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  • 宗教 ― 話題にすべきではない事柄?
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1995
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1995
塔95 4/1 3–4ページ

宗教 ― 話題にすべきではない事柄?

「宗教と政治の話だけはしないことにしています」。エホバの証人が他の人に聖書について話しかけると,よくそういう反応が返ってきます。人々がそのような立場を取るのは無理もないことです。

政治について討論すれば,つい熱が入って口論になってしまいかねません。多くの人は,公約など当てにならず,政治家たちが,多くの場合,権力や名声や金ばかり追い求めていることをよく知っています。残念ながら,政治上の意見の相違が暴力ざたになることもあります。

『しかし,宗教も同じではないか。現在の多くの紛争は宗教的熱情によって引き起こされてきたのではないか』とお考えになるかもしれません。北アイルランドでは長い間,ローマ・カトリック教徒とプロテスタント信者が闘い合いました。バルカン諸国では,東方正教会の教会員やローマ・カトリック教徒その他の人々が領土を巡って争っています。その結果はと言えば,残虐行為と,なかなか治まらない悪感情です。

多くの人は,殺すと脅されると,自分個人の信条や家族の信条を隠そうとします。アフリカでは,キリスト教世界の人々,他の外来の宗教,および民族的な宗教の信奉者の間にこれまで何世紀にもわたって宗教上の敵意が存在してきたため,親は子供に幾らかでも身の守りになるよう二つの名前を付けました。この習慣は今でも根強く残っています。それで,ある少年は片方の名前だけを使えば,教会員で通すことも他の宗教の信徒を名乗ることもできます。宗教上の信条のゆえに命を奪われかねないとなれば,宗教について大っぴらに話し合う気になれないのも当然でしょう。

他方,ある人々にとっては,命が脅かされるわけではなくても,宗教は話題にすべきではない事柄です。そういう人は,自分の信じていることを信仰の違う人に話しても無益な議論になってしまうのではないか,と心配します。また,宗教はすべて良いものだと考えている人もいます。そのような人は,当人が自分の信じている事柄に満足している限り,違いについてうんぬんするのは無駄なことだ,と言います。

宗教とは何かについてまじめに研究している人たちの間でさえ,意見は食い違っています。新ブリタニカ百科事典は,「宗教の研究と分類」の項で次のことを認めています。「[宗教]とは何かについて,学者の間で意見の一致が見られたことはめったにない。……したがって,古来この論題には,論争を引き起こす種々の要素が含まれている」。

ある辞書は宗教を,「宇宙の創造者ならびに統治者として認められる超人的な権力者に対して人間の抱く信仰と畏敬の念の表現」と定義しています。そうであれば当然,宗教は生活の中で重要な役割を演じることになります。実際,宗教はこれまで人類史を形作る一つの普遍的な要素となってきました。「オックスフォード民族・文化図解百科事典」はこう述べています。「何らかの形態の宗教によって生活に秩序と意義を付与しようとしなかった社会は一つもない」。生活の「秩序」や「意義」といった根本に関係している以上,宗教には,議論ではなく,ほかの方法で取り組む価値があるはずです。そうです,他のだれかと話し合う ― すなわち,徹底的に検討する ― 価値があります。しかし,だれと話し合えばよいのでしょうか。そうすることにはどんな益があるでしょうか。

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