日毎にエホバにあって歓喜する
1 エホバの献身したクリスチャン証人として,わたしたちが経験した約一年のすばらしい祝福を考える時,それはみなさんの心を暖めるものとなりませんか。わたしたちの天の父は非常に多くの方法で善を示してくださり,1974年の年句が指し示していたごとく,地上の苦難の中にあってもエホバにあって歓喜できます。―ハバクク 3:17,18。
2 昨年中何が起きたか考えてみますと,全世界にわたって多くの苦難がありました。そして,食糧不足,経済的な不安定,高騰するインフレそして暴風雨や地震による災害などを含む多くの出来事により兄弟たちも影響を受けました。それにもかかわらず,エホバの過分のご親切により,わたしたちは一つの民として大いに喜びました。事実,みことばの研究,またそれを黙想し,それを他の人々と分かち合いさらに祈りを続けることにより,エホバに近くとどまり,わたしたちの信仰は日毎に支えられています。
3 日毎にエホバにあって歓喜するわたしたちは忍耐しとおすように他の人を励ますことができます。2月中わたしたちは引き続き「ものみの塔」の予約を提供します。この雑誌を通して人々は今の邪悪な体制下にあって忍耐し,エホバにあって歓喜すべき理由を知ることができます。例えば2月15日号,「ものみの塔」は他の人に対する誠実で,暖かな関心は各人に求められている大切な資質であることを強調した記事を載せています。他の人の必要や幸福に対する誠実な関心が薄れている今日,これは何と励ましを与えるものではありませんか。同時にこの号の中には,昨年の夏の地域大会の主な話の一つ「神の目的における王の婚宴」が含まれており,この記事を通して人々は,神の目的がみごとなさまで完成されてゆくのを見て歓喜するでしょう。3月1日号「ものみの塔」はわたしたちの注意を年の聖句が取られている,詩篇 91篇に向けています。前途に予想される苦難の中にあっても,わたしたちはエホバが備えてくださる霊的安全を確信できるのは何と心強いことでしょう。こうした記事はわたしたちに大きな力を与え,他の人も,このような霊的に安全な場所に入るよう助けたいという強い動機を与えるものとなるでしょう。
4 「目ざめよ!」についてはどうですか。2月22日号は「悪魔の存在はどれほど現実のものですか」と題する特集号です。秘術,魔法,占星術,運勢判断などに対する関心の深まりとともに悪魔崇拝も多くの人々の心を捕えています。この号は悪魔の存在を示す確かな証拠,存在が許されている理由,それがもたらす影響だけでなく,どのようにして「立ち向か」うことができるかを教え,悪魔が近い将来除かれるとの輝かしい希望を差し伸べています。みなさんはこのような備えを効果的に用いることにより人々を霊的に援助したいと思われることでしょう。
5 「ものみの塔」運動を続けて行くに当たり,わたしたちは,エホバがご自分の栄光となるようすべてのことを導いておられることを悟り,引き続き精力的に努力し,日毎にエホバにあって歓喜し続けましょう。
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忍耐しとおすように他の人を励ます