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  • 王国会館建設の促進計画
  • わたしたちの王国宣教 1989
  • 副見出し
  • 満ちあふれるほど与える
  • 目標はさらに多くの王国会館を持つこと
  • ほとんどすべての会衆が王国会館基金の援助を受けることができる
  • 将来の繁栄を見越して積極的に支持する
  • 考慮できる他の事柄
わたしたちの王国宣教 1989
宣 89/11 3–6ページ

王国会館建設の促進計画

1 日本支部における王国会館基金の詳細な取り決めが発表されたのは,「王国宣教」1986年9月号の折り込みが初めてでした。以来ほぼ3年が経過しましたが,皆さんは王国会館基金をこれまでどのような会衆がどのような条件の下に活用してきたのか,今後この基金を利用したいと思う場合どのようにしたらよいかについて,深い関心をお持ちのことと思います。それで協会はこの折り込みを通し,過去3年間の王国会館基金の運用状況や今後の見通しについて最新の情報をお知らせすることにいたします。

満ちあふれるほど与える

2 喜ばしいことに王国会館基金に関する寄付の取り決めが発表され,各会衆に王国会館基金のための寄付箱が設置されるようになって以来,諸会衆から毎月寄付が寄せられるようになりました。こうして1987年12月以来,北海道札幌市,秋田県秋田市および角館市,茨城県日立市,群馬県大泉市,神奈川県相模原市,滋賀県近江八幡市,広島県福山市,福岡県福岡市,それに宮崎県宮崎市にある合計15の会衆が王国会館基金から資金の援助を受け,長期の使用に耐える,美しい,しかも機能的な王国会館を所有することができるようになりました。この折り込みにある王国会館基金の援助を受けて建てられた,品の良い王国会館の写真をご覧ください。その他十数件の申込書が現在提出されており,そのうち幾つかの会衆は統治体からの承認を待つのみとなっております。こうした報告を聞くのは大いに喜ばしいことではありませんか。

3 例えば福山市の二つの会衆の場合,自己資金は限られていたものの,土地の購入費と建築費の大部分の援助を基金から受け,162坪の土地に44坪の立派な王国会館を建てることができました。また宮崎市の二つの会衆で計画した王国会館の場合は,土地を自分たちで購入し,建築費の援助を協会に仰ぎ,全建坪70坪の2階建ての建物を建築し,将来最低四つの会衆がこの会館を使用する計画を立てています。一方相模原市のある会衆は,建物は自分たちの所有ではないものの,内装費に必要な資金を協会の王国会館基金に求め,統治体によって申請が承認されました。

目標はさらに多くの王国会館を持つこと

4 今日でもエホバの僕たちは,種々の努力を払いながらも,新しい王国会館を建設するという大きな喜びを経験してきました。例えば過去2年間に,日本の至るところで160の新しい王国会館が建てられ,献堂式に関する喜ばしい報告が寄せられてきました。しかしながら,ここ日本においてはさらに多くの王国会館が必要とされているのです。どうぞ日本における王国の業の進展状況を考えてください。すでに「王国宣教」で発表されているように,過去10年以上にわたって伝道者の連続新最高数が得られており,毎年90から100を上回る新しい会衆が設立されているのです。新奉仕年度に入った9月だけで,新たに20の会衆と二つの群れの発足が承認されました。―イザヤ 54:2。

5 このことは,新しい会衆にとって王国会館が必要とされていることを意味しています。また,現在日本には1,400余りの王国会館がありますが,中には建物の造りがしっかりしていなかったり,老朽化していたり,広さが十分でなかったりするため,新しい人々を招待しにくいなどの問題を抱えているところもあります。さらに,王国会館が住宅地に建てられていたり,周辺の環境に問題があるなど,使用上種々の制限を受けるか,安定して長く使用できないといった難問を抱えている会衆も少なくありません。そのほか,一つの王国会館を複数の会衆が共同で使用しているところでは,巡回訪問ごとに長老たちは週中の集会を調整することに困難を覚えていることでしょう。以上の点を考慮するとき,わたしたちは諸会衆が真の崇拝の中心地としてふさわしく,しかも地域社会の人々をさえ引き付ける,魅力ある王国会館を所有できるようにと希望しております。

ほとんどすべての会衆が王国会館基金の援助を受けることができる

6 王国会館基金の取り決めが発表された時点で,協会は巡回監督と連絡を取り,巡回区内でどの会衆が王国会館を最も必要としており,王国会館基金からの援助を受けるのにふさわしいかを検討し,特定の会衆を推薦するように依頼しました。その後協会はこれら推薦のあった諸会衆の中から,幾つかを選び,統治体に推薦し承認を得た後に基金を用いて援助するようにしてきました。しかしこれからは,直接,各会衆の長老団から申し込みを協会に提出していただくことになりました。

7 協会は,蓄えられている王国会館基金を十分に活用することに重点を置いています。まず,土地または建物,もしくはその両方を所有するという形での王国会館の建設計画が考慮の主な対象となることは言うまでもありません。しかしこの場合,土地の購入代金を含め資金の全部を王国会館基金に頼ろうとするのは賢明ではありません。なぜならそのための資金は莫大なものとなり,毎月の返済が会衆にとって負担となるばかりか,王国会館を必要としている他の会衆への援助の道が閉ざされてしまうからです。

8 ここ数年の間,地価が高騰し,土地を購入することが困難になってきたことから,都市部では王国会館として用いる建物を借りる場合でも土地の値段がそのまま家賃に反映され,一時的に多額の出費が求められることがあるようです。それで土地や建物を所有できないとしても,建物を借りるのに会衆が必要とする権利金,保証金,敷金さらには内装関係の造作費用について,王国会館基金から援助を受けることができます。ただし長老たちは,こうした計画がしっかりしたものであり,投入した資金を安全に,かつ十分に活用できる見込みがあることを確かめなければなりません。その他,王国会館に関連したものであれば何であれ,王国会館基金の援助の対象となることを長老団は念頭に置くことができます。

将来の繁栄を見越して積極的に支持する

9 毎月,諸会衆から送られる王国会館基金への寄付は,積み立てられ,援助を求める会衆のために積極的に活用されてゆきます。加えて,この基金から援助を受けた会衆は協会に毎月の返済のための寄付を行なうことになりますが,該当する諸会衆の兄弟たちは予定通り毎月きちんと返済してきました。(コリント第二 9:7)これら兄弟たちの努力は大いにほめられるべきものです。なぜなら,これらの寄付も基金の一部として,さらに他の会衆が王国会館基金から援助を受けるために用いられてゆくことになるからです。それで王国会館基金は,王国会館を建てるために繰り返し用いられてゆくことになるでしょう。もし皆さんの会衆が既にふさわしい王国会館を所有し,現時点における必要が満たされているとしても,王国会館を必要としている日本中の他の会衆のために,王国会館基金への寄付について積極的に考えるのは何と大切なことなのでしょう。

考慮できる他の事柄

10 東京,横浜,大阪,神戸などの大都市において,土地を購入し王国会館を建設するといった計画は至難なことでしょう。それでも,これまで協会に寄せられた種々の報告によれば,ビルのテナントを王国会館として所有する道が開かれた場合があるようです。それで,ビルを新築しテナントを募集するところがあるなら,それに応募し,最初から王国会館に適した設計を依頼するなどして,会衆の必要を満たすことができるかもしれません。

11 王国会館の造りやデザイン,機能性についてはどう考えるべきでしょうか。まず,この建物が真の崇拝のために以後長期にわたって使用されるという目的を考えるなら,凝ったものや奇抜なものを避け,品位あるデザインのものにすることは大切です。同時に会衆の種々の必要を考慮に入れた,機能的で,無駄を省いた質の良い,しかも将来の拡大をも見越した建物とすることも大切でしょう。

12 現在さらに多くの王国会館が必要とされていることに疑問の余地はありません。協会の王国会館基金は,王国会館を建設しようとする諸会衆にとって何と大きな助けとなっているのでしょう。それで会衆が王国会館を持つことを考えているなら,そのための寄付を計画し,ある程度の自己資金を蓄えておくのは良いことです。加えて,長老団は関係する事柄を多方面にわたって十分に調査し,その上で建設計画の実施に着手してください。(ルカ 14:28-30)そして王国会館基金の援助を希望しているなら,長老団は遠慮なく協会に手紙を書き,希望や相談したいことについてお知らせください。わたしたちが自分の時間や労力,さらには貴重な金銭を喜んでささげようとするとき,エホバがご自分のみ名の誉れとなるこうした一致した努力に豊かな祝福を注いでくださいますように。

[3ページの図版]

秋田県秋田市

[4ページの図版]

滋賀県近江八幡市

[5ページの図版]

茨城県日立市

[6ページの図版]

広島県福山市

福岡県福岡市

北海道札幌市

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