支部の手紙

王国伝道者のみなさん:

最近，アフリカとヨーロッパ各地での奉仕旅行を終えて，ブルックリンのベテルに帰ってきたノア兄弟が，その旅行途上で起きた，心情の暖まる経験を幾つか伝えてきました。

アフリカのある土地に向かって飛んでいたとき，ノア兄弟自身の表現によれば，わたしたちが天使の助けを受けているということを思い起こさずにはおれないような経験をしたとのことです。事情があって，飛行機は途中，カメルーンの空港に少しの時間とまりました。この国ではわたしたちの兄弟たちがきびしい迫害を受けてきました。その空港である人がノア兄弟に近よって尋ねました。「あなたはネイサン･H･ノア氏ではありませんか」。そのとおりですと答えると，その男の人は手を差し伸べて言いました。「わたしはあなたの兄弟です」。そのそばには，ある会衆のしもべである，もうひとりの兄弟もいました。それらふたりの兄弟たちは，ノア兄弟がそこを通るなどとは夢にも思わず，たまたま空港に居合わせていただけだったのです。ふたりは何か月もなんの文書も入手していなかっただけに，“外部”からのニュースを聞かされて大いに喜びました。まさに感動的な経験だったことでしょう。

ご存じかと思いますが，スペインにおける王国に関する活動はついに公に行なえるようになりました。スペイン訪問中，ノア兄弟はマドリードとバルセロナでの集まりで14,569人の人々に話をすることができました。バルセロナの兄弟たちは喜びのあまり，いっしょに賛美の歌をうたったのち，思わず嵐のような感激の拍手を送ったとのことです。

わたしたちはすばらしい時代に住んでいます。わたしたちすべてが，「いつも信仰において…健全である」とともに，なすべきわざに十分あずかれますように。

あなたがたの兄弟たち，東京支部