あなたも聖書研究に携われます
1 大阪の高校1年の生徒は聖書研究を司会したいと心から願っていました。ある時,自分の年の3倍もの年配の男の人に「楽園」の本を配布しましたが,再三訪問してもその人に会うことができませんでした。やがて学校の休みが始まったので,もう一度訪問してみたところ,幸いにもその人に会えました。こうして定期的な研究が始まり,その人はよく進歩を続けています。今ではすべての集会に出席しており,神権宣教学校にもはいりました。この若い伝道者は,「これはわたし自身の力ではとても成し得ないものです」と述べています。確かにそうです。エホバの力を注がれることにより,あなたも教えるわざにおいて成功できます。―テモテ後 4:17。
2 雑誌を求めた人を再び訪問するわざをしていた休暇開拓者の姉妹は,若い婦人に「真理」の本を配布しました。そしてその場で研究が始まり,第1章が終わったとき,感激したその若い女性は,「そのような世の中が来るのでしたら,わたしもぜひそこに住みたいわ」と語りました。こうして良い研究が始まりました。そうです,雑誌を求めたり,予約をしたり人々を再び訪問するときに「真理」の本を用いる研究を勧めて,耳を傾ける「羊」のような人々を助けることができます。あなたもこうしてすばらしい経験を得てください。
3 研究を始める際,まず「見よ!」の小冊子を用いて,研究生に聖書の大要を知ってもらい,それから「真理」の本を研究したいと思う場合もあるかもしれません。昨年の5月末,大阪東淀川分会の特別開拓者は大学生と「見よ!」を用いて研究を始めました。その後「真理」の本の研究に移り,週に2回研究するようになりました。一月もたたない中にその人はすべての集会に出席し,2か月目には野外奉仕に参加しはじめ,8月には30冊以上の「真理」の本を配布し,20以上の再訪問を行ないました。
4 「羊」はわたしたちを待っています。それで,雑誌を求めた人や予約をした人を再び訪問して家庭聖書研究を勧めましょう。再訪問に際しては,「真理」の本を活用して研究の仕方を示してください。