支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
1982年もあとわずかになりました。「主の業においてなすべき事を常にいっぱいに持ちなさい」と勧める年の聖句に励みを得て,この1年間,わたしたちは本当に忙しく働きました。多くの兄弟姉妹は,その間,様々な信仰の試練を経験しましたが,死者をさえよみがえらせてくださるエホバ神の愛と全能の力に全幅の信頼を置いて,立派に忠実を保ちました。また,すべての兄弟姉妹が,希望を持たない世の人々の間でますます広まりつつある,「ただ食べたり飲んだりしよう。明日は死ぬのだから」という哲学を退け,行状の点でも業の点でもクリスチャンとしてしっかりと歩み続けました。(コリント第一 15:32)その中に,大勢の若者たちが含まれていることをわたしたちは本当にうれしく思います。
そうです,わたしたちの業は「主の業」であり,それゆえに「無駄」になることはありません。このことは新奉仕年度,9月の報告にもはっきりと示されています。伝道者数は再び1,000人以上の増加を示し,7万3,032名という最高数に達しました。これは昨奉仕年度の平均に対して8%の増加にあたり,昨年9月に比べると14%の増加になります。過去半年間,伝道者数は毎月平均約890人という速度で増えており,増加の勢いが増していることが分かります。正規開拓者の数も開拓者合計と共に最高数となり,再び伝道者の36%が開拓奉仕に参加しました。加えて,時間,再訪問の合計も最高数でした。皆さんの勤勉な働きは確かに豊かに祝福されています!
10月には全日本の56の巡回区で74クラスの開拓奉仕学校が開かれ,合計で1,837人の開拓者がこの優れた教育の取決めから益を受けました。加えて12月中,日本の九つの宣教者の家は,協会の代表者の訪問を受けますが,これら忠実な宣教者たちが来年の地域大会で故国の友と時を過ごせるよう旅行費を援助するための取決めを皆さんが寛大に支持してくださっていることを心から感謝いたします。皆さんの熱心な働きの上にエホバの祝福を祈りつつ,クリスチャン愛をお送りします。
日本支部の皆さんの兄弟たち