あなたの奉仕会
4月5日に始まる週
主題: 産出的な宣教に成功することを目ざす。(ルカ 8:8,15)97番の歌。
15分: 開会のことば,聖句と注解。ノア兄弟の手紙を熱意をこめて読み,各節ごとに数人で注解を述べる。
12分: 新しい人々が野外奉仕に携わるのを助ける。話。資格のある新しい人々が4月に奉仕を行なえるようにするため,どんな努力が払われているかを委員のひとりが話す。4月にはまた新最高数が得られることを考え,いま計画しなければならない。新しい人を奉仕に招待するにあたって,疑問の点があれば,監督と相談することが望ましい。「ともしび」の本の108,129,130ページを考慮することは大切。また,4月29日の「休日」の特別活動で最後を飾る4月の奉仕にすべての人がともに参加して,大きな喜びにあずかることを述べる。4月に奉仕をしないで不定期な伝道者となる人がひとりもいないようにすること。
18分: 「宣教における成功」。質問と答えの形式で扱う。最後に,「ものみの塔」の新しい予約者を再訪問して成功した例を実演で示す。
3分: 会計のしもべの報告。
12分: 閉会のことば。会衆の3月の報告と日本の2月の報告を扱う。最近の雑誌の,証言に用いられる幾つかの点を指摘する。「ゴールデン・ウィーク」の時期に休暇開拓を始められる人々に,申込書をさっそく求めるように勧める。「ことば」の本に基づく一連の特別講演の最後の話を心から支持するように励ます。83番の歌。
4月12日に始まる週
主題: わたしたちの宣教を効果的に行ないましょう。(コロサイ 1:9,10)80番の歌。
12分: 開会のことば,聖句と注解。1970年4月15日号「ものみの塔」の「どんな理由でエホバに奉仕しますか」に基づく話。
17分: 「良いたよりを効果的に伝える」。4月に用いる聖書の話の題は,「回復される楽園の平和」。宣教を効果的に行なうには,今日の世界状勢や宗教に関する自分の考えを述べるように家の人を励まし,相手の考えを知ることが必要。それから聖書の話をするのは望ましい。
質問と答えの形式で資料を簡単に扱い,ある聖書の話を初めから終わりまで全部実演で示す。それから会衆内の人々の注解を求める。
16分: 関心のある人々を御国会館に案内する。「ともしび」の本の46,51,61,97,105ページに基づく話,ある伝道者は,「見よ!」の冊子,あるいは「真理」の本の毎週の研究に備えて,自分の「ともしび」の本の余白に,その週の研究のあとで話し合う事柄をメモしておくとたいへん助かると述べている。こうすれば,研究生の関心を毎週効果的に組織と集会に向けさせることができる。結論として,これを簡単な実演で示す。
15分: 閉会のことば。伝道者全員が4月の活動を支持するように励まし,だれか新しい人が奉仕に参加したなら,その喜ばしい経験を含める。5月の休暇開拓の申し込みは今でも間に合う。「発表」の適当な項目を含める。「目ざめよ!」2月8日号の記事に基づく次週の討議に備えるよう全員を励ます。87番の歌。
4月19日に始まる週
主題: みことばに一心ふらんに心を用いる。(使行 18:5)90番の歌。
10分: 開会のことば,聖句と注解および神権的ニュースと「2月はどうでしたか」。変化を添えるため,神権的ニュースをテープに録音し,まず時報を告げる音を鳴らし,「こちらは御国放送です」と述べ,地方のニュース・海外ニュース・ニュース焦点などの順で取り上げることもできる。あるいは,数人の伝道者たちによる討議。
15分: 「現代に対する古代ローマの警告」。聴衆と討議する。
(5分)当時のローマで行なわれていた事柄を思い起こさせる。一例として,1970年2月8日号「目ざめよ!」5ページの「金を愛する人々」の見出しの下の最初の二つの文を読む。次に,現代の古い事物の体制にどんな類似点が見られるかを尋ねる。
6ページの,「自制心の欠如」の見出しの最初の文を読む。次に,今日の古い事物の体制に見られる類似点を尋ねる。古代ローマ人は「残忍な人々」であったことを述べてもらう。今日に見られる類似点を尋ねる。
(10分)特を高める,聖書の助言を復習する。ガラテヤ書 6章7,8節を読み,今日の事物の体制に見られる,クリスチャンにふさわしくない慣行からいつも離れているように励ます。お金を愛することや不正を戒めるどんな聖句があるかを聴衆に尋ねる。また,神のことばのこうした助言に従うクリスチャンにはどんな益がもたらされるかを尋ねる。
同様に,不道徳や残忍な行為を戒める聖句を上げてもらう。次に,そのような助言に従うことからもたらされる益を尋ね,聴衆に注解を述べてもらう。自分のことばで答えるよう兄弟たちを励ます。
10分: 「良いたよりを伝える」。「手紙を書いて」を質問と答えで扱う。
10分: 質問箱。要点を討議し,実演で示す。効果の得られない再訪問や聖書研究はやめるよう伝道者に勧める。実を結ぶ研究を見つけるには,戸別伝道の活動をよく計画することが大切。
15分: 閉会のことば。その週までに得られた予約の数と報告を出した伝道者の数を知らせる。4月29日の特別活動に参加するよう励ます。「『ことば』の本を用いて」と「1970年の一連の地域大会」を含める。46番の歌。
4月26日に始まる週
主題: 行ないを伴う信仰によって神を喜ばす。(ヘブル 11:6)88番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
7分: 5月の月の主題。「ものみの塔」69年12月1日号参照。
18分: 「ほんとうに有益な聖書学校」。「目ざめよ!」70年3月22日号の記事の討議。できれば若い兄弟が扱う。しかし円熟した兄弟を割り当てて,実演の練習を援助させることもできる。その兄弟は資料をよく調べ,内容に精通しなければならない。若い伝道者は三,四分の話をしてから討議を始める。演壇にいる別の若い兄弟に資料のある部分を質問することもできる。あるいは資料を円卓討議の形式で扱ったり,自分の将来に関する正しい目標を堅実に考えるのに,その資料がどのように役だったかについて感想を述べてもらうだけでもよい。大切なのは,伝道者が資料の要点を正しく評価し,それが自分の生活にどのように当てはまるかを理解すること。
10分: 「信仰をもって忍耐する人をエホバは祝福される」。「ものみの塔」70年3月15日号188ページ3節,および4月1日号219ページ3,4節にある「年鑑」の経験に基づく話。
10分: 「良い話し方によって神のほまれを表わしなさい」。「ものみの塔」70年3月1日号の資料に基づく。この部分は前の二つのプログラムと結びつけて行なうこと。月曜日の夜の家族の研究において,父親が家族といっしょに資料を討議する形式で扱うこともできる。家族内の各人が,資料のある点が自分自身にどう当てはまるかを自発的に注解する。
10分: 閉会のことば。「ゴールデン・ウィーク」における残りの活動すべてを発表する。67番の歌。