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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1973
塔73 12/1 735ページ

読者からの質問

● ユダが,聖書に述べられているように,自分で遊女と考えた女と性関係をもったことは,悪いことではなかったのですか。―アメリカの一読者より

現実には,ユダは遊女と関係を持ったのではなく,期せずして自分のむすこシラの代わりに逆縁結婚をし,正当な子孫をもうけたのです。その背景を考えてみましょう。

2番目のむすこオナンが神の裁きを受けて死んだあと,ユダは嫁のタマルを,3番目のむすこシラが彼女と結婚できるほど成長するまでと言って,その父の家にもどしました。しかし,シラが成人したあともユダはシラをタマルと結婚させませんでした。そこでユダが妻を亡くしたとき,タマルは遊女にふん装して,ユダが通る道にすわっていました。それをユダは自分の嫁と気づかず,遊女と考えて,彼女と関係を持ちました。―創世 38:11-18。

タマルは3番目のむすこシラと逆縁結婚をすることになっていたので,ユダはタマルが妊娠していることを知ったとき,売春のかどで彼女に死を言い渡しました。しかし,ユダ自身が知らずに彼女を妊娠させたことがわかったとき,ユダは言いました。『彼は我よりも正し [なぜですか] われ彼をわが子シラにあたえざりしによりてなり』。ユダはその時結婚していませんでした。彼はやもめでした。ですから自分の妻に対し罪を犯してはいませんでした。そしてユダが独身の遊女と感ちがいをした,ふん装していたタマルは,結婚の神聖なきずなのもとにはありませんでした。遊女と考えていた女を見いだせなかったとき,ユダは,そのような遊女がそのあたりにいることが知られていないのに,神殿売娼婦と関係を持ったなどと言えば恥をかくかもしれない,ということに気づきました。―創世 38:20-26。

タマルについていえば,彼女が行なったことは姦淫ではありませんでした。彼女のふた子のむすこは,恥ずべき罪の子,姦淫の子,とは考えられてはいませんでした。というのは,ベツレヘムのボアズが逆縁結婚をしてモアブの女ルツをめとった時,ベツレヘムの長老たちはボアズにこう言ったからです。『ねがわくはエホバがこの若き婦よりして汝にたまわんところの子によりて汝の家かのタマルがユダに生みたるペレズの家のごとくなるにいたれ』。(ルツ 4:11,12)ですからペレズはイエス・キリストの品位ある先祖に連らなっています。(マタイ 1:1-3。ルカ 3:23-33)ペレズの母親タマルは,性的欲望のために若い男性を求めたのではなかった点で,ルツと同じでした。―ルツ 3:10。

ユダの場合は,遊女と関係していると考えていました。この点,彼の行ないは正しくありませんでした。というのは,人間に対する神の最初の目的は,人間がその妻と性関係を持つことであって,遊女で地を汚すことではなかったからです。それでもユダは,神の特定の律法の命ずるところに違反したという意味においては,罪を犯しませんでした。なぜなら,モーセの律法はずっと後になって与えられたものだったからです。―創世 2:24。レビ記 19章29節と比較してください。

ユダとタマルに関する話は,聖書の内容をおもしろくするために載せられているのではありません。約束のキリストすなわちメシヤであるイエスに至るまでの人間の家系が,どのようにして保たれたかを示す歴史的叙述の重要な部分なのです。

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