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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1996
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1996
塔96 5/15 8–9ページ

彼らはエホバのご意志を行なった

勇気をもって語った少女

西暦前10世紀の間中,イスラエルとシリアは緊張関係にありました。突然に戦闘が始まることは少しも珍しくなかったので,3年のあいだ暴虐事件が起きなかった時には,そのことが歴史の記録にとどめられました。―列王第一 22:1。

当時,特に脅威となっていたのはシリア人の略奪隊で,中には幾百人もの兵士から成る隊もありました。それらの兵士たちはイスラエル人を襲撃して略奪を働き,人々を多数誘拐して奴隷にしました。子供たちでさえ容赦しませんでした。

ある襲撃のさなか,「ひとりの少女」が神を恐れる家族から無慈悲にも引き離されてしまいました。(列王第二 5:2)少女はシリアへ連れて行かれ,太陽や月や星や樹木や草,さらには石まで崇拝していた人々の中で生活することを余儀なくされました。少女には,それらの人々が恐ろしくておかしな人たちに思えたことでしょう。唯一まことの神であられるエホバを崇拝していた自分の家族や友達とはあまりにも異なっていました。しかし少女は,このような不慣れな環境にあっても,エホバへの崇拝に関して際立った勇気を示しました。その結果,シリアの王に仕えるひとりの傑出した官吏の人生を変えてしまいました。そのいきさつを調べてみましょう。

堂々と話す勇気

この少女の名前は聖書の記述の中に出てきません。少女は,王ベン・ハダド2世配下の勇敢な軍の長であったナアマンの妻の奴隷になりました。(列王第二 5:1)ナアマンは大いに尊ばれていた人物でしたが,らい病という忌まわしい病気にかかっていました。

ことによると,ナアマンの妻は,少女のうやうやしい態度に動かされて少女に事情を打ち明けたのかもしれません。『イスラエルではらい病人にどんなことをしているの』と少女に尋ねたとも考えられます。イスラエルの少女は恥ずかしがったりせず,「我が主が,サマリアにいる預言者の前におられさえしたらよかったでしょうに! そうでしたら,あの方はらい病を治してくださるでしょう」と大胆に言いました。―列王第二 5:3。

その少女の言葉は子供の取り留めのない空想として無視されたりはしませんでした。それどころか,それはベン・ハダド王に伝えられ,王は,150㌔離れたサマリアへ行ってその預言者を探し求めるよう,ナアマンほか何人かの人を送り出しました。―列王第二 5:4,5。

ナアマンはいやされる

ナアマンとその部下は,ベン・ハダドからの紹介状や,贈り物として相当な額の金銭を携えて,イスラエルのエホラム王のもとに行きました。子牛を崇拝していたエホラム王は,当然ながら,奴隷の少女のようには神の預言者に対する信仰を表わしませんでした。かえって,ナアマンがけんかを仕掛けに来たのだと考えました。神の預言者エリシャはエホラムが危惧の念を抱いていることを聞くと,さっそく使者を遣わして,ナアマンを自分の家に来させてほしいと王に頼みました。―列王第二 5:6-8。

ナアマンがエリシャの家に到着すると,その預言者は使者を遣わしました。使者はナアマンに,「ヨルダンへ行って,あなたはそこで七度水浴しなければなりません。あなたの肉が元に戻り,清くなるためです」と言いました。(列王第二 5:9,10)ナアマンは激怒します。奇跡のような仰々しいことが行なわれると期待していたのです。「ダマスカスの川,アバナやファルパルはイスラエルのすべての水に勝っているではないか。わたしはこれらの川で水浴して,確かに清くなれないのだろうか」と言うと,激しく怒りながらエリシャの家から去って行きました。しかし,ナアマンは自分の僕に説得されてついに折れ,ヨルダン川で7度水浴します。すると,「彼の肉は小さな少年の肉のように元に戻り,彼は清くな(りました)」。―列王第二 5:11-14。

ナアマンはエリシャのところに戻って行って,「ご覧ください,今や,私は確かに,イスラエルのほか,地のどこにも神はおられないことを知りました」と言います。そして,「もはや,エホバのほか,他のどんな神々にも焼燔の捧げ物や犠牲をささげることは致しません」と誓います。―列王第二 5:15-17。

わたしたちに対する教訓

奴隷の少女が勇敢に堂々と話さなかったなら,ナアマンは預言者エリシャのところへ行かなかったでしょう。今日,この少女と同様の行動を取る若者は少なくありません。彼らは学校で,神に仕えることに全く関心のない生徒に囲まれているかもしれません。それでも,自分が信じている事柄について堂々と話しています。中には,非常に幼い時からそのようにする子供もいます。

オーストラリアに住む5歳のアレクサンドラという少女に注目してみましょう。アレクサンドラが学校にあがった時,母親は,エホバの証人の信条を先生に説明するために面会の約束をしました。ところが意外なことが待っていました。「私はあなたがたの信条をすでに幾つか知っています。アレクサンドラが学校で何を行ない,何を行なわないかということも承知しています」と,先生から言われたのです。アレクサンドラの母親はびっくりしました。その学校にはほかに証人の子供がいなかったからです。先生の話によると,「アレクサンドラが詳しく教えてくれた」ということです。その少女はすでに巧みな仕方で担任の先生に話していたのです。

そうした若者は勇敢に堂々と話します。そのようにして,詩編 148編12,13節に調和して行動しているのです。「若者たちよ,また,処女たちよ。年老いた者たちも少年たちも。彼らがエホバのみ名を賛美するように。そのみ名だけが達しがたいまでに高いからである。その尊厳は地と天の上にある」。

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