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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1970
塔70 2/15 126–127ページ

葬式で遺族の人々を慰める

エホバの証人の行なう葬式は,エホバの証人でなく,悲しみに沈んだ遺族の人々の目にどのように映りますか。一遺族がアメリカ,オハイオ州に住むエホバの証人にあてたつぎの手紙は一つの参考になるでしょう。

「1935年に父が死に,残された母は,未亡人にしか理解できない悩みと悲嘆に暮れました。母があなたがたの門をたたいたのはその時です。当時エホバの証人はラジオを使い,大ぜいの人にたいへん活発に音信を伝えていました。わたしたちはあなたがたがすばらしい人々の集まりだということを理解すべきでしたが,その時はまだ理解していませんでした。あなたがたは母の人生を,絶望の暗やみから平和で満ち足りたものに変えました。先週死が臨むまでの30年以上のあいだ,母はひと時も喜びを失うことなく平穏な一生を送りました。

「しかし,わたしたちが失意を感じたのはその時です。ご存じのごとく,母のように84歳まで生きた人は,友人や親族の大部分をすでに失っています。少なくともわたしたちはそう思ったのです。

「わたしたちがその事を気がかりに思いはじめたきっかけは,母の葬儀の前夜に葬式の司会者がした話でした。わたしたちの町に来て住みついた,ある著名な大金持ちの身に最近起きたことです。この人は下町の大きな高級ホテルの一室で,数年のあいだ,世捨て人のように暮らし,ついにそこで息を引きとりました。その遺言には,こよなく愛するようになったこの町に自分を埋めるようにとありました。猛吹雪のため,彼の死んだ翌日はだれも訪れませんでした。次の日,おいの一人がピッツバーグから雪の中を到着しました。その夜,そのおいと葬式の司会者が,長くわびしい通夜をしました。翌日,この金持ちの葬儀に参列したのは,そのおいだけでした。

「わたしたちの事情はその人の場合ほど悪くはありませんでしたが,母の葬式の前夜,わたしたちは少し心配し,翌日の母の葬儀には大ぜいが出席してくれるだろうか,それともわずかの出席者しかいないだろうかといぶかっていました。

「翌朝,エホバの証人の奉仕者と,その会衆の成員であるすばらしい人々が到着すると同時に,それまでわたしたちの心にあった心配は消えました。この人々が身に着けておられる熱意と親切心のすばらしさは言い表わせないほどです。わたしの思いつく中では,清朗ということばが一番ふさわしいでしょう。各へやがエホバの証人でいっぱいになり,そのかたがたの口からなぐさめのことばを聞くと,陰うつな気持ちは消え,この世が急に明るくなったように感じました。前の夜に話を聞いた著名な大金持ちより,こうしたすばらしい友人を持つ母のほうがはるかに豊かであったと考えざるを得ませんでした。参列した親せきのひとりは,感嘆し,このように人を力づける葬式ははじめてだと言いました。

「皆様から贈られた美しい花々,また棺の付き添いをしてくださったかたがたのご親切,それと同時に参列してくださった皆様の暖かいお気持ちなどにわたしたちがどれほど深く感謝しているかを申し上げねばなりません。わたしたちはこれらのことをいつまでも思い出すでしょう。慎しんでお礼を申し上げます。皆様の上に神の御祝福がありますように」。

確かに,葬式は,神からの復活の希望とクリスチャン愛,およびクリスチャンのふるまいによって,遺族の人々を慰めるよい機会となります。

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