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  • 2016 エホバの証人の年鑑
  • 副見出し
  • 勘違いで聖書研究が始まる
  • ロマ人の兄弟からの手紙
  • 良いたよりを知らせたいという祈りが聞き届けられた
  • 受刑者からの感謝状
  • 「ついに心の安らぎを得ました」
2016 エホバの証人の年鑑
鑑16 66ページ–72ページ 4節
エホバの証人が,英国ロンドンでの2014年国際大会に出席する代表者たちを歓迎している

英国: 国際大会に出席する代表者たちを兄弟姉妹が温かく歓迎している

全地で宣べ伝えて教える

ヨーロッパ

  • 国や地域 47

  • 人口 7億4342万1605人

  • 伝道者 161万4244人

  • 聖書研究 84万2091件

勘違いで聖書研究が始まる

英国のロンドンで開かれた国際大会は,外国からの代表者にとっても地元のエホバの証人にとっても,胸の躍るようなイベントでした。アンドリューと妻のエリザベスは,外国からの代表者たちにあいさつしようと,ロンドンのあるホテルに行きました。エリザベスは,ロビーにいた身なりの良い女性を大会出席者だと思い,温かく抱き締めてあいさつしました。ところが,その女性が驚いたような反応を示したので,エリザベスは謝り,「ごめんなさい。代表者の方だと思ったものですから」と言いました。

「代表者って,何の?」と,その女性が言いました。

エリザベスが,フロントに掲げられていた,エホバの証人を歓迎するサインを指差したところ,意外な,そしてうれしい反応が返ってきました。その女性は,こう言ったのです。「まあ! 素敵だわ。わたしもお仲間に見えたの?」

そして会話が始まり,エリザベスは,その女性が名前をビビエンといい,ナイジェリア出身であり,自分たちの家からほんの数分の所に住んでいることを知りました。ビビエンは聖書研究の勧めに応じ,自分の子どもたちも参加させたいと思いました。その後アンドリューとエリザベスがビビエンと連絡を取ってその家に行くと,今度は自分たちが歓迎され,温かく抱き締められました。きっとロンドンの都心での偶然の出会いがビビエンに良い印象を与えていたのでしょう。アンドリューとエリザベスが『聖書の教え』の本を見せたところ,ビビエンがその本をすでに持っていて子ども4人と一緒に読んでいると言ったので,2人はびっくりしました。ビビエンは,それが無料の家庭聖書研究のための本であると聞くと,声を弾ませて,「じゃあ,早速始めましょうよ」と言いました。

ロマ人の兄弟からの手紙

2014年11月,スロバキアで最初のロマニー語会衆が設立されました。最近の巡回大会では,ロマニー語を話す伝道者21人がバプテスマを受けました。全員,同じ村の出身者です。記念式の時,ロマニー語会衆の出席者数は495人でした。バプテスマを受けたばかりのある兄弟が次のように書いています。

スロバキアの2人のエホバの証人がロマ人の女性に伝道している

スロバキア: 王国伝道者2人が喜びを抱いてロマ人の女性に良いたよりを伝えている

「わたしは,スロバキアのゼーラ出身のロマ人です。村の白人の多くは,わたしたちをジプシーとみなし,不潔で,うそをついたり盗みを働いたりする輩と考えています。わたしは,教会に行こうとした時,守衛から,『ここはお前の来る所じゃない。とっとと帰れ』と言われました。そういう経験をしたら白人に対してどんな見方をするようになるか,ご想像いただけるでしょう。その後,エホバの証人が王国会館に招いてくれました。わたしはそれに応じましたが,強い疑念を抱き,どうせまた失望させられるだろうと思っていました。ところが,王国会館に入る前から,白人の男性に握手を求められ,温かく歓迎されたので,びっくりしました。講演中も上の空でした。『皆どうしてこんなに親切にしてくれるんだろう』と考えてばかりいたからです。

その日の夜は,王国会館で経験した事について考え続け,一睡もできませんでした。それで,あの親切が1回限りのものなのかどうか確かめるために,もう一度行ってみることにしました。すると今回は,皆が最初よりも親切で,古くからの友人のように接してくれました。それからというもの集会は一度も欠かさず,最終的にバプテスマを受けました。バプテスマを受けてからも,兄弟たちは変わらず親切で,わたしを大切にしてくれます。自分たちの食べる物よりも良い物をくださることさえあります。わたしは常にこの組織の一員でありたいと思っています。エホバこそ,永遠にお仕えしたい神です」。

良いたよりを知らせたいという祈りが聞き届けられた

アゼルバイジャンのアイセルという姉妹は,ガンジャという町からバスでバクーという都市へ向かっていました。姉妹は,道中でだれかに聖書について話したいと思い,エホバに祈りました。すると,座席は決まっていたのに,ある女性から「ぜひわたしの隣に座って」と言われました。アイセルは,その女性と話し始め,やがて聖書を話題にすることができました。女性はイエスを敬愛していて,もっと知りたいとのことだったので,電話番号を交換し,もう一度会う約束をしました。その女性はアイセルに,できれば聖書を1冊持って来てほしい,と言いました。

アイセルが,ガンジャに戻った後,関心のあるその女性を職場に訪ねてみると,その女性は“お祈りの本”を持っていて毎日読んでいると言いました。驚いたことに,実はその“お祈りの本”とは,2013年の「日ごとに聖書を調べる」の小冊子だったのです。こうして,聖書研究が始まり,アイセルは,非公式の証言をする勇気をエホバが与えてくださったことを喜びました。

受刑者からの感謝状

スペインからは次のような手紙が寄せられています。

「わたしはまず,皆さんがあらゆる人に聖書の音信を伝えるよう努力しておられることに感謝します。

「わたしが初めてエホバの証人と接したのは,15年前,アルバニアの首都ティラナでのことです。わたしは,ある証人が勇敢にもわたしたちに近づいて来たことに驚きました。わたしたちは若者10人から成るギャングだったからです。あえて話しかけてくる人はいませんでしたが,その兄弟は,わたしたちが凶器を持っていたにもかかわらず,恐れることなく,聖書について話そうとしたのです。わたしはその勇気に深い感銘を受けました。

「ここスペインでわたしは刑務所に入れられていますが,4年前に一人の証人がやって来て,聖書研究を勧めてくれました。わたしはその勧めに応じ,それ以来,良い変化を遂げてきました。もう暴力的でも攻撃的でもなく,ここ何年も問題を起こしていません。エホバを知り,目的を持って生きるようになりました。周りの人たちと平和にやってゆくように努め,バプテスマを受けていない伝道者として1年余り奉仕しています。

「収監されて12年になりますが,ここ4年間は,かつてない幸福感や心の平安を経験してきました。そのことを毎日エホバに感謝しています。

「数週間前,jw.orgで幾つかのビデオを見ました。米国の刑務所で服役していたある兄弟に関するビデオには,本当に感動しました。わたしは情にもろいほうではありませんが,その兄弟の遂げた変化を見た時は,涙をこらえることができませんでした。

「皆さんは,良いたよりを非常に多くの言語に翻訳することにより,また刑務所に収監されているわたしたちのもとに訪ねて来ることにより,あらゆる人に音信を伝えようとしておられます。どうかエホバが,常にその努力を祝福してくださいますように。

「深い感謝の気持ちをこめて」。

「ついに心の安らぎを得ました」

スウェーデンに住む68歳の女性フェリシティは,「心の安らぎを絶えず求めていたのに,なかなか得られなかったので,いつも人生にむなしさを感じ,目的もなく日々を送っていました」と言います。この女性は,カトリックの信条に納得できず,様々な宗教思想を調べ始め,結局は魔術や占いにのめり込むようになりました。

しかし,人生の真の意味が分からず,失意のあまり,命を絶とうかと考えました。こう語っています。「涙がほほを伝って流れるまま,大きな声で神に呼びかけ,『教えてください。わたしがどうすることをお望みですか』と尋ねました。すると2週間後,我が家のドアをだれかが優しくノックする音がして,応対に出てみると,若い男性が笑顔で,『神の言葉を聴くことに関心がありますか』と言いました。わたしは心の中で,『神様,違うんです。エホバの証人をお願いしたのではありません』と叫びました」。

それでも今回は,すぐにドアを閉めたりしないで,耳を傾けることにし,『聖書の教え』の本で聖書研究をすることにも同意しました。フェリシティは,「聖書について見方が変わりました」と言っています。フェリシティは,2014年にスウェーデンでの地区大会でバプテスマを受けました。今では,こう述べています。「これこそ,今までずっと求めてきたものです。ついに心の安らぎを得ました」。

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