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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1974
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株式市場

● 昨年ほど世界各地の株式市場が不安定な状態に陥った年は,おそらくこれまでになかったであろう。たとえばアメリカでは,1973年1月に,ダウ・ジョーンズ工業株価平均が1,052㌦という空前の高値を記録した。しかし,秋までには,市場は今世紀に入って最悪の規模の暴落に見舞われていた。11月中の2日間で合計57㌦も下がり,最後には800㌦以下にまで落ち込んだ。ヨーロッパ,カナダ,オーストラリア,日本などの株式取引所からも,同年前期の高値に比べて30%近い値下がりが報じられた。

なぜ,こうしたことが生じたのだろうか。1974年には景気が世界的に後退するのではないかという恐れが,アラブの禁油措置により頂点に達したからだ。

1973年の新しい点は,何か月にもわたって市場が継続的に,また激しく動揺したことである。これからの株式市場にどんな事態が生じるかにはかかわりなく,昨年の動きは,世界の指導者たちがどれほどの恐れをいだいているかを如実に物語っている。(ルカ 21:26)富がどれほど容易に『翼を生じて……飛びさる』かを知っているクリスチャンは,過度に心配することなく,むしろこれをひとつの戒めとすることができる。―箴 23:5。

タバコからの自由

● 過去10年間に,世界のタバコ生産高は約12%増えた。タバコはさまざまな疾病と関係がある,と医学関係者が語っているにもかかわらず,こうした状態が見られる。喫煙者の子どもたちまでが悪影響を被っていることを示す証拠はますます多くなっている。タバコをやめる人がふえないのはなぜだろうか。

カナダのカーリトン大学のF・R・ウェイク博士はこう語っている。「主要な問題は,人々にタバコをやめさせることではなく,やめたあと,そのままの状態に留めることである」。奇妙なことに,喫煙がガンを引き起こすことを知っているだけでは多くの場合不十分である。

喫煙がエホバの証人の間で大きな問題となったことは一度もない。証人たちは,1890年代から喫煙に対して警告を発してきた。また1973年の後半からは,新たにエホバの証人になる人,あるいは会衆の成員として引き続き受け入れてもらいたいと望む人には,喫煙の習慣を断つことが求められている。タバコ産業に従事している人にも同様の制限が課されている。

会衆がタバコと全くかかわりを持たないように,それほどまでに関心を払っているのはなぜだろうか。エホバの証人は,喫煙の習慣が健康を危険に陥れることを知っているからだ。他にも,証人たちにとってより重要な道徳上の質問がある。つまり,それは,「肉と霊のあらゆる汚れから自分を清め」て創造者に対する正しい認識を示せるような仕方で自分の体を用いていることになるかという点である。(コリント第二 7:1)また彼らは,タバコの使用を勧めることは,隣人愛に反する行為であると考えている。神の是認を得たいとの願いに動かされて,彼らはタバコとのかかわりを断つのである。

カトリック教徒と共産主義者

● 最近になって,カトリック教会のイタリア人僧職者は,『共産党に好意を示す』信者すべてを破門すべきであることを定めた1949年の布告を撤回するように教皇に求めた。いったい何が起きたのだろうか。また,それは何を示しているのだろうか。

最近,幾つかの共産主義国の政府高官が教皇庁を公式訪問した。またバチカン当局は,共産中国と外交関係を樹立したいとの願いを表明するまでになった。目ざとい人々は,こうした動きに,同教会がその立場をこれまでとは大きく変化させたことを読み取っている。事実,カトリック教会は常に『世の友』であった。世故にたけた同教会は,戦争をさえ含めた政治上の問題で互いに争い合っている両陣営に,たいていの場合,司祭や司教およびその追随者の大群を有してきた。このようにして,カトリック教会は,事態がどう決するかにはかかわりなく,常に勝利者に影響力を行使しうる立場を保持した。

しかし,今日の世界情勢のもとで,同教会は譲歩を強いられており,自らが弱体の一途をたどっていることをあらわにしている。現在,西欧諸国と東の共産主義諸国との間に,平和の気運が高まっているように見える。ある程度の政治権力を保持するために,同教会は旧来の敵である無神論者と和解せざるをえなくなった。

このように,教会という世の偉大な権力は政治上の支配力を失いつつある。世界問題に対するその声は,今では融和的そのものである。こうした事がらすべては,聖書の「啓示」17章に描かれている預言的な絵をありありと思い起こさせる。そこでは,すべての偽りの宗教が売春婦として描かれている。この売春婦は野獣のような諸国家に対する力を失っていき,最後には,ほかならぬそうした諸国家そのものに滅ぼされる。

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