ものみの塔の出版物に感謝する人々
すぐれた音楽家には,立派な楽器の価値がわかります。よく働く大工は,よい道具の値うちを知っています。聖書をまじめに研究する人たちは,信仰を強めてくれるものみの塔の出版物に感謝しています。ものみの塔の出版物は,聖書の勉強にたいへん役だっています。
オクラホマ州のある聖書研究者から,出版物に対する次のような感謝の手紙がきました。「私は,自分の気持ちを言い表わすのはへたですが,私が『ものみの塔』と『目ざめよ!』をどんなに楽しんで読んでいるかを知っていただきたいと思ってペンをとりました。あることを知りたいと思っていると,ほとんど毎度のように,それが次号にのっているのです。貴協会の他の聖書の手引書も興味をもって読んでいます。エホバの証人と聖書の勉強を始めたのは4ヵ月ほどまえで,これから研究すべきこと,学ぶべきことはたくさんありますが,真理の知識を得ることのすばらしさをつくづく感じています」。
他の人の経験から学ぶ
オレゴン州サレム市のある母親は,「ものみの塔」誌にのせられたある人の経験を読んで次のような感謝の手紙を協会に寄せました。「私は今になってある教訓を学びました。若い母親が3人のむすこに聖書を読んで聞かせたという経験談を読み,自分も子どもたちにそうしなければならないことに気づきました。私には7歳と10歳の子どもがいます。私は反対を予期しながら,これから午後,しばらくテレビを見るのをやめて聖書を読みましょう,と言いました。驚いたことに子どもたちは反対しないのです。
「私たちが毎日きちんと午後4時から聖書を読むようになって2週間たちました。昨日,私は町に出かけ,帰りが5分おくれましたので,子どものほうが先に帰っていました。私は,さぞかしテレビががんがん鳴っていることだろう,と思いながら帰ってきました。しかしドアをあけてみると,ふたりは机につき,聖書を開いて待っていました。そのときの私の喜びをご想像ください。10歳のディビッドがまずお祈りをささげて読み始めました。むずかしい名前が出てきても,エホバのことばを読むのがいやになったとは決して言いません。聖書を読むことによって私たちはよいクリスチャンになっていると思います。エホバの御霊が常に皆さまと共にありますように」。
『聖書はすべて霊感によるもの』という本の価値
ワシントン州バンクーバー市の一御国伝道者は,『聖書はすべて神の霊感によるものであって益がある』(英文)という本の価値について次のように書いています。「私はある青年に聖書を説明する機会を得て,『霊感』の本の,『考古学は霊感による記録を支持する』という章を彼と一緒に調べました。聖書が霊感による本であり真実を述べた本であることを示す証拠が多いことに,その青年は驚きました。聖書の確実さを証明するそういう有力な論議を一度も聞いたことがなかったのです。その章の勉強を終わる頃には,彼は聖書が真に価値のある本であることを認め,ぜひ聖書を勉強したいと言いました。聖書は霊感による本で,真実をしるした本です。エホバが『霊感』の本を用いて,その事実に彼の目を開かれたことはまちがいありません」。
喜びと慰めをもたらす記事
オハイオ州のレイクビューからは次のような感謝の手紙がきました。「『ものみの塔』誌に,復活にかんする一連の記事がのせられたことを感謝するのも,エホバに対して感謝と賛美を表わす方法のひとつと考えます……私は,毎週『ものみの塔』誌の勉強を司会する特権にあずかっていますが,この記事によってその喜びはいっそう深くなりました」。
次は,イタリアのフロレンスから寄せられた手紙です。「3月15日号のイタリア語の『ものみの塔』誌(創造にかんする説明)を勉強していた私は,目に涙がうかぶのをおぼえました。私の心は感謝でいっぱいになりました。しかし私は,このような出版物から得られる純粋の喜びに対して,貴協会にも直接感謝を表わしたいと思い手紙を書きました」。
カリフォルニア州の一聖書研究者も,「目ざめよ!」誌のある号を読んで次のような手紙を協会に送ってきました。「この世のいろいろなわずらいごとが,時々私たちの生活に入りこみますが,そういう時に最新号の雑誌が送られてきます。5月8日号の『目ざめよ!』(日本語版は1963年7月8日号)の『完全な世界 ― 求める価値のあるもの?』という記事がそれです。この記事は,私たちエホバの民が心に感ずることをそのまま言葉にしたものです。エホバは,新しい秩序というすばらしい希望をもって私たちすべてを強くするために,みなさんを祝福してあのように励みになる記事を書かせてくださるのです。私は,この立派な雑誌に感謝していることをお知らせせずにはいられなくてペンを取りました」。
真理を認める人々は,聖書の教えを忠実に守り,それをすすめる出版物に感謝します。ものみの塔の出版物はまさにそのような出版物です。