あなたの奉仕会
11月7日に始まる週
主題: とこしえの命への道をさし示す。(ヨハネ 17:3)85番の歌
5分: 開会のことば,聖句と注解。
8分: 書籍研究のしもべが病弱の伝道者を尋ねて「王国奉仕」を渡し,「神権的ニュース」と,9月の日本の報告また会衆の10月の報告の2,3の点について話し合う。
10分: 「『真理』の本は,とこしえの命への道をさし示す」。質問と答えによる討議。
15分: 「真理」の本を提供する。
(1)簡単な提供の仕方を3つか4つ実演で示し,討議する。(次の提案を参考にする。)(2)各の実演ののち,提供の仕方が効果的だった理由を聴衆に尋ねる。(3)提供の仕方を実演で示した人に,なぜそのように扱ったかについて尋ねる。
3人の有能な伝道者に事前に割当てておき,3つの異なった実演を行なう。ひとりは,「ものみの塔」運動中に特に用いた「人間の諸問題を解決する政府」という題の聖書の話をする提供の仕方を示す。(「王国奉仕」2月号2ページ参照)ひとりは,聖句を読まずに,本の目次をおもに用いて直接本を勧める。別のひとりは,聖書研究の取り決めを実際に示してあげたいと申し出て,次いで,研究の取り決めが断わられたなら,本を提供する。
10分: 「清潔さは理にかなう」。質問と答えによる討議。(「目ざめよ!」1971/11/8)
12分: 閉会のことば。支部の手紙を読んで,内容を強調する。霊性に対する注意を促して集会を閉ずるため,主題に関する少しの注解を含める。104番の歌。
11月14日に始まる週
主題: わたしたちの霊性を増し加える。(コリント前 2:12,13)15番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
13分: わたしたちの行状は神の名前に影響を及ぼす。(数人のしもべおよび親たちのグループによる討議)エホバの証人はみな,すべての人から見守られる『手紙』であることをわたしたちは知っている。人々はエホバの証人すべてのことを,たまたま自分たちが目にする証人の行状によって判断する。したがって,わたしたちの行なうことによって神の名前は高められもすれば,非難されもする。集会や大会に出席している新しい人びとは,わたしたちの礼儀正しさ,思いやり,秩序正しさのほどを見て,わたしたちのことを判断する。わたしたちは会衆の集会でどのように振舞っているであろうか。できるだけ集会の始まりから出席するのは良いことであり,また,閉会の歌と祈りの時までずっと留まるのは,有益であるとともに,他人に対して敬意を表する行為といえる。神は集会を通してわたしたちのために備えた霊的な食物を高く評価しておられるとともに,その「目」はわたしたちの益を図るべくわたしたちに注がれている。(ペテロ前 3:12)集会中に秩序を乱したり,そわそわしたり,動き回ったり,話をしたりするのは無分別を反映するものであり,不敬の念の表われとなることさえある。子どもたちがしかるべき敬意と見方とを持つよう助けるため,集会中,親は子どもとともに席に着いているべきである。基本的にいって,正しい訓練は家庭で始まる。正しい行状および家族に対する深い敬意の点で訓練を受けて初めて,子どもは尊敬の念を培い,子どもに対する神の見方を理解できるようになる。親はみなそうした訓練を施すべきである。「任意(こころまま)になしおかれたる子はその母を辱しむ」からである。(箴言 29:15)エホバの民は,むしろ自分たちの子どもが親に誉れをもたらすこと,そのようにして神に誉れを帰すことを望んでいる。(最近の地域大会で取り上げられた幾つかの点に触れ,これから次の巡回もしくは地域大会までわたしたちの行状をさらにりっぱなものにできる点をも指摘する。)
15分: 「会衆の霊性を増し加える」。質問と答えによる討議。
15分: 「良いたよりを伝える ― 親しい会話によって」。司会者は,1節に基づく1,2の質問をし,次に2節と3節の提案を実演で示す。結論に4節の要点をごく簡単に取り上げる。
12分: 閉会のことば,会衆にあてはまる「発表」の項目を含める。プログラムを閉ずるにさいして,会衆のしもべは「『真理』の本は,とこしえの命への道をさし示す」の5節を読むこともできる。次いで,わざの緊急性,また関心のある人たちが進歩するのを助ける重要性を認識するよう,他の人びととの研究を行なっている伝道者たちを励ます。9番の歌。
11月21日に始まる週
主題: 「あなたは幼い時から聖なる書(ふみ)を知っている」。(テモテ後 3:15,新)73番の歌。
5分: 開会のことば,聖句と注解。
14分: あなたは自分の子どものために特別の訓練計画を設けておられますか。(数人のしもべおよび親たちによる討議)親は家族内の子どもたちの年齢に応じて,『子どもたちをエホバの訓戒と精神の調整とによって養育しつづける』さい,分別を働かせる必要がある。(エペソ 6:4,新)とはいえ,年齢にはかかわりなく,どんな計画にも基本的な事がらが幾つか必要である。イスラエルで親の施した訓練が今日の親のそれとどのように類似しているかを論ずる。子どもたちと家で聖書をいっしょに定期的に,しかも特に子どもの必要に合わせて研究する必要のあることを強調する。この点で助けとなる,エホバの組織の設けた備えを用いなさい。(「確かめよ」291頁,「助け」(英文)312,487頁(利用できれば)参照)
13分: 親は学校で直面する問題で子どもたちを助ける。(実演)
(3分)司会者: 時には,親が子どもを連れて学校に行ったり,教師や校長先生と学校で話し合う取り決めを設けたりするのが有益なことに気づく場合がある。子どもたちが祭日の行事や武道に携わらなくてもすむような取り決めを設けることができる。
(8分)父親が若い息子と娘を伴って校長先生に面会する。家族はエホバの証人であることを告げる。子どもたちは学校の教育計画には十分協力したいと願ってはいるが,ある教科は宗教上の信念に反する場合がある。愛国主義的な歌をうたうことや祭日の行事また柔道などについて話し合う。子どもたちも適宜にその討議に加わって意見を述べ,そうした問題に関して受けた訓練また確信のほどを示す。校長は種々の問題点をはっきり理解するため,2,3の質問をする。父親は簡単な証言をして,「進化」と「神のことば」の本を校長に配布する。
(2分)司会者: 学校で問題が起きる前にこうして子どもたちを助けるのは有益であることを指摘する。学校におけるこうした微妙な問題の取り扱い方の面で子どもを指導すれば,子どもたちは問題に勇敢に対処し,かつエホバの従順でうやうやしいしもべとなるよう助けられる。親は,新学期の始めでも,あるいは問題が起きそうな場合はいつでもこのことを行なえる。
18分: 「開拓者精神は広まっています!」質問と答えによる討議。また,「クリスマス」― 正月の時期に休暇開拓を行なうよう励ます。この時期は,多くの家族,献身した若い伝道者,職場で働く人たちにとってすぐれた機会となる。これまでに休暇開拓をした人,特に昨年の年末の時期にそうした人たちをひとりかふたり訪問して,実際的な提案や経験を述べることができる。
10分: 閉会のことば。会衆内の子どもたちの良いわざに対する感謝を述べる。80番の歌。
11月28日に始まる週
主題: どこにいても,エホバのメシヤの証人でありなさい。(使行 1:8)57番の歌。
15分: 開会のことば,聖句と注解。「質問箱」を含める。月の主題について話し合う。書籍研究の群れが扱う。
10分: 12月に提供する文書中の,証言のさいの話に用いられる事がら。文書のしもべが演壇で一群の人たちと話し合い,簡潔で,しかも意味深い仕方で文書を提供する方法をいっしょに復習する。十分の“弾薬”を野外に携えて行くよう全員を励ます。
25分: 「完全 ― それはいったい何を意味するか」。(「ものみの塔」1971年11月15日号)次の質問を用いて聴衆とともに討議する。(討議に釣合いを加味して,記事全体が適宜に取り上げられるようにし,かつ時間に注意する。)(イ)完全でありながら罪を犯したアダムとエバに関して,どんな質問がしばしば提起されるか。(ロ)たとえば,シャツか背広をそれ相当の期間使用したのち,それがいたむ場合,それは不完全な品だったということを意味するか。(ハ)「完全」をどのように定義できるか。シャツの場合,完全の規準はだれが定めるか。(ニ)では,「完全」ということばは何を意味するか。(ホ)人類と地球についていえば,完全さの終局審判者はだれか。それはなぜか。(ヘ)最初の人間夫婦が完全であるためには,罪を施しえぬ者でなければならなかったのであろうか。そうでなかったのはなぜか。(ト)「もしアダムとエバが完全であったのなら,ふたりは正しい道だけを選んだはずだ。悪い道を選びえなかったはずじゃないか」と言う人がいる。どのように答えられるだろうか。(ヤコブ 1:14,15)(チ)完全な人間は,学んで実習することなしに,なんらかのすぐれたわざを行なえるであろうか。(ルカ 2:52と比べよ。)(リ)完全さはあらゆる問題および生きることの挑戦を除去するものとなるか。(ヌ)完全さは,今日の人類を悩ましているどんなものを取り除くであろうか。(黙示 21:3-5。コリント前 15:25,26)
10分: 閉会のことば。4頁下の標語について述べる。72番の歌。