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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1982
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処女生誕 ― 事実それとも作り話?

大抵の人はイエスが処女から生まれたという聖書の記述を知っています。しかし,すべての人がそれを事実として受け入れているわけではありません。読者は処女生誕が理にかなったものであるとお考えになりますか。それを信じるかどうかは重要な事柄でしょうか。

聖書の記述を退ける人の中には,処女生誕は生物学的に受け入れ難いという見解を抱いている人がいます。しかし,遺伝子操作に関連した最近の科学の進歩から,今ではそうした態度を考え直している人もいるようです。イエスが処女から生まれたことにはそうした事柄が関係していたと考えられますか。

処女生誕という聖書の簡明な記述にローマ・カトリック教会や正教会がいわば潤飾を施したゆえに,これに抵抗を感じてきた人もいます。例えば,聖母マリアの崇拝が強調されるため,処女生誕そのものにも幻滅を感じるようになった人がいました。

また,処女生誕という考えが膚に合わない人もいます。『神が全能であるなら,ご自分の目的を成し遂げるためにそんな小細工をする必要はないはずだ』と,その人たちは考えます。そうした人たちは処女生誕を単なる一つのたとえ話と受け止めることでしょう。

こうした見解一つ一つを考慮し,この問題がわたしたちの生活や信条にどのような影響を及ぼしかねないかを調べてみることにします。しかしまず,聖書が処女生誕について実際に述べている事柄を簡単に考慮するのは有益です。

聖書が実際に述べる事柄

これについては二つの報告があり,いずれもイエスが地上におられたころ生存していた知性的な人物の手で書き記されました。適切にも,その一つは医師ルカによって記されました。もう一つはマタイによって書き記されました。マタイは会計の仕事に通じており,イエスによって十二使徒の一人に選ばれた人物でした。

マタイは「マリアの夫ヨセフ」の役割に焦点を合わせています。『このマリアからイエスが生まれました』。(マタイ 1:16)1章18節には,処女マリアが許婚者のヨセフと結ばれる前に,妊娠していることが分かった,と記されています。「義にかなった」人であったヨセフは,このことを知ると,マリアを公の恥にさらさないようひそかに婚約を解消しようとしました。しかし神は,マリアが身ごもったのは聖霊の力によること,また救い主の母となる特別の役割を担うようご自分がマリアを選んだことをヨセフにお告げになりました。こうした保証の言葉を聞いて,ヨセフはマリアを家に迎えました。「しかし,その子が生まれるまで,彼女とは交わりを持たなかった」のです。―マタイ 1:25,新英訳聖書。

一方ルカは,マリアの側からその出来事を記しています。基本的な事実に変わりはありませんが,ルカはマリアに差し伸べられた母としての特権を彼女に明らかにしたみ使いとマリアとの間の会話の詳細を記しています。驚いたマリアは,「どうしてそのようなことがあるのでしょうか。わたしは男と交わりを持っていませんのに」と答えました。マリアにとって,それは全く信じられないことでした。読者の皆さんもそうお感じになるかもしれません。するとみ使いは,マリアは至高者の力すなわち聖霊によって奇跡的に身ごもるのであり,それゆえ子供は至高者の子となることをマリアに説明しました。マリアはその栄誉を喜んで受け入れ,時が満ちて男の子イエスを産みました。―ルカ 1:26-38。

イエスを産んだ後のマリアについては,聖書は余り多くを記していません。イエスとの関連でマリアに数回言及されていますが,彼女が弟子たちの間で主立った人物であったことを示唆するものは何もありません。幼年時代を別にすれば,マリアがイエスに何の影響力も有していなかったのは明らかです。時々イエスは,マリアや他の人々にそのことを思い起こさせる必要がありました。(ヨハネ 2:4。マタイ 12:46-50)それでもイエスはマリアに対して愛情を抱いておられました。亡くなる直前に,イエスはマリアの世話を使徒ヨハネに託しておられます。―ヨハネ 19:26,27。

マリアはイエスの復活後もその弟子の一人であり,およそ120人の弟子が聖霊に満たされたペンテコステの日にはその場にいたものと思われます。(使徒 1:13,14; 2:1-4)その後のマリアは明らかに,忠実で謙遜な弟子の一人として自分の分を果たしました。著名な人物であったり,権威をふるっていたり,特別視されていたりしたことを示唆するものは何一つありません。

聖書が処女生誕について述べている事柄を考慮しましたから,次に多くの人が抱いている疑問,処女生誕は科学的に受け入れられることなのか,さらには道理にかなった確かな事柄なのかどうかを考慮することにしましょう。

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