区域内のろう者を探す点で目ざとくある
1 エホバは,「『来なさい!』……だれでも望む者は命の水を価なくして受けなさい」と招待を差し伸べておられます。(啓 22:17)ろう者で,この呼びかけに応じる人が多くなっています。その結果,日本ではこの9年間に,手話会衆が20,手話の群れが11発足しました。
2 手話会衆と群れは,それぞれの区域内のろう者や難聴者に宣べ伝える点であらゆる努力を払っていますが,これから見いだして,証言するべき人は日本にまだ多くいます。
3 どのように協力できるか: 公共の場で,手話を使っている人に気づいたことがありますか。職場や学校で,家族にろう者のいる人をご存じですか。毎日の活動の中で,ろう者を探す点で目ざとくあるようにしましょう。どうすれば,ろう者が王国についての証言を受けられるようにすることができるでしょうか。
4 証言する: ろう者がいる場合,最寄りの手話会衆か群れに知らせます。多くのろう者は,手話で行なわれる会衆の集会でろう者の証人たちと交わるようになると,真理を学ぶ点で早く進歩します。ですから,近くに手話会衆か群れがある場合,会衆の書記は,区域内のすべてのろう者の情報を転送するようにしてください。
5 ろう者を霊的に援助できる人が近隣にいない場合はどうしますか。どのように助けになれるでしょうか。再訪問をして,健聴の家族と話してみるのはどうでしょうか。手話版のビデオをご覧になるでしょうかと勧めて,ろう者の方の関心を高めてください。奉仕者の中には,自分で手話を学んで,ろう者に効果的に伝えることができるようになった人もいます。(使徒 16:9,10)「求め」のブロシュアーと「知識」の本は,日本手話版のビデオを入手できます。こうした道具を使って聖書研究を司会することにより,すでに多くの良い結果が生まれています。
6 区域内のろう者を探す点で目ざとくあることによって,その方たちにも,命の水を価なく受ける機会を差し伸べることができるでしょう。―マタ 10:11。