弟子を作るのに助けとなる集会
5月4日に始まる週
18分: 58番の歌,「発表」。「発表」が終わったところで司会者は一家族をステージに招き,「支部からの手紙」を一緒に討議することもできる。
12分: 「1980年の地域大会」。節を読んで内容を討議する。自分たちの会衆がどの大会に出席するよう勧められているか確認する。
15分: 「主の足跡に従う」。1980年4月15日号,「ものみの塔」28-30ページの記事に基づく話。また,この「王国奉仕」3ページの記事「あなたは補助開拓者になれますか」も取り上げる。
15分: わたしたちの野外奉仕。聴衆と共に討議する。5月は「神のとこしえの目的」と「進化」の二冊の本に,二冊の雑誌を添えて500円の寄付で提供する。会話するための話題を復習する。4月に続いて用いるのでみなこの話題の扱い方になれている。聖句をどのように用い,提供物と結び付けるか聴衆と話し合う。「とこしえの目的」を主に用いるなら4ページのさし絵と,そこに出ている1節と2節は効果的に用いることができる。「進化」の本を主に用いるなら13,14,15章はこの話題ととても結び付けやすい。積極的な態度で文書を提供するよう励ます。週末の野外奉仕の取り決めを発表する。32番の歌と祈り。
5月11日に始まる週
10分: 85番の歌と会衆の発表。会計報告。
15分: 「互いに助け合う精神を保つ」。質問と答えによる討議。会衆で適用できる実際的な提案を尋ねる。会衆でなされてきたこと,さらに努力したいと計画していることについても注解を述べる。
18分: 「良いたよりを伝える ― 他の人々に個人的な関心を示すことにより(第二部)」。質問と答えで討議する。4節を討議する時,その地方の区域では,他にどんな質問を効果的に用いることができるか尋ねてみる。5節では,伝道者が質問を尋ねるが家の人の反応を無視し,ただ準備した証言を行なう実演をしてもらう。実演をさえぎり,どうしたらもっと良く扱えたか聴衆に尋ねる。6節では,家の人が区域でしばしば見られる見方をどのように言い表わすかを実演で示す。それから伝道者は「でも……」といって答え始め,家の人のどこが間違っているかを示そうとする。実演をさえぎり,こうした近づき方をどのように改善できるか尋ねる。
17分: 「友人を必要としている人々」。1980年4月1日号「ものみの塔」24-27ページの記事の要点を簡潔に述べる。25番の歌と祈り。
5月18日に始まる週
8分: 5番の歌と会衆の発表。会衆の野外奉仕の取り決め。
20分: 「良いたよりを告げる女」。質問と答えによる討議。エホバの奉仕に長年忠実であった姉妹たちのインタビューを含む。次のような質問を尋ねてみる。克服しなければならないどんな障害があったか。霊的な強さを保つため何を行なっているか。聖書の中に出てくる女たちによって示されたどんな特質に特に感銘を覚え,見倣おうとしてきたか。良いたよりを告げるのを助けるための会衆内のどんな備えをありがたく思っているか。
15分: 「ルツとナオミ」。「わたしの聖書物語の本」の第51話から,ステージ上の数人の子供たちにインタビューを行なう。このインタビューを扱う兄弟は次のような質問を行なうことができる。ルツはどこの国から来たか。イスラエル人であったナオミはどのようにルツを助けたか。なぜルツはナオミと共にイスラエルに行くことにしたのか。神に対する信仰を示すどんなことをルツは述べたか。ルツは良い働き人だったか。どうしてそう言えるか。ボアズとはだれか。ルツと彼女の働きを高く評価していることを示してボアズはルツに何と言ったか。ルツとボアズは後に結婚したか。ボアズはだれのひいおじいさんになったか。ルツにとってダビデのひいおばあさんになることはなぜエホバからの祝福であったか。
12分: 「メピボセテ ― 感謝の念の厚い人」。1980年3月15日号「ものみの塔」,29-31ページの記事に基づく簡潔な話。
5分: 26番の歌と祈り。
5月25日に始まる週
20分: 73番の歌と会衆の発表。一群の年若い伝道者をステージに招き,「若い時代」の本の8章「どんな友達がほしいですか」を討議する。これらの人は前もって資料を読んで内容に通じているようにする。この部分を扱う長老は討議を生き生きしたものに保つ。各副見出しの中から要点を目立たせ,年若い人々からこれらの要点を引き出すようにする。聖書の原則に従って生きる友を選ぶことはなぜ大切か年若い人々から意見を述べてもらう。真理の中にいる人との親しい関係をどのように発展させるかにつきだれかに提案を述べてもらう。自分たちの会衆には同年代の人がほとんどいないならどうしたらよいか。年若い人は会衆内の年長の人とどのように友達になれるか。(サムエル前 18:1)ヨナタンはダビデより約30歳年上であった。
17分: 「信仰において結ばれた人たちに良いことを行なう」。質問と答えで扱う。援助するためにどうしたらよいか注解を求める。
18分: 「生ける希望」地域大会で提供されたプログラム,「わたしたちは世から離れていなければなりません」。聖句を読んだり,次の諸点につき注解するのに聴衆を含める。時間を守るため,ある聖句を前もって割当てておき,簡潔にまとめてもらうこともできるし,ある聖句は省いてもよい。
エホバの友であるため世から離れていることは非常に大切。(ヤコブ 4:4)力付けられまた慰められるためエホバとの親しい関係を必要としている。(コリント第二 1:3,4)罪の許しを得るため,天の父エホバからの助けが必要。―ヨハネ第一 2:1,2。
イエスは世から離れていることで模範を示された。(ヨハネ 17:14)イエスは政治的な権威を受けいれることを拒み,武力に訴えたり戦ったりすることに対して忠告された。(ヨハネ 18:36)そのように世から離れていることは政治的,社会的な問題に対する中立や,他人の事に干渉する者とならないことを含んでいる。―ペテロ第一 4:15。
世から離れていることは,世の道に従わないこと,またすべての行状において清さを保つことを意味している。(ペテロ第一 1:14,15)ねたんだり愛に欠けたりしている人,みだらな話に加わったり,肉の業を目立たせるような催しものを好んだりする人は,神との親しい関係を失うかもしれない。(エフェソス 5:3-5。ヨハネ第一 4:20)イエスが物質中心の生き方をされなかったように,この体制から離れている者もそうしてはならない。(テモテ第一 6:8)雇人,妻また,家庭あるいは学校における子供であろうと,世から離れていることは,権威を持つ人に対するクリスチャンの服従によって示される。―ペテロ第一 2:17,18; 3:1。
世から離れていることは豊かな祝福をもたらす。それにより清い良心が得られる。(ペテロ第一 2:19,20)エホバの友である者はその証人として知られており,永遠の命の見込みを享受している。―使徒 15:14。ペテロ第二 3:13。
5分: 65番の歌と祈り。6月第一日曜日の奉仕をできるだけ多くの人が支持するよう励ましを与える。