あなたの奉仕会
4月8日に始まる週
17分: 106番の歌。開会のことば,聖句と注解。支部の手紙の討議。書籍研究の群れが扱う。
3分: 会計報告。
15分: 「あがないの備えがわたしたちを動かして行なわせる事がら」を質問と答えで網羅する。
15分: 特別号の雑誌を用いる提案された証言。司会者は,4月の残されている期間中予約を得る機会を十分捕えるよう全員を励ます。両方の予約を首尾よく得ている人は少なくない。特に4月22日号の「目ざめよ!」誌を用いる次の聖書の話は,その点で助けになると考えられる。しかし,伝道者は,自分がこれまで用いて成果を得てきた他のどんな聖書の話でも,引き続き自由に用いてよい。聖書の話の概略を述べて,次に伝道者に実演をしてもらう。
平和 ― それは永続するか
「このごろ,平和について盛んに話し合われています。国連を『平和のための最後の希望』と呼んでいる人もいます。世界の指導者たちは平和のための交渉を行なっています。しかし,諸国家が相変わらず核軍備を保持していながら,真の平和がありうるでしょうか。国々や人種間で依然として互いに憎みあっている現在は平和な時と言えるでしょうか。どう思われますか。[家の人が答えられるよう少しの休止をおく] 聖書の預言はテサロニケ前書 5章3節のこの箇所で,訪れる世界平和についてはっきりと述べています。[読む] そうです,現在の利己的な体制は滅ぼされるのです。その滅びに生き残ってください。では,どうすればよいのでしょうか。聖書はゼパニヤ書 2章3節[あるいは,詩篇 37篇9,11節その他]で次のように述べています。[読む] それから,真の平和が訪れます。これらの『ものみの塔』と『目ざめよ!』誌は,それがどのようにして…かを告げています」。
司会者は4月22日号の「目ざめよ!」の最後のページの広告を予約を勧めるさいに用いられることを指摘する。4月の残されている期間中,予約を得るために一生懸命働くよう全員を励ます。
10分: 閉会のことば。野外奉仕報告を含める。関心を持つ新しい人を記念式に案内するよう全員を励ます。23番の歌。
4月15日に始まる週
10分: 79番の歌。開会のことば,聖句と注解。神権的ニュース。
18分: 良いたよりを伝える。質問と答えで扱う。雑誌の日に,かなりの関心を示した人に予約を勧める実演を含める。
20分: 「あなたはほんとうに信じていますか」。「ものみの塔」1973年4月15日号のこの題の記事を質問と答えで十分に討議する。この割当てを扱う兄弟は,資料が徹底的に網羅され,理解されるように注意すべきである。聖句もいっしょに討議する。副見出し全体の節をまとめて読むか,主要な節だけをいくつか読む。
12分: 閉会のことば。適当な発表と質問箱の要点を含める。119番の歌。
4月22日に始まる週
8分: 60番の歌。開会のことば,聖句と注解。
15分: 『今の時をいかして用いなさい』。資料を討議し,「ゴールデン・ウィーク」の活動計画を発表する。一時開拓を望んでいる人がほかにいないだろうか。最近の経験を1,2用いて,予約運動の最後の期間を十分活用するよう全員を励ます。
20分: 予約者と雑誌を求めた人に対する再訪問。司会者は,最近号の雑誌の記事を再訪問の話の資料としてどのように効果的に用いることができるかを指摘する。次の記事に基づく3つの再訪問の実演を行なう。(1)「どうして神の存在を信ずるのですか」。(塔 4/15)(2)「人びとが,『平和だ,安全だ』と言うその時に,突然の滅びが臨む!」。(目 4/22)(3)「あなたの寿命は『木の寿命のように』なりますか」。(塔 5/1,おもに初めと終わりの節を用いる)司会者は,良い準備をして予約者や他の人を熱心に再訪問するよう励ます。
17分: 閉会のことば。5月の文書の提供について概略を述べる。1973年5月1日号の「ものみの塔」に基づく,「忍耐」に関する簡単な討議を含める。54番の歌。
4月29日に始まる週
8分: 73番の歌。開会のことば,聖句と注解。
20分: 「家族の研究を,必要を満たすものにする」。質問と答えによる討議。節は読まない。すべての家族に,たとえ子どもがいなくても家族の研究をするよう励ます。「ともしび」の本,67-69ページの「個人および家族の研究」の資料を勉強する模範的な家族の研究の実演を行なう。結論として父親は,家族の全員が研究のためにどのように最善の努力を払うべきかを指摘する。
15分: 『なんじ年若きをもて人に軽んぜらるな』。(テモテ前 4:12)次の資料を討論形式で話し合う。できれば年少の伝道者を用いる。プログラムに出る若い人びとが,親もしくは監督の前で自分の話を作り,練習するなら,いっそう効果的になる。できれば,土地の適当な経験を含める。
(4分)司会者は,若いクリスチャンがクリスチャンとしての考え方や行ないのゆえに,他の人びとから軽んじられる原因をどのように取り除けるかについて,会衆内の若い人びとから意見を求める。多くの場合,家や学校や王国会館の内外で示す行動は,ことば以上にものを言う。多くの点で,つまり『ことばにも,行状にも,愛にも,信仰にも,清きにも』模範であったテモテのようであるべきである。―テモテ前 4:12。
(3分)軽んじられないようにするには,王国会館の内外における若い人の行状は模範的であるべきである。人生の早い時期に良い習慣を身につけなさい。人の話をよく聞きなさい。自分自身の聖書と研究用の自分の本を持ちなさい。集会が行なわれている最中,不必要に洗面所へ行くのは,プログラムの益を一部得そこなうだけでなく,他の人にも迷惑をかけることになる。集会の始まる前に洗面所へ行くようにさせるのは良いこと。王国会館は,集会の前後に,走り回ったり,遊んだりする場所ではない。集会の前後に王国会館の外で遊んだり,大声を出して騒いだりするのは近所の人の迷惑になり,近所の人は会衆の若い人びとを軽んずるようになるおそれがある。
(3分)学校でのクリスチャンとしてのふるまいによって,他の人びとはあなたを尊敬するようになる。読み書きや算数は将来の奉仕に備える良い助けとなる。先生に対する従順,よく勉強すること,授業中によく注意を払って学ぶことなどはみな大切である。交わりに気をつける必要がある。―コリント前 15:33。
(3分)親からの敬意を得る。親に対する深い愛と敬意を示しなさい。(エペソ 6:1,2)子どもの示すクリスチャンとしての模範は親を真理に導くものとなってきた。また,衣食住や真理の点で親に世話になっていることを感謝しなさい。洗たく,食器洗い,庭の掃除など,親から与えられた家事の責任を進んで,また喜んで果たしなさい。従順はエホバと親に喜ばれる。―コロサイ 3:20。
(2分)司会者。若い人びとのふさわしい行状は,将来の奉仕の特権への道を今開くものであり,エホバのみ名に誉れをもたらし,兄弟たちからいっそう大きな敬意をかち得ることになる。(詩 148:12,13)自分たちの行状や考え方のゆえに軽んじられている,学校や近所の若者は良い模範を見ることになり,その結果,ある人びとは態度を変えるかもしれず,そのような人に証言したり,聖書研究をしたりする機会が開かれるかもしれない。
17分: 会衆内で若い人びとがどれほど感謝されているかについて述べる主宰監督による話。若い人たちが奉仕の務めの点で行なっている働きや集会での参加をほめる。聖書研究,再訪問,文書の配布などの点で会衆内の若い人びとが良いたよりを宣べ伝えるわざの面で何を成し遂げているかを示す。予約運動中に,それら若い人たちの中で予約を得た人がいるなら,その中のひとりに,どのようにして得たかを尋ねることもできる。将来長老や奉仕のしもべ,開拓者やベテル奉仕者,あるいは巡回監督になって,いずれもすぐれたそうした奉仕の特権にあずかれるかもしれないので,それら若い人たちのすぐれた働きをさらに続行し,できるかぎり多くのことを学ぶように励ます。閉会のことば。39番の歌。