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  • あなたは開拓者になって自分の区域を広げることができますか
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1985
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1985
塔85 9/15 25–27ページ

あなたは開拓者になって自分の区域を広げることができますか

イエス・キリストはある時,「わたしはほかの都市にも神の王国の良いたよりを宣明しなければなりません。わたしはそのために遣わされたからです」と言われました。(ルカ 4:43)イエスは確かに,主要な王国宣明者,エホバへの神聖な奉仕における真の開拓者であられました。

イエスと同様,使徒パウロも福音宣明の業に強い関心を抱く全時間の奉仕者でした。事実パウロは自分の奉仕区域を拡大したいという切なる願いを抱いていました。―ローマ 15:23,24; コリント第二 10:15,16と比較してください。

エホバの現代の証人の中には,明らかに同様の精神を抱いて自分を差し出し,外国の地で宣教者として奉仕している人が大勢います。必要の大きな場所で奉仕しているクリスチャンの奉仕者たちもいます。また,開拓者,すなわち良いたよりを全時間宣べ伝える伝道者になれることに気づいた人はさらに大勢います。

ところであなたはどうでしょうか。現在は開拓者として奉仕しておられないとしても,そのような全時間の王国宣明者になることにより,言わば自分の区域を広げることができるでしょうか。

開拓奉仕の益

熱心で有能な開拓者たちの動機になっているのは利己心ではなく,神に対する愛と他の人々を助けたいという願いです。そのような全時間の奉仕者たちは神の言葉を自分の生活に当てはめる必要性を強く意識しており,全時間奉仕を行なう余裕を作り出せることを喜んでいます。それに,全時間奉仕を行なうことにはさまざまな益があるのです。

開拓奉仕から得られる益の一つは,『エホバの救いの良いたよりを日々告げる』ことです。(詩編 96:2)事実,神とそのお目的について定期的に語ると,命に至る道を歩むよう他の人を助けることになるだけに,満足感を味わえます。46年間開拓奉仕をしている一姉妹は,「だれかと聖書研究を行ない,その人がエホバの崇拝者になるのを見る喜びに勝る喜びはありません」と語っています。

開拓宣教に携わると聖書を定期的に使用する結果,「霊の剣,すなわち神の言葉」を一層巧みに扱えるようになるという益があります。(エフェソス 6:17)多くの開拓者が語る言葉の中でも典型的なのは,「開拓奉仕のお陰で一層大きな勇気を持てるようになったうえ,それまでに覚えていてすぐに引けるようになっていた沢山の聖句に精通するようになりました」という言葉です。

開拓奉仕の健全な影響は会衆にも及ぶことがあります。その点について,ある長老はこのように書いています。「驚くほど違ってきました。会衆の歩調が変わったのです。エホバへの奉仕に一層活発に参加する傾向が見られます」。他の人々は,確かに開拓奉仕者の熱心で模範的な奉仕によって奮い立たせられるのです。

開拓宣教にあずかると,当然の結果としてエホバへの確信が深まります。もちろん,全時間奉仕者は問題を幾つか克服しなければなりません。しかし,ある開拓者の夫婦は二人が抱いている確信を次のように言い表わしました。「エホバのお陰で,何かに不足したことは一度もありません。開拓者なので,エホバに依り頼むようになり,助けを一番必要としている時にエホバがどのように助けを差し伸べてくださるかを知るようになりました」。―詩編 34:10; 37:25。

真理を広める努力に注がれる祝福

『どうかわたしを試みるように。わたしが天の水門を開き,あなた方の上に祝福を注ぎ出すかどうかを見よ』。(マラキ 3:10)幾世紀も昔,エホバはそのように言われました。1984奉仕年度中,全世界の平均開拓者数は25万8,936人でした。そして,エホバはそれらの全時間奉仕者を大いに祝福されました。

一例として,ブラジルのアマゾン地方の開拓者たちが味わった祝福を考慮しましょう。川岸に沿って広範囲に点在している村落へ行くには,普通,舟が使われます。川の中にも小さな村が幾つかあり,洪水の季節でも水をかぶらないよう木造の家が高い柱の上に建てられています。家々を結んでいるのは粗末な木の通路です。特に体重の重い人にとってその通路は大変危険なことがあります。水位が低い時は,困難ながらも下草の間をぬって,あるいは泥深い川床伝いに出入りすることができます。軽い丸木舟はひっくり返ることがあるので,それに乗って旅行するのは非常な冒険になりかねません。こうしたことに加え,マラリア,腸チフス,寄生虫,酷暑,虫に襲われることから生じる問題があります。しかし,こうした障害があっても,エホバの霊は,兄弟たちがそうした区域で良いたよりの宣明に成功を収めるのを助けています。―ゼカリヤ 4:6。

アマゾン地方で奉仕している開拓者の一姉妹は,「大変満足のゆく業を行なえました」と語りました。そして,以前協会の文書を何冊か受け取ったことのある男の人を再訪問した時の良い経験を語ってくれました。その姉妹は,2時間も舟に乗らなければなりませんでしたが,着いてみるとその人は大きなかまどでキャッサバの粉を炒っているところでした。手を休めると粉の焦げてしまう恐れがありました。開拓者の姉妹はどうすることができるでしょうか。スコップのように大きな木のヘラで粉を絶えずひっくり返していて欲しいとパートナーに頼んだのです。こうしてその男の人は,自分が以前に求めた出版物の研究の仕方を開拓者が目の前で説明するのを注意深く聞く機会を得ました。

その地方で働いている兄弟たちは,まだ早いうちに人々の家に着くため夜明け前に起きることがよくあります。それから開拓者たちは一日中証言を行なうのです。ですから,エホバは開拓者たちを大変豊かに祝福しておられます。―箴言 10:22。

ブラジルのほかの土地でも開拓者たちはエホバへの奉仕において多くの祝福を経験しています。例えば,ある開拓者は服役囚が真理を学ぶのを助けることができました。その喜びを想像してみてください。その人は,凶暴な気質のために恐れられていた人で,長期の刑に服していました。ところが,真理を確信するや,人格が大きく変化し,刑務所の当局者が感心してその人に刑務所内で伝道することを許可したほどでした。この人は今ではバプテスマを受けており,保護観察を受ける身ではありますが,家庭聖書研究を何件か司会しています。

この開拓者は同じ刑務所でこれまでにほかにも何人か援助してきました。その業についてこの兄弟は,「自分がまくことのできた種が既に芽を出して実を結んだので,この業から大きな満足を得ています」と述べています。少なくとも4人の人が,既に釈放され,現在クリスチャンの集会に定期的に出席しています。ほかにも真理について真剣に考慮している人が4人おり,そのうちの一人はバプテスマを受ける準備をしています。

区域は広い

エホバの崇拝者の隊伍が引き続き増加しているので,神が今なお全世界の区域から集め出す大勢の人々を持っておられることは明らかです。(使徒 18:9,10と比較してください。)あなたは弟子を作るこの業にもっと多くあずかれるでしょうか。

まだ開拓奉仕をしておられない方は,全時間奉仕に成功を収めている人々と話してみるのはどうでしょうか。あなたも開拓者として成功を収められるかもしれません。祈りのうちに事情を検討すれば,開拓者になって自分の区域を広げることができるかもしれません。

[26ページの図版]

アマゾン地方の開拓者の最も一般的な交通手段は丸木舟と艪櫂舟である

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