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目ざめよ! 1983
目83 5/22 10–12ページ

それは最良の時になり得る!

中年はあなたにとってどのようなものになるでしょうか。“最良の時”になりますか,それとも危機の時になるでしょうか。“最善の時”ですか,“最悪の時”ですか。“人生の新たな局面への発射台”になりますか。それとも沈滞の時となるでしょうか。

ここで再び,「何であれ,人は自分のまいているもの,それをまた刈り取ることになるのです」という聖書の言葉が思い起こされます。(ガラテア 6:7)ですから,中年という年代が自分にとってどのようなものになるかは,かなりの程度本人次第ということになります。

読者がまだ若いかたであれば,このことは人を非常にまじめな気持ちにならせるはずです。中年などまだ遠い先のことのように思えるかもしれません。しかし,そうではないのです。わたしたちの人生は「速やかに過ぎ去り,わたしたちは飛び去ってしまいます」。(詩編 90:10)ですから,霊的に価値のある事柄を今ないがしろにするなら,後からその代償を支払うことになります。つまり人生に対する絶望感と不満を味わうのです。勤勉・自制・知識・理解などを培わないなら,後になって惨めな思いを刈り取ることになります。今,自分の人生から神を締め出してしまうなら,老齢は「災いの日々」になります。それで賢明なソロモン王は,行動の賢明な指針は『まことの神を恐れ,そのおきてを守る』ことであるとの結論に達しました。(伝道の書 12:1,13)しかし,まず最初に神について学ばなければなりません。その良い出発点となるのは神のみ言葉の研究です。

新たな出発

すでに中年またはそれ以後の年代に入っていて,正しい価値基準や原則に対する認識を「まいて」こなかったことに対する代償を今支払っているとしたら,どうしたらよいでしょうか。今こそ歩みを変える時です。

『でも,どうやって?』とお尋ねになることでしょう。中年の男女の中には,地域社会の事柄や他の有益な奉仕を献身的に行なうことによって,人生にある程度の満足と目的を見いだそうとしている人もいます。また,旅行をしたり研究をしたり常々行ないたいと思っていながら結局できなかったような事をしたりして,より幸せな生活を送ろうとする人もいます。しかし,そのどれよりも深い満足をもたらし得るものがあります。聖書と,将来に対して神が差し伸べておられる希望とに精通するための時間を取るなら,あなたもそれを経験することができます。エホバの証人はどのようにしてそうした研究を始められるかを喜んでご覧に入れます。それがもたらす益ですか。それは生きた希望です!

それこそエホバの証人の持っているもの,すなわち将来に対する確かな根拠に基づく希望です。人生には神から与えられた目的があり,それは七,八十年というつかの間のものではないとわたしたちは信じています。わたしたちの希望は,地球の運営を完全に掌握し,やがて地球全体を楽園に変える天的政府にあります。この希望は,生活を存分に楽しみながら永遠に生きるという見込みを人間に与えるものになるのです。―詩編 72:1-8。啓示 21:3,4。ヨハネ 17:3。

この希望を他の人に伝えることから,エホバの証人は個人として大きな満足と人生に対する真の目的とを得ています。中年またそれ以後の年代になっても,そうした人々の生活は実りの多い活動 ― 神について知るよう他の人々を助ける業 ― で満たされています。例えば,ある夫婦は末の息子が家を出て二人だけになりました。数週間寂しい時を過ごした後に,夫は妻と一緒に腰を下ろし,二人が聖書の真理を全時間他の人々に伝えることができるようにするために,自分がパートタイムの仕事に就くことについて話し合いました。「今のこの全時間の仕事をしていると,『むだ骨を折っている』ような気がしてならないんだ」と夫は言いました。二人は全時間神に仕えるという目標を追い求めることにしました。今,二人はニューヨーク市ブルックリンにあるものみの塔協会の本部で共に働き,この雑誌のような聖書文書を生産する喜びを味わっています。

そのような生きた信仰は,その点では中年だけでなくどんな年代の人の生活をも喜ばしいものとするのではありませんか。エホバの証人の一人であるカルメラはこう述べています。「私たちは,完全な政府が支配するようになる変化の時の門口に立っています。私はそのように感じており,そのおかげで生きてゆけ,幸せな気持ちでいられるのです」。エホバの証人は喜んで自分たちの信仰を分かち,あなたがとこしえまで絶えることのない喜びと満足を見いだせるようご援助いたします。

ですから,人生は本当に40歳から始まるのではありませんが,そこで終わる訳でもありません。その年になると新しい機会が開け,その機会について学んだりそれを発展させたりすることができるようになります。真剣な気持ちで熟考するなら,その結果自分の考え方や生活様式に必要な変化を幾つか加えるよう心を動かされることさえあるかもしれません。長年の生活経験から得られた知恵によって「知覚力」は訓練され,かつてないほど物事をはっきりと見きわめられるようになっています。(ヘブライ 5:14)結婚しているのであれば,夫婦として互いにより親密になる輝かしい機会があります。

その多くは自分自身にかかっています。中年という年代を危機に陥れる必要はありません。自分の知識と精神的能力,経験,それに何にも増して神のみ言葉から得られる知恵とを用いて,この年代を最も幸福な時 ― まさに人生の最良の年月 ― としてください。

[11ページの拡大文]

「私たちは,完全な政府が支配するようになる変化の時の門口に立っています。私はそのように感じており,そのおかげで生きてゆけ,幸せな気持ちでいられるのです」

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