質問箱
● 質問があったり,助言を必要としたりする場合,協会の事務所に電話をかけたり,そこを訪れたりするよりも,手紙を書くことのほうが,なにか利点がありますか。
そのほうが,みなさんにとっても,協会にとっても,いくつかの利点があります。問い合わせ事項を手紙にすることにより,もし写しを取るなら,書いた事柄の正確な記録が手もとに残りますし,協会にも同じものが保存されます。今までの経験から判断すると,重要な事柄の場合には,手紙で問い合わせるのがいつも最善の方法です。
協会から手紙で返事を受け取るなら,その答えを研究する利点もあり,また,将来のための参考資料を書面のかたちで保管できる益もあります。そのうえ,手紙で返事をする際には,事務所の兄弟たちが調査をしたり,参考資料を用いたりできる利点もあります。一方,電話をかけたり,訪問したりして問い合せる場合には,そのような利点に十分あずかれないことになります。
協会に電話や手紙で連絡したり,協会を訪れたりする前に,次の点を考慮してください: 協会の出版物から答えや助言を見いだし,自分自身で調べる努力を通して十分の益を受けることはできませんか。あなたを知っている会衆のしもべか他のしもべで,いっそう個人的な援助を与えることのできる人に助けを求めてみましたか。(「王国奉仕」1965/11「質問箱」;「ものみの塔」1969/4/1 197-199ページ)ある問題は,マタイ伝 18:15-17にあるイエスのすぐれた助言を適用することにより,むしろ各会衆内で解決できる場合がよくあります。このように,問題が個人どうしや会衆内で処置できるなら,みなさんにも,協会にも,明らかに利点のあることがわかっていただけると思います。
もちろん,急を要し,あるいは,なにかの理由で,早急に情報や助言を必要とする時には,ご遠慮なく協会に連絡してください。わたしたちはみなさんに奉仕するためにここにいるのであり,援助できることでしたら,必要な時にはいつでも喜んで援助したいと思っています。
書籍や雑誌の正規注文は,手紙でしてください。予期していないものが必要になったら,「至急」注文をするか,近くの会衆なら,協会の支部に通常の作業時間を選んで,文書類を受け取りに来ることが提案されています。