あなたの奉仕会
7月4日に始まる週
主題: 知恵と理解をもってエホバに仕える。(マタイ 22:37-39)12番の歌。
13分: 開会のことば。聖句と注解,支部の手紙,日本の5月の奉仕報告および「神権的ニュース」。夕食後に家族が話し合う。父親はそれらの事柄の何を覚えているかクイズを出す。
10分: 「『偽ることのできない』の本 ― 知恵と理解を得るための手近かな助け」。質問と答えで扱う。
15分: 『偽ることのできない』の本を提供する。(1)簡単な提供方法を3つかそれ以上討議し,実演で示す。(以下の提案を考慮しなさい。)(2)それぞれ実演ののち,提供方法がなぜ効果的だったかを聴衆に尋ねる。(3)実演をした人に,なぜそのような方法で提供したかを尋ねる。
3つの異なる提供方法がなされるように,前もって3人の有能な伝道者に割り当てておく。ひとりは,聖書を用いないで,目次の興味深い部分を示しながら,すぐに本を提供し,別の人は,紹介のことばの中で最近の話題に触れ,テモテ後書 3:1,2,16を簡単に話し合ってから本を提供し,もうひとりは,聖書研究の取り決めを実際に示してから,研究の取り決めに応じない家の人に,書籍を提供してもよい。
12分: 「『神のお名前』大会を楽しんでください」。質問と答えによって,おもな点を強調する。宿舎請求書と自発奉仕申込書についても考慮する。(用紙をまだ受け取っていない人がいるかどうかを調べ,必要に応じて入手する)宿舎の割り当てを受けたのちに計画を変更する場合には,宿舎の主人と大会宿舎部門にその旨連絡することのたいせつさを思い起こさせる。自発奉仕の申し込みを考えている人で,必要事項を記入し,集会後に会衆のしもべに用紙を手渡して,大会都市に送ってもらおうと考えている人がいるかもしれない。「質問箱」を考慮する。
10分: 閉会のことば。会計報告。6月の報告に関して,開拓者と会衆をほめる。すべての伝道者が7月の初めに野外奉仕を報告することができるか。34番の歌。
7月11日に始まる週
主題: 『行って……教えなさい』。(マタイ 28:19,20,新)50番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
12分: 良いたよりを伝える。休暇開拓をする見込みの人を助けて,夏の計画を具体的に立てるのを援助するための集まりについて発表する。
13分: 研究を始める。司会者: 「ともしび」の本の93ページ2節を読む。最初の提案を実演で示す。次に,この方法のどこがよかったかを聴衆に尋ねる。
研究を始めることに成功している伝道者に経験を述べてもらってもよい。研究を始める種々の方法をいっしょに準備し練習するよう兄弟たちを励ます。
15分: 関心を持つ人また新しく交わりはじめた人が神の組織を正しく認識するのを助ける。聴衆の参加: エホバのクリスチャン証人のための組織に関する基本的な指示はどこにしるされているか。(詩 119:105)エホバは,クリスチャン会衆のかしらとしてだれを任命されたか。(エペソ 1:22,23)イエスが,この地上における「自分の全財産」をつかさどらせるために任命したのはだれか。(マタイ 24:45,47,新)油そそがれた者には,どんなわざが割り当てられたか。(使行 1:8)「他の羊」が残れる者に全幅の支持をすべき,聖書的な理由をあげなさい。(黙示 7:15。マタイ 25:40)今日,統治体を構成しているのはだれか。一世紀に統治体を構成していたのはだれか。(使行 15:2,6,23)統治体はどんな根拠に基づいて決定を下すか。(使行 15:15,28)エホバの見える組織と密接な接触を保つのはなぜ重要か。エホバの見える組織と密接に接触してきたわたしたちは,どんな益を受けてきたか。(さらに詳しい資料を得るには,「ともしび」の本の第2章を見なさい)
15分: プログラムを閉ずるにあたり,もし望むなら,会衆のしもべは「『偽ることのできない』の本」の記事の4節を読むことができる。次いで,わざの緊急性を認識し,雑誌の日に会った関心のある人などすべてを,家庭聖書研究のわざの拡大を目ざして,再び訪問するよう伝道者たちを励ます。閉会のことば,および「発表」。大会の宿舎請求書をまだ送っていない人がだれかいるならば,すぐに送るよう思い起こさせる。63番の歌。
7月18日に始まる週
主題: 信仰においてわたしたちと関係している者に対して善を行ないなさい。(ガラテヤ 6:10)52番の歌。
5分: 開会のことば。聖句と注解。
10分: どのように自分自身を守ることができますか。(2分)司会者: 春画の問題を簡単に述べる。春画は新聞や雑誌売り場,事務所,学校その他の場所で目につく。「目ざめよ!」1971年4月8日号12ページを見なさい。
(8分)その種のものを避けるべき聖書的な理由を聴衆に尋ねる。また,自分自身を,子どもたちを,そして兄弟たちをどのように守ることができるか。
17分: 「霊的な強さを保ちなさい」。質問と答えで扱う。
(5分)聴衆の参加。自分の家族といついっしょに研究しているか,何を研究しているか,また,その研究をどのようにして家族全員にとって興味深いものにしているかについて親の注解を聞く。
15分: 神の良いたよりを学校の友だちに語る。(「目ざめよ!」7月22日号がまに合う場合,このプログラムを,7/11の週の「関心を持つ人と……」のプログラムと入れ替えてもよい。そうすれば,若い伝道者は,学校の休み前にその記事の要点を実行する機会を持つことができる。)
(2分)司会者: 学校に通っている証人には,授業時間以外にも,神の良いたよりを友だちに語る機会がある。昼食時間や学校への行き帰りの時間は絶好の機会となる。多くの場合,そうした機会を捕えるかどうかだけが問題。友だちに良いたよりを語るのが恥かしいなら,祈りのうちにエホバの助けを求める。
(7分)実演。若い兄弟と姉妹が書籍研究のしもべに近づく。ふたりとも内気で,友だちに良いたよりを語るなら,友だちがおこったり,友だちから嘲笑されたりはしないかと少し心配している。しもべは「目ざめよ!」7月22日号を開き,そのふたりと同じように感じていた人の経験を考慮する。(26頁1節)しもべは,ふたりが学校に文書を携えて行くかどうかを尋ねる。そうすれば,自分が楽しく読んでいる本を級友に見せることができる。友だちは本を求めるかもしれない。(26頁2節)さらに,友だちがある事柄について疑問を持ったり,質問したりしたら,聖書の中で神はそのことについてなんと述べておられるかを示す。(26頁3節)しもべは,多くの生徒は「目ざめよ!」の時機を得た記事に関心をいだくだろうと述べる。こうしてふたりの若い伝道者は,学校の友だちに神の良いたよりを語る決心をする。
(6分)司会者: 良いふるまいは証言をする別の方法となる。それは,心の正しい生徒を引きつける場合がある。(26頁4節)会衆での経験を話し合う。学校の友だちに雑誌を提供する方法を討議し,実演で示す。
13分: あなたの野外宣教。「ともしび」の本の70 ― 77ページの資料を用いて話し,わたしたちの使命の重大性を強調する。(あまり多くを取り上げない。聴衆の心を動かす話をするように努める。)閉会のことば。111番の歌。
7月25日に始まる週
主題: エホバの御名を全地でふれ告げなさい。(出エジプト 9:16)102番。
10分: 開会のことば,聖句。および8月の主題に関する話。「ものみの塔」70年11月1日号を見なさい。
12分: アフリカの兄弟たちはどのようにしてわざを行なっていますか。「ものみの塔」70年6月1日,6月15日号および「目ざめよ!」6月22日号に載せられている報告を見なさい。数人の兄弟を選んで,3つ4つの短い報告を述べてもらってもよい。わたしたちの兄弟たちのある経験や活動を強調しながら,各人が別の国を扱う。(時間に注意する。)
10分: 良いたよりを広めるために,雑誌を用いて働く。
司会者: 会衆がどんな働きをしているかについて報告し,雑誌を用いる活動に関して兄弟たちをほめる。雑誌を提供できるどんな機会があるかを会衆に尋ねる。家の人がおもな提供物を求めないとき,偶然の証言その他。ある人は,雑誌をポケットやハンドバック類に入れて携えてゆき,買物の時やガソリンスタンドで,また,電車やバスの中で,職場の同僚に学校で,家に来るセールスマンなどに提供している。
宣教に常に雑誌を携えてゆき,雑誌を活用するよう伝道者を励ます。古い雑誌(「ものみの塔」か「目ざめよ!」のどちらかの1冊)と,招待ビラをるすの家に置いてきてもさしつかえない。ドアの下や郵便類を入れるところから雑誌を入れることができる場合は特にそうである。古い余分の雑誌をこのようにして置いてきたり,寄付をする余裕のない人に無料で上げることもできる。その結果,よい経験を得た人もいる。
新しい伝道者が定期的に宣教を行なうのを助けるため,できるなら毎週いっしょに出かけて,雑誌のわざに参加するよう招く。
15分: 「結婚に関する神のお考えを知る」。
(2分)司会者: 「目ざめよ!」1971年5月8日号13ページに略述されている状況を簡単に描写する。(ある若い少女が妊娠した。ふたりは正式な結婚の取り決めを設けずに同棲し,数人の子どもをもうけた。男は彼女と正式に結婚することを拒んだ。)
(8分)聖書のどの原則がこの問題に当てはまるかを会衆に尋ねる。ある人は索引を利用して,不品行や淫行を禁じている聖句を見つけるかもしれない。子どもを世話する親の責任,結婚の正式な届け出,道徳的に清い生活をすることなどの必要を示す。
次いで司会者は,問題の実話を簡単に述べ,その女性が神のことばの助言に従ったゆえにエホバによってもたらされた結末を簡単に説明する。
(5分)会衆の成員 ―― 夫,妻そして子どもたちが,家族の他の成員の幸福と霊的な強さを増し加えることに貢献するために,何を行なえるかを尋ねる。
13分: 閉会のことば。今月の研究報告を全部記入できる伝道者に,集会後会館を去る前にその報告を提出すること,あるいはおそくとも,次の日曜日,できれば会館に着きしだい,7月のすべての報告を提出するように勧める。8月中,特に大会で奉仕に携わり,その報告を出すよう全員を励ます。忘れずに大会に携えて行くべき所持品すべてを確認する。101番の歌。