Anna Moneymaker/Getty Images
ずっと見張っていましょう
終末時計の針が進む 聖書から分かること
2023年1月24日,科学者たちは終末時計aの針を進めました。その針は,世界の終わりを表す午前0時にまた一歩近づきました。
「火曜日,人類存続の危機を象徴する『終末時計』の針は,ウクライナ侵攻や核兵器使用の恐れ,気候危機によって,午前0時にかつてなく近づいた」。AFP International Text Wire
「科学者たちは火曜日に,『終末時計』の針が午前0時まで残り90秒になったと発表した。これで人類は,アルマゲドンにかつてなく近づいたことになる」。ABCニュース(英語)
「世界の科学者たちは,人類の存続がこれまで以上に脅かされていると警鐘を鳴らしている」。ガーディアン(英語)
人類や地球の終わりは近づいているのでしょうか。将来を恐れる必要はありますか。聖書からどんなことが分かるでしょうか。
将来はどうなるか
聖書によると,「地球は永遠に存続」し,人々は「そこで永遠に暮らす」ようになります。(伝道の書 1:4。詩編 37:29)人間が地球を滅ぼし,住めない場所にするということはありません。
でも,聖書は終わりのことも述べています。「世[は]過ぎ去りつつあります」とある通りです。(ヨハネ第一 2:17)
聖書が言う世界の終わりとはどういう意味なのでしょうか。「世界は終わる? アポカリプスとは?」という記事をご覧ください。
この先,世の中がどうなっていくかについて,聖書は何と言っているでしょうか。「世の終わりはいつですか」という記事をご覧ください。
将来は明るい
世界にどんな問題があっても,聖書を読むと楽観的な見方を持てます。どのようにでしょうか。
聖書には役立つアドバイスが載せられています。(テモテ第二 3:16,17)「心配し過ぎないために」という記事をご覧ください。問題にぶつかっても楽観的な見方を持つ方法が分かります。
聖書は明るい将来が必ず来ると約束しています。(ローマ 15:4)これから先何が起きるかが正確に分かるので,世界でどんなことが起きるとしても,安心していられます。
マンツーマンの無料の聖書レッスンをお試しください。聖書のことをもっと詳しく知ることができます。
a 「世界は,人類がつくり出した危険な科学技術によって滅亡の危機に立たされている。終末時計は,その時がどれほど近いかを示すシンボルであり,人類存続のための警鐘である」。原子科学者会報(英語)