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  • あなたは実在する神を信じていますか
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2002
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2002
塔02 1/15 3–4ページ

あなたは実在する神を信じていますか

アメリカ自然史博物館の派遣した探検隊は,北極に向かっていました。その目的は,探検家ロバート・E・ピアリーが7年ほど前の1906年に見たとしている土地を調査することでした。

ピアリーは,北アメリカ北西端のケープ・コルゲートから,はるかかなたに雪をかぶった山脈のようなものを見ました。そこを,資金提供者の一人にちなんで,「クロッカー・ランド」と命名しました。追跡調査隊の一行は,前方に広がる丘陵,渓谷,雪を頂く峰々を目にした時,どんなにか興奮を覚えたことでしょう。しかしほどなくして,北極地方の蜃気楼を見ていたにすぎないことに気づきました。ピアリーはこの気象光学現象にだまされていたのです。そして調査隊のほうも,実在しないものを探検するために時間とエネルギーと資金を投じていたのです。

今日,多くの人は,実在すると自分たちが信じている神に帰依し,身をささげています。イエスの使徒たちの時代には,ヘルメスやゼウスといった神々が崇拝されていました。(使徒 14:11,12)今日,神道,ヒンズー教,また世界のさまざまな宗教が奉じている神々は幾百万にものぼります。まさに,「多くの『神』や多くの『主』がいる」と聖書の述べているとおりです。(コリント第一 8:5,6)果たして,これらの神々はすべて実在するのでしょうか。

「救うことのできない」神々

一例として,崇拝のために像や種々の象徴を使用することについて考えてください。それに頼る人や,それを通して祈る人たちにとって,偶像は超人間的な力を持つ救い主で,人に報いを与えたり人を危険から救い出したりすることができるように思えるでしょう。しかし,それは本当に人を救えるでしょうか。その種のものについて,詩編作者はこう述べました。「諸国民の偶像は銀や金であり,地の人の手の業である。口はあっても,何も話すことができない。目はあっても,何も見ることができない。耳はあっても,何事にも耳を向けることができない。また,その口に霊はない」。まさにそれらは,「救うことのできない」神々です。―詩編 135:15-17。イザヤ 45:20。

もちろん,偶像を製作している人々は,自分たちの手で作ったものには命と力が宿る,と考えることでしょう。また,偶像を崇拝する人たちも,偶像に信仰を置いています。預言者イザヤは,「彼らは[偶像]を肩に載せて運び,それを負い,それが動かずに立っているようにその場所に安置する」と述べ,さらにこう付け加えています。「それは自分の立っている場所から離れて行かない。人はこれに向かって叫びさえするが,それは答えず,人をその苦難から救うこともしない」。(イザヤ 46:7)実際のところ,信奉する人たちがどれほど熱心であっても,偶像が命を持つようになるわけではありません。そうした彫像や鋳像は「無価値な神々」なのです。―ハバクク 2:18。

今日,タレント,スポーツ選手,政治体制,一部の宗教指導者などを偶像視し,崇拝し,崇めるのは,ごくありふれたことになっています。また,金銭を神と崇める人も少なくありません。これらの偶像はいずれも,真実とは異なる姿で仰ぎ見られています。信じる者のどんな期待にもこたえませんし,こたえることもできません。例えば,富は様々な問題の解決となるように見えるかもしれませんが,その力は人を欺きます。(マルコ 4:19)ある研究者はこう問いかけています。「これほど多くの人が切望し,一種の万能薬と思われているものが,いったん手に入ると失望から大きな精神的ショックまで様々な作用を及ぼすという事実をどう説明すればよいだろうか」。そうです,富の追求のために,健康,充実した家庭生活,親しい友情,創造者との貴重な関係など,真に価値あるものが犠牲にされてしまうことがあります。神のようにみなされているものも,「不真実な偶像」にすぎないことが明らかになります。―ヨナ 2:8。

『答える者はなかった』

実在しないものを,実在するかのように呼び求めるのは愚かなことです。預言者エリヤの時代に,バアル神の崇拝者たちは,そのことを思い知らされました。彼らは,バアルが天から火を下らせて動物の犠牲を焼き尽くす力を持っている,と信じきっていました。実際,「朝から真昼までバアルの名を呼び続けて」,「ああ,バアルよ,答えてください!」と言いました。バアルは耳があって聞こえ,口があってものを言えたのでしょうか。続く記述には,「何の声もなく,答える者もなかった」とあります。確かに,「注意が払われることもなかった」のです。(列王第一 18:26,29)バアルは実在せず,生きているわけでも活動しているわけでもありませんでした。

実在している神を見極めて,その方を崇拝することは,何と重要なのでしょう。では,それはどなたですか。その方に依り頼むことには,どのような益がありますか。

[3ページの図版]

ピアリーに同行したイギンヤが陸地を求めて水平線を見渡しているところ

ロバート・E・ピアリー

[クレジット]

Egingwah: From the book The North Pole: Its Discovery in 1909 Under the Auspices of the Peary Arctic Club, 1910; Robert E. Peary: NOAA

[4ページの図版]

多くの人はこの世界で偶像視されているものに欺かれている

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