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聖書 Q&A
イ聖 記事128
ある画家が描いた煉獄

聖書は煉獄があると教えていますか

聖書の答え

いいえ。聖書に“煉獄”という言葉は出てきません。また聖書は,死者の霊魂が煉獄で清められるとも教えていません。a 聖書が罪と死について何と教えているか,また煉獄という教理が聖書の教えとどのように矛盾しているか,考えてみましょう。

  • 人は“煉獄”ではなく,イエスの血に対する信仰によって罪から清められる。聖書は,人が「御子イエスの血によってあらゆる罪から清められ」る,またイエス・キリストが「御自分の血によって罪から解放してくださった」,と述べています。(ヨハネ第一 1:7; 啓示[黙示録]1:5,「新共同訳」,日本聖書協会)イエスは,多くの人の罪の「身代金として自分の命を献げ」ました。(マタイ 20:28,「新共同訳」)

  • 死者には意識がない。「生きている者は死ぬべき事を知っている。しかし死者は何事をも知らない」。(伝道の書 9:5,「口語訳」,日本聖書協会)死んだ人は何も感じないので,煉獄の火の責め苦によって清められることもありません。

  • 人が死後に罰を受けることはない。聖書は,「罪が支払う報酬は死です」,「死んだ者は,罪から解放されています」と述べています。(ローマ 6:7,23,「新共同訳」)死は罪に対する十分な罰であり,それ以上の罰が加えられることはないのです。

煉獄の教理とはどんなものですか

カトリックの教えによると,煉獄とは,死者の霊魂がまだ許されていない罪を償い,清められる段階,場所もしくは状態のことです。b 「カトリック教会のカテキズム」(日本カトリック司教協議会教理委員会 訳・監修)は,この浄化は「天国の喜びにあずかるために必要な聖性を得る」のに求められているとしています。そして,「教会の伝承では,……清めの火というものを取り上げています」とも述べています。この記事の挿絵にあるような光景です。しかし,これは聖書の教えではありません。

煉獄の教理の起源

古代ギリシャ人はリンボや煉獄を信じていました。アレクサンドリアのクレメンスは,ギリシャ哲学に影響されて,死者は清めの火によって罪から清められると主張しました。とはいえ,「キリスト教教理の歴史」(英語)によると,煉獄を疑う余地のない信条として強く主張したのは,教皇グレゴリウス1世(在位 西暦590-604年)でした。彼は「しばしば“煉獄の発明者”と呼ばれて」います。カトリック教会は,煉獄の教理を第2リヨン公会議(1274年)とフィレンツェ公会議(1439年)で明確にし,1547年のトレント公会議で再確認しました。

a 煉獄について,「オルフェウス ― 宗教史概説」(英語)は,「福音書の中にはそれに関する言葉は一つもない」と述べています。同様に,「新カトリック百科事典」(英語)も,「結局,煉獄に関するカトリックの教理は,聖書ではなく伝統に基づいたものである」と述べています。(第2版,第11巻825ページ)

b 「新カトリック百科事典」,第2版,第11巻824ページを参照してください。

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