2009年の神権宣教学校予定
指示
2009年の神権宣教学校の司会は以下の取り決め(のもと)で行なわれます。
資料: 「新世界訳聖書」[聖12],『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』(1990年版)[感],「偉大な教え手から学ぶ」[学ぶ],「聖書から論じる」(1989年版)[論]。
学校は時間どおりに歓迎の言葉で始め,下記の要領で進めます。それぞれの割り当てが終わった後,学校の監督は次の部分を紹介します。
聖書通読からの目立った点: 10分。最初の4分間で,資格ある長老か奉仕の僕がその週の聖書通読の範囲から,聖書に関する大切な点を取り上げます。ただし,その週の通読範囲が聖書各書の初めの章から始まる場合,最初の4分の資料は,「聖書全体」の本から取られます。例えば,1月5日の週は創世記の最初の5章を考えるので,話し手は,「聖書全体」の本の創世記の部分を資料として,序論の数節の中から幾つか要点を選び,その内容を会衆に益となる形で当てはめます。週ごとの聖書通読の範囲の考察であれ,「聖書全体」の本からの要点の話であれ,おもな目的は,その情報になぜ,またどのような価値があるかを理解できるよう聴衆を助けることです。最初の部分に指定された4分間を超過しないように注意します。聴衆の参加のために必ず6分間を残すようにし,その週の聖書通読の範囲で特に大切と思った点や感銘を受けた点について30秒以内の短い注解を述べてもらいます。この後,生徒は学校の監督の指示のもとにそれぞれの教室に分かれます。
第1の割り当て: 4分以内。これは一人の兄弟による朗読です。生徒は割り当てられた範囲を朗読しますが,序論や結論は述べません。学校の監督は,生徒が内容を理解して朗読するよう,また流ちょうに,正しく意味を強調しながら,抑揚をつけ,ふさわしい休止を置き,自然な感じで読むよう助けることに特に注意を向けます。
第2の割り当て: 5分。これは一人の姉妹に割り当てられます。この割り当てを受ける生徒が用いる場面は,学校の監督から指定されるか,でなければ「神権宣教学校の教育から益を得る」の本の82ページのリストから自分で選びます。生徒は割り当てられた主題を用い,地元の区域で現実的また実際的な野外奉仕の一つの分野に当てはめます。参照資料が指示されていなければ,生徒はエホバの証人の出版物を調査してこの割り当てのための資料を集める必要があります。学校の監督は,生徒がどのように資料を発展させるか,また家の人が聖書に基づいて筋道立てて考え,話の要点を理解できるようどのように助けているかに特に注意を向けます。学校の監督は相手役を一人決めます。
第3の割り当て: 5分。これは一人の兄弟か姉妹に割り当てられます。生徒は割り当てられた主題に沿って話を発展させます。参照資料が指示されていなければ,生徒はエホバの証人の出版物を調査してこの割り当てのための資料を集める必要があります。兄弟に割り当てられる場合,王国会館の聴衆を念頭に置いた話として行ないます。姉妹に割り当てられる場合はいつでも,第2の割り当ての要領で行ないます。星印の付いている主題は,必ず兄弟が話として扱うように割り当て,可能な時にはいつも長老か奉仕の僕に話してもらいます。
助言: 1-2分。学校の監督は,生徒が取り組む話の特質を前もって発表しません。第1,第2,第3の割り当ての後,学校の監督は,褒めるべき一つの点について積極的な観察を述べ,なぜ効果的だったかに具体的に注意を向け,折に触れて「宣教学校」の本に言及します。各生徒の必要に応じ,集会後や別の機会に,それ以外の建設的な助言を個人的に与えることもできます。
時間: どの部分も時間を超過してはなりません。助言者の短評についてもそうです。第1から第3までの割り当てが時間を超過したなら,巧みな仕方で合図を送り,そこで終えてもらいます。聖書通読からの目立った点を扱う兄弟が時間を超過したなら,個人的に助言を与えてください。すべての人は時間を守るように注意してください。プログラム全体は30分間です。
助言用紙: 「宣教学校」の本の中にあります。
補助助言者: 学校の監督以外にも奉仕できる長老がいるなら,長老団は有能な長老を一人選び,補助助言者としての役割を担ってもらえます。長老が何人もいる会衆では,年ごとに,資格ある異なる長老が交替してこの役割を担うこともできます。補助助言者の責任は,聖書通読からの目立った点を扱う兄弟に,必要であれば個人的な助言を与えることです。仲間の長老や奉仕の僕がそうした話をするたびに助言をする必要はありません。
神権宣教学校の復習: 20分。2か月ごとに学校の監督は復習を行ないます。聖書通読からの目立った点を上記の要領で扱ってから,この復習を行ないます。復習は,その週を含めてそれまで2か月間に学校で取り上げられた資料に基づいて行なわれます。神権宣教学校の復習の週に巡回大会や巡回監督の訪問があるなら,復習は1週延期して,翌週に予定されている第1,第2,第3の割り当てを行ないます。週ごとの聖書通読や聖書の目立った点の話の予定は変更されません。
予定
1月5日 聖書通読: 創世記 1-5章
第1: 創世記 3:1-15
第2: イエスが偉大な教え手だったのはなぜですか(学ぶ 1章)
第3: むなしくないこととは何か(コリ一 15:58)
1月12日 聖書通読: 創世記 6-10章
第1: 創世記 9:1-17
第2: 神を信じることへの反対意見に答える(論 134ページ1節–135ページ1節)
第3: 愛にあふれた神からの手紙(学ぶ 2章)
1月19日 聖書通読: 創世記 11-16章
第1: 創世記 14:1-16
第2: すべてのものを造られた方(学ぶ 3章)
第3: エホバはどのようにわたしたちを形作られるか(イザ 64:8)
1月26日 聖書通読: 創世記 17-20章
第1: 創世記 17:1-17
第2: 人間が公正な政府を樹立できないでいる理由(論 277-278ページ5節)
第3: 神にはお名前があります(学ぶ 4章)
2月2日 聖書通読: 創世記 21-24章
第1: 創世記 22:1-18
第2: 『これはわたしの子です』(学ぶ 5章)
第3: a他の人への愛を広げる方法(コリ二 6:11-13)
2月9日 聖書通読: 創世記 25-28章
第1: 創世記 25:1-18
第2: 偉大な教え手はほかの人たちに仕えた(学ぶ 6章)
第3: 解放をもたらそうとする人間の努力が成功しない理由(論 279ページ1-6節)
2月16日 聖書通読: 創世記 29-31章
第1: 創世記 29:1-20
第2: なぜ『思い煩うのをやめる』べきか(マタ 6:25)
第3: 従順はあなたを守る(学ぶ 7章)
2月23日 聖書通読: 創世記 32-35章
神権宣教学校の復習
3月2日 聖書通読: 創世記 36-39章
第1: 創世記 39:1-16
第2: 人間より高い存在(学ぶ 8章)
第3: 神の王国 ― 人類の必要を満たす唯一の解決策(論 279ページ7節–280ページ4節)
3月9日 聖書通読: 創世記 40-42章
第1: 創世記 40:1-15
第2: ゆうわくを退ける必要があります(学ぶ 9章)
第3: b独立の精神に気をつけなさい
3月16日 聖書通読: 創世記 43-46章
第1: 創世記 44:1-17
第2: イエスは悪霊より強い(学ぶ 10章)
第3: 聖書の預言は全く信頼できるものであることが実証されてきた(論 280ページ5節–281ページ3節)
3月23日 聖書通読: 創世記 47-50章
第1: 創世記 48:1-16
第2: 悪魔を恐れるべきですか
第3: 神のみ使いたちの助け(学ぶ 11章)
3月30日 聖書通読: 出エジプト記 1-6章
第1: 出エジプト記 1:1-19
第2: イエスは祈ることを教えておられる(学ぶ 12章)
第3: 今日のいやしは神の霊によるものですか(論 75-76ページ4節)
4月6日 聖書通読: 出エジプト記 7-10章
第1: 出エジプト記 9:1-19
第2: イエスの弟子になった人々(学ぶ 13章)
第3: cガラテア 6章2節と5節をどのように調和よく理解できますか
4月13日 聖書通読: 出エジプト記 11-14章
第1: 出エジプト記 12:21-36
第2: 人を許す必要があるのはなぜですか(学ぶ 14章)
第3: イエスや使徒たちによるいやしと今日のいやしとの違い(論 76ページ5節–77ページ2節)
4月20日 聖書通読: 出エジプト記 15-18章
第1: 出エジプト記 15:1-19
第2: 偽りの宗教から完全に離れているにはどんなことが求められるか
第3: 親切に関する教訓(学ぶ 15章)
4月27日 聖書通読: 出エジプト記 19-22章
神権宣教学校の復習
5月4日 聖書通読: 出エジプト記 23-26章
第1: 出エジプト記 24:1-18
第2: ほんとうに重要なのは何ですか(学ぶ 16章)
第3: 真のクリスチャンは今日どのように見分けられるか(論 77ページ3節–78ページ2節)
5月11日 聖書通読: 出エジプト記 27-29章
第1: 出エジプト記 29:1-18
第2: どうすれば幸福になれますか(学ぶ 17章)
第3: d見当違いの対象に忠節を示すこととその危険
5月18日 聖書通読: 出エジプト記 30-33章
第1: 出エジプト記 31:1-18
第2: いやしの賜物が1世紀に与えられた理由(論 78ページ3節–79ページ2節)
第3: 忘れずに感謝の言葉を述べますか(学ぶ 18章)
5月25日 聖書通読: 出エジプト記 34-37章
第1: 出エジプト記 37:1-24
第2: けんかをするのは良いことですか(学ぶ 19章)
第3: e放任主義とはどのようなものですか なぜ避けるべきですか
6月1日 聖書通読: 出エジプト記 38-40章
第1: 出エジプト記 40:1-19
第2: 一番になりたいといつも思いますか(学ぶ 20章)
第3: 全人類が本当にいやされるどんな希望があるか(論 79ページ3-5節)
6月8日 聖書通読: レビ記 1-5章
第1: レビ記 4:1-15
第2: 自慢するのは正しいことですか(学ぶ 21章)
第3: fクリスチャンは権威をどのように用いるべきですか
6月15日 聖書通読: レビ記 6-9章
第1: レビ記 8:1-17
第2: 『あなたはいやしを信じますか』(論 79ページ6節–80ページ1節)
第3: なぜ,うそをついてはいけないのか(学ぶ 22章)
6月22日 聖書通読: レビ記 10-13章
第1: レビ記 11:29-45
第2: 人が病気になる理由(学ぶ 23章)
第3: バプテスマを受けた弟子の祝福
6月29日 聖書通読: レビ記 14-16章
神権宣教学校の復習
7月6日 聖書通読: レビ記 17-20章
第1: レビ記 19:1-18
第2: わたしたちはみな,人間として誕生する以前に霊の領域にいましたか(論 331ページ2節–332ページ4節)
第3: 決してどろぼうしてはいけません(学ぶ 24章)
7月13日 聖書通読: レビ記 21-24章
第1: レビ記 22:17-33
第2: 悪いことをする人たちでも変化できますか(学ぶ 25章)
第3: 真のクリスチャンは貧しい人にどのように気遣いを示しますか
7月20日 聖書通読: レビ記 25-27章
第1: レビ記 25:39-54
第2: 良いことをするのが難しいのはなぜですか(学ぶ 26章)
第3: アダムはもし罪をおかさなかったなら,最終的には天に行きましたか(論 332ページ5-6節)
7月27日 聖書通読: 民数記 1-3章
第1: 民数記 3:1-20
第2: 温和であるために自制が必要なのはなぜですか
第3: あなたの神はだれですか(学ぶ 27章)
8月3日 聖書通読: 民数記 4-6章
第1: 民数記 4:1-16
第2: だれに従ったらよいか,どうすれば分かりますか(学ぶ 28章)
第3: 将来,本当に幸福な生活をするには人は天に行かなければなりませんか(論 333ページ1-3節)
8月10日 聖書通読: 民数記 7-9章
第1: 民数記 9:1-14
第2: どんなパーティーでも神に喜ばれますか(学ぶ 29章)
第3: エホバに忠節を示す方法
8月17日 聖書通読: 民数記 10-13章
第1: 民数記 13:17-33
第2: おそれに打ち勝つ助け(学ぶ 30章)
第3: ペテロ第一 3章19,20節は何を意味していますか(論 333ページ4節)
8月24日 聖書通読: 民数記 14-16章
第1: 民数記 14:26-43
第2: 神の律法を愛するとはどういうことですか(詩 119:97)
第3: なぐさめはどこに見いだせますか(学ぶ 31章)
8月31日 聖書通読: 民数記 17-21章
神権宣教学校の復習
9月7日 聖書通読: 民数記 22-25章
第1: 民数記 22:20-35
第2: イエスはどのように保護されたか(学ぶ 32章)
第3: ペテロ第一 4章6節にはどんな意味がありますか(論 334ページ1節)
9月14日 聖書通読: 民数記 26-29章
第1: 民数記 27:1-14
第2: 精神の規整とは何か,それが重要なのはなぜか(エフェ 6:4)
第3: イエスはわたしたちを守ることができる(学ぶ 33章)
9月21日 聖書通読: 民数記 30-32章
第1: 民数記 32:1-15
第2: 人は死ぬとどうなりますか(学ぶ 34章)
第3: 天での命はすべてのクリスチャンの希望ですか(論 334ページ2節–335ページ1節)
9月28日 聖書通読: 民数記 33-36章
第1: 民数記 33:1-23
第2: わたしたちは死んでも生き返ります(学ぶ 35章)
第3: どんな面で,神の王国は人間のどの政府にも勝っているか
10月5日 聖書通読: 申命記 1-3章
第1: 申命記 2:1-15
第2: “新約聖書”は,地上でのとこしえの命について何と述べていますか(論 335ページ2節–336ページ3節)
第3: だれが復活しますか どこに住みますか(学ぶ 36章)
10月12日 聖書通読: 申命記 4-6章
第1: 申命記 4:15-28
第2: エホバとみ子を思い起こす(学ぶ 37章)
第3: 少ししかないことが勝っていると言えるのはどんなときですか(箴 15:16)
10月19日 聖書通読: 申命記 7-10章
第1: 申命記 9:1-14
第2: イエスを愛するべきなのはなぜですか(学ぶ 38章)
第3: 聖書は天の命の希望をどれほど多くの人たちに差し伸べていますか(論 336ページ4-5節)
10月26日 聖書通読: 申命記 11-13章
神権宣教学校の復習
11月2日 聖書通読: 申命記 14-18章
第1: 申命記 15:1-15
第2: 神への恐れには何が含まれますか
第3: 神はみ子を覚えておられる(学ぶ 39章)
11月9日 聖書通読: 申命記 19-22章
第1: 申命記 22:1-19
第2: どうすれば神に喜んでいただけますか(学ぶ 40章)
第3: 14万4,000人は生来のユダヤ人だけですか(論 337ページ1-4節)
11月16日 聖書通読: 申命記 23-27章
第1: 申命記 25:1-16
第2: 神に喜ばれる子どもたち(学ぶ 41章)
第3: gどんな物事を神聖なものと見るべきですか
11月23日 聖書通読: 申命記 28-31章
第1: 申命記 30:1-14
第2: 働く必要があるのはなぜですか(学ぶ 42章)
第3: 「大群衆」にはどんな聖書的な希望がありますか(論 337ページ5節–338ページ2節)
11月30日 聖書通読: 申命記 32-34章
第1: 申命記 32:1-21
第2: 「エホバの大いなる日」とは何ですか(ゼパ 1:14)
第3: わたしたちの兄弟姉妹とはだれのことですか(学ぶ 43章)
12月7日 聖書通読: ヨシュア 1-5章
第1: ヨシュア 5:1-15
第2: 神を愛する人を友達にしてください(学ぶ 44章)
第3: 神の王国とは何ですか その支配を望んでいることをどのように示しますか(学ぶ 45章)
12月14日 聖書通読: ヨシュア 6-8章
第1: ヨシュア 8:1-17
第2: 世界が水によってほろびる ― 再び起きますか(学ぶ 46章)
第3: 伝道の書 7章21,22節は,どうして実際的な助言ですか
12月21日 聖書通読: ヨシュア 9-11章
第1: ヨシュア 9:1-15
第2: ハルマゲドンが近いと,どうして言えますか(学ぶ 47章)
第3: 神の平和な新しい世 ― あなたもそこに住むことができます(学ぶ 48章)
12月28日 聖書通読: ヨシュア 12-15章
神権宣教学校の復習
[脚注]
a 必ず兄弟に割り当てる。長老か奉仕の僕が望ましい。
b 必ず兄弟に割り当てる。長老か奉仕の僕が望ましい。
c 必ず兄弟に割り当てる。長老か奉仕の僕が望ましい。
d 必ず兄弟に割り当てる。長老か奉仕の僕が望ましい。
e 必ず兄弟に割り当てる。長老か奉仕の僕が望ましい。
f 必ず兄弟に割り当てる。長老か奉仕の僕が望ましい。
g 必ず兄弟に割り当てる。長老か奉仕の僕が望ましい。