あなたの奉仕会
3月5日に始まる週
20分: 95番の歌。「発表」と会衆の発表を扱う。それぞれの家族が掛かり付けの医師や弁護士の住所,氏名を次週の集会に持って来るよう求める。「ご家族を教え諭しておられますか」を質問と答えで扱う。自分の家族を助ける点でりっぱな模範を示している兄弟が扱う。「会話するための話題」を用い,一,二の短い実演を含める。親が自分の年若い子供たちと野外奉仕を共にするよう励ます。
20分: 「記念式の活動を支持しましょう」。話と聴衆の参加によるプログラム。記念式の招待ビラを用いて行なう会衆の活動の予定を明確に述べ,みなの参加を励ます。次週のプログラムとの重複を避ける。
20分: なぜ補助開拓をしましたか。補助開拓を行なった兄弟や姉妹をインタビューする。どうしてこの奉仕を行なったか。他の人をどのように助けることかできたか。また他の人にどのように助けられたか尋ねてみる。
なぜ補助開拓を行なったか尋ねられたある人はこう答えた。『エホバに対する愛ゆえに』。『他の人が行なっているのは大きな励ましとなった。他の人と一緒に同じことをするのは楽しいことだった』。『長老たちが補助開拓を行なっているのは本当に励ましとなった。長老たちは演壇からそれを話しているだけでなく模範を示している。長老たちがとても忙しいのにそれを行なえるなら,わたしもできる』。『補助開拓を行なえば行なうほど,それは容易なものとなるのを知った。それで他の人に励ましとなるよう望みながら,行なった』。『わたしは野外奉仕を楽しんだ。補助開拓はさらに奉仕するので,より一層の喜びをわたしに意味した』。
ある長老はこう述べた。『わたしは正規開拓に入ることはできなかったが野外奉仕を楽しんだ。それで補助開拓を行なうよう取り決めた。会衆の年若い人々が学校の休みに入る時期に補助開拓を行なうのが最善と思えた。長老が毎日この奉仕を行なっているということが分かると,大勢が補助開拓を行なうよう取り決めた。補助開拓は人を鼓舞し,新しい聖書研究を始めるという結果をもたらし,この特別の活動でわたしが彼らと共に働くことに感謝を言い表わした』。
神権的な活動に富む春の月々,できるすべての方々が補助開拓を行なうよう励ます。親が子供たちと共にこの活動に参加するよう励ます。83番の歌と祈り。
3月12日に始まる週
15分: 56番の歌。会衆の発表,3月1日の会計検査報告そして支部の手紙を扱う。次週の奉仕会のプログラムのために前もってヨナ書を読んでおくようすべての人を励ます。
25分: 1978年3月1日号の「ものみの塔」の記事「イエス・キリストの死を記念する ― あとどれほど続くか」に基づく話。
20分: 「エホバの証人と血の問題」。この運動を調整する会衆の兄弟が扱う。
1978年1月27日付の協会の手紙の要点を扱う。得られる範囲内で地元の病院,医師の数などを含める。さまざまな益を際立たせる。そして上記日付の手紙の中の「目的」という副見出しの中の要点を用い,簡潔に運動のあらましを述べる。掛かり付けの医師を訪問することにおける会衆の一般の伝道者の役割を主に扱う。なぜすべての医師を自分勝手に訪問してはならないか強調する。この努力を調整するよう割り当てられている人と打ち合わせるように。
大人(または家族の頭)に自分の氏名,医師の住所と氏名をメモ用紙に記入してもらう。(都市の監督のいる都市では,会衆名も記してください。同じメモ用紙を用いれば後で行なう仕事に大きな助けとなる。)それぞれの医師や弁護士ごとにメモ用紙を分類する。伝道者たちはまた,自分が個人的に知っていて,接するには自分が最適だと思う医師,弁護士,判事,病院管理者そして看護婦などについてもメモ用紙に記入する。病院との連絡,大学の医学部,看護婦学校などに通じていることなど各人の持つ有利な状況を用いて,名簿を得ることについて提案を求める。メモ用紙はあとで伝道者たちにもどされるので,伝道者たちは小冊子とパンフレット(またはパンフレットだけ)を届けることができる。
「『血』の小冊子を研究する」につき簡潔に注解を述べる。伝道者がどのように最善の準備をし,三回にわたる研究から益を得られるかを主に扱う。特別に準備を行なうように励ます。47番の歌と祈り。
3月19日に始まる週
20分: 13番の歌。会衆の発表。3月26日の特別講演会にみなの注意を引く。1978年2月1日号「ものみの塔」,4-7ページの記事,「あなたは聖書について話す用意がありますか」を話と聴衆の参加で扱う。家庭聖書研究の際,人々の進歩を助ける,組織に関する話として用いることができる点に注意を引く。
25分: 「あなたはヨナの経験から益を得られますか」。ヨナの時代に生じたことから学べることはたくさんある。聴衆の参加。
ヨナ 1:1-3を読む。ヨナはどんな奉仕の割当てを受けたか。(2節)(わたしたちの時代と同様に)だれがヨナを派遣したか。(1節)
司会者は前もって何か簡単な地図を準備しておき,ヨッパ,ニネベ,タルシシを示す。タルシシに行くことはニネベに行くのに比べ何倍ほど遠いか。エホバの民を離れ,エホバの祝福なしにそれ程遠くに行ったり,任命を離れたりするのは,ヨナにとって愚かなことと思うか。なぜ。
エホバがわたしたちにお与えになった,宣べ伝え弟子とする業に十分にあずかるのを避けるため故意に他の活動を計画するのはどうして悪い動機を示しているか。
エホバが与えた割当てから逃れようとしたのでどんなことがヨナに生じたか。(ヨナ 1:4,10,12,17)
ヨナ 2:1,2,9,10を読む。助けを得るためヨナは何をしたか。(1節)エホバは彼の祈りを聞かれたか。(2節)ヨナはエホバに何を約束したか。(9節)10節によると,ヨナに何が生じたか。これらの節からわたしたちは何を学べるか。
ヨナ 3:1-4を読む。ニネベの区域はどれ程大きかったか。(3節)ヨナが宣明した音信はどんなものだったか。(4節)その音信を宣べ伝えるのはやさしいものであったか。
ヨナ 3:5,8,10を読む。エホバはなぜニネベの人にあわれみを示したか。もし人々がエホバに信仰を置き,その悪の道を変えるなら,エホバは人々にあわれみを示されると信ずるか。これは今日弟子とする業の緊急性をどのように強調するか。
ヨナ 4:1,3,4を読む。ヨナが期待したとおりにエホバがニネベを滅ぼさなかった時ヨナはどんな態度を取ったか。それは正しい態度だったか。
ヨナ 4:11を読む。エホバは人々が悔い改め生きるのを望んでおられることを11節はどのように示しているか。ヨナは2節でエホバをどのように描写しているか。エホバが宣べ伝える業を続けさせ,人々が依然真理を学んでいるという事実にわたしたちはどんな態度を取るべきか。過去2年以内に真理を学んだ人で,エホバが伝道をお続けになったことを感謝している一人,二人の伝道者が感想を述べるように招く。
15分: 「あなたの神聖な奉仕を拡大する」。1978年2月15日号「ものみの塔」28-31ページの記事に基づく話。できれば正規あるいは補助開拓を行なう長老が扱う。33番の歌と祈り。
3月26日に始まる週
20分: 112番の歌。会衆の発表。「良いたよりを伝える ― 開拓奉仕をあなたの目標にしつつ」。質問と答えによる討議。できれば開拓者である長老が扱う。
20分: 「あなたの医師に接する」。この活動を会衆で調整している兄弟が扱う。
家族が行きつけの医師(または弁護士)にどのように面会するか話し合う。簡潔,明瞭,親切であることはなぜ最善か。兄弟が医師に小冊子とパンフレットを提供する短い実演を示す。(記事の中の言葉遣いに従う。)考えを記憶に入れ,自分の言葉で話すことを強調する。それぞれの医師を長い討議に引き込もうとしているのでない。しかし資料を読んでもらいたい。ある人は家族の行きつけの医師にパンフレットだけ届けるように求められるがその理由を説明する。パンフレットの裏面にどんなことを書くかに注意を引く。友人の看護婦に小冊子とパンフレットを提供する短い実演を示す。集会中あるいは後に,メモ用紙をそれに見合う提供物と共に伝道者に返す。(運動に十分足りるパンフレットがあることが分かれば,伝道者各人または家族の頭に個人用として保管するため渡してもよい。しかしパンフレットを野外奉仕で用いない。)
20分: 4月の予約活動を準備する。4月号の「ものみの塔」は「会話するための話題」と完全に合致する記事が最初の記事となっている。1日号は「『邪悪なことは憎悪しなさい』― なぜ?」と題するものでありそれと一致する話題が用いられる。(ローマ 12:9,10)15日号は「暴力のない世界 ― 実現可能ですか」と題しており,同じ主題の話題が用いられる。(詩 37:10,11)(司会者: この頃までには4月号「王国奉仕」は到着していると思われるので,その中の「会話するための話題」にみなの注意を引く。)それで,記事の内容を十分には握すれば,話題と聖句はとても効果的に用いることができる。実演: 二人の奉仕者が両方の「ものみの塔」のそれらの記事の要点を指摘し,どのように野外で用いられるかを示す。予約者には厚手の書籍を一冊配布する。関心を示す人には「ものみの塔」,「目ざめよ!」両誌の予約を勧める。場合によっては6か月の予約に「良いたより」の本を添えて提供し,研究を勧めることもできる。積極的な態度が大切。確信に満ちて語るよう。4月15日号を用いた実際的な実演を示す。44番の歌と祈り。