弟子を作るのに助けとなる集会
11月2日に始まる週
10分: 48番の歌。会衆の発表。詩篇 27篇4節を聴衆と共に読み,それ以降のプログラムに導入する適切な注解を述べる。
15分: 「支部の手紙」,「『神の愛』地域大会」および「日本の1980奉仕年度の報告」を扱う。「支部の手紙」は地域大会や1980奉仕年度の奉仕について言及しているので,三つの記事を個々に扱う必要はないが,言及したり参照したりできる。
20分: 「主人の模範に従う」。記事からだけでなく参照されている聖句についても注解を引き出す。時間が許す限り聖句を読む。
10分: 年の聖句,使徒 4章29節を簡潔に討議する。この言葉が,業を行なってゆく上でエホバの導きと力を求める祈願の祈りの一部であるという観点から扱う。会衆と共に使徒 4章23-30節を読んで文脈を調べ,エホバの言葉を大胆に語ることを引続き自分の目標とするよう兄弟たちのすべてを励ます。
5分: 44番の歌と祈り。
11月9日に始まる週
10分: 82番の歌。「発表」および会衆の発表。聴衆と共にガラテア 6章7-10節を読み,りっぱなことや良い業を行なうようわたしたちを助ける上での奉仕会の価値を簡潔に注解する。次の部分を紹介する。
15分: 「すべての人に良いことを行なう」。記事に基づいて,生き生きした話,そして聴衆との討議で扱う。11月の提供物である「若い時代」および「今ある命」の2冊の書籍を野外でどのように用いているか聴衆と簡潔に話し合う。それぞれの書籍のどんな部分を用い,家の人の関心を捕えたか。聴衆から提案や経験を求める。
15分: エホバの奉仕において「良いことを行なう」よう,わたしはどのように助けられたか。時間が許す限り個人的な経験を含めて伝道者たちをインタビューする。いろいろな人を用いる。野外奉仕において効果的になるよう助けられた人。個人的な問題を克服したり,自分の人格を変えるなどして良いことを行なうよう助けられた人。長老または他の兄弟か姉妹から個人研究のことで,あるいは個人的に奉仕を組織することで助けられた人。会衆の集会に出席することにより特に助けられた人,など。よく選択し,要点をついた経験だけを用いる。
10分: 10月の会衆の奉仕報告を発表し,みなの良い努力をほめる。援助の取決め,第一日曜日の奉仕の支持,教える業に見られる努力など何でも優れた努力をほめ,会衆を励ます。
10分: コリント第一 15章58節に基づく簡潔な閉会の言葉。今晩の奉仕会が考えるためにいかに多くの糧をわたしたちに与えてくれたかを指摘し,要点を強調する。「良いことを行なう」ように個人的な取決めを設けるようすべての人を個人的にまた家族として励ます。91番の歌と祈り。
11月16日に始まる週
10分: 11番の歌。会衆の発表。これに続く奉仕会のプログラムを概略する。年の聖句,使徒 4章29節を聴衆と共に読む。そして次の部分に導入してゆく紹介を簡潔に述べる。
20分: 会衆に必要と思われる事柄を扱う。長老たちは会衆の霊的状態を常に注意深く見守り,会衆が特に必要としている事柄をここで扱うことができる。何かの提案を述べる場合それが会衆で「規則」のようにならないよう気を付ける。むしろ,提案や勧めが聖書の原則や神の組織が励ましていることと調和のとれたものとなるようたえず努力できる。特に今回取り上げることがないならば,1979年10月号から1980年2月号「王国奉仕」に連載された「互いに助け合う」のプログラムの要点を取り上げて,会衆が援助の取決めからさらに益を得るように励ます。
20分: 「クリスチャンとしてまっすぐ前方を見る」。1980年9月1日号「ものみの塔」12-15ページの記事に基づく話。
10分: 今晩の奉仕会のプログラムから各人はどんな益を得たか。奉仕や生活にそれをどう適用できるか。みなの注解を求め,築き上げる仕方でプログラムを結ぶ。11月24日,休日の特別活動を発表して,ともに働くようみなを励ます。118番の歌と祈り。
11月23日に始まる週
10分: 58番の歌。会衆の発表。「神権的ニュース」を含む。
15分: 「良いたよりを伝える ― まれにしか奉仕されない区域で」。適切な質問を用いて聴衆と共に記事を討議する。会衆では「まれにしか奉仕されない区域」としてどんな区域があるか。ビジネス街,会衆の遠方の区域,富裕な人々の区域,近隣の会衆が保持している区域。会衆の状況や機会に適した討議になるようにする。
15分: 「動機を与える力となる,キリストの寛大さ」。1980年8月1日号「ものみの塔」9-11ページの記事に基づく話。
15分: 12月の奉仕に備える。「最善の生き方」の書籍を初めて野外で用いる。「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」と共に一組1,000円の寄付で提供する。11月中四つの特別の講演を通してこの新しい本の内容を共に学んだ。奉仕で用いることができるいくつかの点を注解してもらう。ペテロ第二 3章13節の聖句が用いられ「新しい事柄に関する神の約束」を会話するための話題として用いる。結びに模範となる実演を示し12月の奉仕にみなを励ます。
5分: 12月は忙しい月。月の初めから奉仕に参加し,奉仕する機会を失ってしまうことがないようみなを励ます。32番の歌と祈り。
11月30日に始まる週
12分: 63番の歌。会衆の発表。会計報告。伝道 11章9節-12章1節を聴衆と共に読み,次の部分の紹介として簡潔に注解を述べる。
20分: 「若い人たちに良いことを行なう」の記事を質問と答えで討議する。真理のうちに子供を育て上げた両親または,年若い子供たちを霊的に助ける点で模範となっている両親をインタビューする。研究,奉仕,くつろいだり,楽しんだりするのに時間をどう計画しているか尋ねる。世俗の学校,個人的な聖書研究,野外奉仕,家で割り当てられた責任を果たしてゆくことなどに対して,子供たちが正しい見方を培うよう助ける上でどんなことが効果的であったと思われるか。
20分: 「良いことを行なう」若い人たちの責任。ステージ上の異なった年代の数人の若い人たちとの聖書的な討議。良いことを行なうという若い人自身の責任を自覚していることを示す,よく考えぬかれた注解を若い人々から得る。時間が許すなら次の聖句を用いる。伝道 11:9-12:1。詩 8:2。エフェソス 6:1-4。ヘブライ 13:7,17。箴 27:11。テモテ第一 4:12など。この部分を司会する人は他の適切な聖句を用いたいと思うかもしれない。
8分: すべての人が「良いことを行なう」ために野外奉仕の取決めを簡潔に述べる。次の週末に若い人も年配の人も共に野外奉仕にあずかるように励ます。61番の歌と祈り。