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聖書は人の生き方を変える
イ人 記事12
ドナルド・ウィリアムズと妻のヌリアが聖書を開き,男性に話している。

聖書は人の生き方を変える

お金より大切なものを見つけました

ドナルド・ウィリアムズ

  • 生まれた年: 1968年

  • 生まれた国: アメリカ

  • かつては: ホテルの副支配人補佐で,裕福になりたいと祈っていた

エホバの証人になる前の若いドナルド・ウィリアムズ

過去の歩み

私はニューヨーク州ロチェスターで育ちました。家族はカトリックでした。8歳の時に親が離婚したので,母と質素なアパートで暮らし,週末になると,高級住宅街に住む父の所で過ごしました。母は6人の子供を育てるのにとても苦労していました。それで私はお金持ちになって家族を助けたいと思うようになりました。

父は私の成功を願い,有名なホテルスクールの見学に連れていってくれました。私はとても気に入り,入学しました。幸せで豊かな暮らしをしたいという祈りを神が聞いてくれたのだと思いました。ネバダ州ラスベガスのカジノホテルで働きながら,ホテル経営学,商法,企業金融について5年間勉強しました。

カジノの客の前で男性がテーブルにカードを並べている。

ギャンブルをしに来た大金持ちに接客していた。

22歳の時,私はカジノホテルの副支配人補佐になっていました。裕福で成功していると周りから思われていました。豪華な食事や高級なワインをよく楽しんでいました。仕事仲間はいつも言っていました。「世の中は金で動いてる。金が全てなんだ」。彼らはお金さえあれば幸せになれると思っていました。

ホテルでは,ラスベガスにギャンブルをしに来た大金持ちに接客していました。お金があっても,幸せそうではありませんでした。私もそうでした。お金が増えるほど,不安で夜も眠れなくなりました。生きる意味が分からなくなりました。人生に嫌気が差し,「どうすれば幸せになれますか」と神に祈りました。

聖書によってどのように生き方が変わったか

その頃,エホバの証人になっていた姉の2人がラスベガスに引っ越してきました。エホバの証人の出版物は受け取りませんでしたが,私の聖書を使って話し合うならいいと言いました。その聖書はイエスの言葉が赤い字で印刷されていました。私はイエスの言葉を信じていたので,姉たちはその言葉を中心に話してくれました。自分でも聖書を読むようになりました。

読んでいくと,いろんな発見がありました。例えばイエスは,「あなた方は祈る時,異邦人のようにくどくどと言ってはならない。彼らは言葉数さえ多ければ聞き入れられると思っている」と言いました。(マタイ 6:7,「聖書 原文校訂による口語訳」,フランシスコ会聖書研究所訳注)私は以前,司祭からイエスの絵を渡されてこう言われました。「この絵に向かって,主の祈りを10回,アベマリアを10回唱えれば,神はお金をいくらでも下さる」。でも,同じ言葉を何度も繰り返すと,くどくど祈っていることになります。イエスは「誰であれ,地上の者を『父』と呼んではならない。あなた方の父はただひとり,天におられる方だけである」とも言いました。(マタイ 23:9,「聖書 原文校訂による口語訳」)私はこう思いました。「教会で司祭が『神父』と呼ばれているのはどうしてだろう」。

聖書のヤコブの手紙を読んで,自分の生き方について考えさせられました。ヤコブ 4章にはこうあります。「この世への愛着は,神の敵であることを知らないのですか。この世の友になりたいと思う者はみな,自分を神の敵とするのです」。(ヤコブ 4:4,「聖書 原文校訂による口語訳」)17節を読んで,さらにはっとしました。「なすべき善いことを知っていながら行わないなら,それはその人にとって罪です」という言葉です。私は姉たちに電話し,カジノホテルを辞めるつもりだと言いました。ギャンブルやひたすらお金をもうけることなど,良くないこととはもう関わりたくなかったからです。

「聖書のヤコブの手紙を読んで,自分の生き方について考えさせられました」。

神との関係,そして家族との関係も良くしたいと思いました。そのためには,生活をシンプルにして時間をつくる必要がありました。それは簡単ではありませんでした。カジノホテルでもっと重要なポストに就くよう誘われ,2,3倍の給料を提示されました。でも,よく祈って考え,こういう生き方は終わりにしようと思いました。仕事を辞め,母の家のガレージを改装して住むことにしました。そこでレストランのメニューをラミネートする仕事を始めました。

聖書のおかげで,人生で大切なものが何か分かってきました。でも,エホバの証人の集会には行っていませんでした。姉たちから,エホバの証人について何か気になることがあるのかと聞かれ,こう答えました。「エホバのせいで家族がばらばらになっているじゃないか。僕が家族と過ごせるのはクリスマスと誕生日の時ぐらいなのに,姉さんたちはどっちも祝わないよね」。姉の1人が涙を流して言いました。「どうしてその日じゃなきゃ駄目なの? いつでも会いたいと思ってるのに,あなたはそういう特別な時にしか来てくれないじゃない」。姉の言葉が心に刺さり,私も一緒に泣いてしまいました。

エホバの証人が家族をとても愛していることが分かりました。私は間違っていました。それで,近くの王国会館の集会に行くことにしました。そこでケビンと出会いました。ケビンは長年聖書を教えてきた人で,私はケビンと聖書を勉強することになりました。

ケビンと奥さんは,バランスの取れたシンプルな暮らしをしていました。聖書について教えることにたくさんの時間を使っていました。自費でアフリカや中央アメリカに行き,エホバの証人の支部の建設を手伝ってもいました。とても幸せそうな仲のいい夫婦でした。私もこんな生き方がしたいと思いました。

ケビンはある時,宣教者奉仕の魅力を取り上げたビデオを見せてくれました。私もこの奉仕がしたいと思いました。6カ月間聖書を真剣に学び,1995年にバプテスマを受けてエホバの証人になりました。裕福になりたいと神にお願いするのではなく,「私を貧しくも裕福にもしないでください」と祈るようになりました。(格言 30:8)

今の私

私は今,本当に豊かな暮らしをしています。お金がたくさんあるからではありません。神との親しい関係を持てているからです。ホンジュラスでヌリアという素敵な女性と出会い,結婚しました。パナマとメキシコで一緒に宣教者として奉仕してきました。聖書には「エホバの祝福が人を富ませる。それに痛みは伴わない」と書かれています。本当にこの言葉の通りだと思います。(格言 10:22)

ぬかるんだ道を歩いているドナルドと妻のヌリア。帽子をかぶり,リュックサックを背負い,傘を持ち,ゴム長靴を履いている。
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