンの花嫁の持つ美と比べるときに,そのような飾りは無意味になります。この世的に衣服を見せびらかすなら,競争心を惹き起し,しつとや,争いや,憎しみを生じます。それはクリスチャンにふさわしいものでありません。それで,クリスチャンの花嫁は,敬虔な飾りに考慮を払うようすすめます。もちろん,結婚式のような場合には,クリスチャンはキチンとした良い身なりをなすべきであつて,主の指示に一致していなければなりません。―テモテ前 2:9,10。

位置

新郎新婦は,たいていの場合,司会者に面し,背を聴衆に向けます。結婚式の話がなされているあいだは,座つていても良く,または立つていても良いのです。もし坐つているなら,結婚式の結びの部では立たなければなりません。花嫁は花婿の左に立つ,つまり司会者の右に立ちます。そして,花婿に附添う人は,花婿の右側に立ち,花嫁に附添う人は花嫁の左側に立ちます。

このような些細な事柄は不必要なものだ,と或る人々は言うかもしれません。いまこの事を論じようとは思いませんが,しかし,いずれにしても何らかの仕方で統一せねばならないのですから,秩序立つた仕方で統一する方が良いでしよう。花嫁と花婿の出席することは必要であり,結婚の義務を承認するということを証者たちの前で証せねばなりません。それに,ほとんどの州や郡は,司会者および二人の証人の署名する結婚証明書を要求します。花婿に附添う人と,花嫁に附添う人は,多くの場合証明書に署名するため選ばれているのです。この二人は,証明書に正しく署名するために,式を見たり聞いたりすることのできる場所にいなければなりません。しかし,このことは独断的に決定されたものでないのです。新郎新婦が別の取極をしたいと思うなら,それもけつこうです。しかし,正しい記録がつくられ,また秩序を維持しなければなりません。

祝宴

ヱホバの御名と高尚な目的についてなされてきた,いままでの良い証の結果も,この祝宴で駄目になることがあります。結婚式の後に行われる祝宴は,それに参加する人の清いクリスチャン生活にふさわしいように品の良いものでなければならず,また結婚式に述べられた聖書の原則に一致するものでなければならないのです。もちろん,よろこびの時ですが,しかし浮かれたり,飲み過ぎ食べ過ぎをする時ではありません。

そのような祝宴を準備するときに注意深く考えねばならないことは,酒の使用です。特に葡萄酒とか,他の酩酊をもたらす飲物です。聖書によれば,そのような時に葡萄酒を用いることは認められています。しかし葡萄酒にせよ,食物にせよ,過度に用いることは,聖書のすすめることでありません。(詩 104:15。ヨハネ 2:1-10。シンゲン 23:19-21)酒の力に対する人間の能力は,各時代ごとに減少していることも忘れてなりません。それで,酒はすこしだけ用いるべきです。酒に弱い人は,酒がふんだんに飲めるところに坐るべきでありません。さもないと,愛とよろこびを示すための折角の会も躓きの原因になるかも知れません。また時々起ることですが,酒は体と精神に悪いと知りながらも,祝宴ではあるし,それに招待した人の気持を害したくなく,みなとの附合をするために,酒を飲む人がいます。これは明らかに正しいことでなく,そのような事態があつてはなりません。酒を飲みたいと思う人は,飲んでもけつこうです。しかし飲みたくない人の権利をも尊重しなさい。それで,次のことを提案します。といつて,主の許し給うものを禁ずるとか,各人の自由を犯す気持はすこしもありません。すなわち,祝宴をする人は十分に念を入れて監督し,酒を使用することも,ヱホバに讃美をもたらし,出席者全部に益となるようにするべきです。

或る人は,イエスやその母や,またイエスの弟子たちがガリラヤのカナの結婚式に出席したことから,結婚式のときに祝宴をするのは正しいと,主張するかもしれません。結婚式の祝宴をすることについては,聖書的な反対理由はすこしもありません。祝宴の行われる仕方によつて,祝宴が有益なものか,または悪いものになるのです。主は,御自分の民が幸福な民であり,そのような時に正しいよろこびを得るようにと欲しています。ガリラヤのカナの婚礼のときに,当時流行していたギリシャ人やローマ人の肉欲をそそる行とか,音楽や,踊りがなされたなどとは思えません。

主の民は新世社会内における上品で,かつ徳を高める交りを結ぶことができます。そして,音楽や,歌や,踊りや,適当量の食物や,葡萄酒をも新世社会内で楽しむことができるのです。それですから,この堕落した世に真似る必要もなければ,その行に従う必要もありません。敬虔な態度と空気は,あらゆる行にも表われるべきです。かくして,私たちがちがつた『組織制度』に属していることをすべての人に示さねばなりません。

この祝宴は,御国会館で行われてはなりません。御国会館はヱホバ讃美の証のためにのみ用いられるのです。

ヱホバの証者のする結婚式で,花嫁と花婿が指環を交換することは,新郎新婦,の気持次第です。

結婚の資格

キリスト教徒ギリシャ語聖書の中でイエスや使徒たちの述べている標準に従い,また国家の正しい法律に従えば,誰が結婚をする資格を持つていますか。この事柄は,以前の『ものみの塔』の中でくわしく検討されていますから,ここでは簡単に述べることにします。結婚をする資格として,男子も女子も,分別のできる年齢,すなわち法律によつて定められている丁年に達しておらねばならず,また法律的にみても聖書的にみても他の配偶者に結ばれていてはなりません。そして,二人とも国家の法律に従つて,正しい許可を入手し,また許可を得てからは法律の定めた必要な期間を待ち,かつ必要ならば血液検査や,健康診断,その他をしなければなりません。これらの事柄は,みな国家の法律によつて規定されたものであり,司会者は結婚式をする前に,それらの事柄が正しく行われているかどうかを調べねばなりません。

もし,再婚の場合には,法律による正しい離婚が完了していなければならず,またそのような離婚に対する正しい聖書的な理由もなければなりません。再婚のできる理由は二つしかない,とイエスは明白に言われています。すなわち,結婚配偶者が死んだ場合か,又は姦淫を犯した場合です。(マタイ 19:9。コリント前 7:39)司会者は,聖書的に再婚し得るか否かをたしかめ,そして,聖書的に再婚できない者が再婚することは神の御前に罪を犯すことである,と正しく戒めねばなりません。法律上では再婚し得ても,クリスチャンは再婚できないことがあります。もし,そのような者でありながら,結婚を強く言いはるなら,忠実な神権の奉仕者は,それらの人の罪に与らないために,その結婚の司会をことわります。

結婚証明書を調べる

結婚証明書は州または郡から発行され,いろいろの事柄の中にもその州または郡内で結婚する人に対する条件が記されています。司会者は,すべての事項が法律に従つているか,どうか,または法律の要求している血液検査とか,その他の附属書類がみなついているかどうかを注意深く調べねばなりません。結婚式が終つてから,司会者は記入し,そして証人たちに署名させてから,指定官吏に結婚証明書を郵送します。

結婚式の順序と方法

定められた時が来ると,新郎新婦はいつしよになり,司会者に面します。二人とも国家の法律に従い,主の標準にかなう資格を持たねばなりません。新郎は司会者の左側,新婦は右側になります。親しさに溢れた適当な話がなされます。それは主に新郎新婦に直接話かけるもので,結婚する両人が互に対して持つ聖書的な責任と,神に対する聖書的な責任について話します。この後,花嫁,花婿,そして二人の証人は司会者の前に立たねばなりません。

それから,司会者は,花婿の名前を述べながら,次の言葉を花婿に言います。

『ヱホバ神とここに出席している証者たちの前にあつて,あなた―は―をあなたの妻となして,クリスチャンの夫に対する聖書の戒めに従い,あなた方両人が生得る限り,妻を愛し,妻をいつくしみますか。』

花婿は『はい』と答えるべきです。

司会者は,花嫁の名前を述べながら,次の言葉を花嫁に言います。

『ヱホバ神とここに出席している証者たちの前にあつて,あなた―は―をあなたの夫となし,クリスチャンの妻に対する聖書の戒めに従い,あなた方両人の生きている限り,夫を愛し,いつくしみ,深く尊敬しますか。』

花嫁は『はい』と言うべきです。

(花嫁の父親か,又は別の人が,花嫁を嫁がせるというような取極であるなら,司会者は『誰がこの婦人をこの人に嫁がせるのですか』と言います。父親,もしくは花嫁を嫁がせる人は,『私です』と言います。それから引下つて聴衆の中の自分の席に坐ります。花嫁を嫁がせるという取極がなされないなら,この部分を省略することができます。)

司会者は新郎にむかい,司会者の言葉を反復して言うようにと話します。

『私―は―を私の妻となし,クリスチャンの夫に対する聖書の戒めに従い,私たち両人の生きる限り,または神の是認の中に結婚関係の解消するまで,妻を愛し,妻をいつくしみます。』

それから,司会者は花嫁にむかい,司会者の言葉を反復して言うように,と話します。

『私―は―を私の夫となし,クリスチャンの妻に対する聖書の戒めに従い,私たち両人の生きる限り,または神の是認の中に結婚関係の解消するまで,夫を愛し,夫をいつくしみ,夫を深く尊敬します。』

もし指環の式を望むなら,このとき新郎は,新婦の左手の第3番目の指に指環をはめます。もし,指環の式が二重の場合なら,新婦は新郎の左手の第3番目の指に指環をはめます。司会者は,もし望むなら,このとき次のように言うこともできます。『この指環は,新郎新婦が結婚したことを表わす見ゆるしるしであります。』

司会者は,それからこう言います,『ヱホバ神と,ここに出席されている証者たちの前で,(新郎の名前)と(新婦の名前)は互に結婚の契約を結ばれました。任命された神の奉仕者である私は,聖書と―国(郡)からの権威によつて,両人が夫と妻であることを宣言します。神がむすび給うたものは,何人も離すことはできません。』

それから,司会者は適当な祈りで式を閉じます。その祈りの中で,ヱホバに栄光と讃美を捧げるこの結婚にヱホバの祝福と導きがあるように願い,そして新夫婦に永遠の福利があるように,と祈ります。

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