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目ざめよ! 1977
目77 5/8 30–31ページ

世界展望

投票を強制するのは民主的か

◆ ニューナイジェリアン紙は最近の地方自治体選挙を論じた社説の中で,社会の民主主義の程度を多くの場合測る目安として投票権がどこまで保証されているかという点に注目している。しかし「国民がこの権利を行使するように強制される」場合はどうか。同紙はこう述べている,「民主主義であるという[その]社会の主張は暴露される。

「ある方面でしているようにエホバの証人のメンバーの投票拒否を問題にしてそれにこだわるのは,この理由で……不必要なことと思われる」と同紙の社説は言明している。「我々の信ずるところではエホバの証人はなんら犯罪を犯していない。個人あるいはグループが……税金を払い,不法な活動をせず,治安と秩序を乱さないならば,たとえこのような個人あるいはグループが投票しないことを望んでも,彼らに干渉せず,また国家の保護を与えるのが民主主義の建て前である」。

スペイン風邪の犠牲者を「過小評価」

◆ 近刊の書籍「伝染病と平和: 1918年」は,スペイン風邪について驚くべき新事実を明らかにしている。死亡者数がふつう2,100万人とされていることに注目しながらも,これは「おそらく非常な過小評価であろう」と著者は述べている。インド亜大陸だけでも,これだけの死者の出たことが十分に考えられるからである。彼の研究では,そこにおける1918年10月の死亡者数は「伝染病の歴史の上でも比類のないもの」であった。

あてにならない「霊媒」

◆ 米国の有名な「霊媒」10人の予言の結果が,心霊術と無関係なハーバード大学の学生10人の予言の結果と最近に比較された。これらの予言は同時にされたものである。ミネソタ大学の社会学者ガリー・アラン・ファインは,二つのグループの予知能力には明らかに何の相違もなかったことを報告している。事実,ハーバードの学生のほうがやや良かったくらいである。

職業的な占いの予言でも全くはずれる場合のあることは,有名な「霊媒」ジーン・ディクソンが1976年に起こると予言した事柄を見ても分かる。「共和党の[大統領]候補にはロナルド・リーガンが指名される……これまた気違いの男がフォード大統領の暗殺を企てる。フォード大統領は辞任し,ネルソン・ロックフェラーが残りの任期を勤める」。

オランダの失業対策

◆ 昨年夏に学校を卒業した若者の60パーセント以上がまだ就職できないでいるため,オランダ政府は決定的な対策をとることになった。二人一組でする仕事を創設し,一つの就職口に二人ずつの若者を雇うのがその仕組みである。「仕事をどのように分担するかは当人同士と雇用者に一任されている」とは社会問題省の弁である。賃金と失業保険金は二人の間で折半される。

“クリスチャン”とナチス

◆ 大虐殺としばしば呼ばれるナチス時代のサディズムの「理由」が最近,学者と僧職者の注目を集めている。

● 米国ニュージャージー州ドルー大学の歴史学者ミカエル・D・ライアンは,「大虐殺を直視せずにキリスト教の美点ばかり述べるのは全く片手落ちである」と語っている。

● 創設されたナチス大虐殺研究全国センターでのライアンの同僚,テンプル大学のフランクリン・リテルは次の言葉をつけ加えている。「キリスト教世界の真ん中で600万人のユダヤ人が,バプテスマを受けたクリスチャンによって殺された。新教徒とカトリック教徒が彼らのバプテスマを裏切らなかったら,第三帝国は存在しなかったであろう」。

● この問題について講義している米国ボストンのユニテリアン派の牧師カール・スコベルが彼の研究の結果として語っている言葉によれば,新教の教会はナチスとの「ありとあらゆる妥協をした。カトリック教会の妥協を示す数多い証拠の中には,1933年7月のヒトラーとの政教条約を別にしても次のような事実がある。「戦後,ナチスの大物に査証と許可を自由勝手に与えて彼らを南米に逃がしたバチカンの旅券部門の責任者が,現在の法王となっている」。「全く開いた口がふさがらない」とスコベルはあきれている。

● 他方,スコベルは次の事を報告している。「最もひどく迫害されたグループはエホバの証人であった。彼らは驚嘆すべき人々である。彼らは堅固無比であった。……彼らは妥協しなかった ― 感銘的なグループである」。

山の中に魚

◆ 最近に発見された二つの化石からみると,かつて地球が水に覆われていた状態は現在とはかなり異なるようである。

● 米国モンタナ州の真ん中にある海抜1,828㍍の地点で64種類のサメの骨格が研究者たちの手で発見された。デンバー・ポスト紙の伝える報告によれば,「古代の海に急速な沈積が起きて,魚の死骸は破損するいとまもなく埋められてしまったようだ。サメの一部はきわめて良好な状態で保存されており,エビの死骸が胃の中から見つけられたほどである」。

● 長さ7.3㍍と思われる昔のクジラの化石となった骨格が,カリフォルニア州サンタモニカ山中の487㍍の高所でも発見された。

放射性義歯

◆ 米国に住む人のうち約一億人は何らかの入れ歯をしているという報告がある。これらの入れ歯の半分は磁器製であり,半分はプラスチックである。プラスチックのものは「非放射性であるが,磁器製のものは自然の歯に似せて蛍光性を持たせるために微量のウラニウムを混ぜる必要がある」とパトリック・リアンはスミソニアン誌に書いている。これをしないと,磁器製の義歯は様々な人工照明の下で黒,茶あるいは緑色に見えてしまう。しかしリアンは次のように説明している,「取り急ぎつけ加えて言えば,磁器製の義歯から放射されるベータ線の量は入れ歯をしている本人に無害であり,いずれにしても間もなく減少して食品医薬品局の新しいすいせん規準を下回るものとなる」。

日本の新婚旅行者

◆ 1976年12月中旬から3か月さかのぼる期間に約27万組の新婚の夫婦が日本で生まれたものと推定されている。そのうち海外に新婚旅行を計画したカップルはほとんど5分の1に達した。その約55パーセントがハワイ行きである。前年の秋,海外に新婚旅行をした人は10パーセントに過ぎない。秋の新婚旅行に海外旅行組が急増した背景には,日本における暮らしの向上と景気の回復があると言われている。

オリエント急行の終幕?

◆ 有名なオリエント急行は,パリ・イスタンブール間の路線を1977年5月限りで廃止する。1883年に営業を開始したオリエント急行は20世紀に入って間もなく有名になった。ヨーロッパの鉄道会社26社の会議でオリエント急行は1977-78年の国際鉄道計画からはずされることに決まった。とはいえ新しい急行列車が運転されるようになろう。そのひとつはモスクワからベルグラードに至るプーシキン急行であり,他方は北ヨーロッパと地中海沿岸諸都市を結ぶものである。しかしオリエント急行自体についてパレード誌は次のように述べている。「運転は再開される。ただしパリから出るのではない。それはチューリッヒでスイス国有鉄道によって仕立てられ,チューリッヒからイスタンブールまでを5日間で走るようになろう」。片道,汽車旅行をして帰りをジェット機に乗ると約700ドル(約21万円)かかるという話である。

オーストラリア人と宗教

◆ オーストラリア人4人のうち約3人は宇宙の創造者また支配者である神の存在を信じている。16歳以上の人2,004人を対象としたギャラップの世論調査は,76パーセントの人がこのような見解を持っていることを明らかにした。72パーセントの人はイエス・キリストが人類の救い主であることを信じている。しかし教会に足を選ぶ人はごく少ない。結婚式や,それに類する特別な行事を別にすれば,半数以上の人は一年以上も教会に行ったことがなかった。

働くソ連婦人

◆ ソ連では労働に婦人の占める割合がますます大きくなっている。集団農場で働く人のおよそ52パーセントは今や婦人である。工場においては婦人が労働者の48パーセントを占める。AP通信が引用している他の統計によれば,「ソ連の婦人は引き続き家事を切り盛りし,子供を育て,加えて平日には一日4,5時間他の労働に従事している」。

この世の財産

◆ イタリアの有力誌ルロペオの最近号は,ローマの土地の少なくとも四分の一がバチカンおよびその修道会によって所有されていると述べている。バチカン筋ではこの報道が「妥当と思われる」ことを認めたと言われる。同誌によれば,バチカンは財政のひっ迫したローマ市内に所有する不動産の一部を売って巨利を得,しかもイタリアの税金を払っていない。

脳に有害なアルコール飲料

◆ イリノイ州シカゴのラッシュ・プレシビテリアン・セント・ルカ医療センターで行なわれた二つの研究から,脳組織の破壊は慢性アルコール中毒患者に多く見られることが明らかになった。研究の対象となった患者の二つのグループは31歳から69歳までと,34歳から74歳までのものである。医療センターの報告によると,両方のグループに「脳の萎縮すなわち老齢に伴うことの多い脳組織の,おそらく回復不能な損傷」が明らかに認められた。

アクロポリスを救う

◆ アテネにある2,500年前の有名なアクロポリスの遺跡は「戦火にさらされ,戦時と平時を問わず,心なき破壊者や記念品収集家に荒らされてきた」と,「ギリシャ ― マンスリー・レコード」に述べられている。「遺跡は生き延びた。しかしこれらの危険も,過去40年間の罪のない,しかし抑制できない荒廃と比べれば無に等しい」。専門家によれば,きわめて貴重な大理石の像は,現代の汚染された大気と混じり合った雨のために侵食が進んでいる。基盤となっている岩の侵食と,何百万人の観光客による傷みもばかにならない。対策のひとつとして,政府は大理石像の一部を繊維ガラスの鋳物に取りかえて原物をアクロポリス博物館に入れることにした。

聖人とはとんでもない

◆ バチカンは15世紀スペインのイサベラ女王を列福するかどうかについての調査を終えた。「列福」は天福を受けたという宣言であり,聖人の列に加えられる前の段階である。バチカンによれば,「彼女は熱烈な敬虔さの持ち主であった」。彼女の敬虔さは何によって示されたか。UPI通信の伝えるところによれば,そのひとつは「ユダヤ人と異端を迫害したスペイン異端審問所」の設立である。

目的をくじく

◆ 米国ガン協会の時事通信は最近たばこ会社をスポンサーとするテニス・トーナメントを宣伝する広告を載せた。片手にテニスのラケット,片手にたばこを持った婦人を使った広告である。フロリダ禁煙クリニックの前会長はこう不平を述べた,「これではアルコール中毒防衛会がバーを経営するようなものだ」。

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