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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1986
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宗教の結ぶ実

宗教を商業化したために「我々の教会内に不正行為や不道徳など,風紀の乱れ」が生じるようになった,とナイジェリア・メソジスト教会の長老は言明しました。ナイジェリアのデーリー・タイムズ紙によると,その長老は,教会が「犯罪者や不正を働く役人に礼物をせがんだり,彼らからの礼物を受け取ったりする」ことによってナイジェリア社会の犯罪の波をあおった,ということを認めました。また,宗教指導者や教会員が不品行を行なうので,教会は「人の仲を裂こうとしたり,だましたり,不道徳なことをしたりする者たちのたまり場」になってしまった,とも語りました。

イスラム教問題評論家のフェイミ・アバースも,犯罪発生率の増加は,高度に商業化された宗教団体に人々が流れ込んでいることと関連があるとしています。アバースは,ナイジェリアの定期刊行物「ナショナル・コンコード」の記事の中で,これらの団体の指導者たちが「おべっかと抜け目のなさと他の者を出し抜く能力」によって支持者を獲得していると述べ,また,指導者たちは「信仰を隠れみのにしている」にすぎない,と述べています。

宗教が物質的な事柄に注意を集中するなら,そのような悪い実を結ぶことになるのは当然です。その悪い実は,「終わりの日には」人々が「金を愛する者,……敬虔な専心という形を取りながらその力において実質のない者」となる,という聖書預言の正確さを証明するものです。「人々[は]健全な教えに堪えられなくなり,自分たちの欲望にしたがって,耳をくすぐるような話をしてもらうため,自分たちのために教え手を寄せ集める」でしょう。他方,真の宗教は物質的な事柄ではなく霊的な事柄に重きを置くはずです。そのようにして人々に,高潔な生き方によって神の忠実な僕となることはもとより,より良い市民となるための動機づけを与えることでしょう。―テモテ第二 3:1-5; 4:3。マタイ 6:19-21,33; 7:16-21。

原因療法ではなく,対症療法

「英国の少女は承諾なしにピル入手可能」。これはニューヨーク・タイムズ紙に載せられた見出しです。その記事は,「上院の法官貴族たちが3対2の票決で,両親は自分の子供に対する絶対的な権威を有するものではなく,法律は,変わりゆく社会情勢と歩調を合わせてゆかねばならない,という意見を支持した」ことを明らかにしていました。この決議の結果,今後,英国の医師は,親に相談せずに16歳未満の少女に避妊薬を処方しても合法とされます。英国議会上院のこの決議は,労働党,英国医師会,その他種々の家族計画協会から称賛されました。

この法律の目的は,『望まれない十代の妊娠と堕胎を抑制すること』と言われています。しかし,難しい増大する問題に対してそのような取り組み方をするのは,単に“症状”だけを治療するのと同じではないでしょうか。立法者たちが,キリスト教の伝統を誇る国の医師たちや社会事業団体の支持を得て,直接的ではないにしても十代の人々の不道徳という“病気”を助長する法律を成立させるということは,わたしたちの時代を計る尺度ではないでしょうか。

望まれない妊娠や堕胎という“症状”が表われないよう十代の少女たちを保護する最善の方法は,何と言っても,性的な不行跡から彼女たちを守る道徳的な価値規準を教えることです。そのような価値規準の宝庫となっている実証ずみの書物は聖書であり,聖書はこの“病気”の治療を然るべきところに,つまり子供の行ないに対して責任のある者とされている親にゆだねています。―エフェソス 5:5; 6:1-4。

胎児の命

「胎児のさまざまな感覚は我々が以前に考えていたよりも早くでき始め,その脳の優れた構造や能力は,最近の説で言われているよりもずっと早くから発達し始める」。ドイツ連邦共和国の青年・家族・保健大臣が1984年に出版した,「胎児の命」という題の小冊子の著者たちは上記のように書いています。著者は胎児の命を,「最もきゃしゃな状態」の命と述べ,「その子と親との最初のきずなは早くも胎内で形造られる」と指摘しています。以前には,胎芽の成長は,単細胞から魚類へ発達し,次いで両生類を経て人間になるという進化の過程をとると信じていた科学者は少なくないが,「科学が進歩した」ために今やこの理論は退けられてしまった,とも述べています。また,『胎児の命が一個の人間の命ではないなどとまじめに主張する人はもはやいない。人間は誕生時に初めて人間になるのではない』ということを認めています。

こうした発見は,胎児に対する生命の創造者の見方,つまり,胎児は生きた存在であるということと一致しています。神の僕ダビデは自分の創造者に語りかけて,次のように書きました。「あなたはわたしをわたしの母の腹の中に,仕切られた状態にして保たれました。わたしはあなたをたたえます。なぜなら,わたしは畏怖の念を起こさせるまでにくすしく造られているからです。……あなたの目は胎児のときのわたしをもご覧になりました。あなたの書にそのすべての部分が書き記されていました」― 詩編 139:13,14,16。

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