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目ざめよ! 1983
目83 6/22 16ページ

『よどんだ水を流れるようにさせる』

イタリアの医学雑誌テンポ・メディコは,医療において「輸血が常に本当に必要とされるか否かという問題」を取り上げています。観察に基づいて,同誌は次のように述べています。「輸血が絶対に必要であって,そうしないなら命の危険が生じるというケースは日ごとに少なくなっているとはっきり言える」。

同誌はさらにこう述べています。輸血療法に伴う危険が大きいために,「エホバの証人の要求は全く別問題として,治療一般に関してだが,習慣的になっているかもしれない治療法を再検討し,輸血を制限するのは十分価値あることではないか,という質問は正当な質問である」。この記事はさらにこう続けています。

「エホバの証人の要求をかなえてあげようと言うだけではなく,以上のことを念頭に置いてのことだが,[米国テキサス州ヒューストンの]デントン・クーリーは,輸血の代わりに血液希釈,すなわち患者の血液をぶどう糖とヘパリン溶液によって薄めることにより,できるだけ輸血をしないようにして,7年以上にわたって心臓切開手術を行なってきた。この方法がそれ以来すばらしい成果を収めてきたのであれば,それがなぜ今日の手術に用いられていないのか不審に思われる。

「アスコリ ピチェノ地方にあるリパトランソネ地域病院で働く一人の外科医,チェサーレ・ブレスタ博士は1974年以来,エホバの証人に手術をする際,彼らの希望に従うことによってそうしてきた。……ブレスタ博士によると,その結果は,ほとんど大抵の場合,患者を普通以上の危険にさらすことなく,輸血をせずに外科手術を行なうことが可能であることを示している。もちろん,失血を最小限にとどめるために可能な限りの外科技術を駆使する必要がある。こうした技術の採用は,外科手術をより高度にし,複雑にすることは明らかである。輸血を避ける可能性 ― もはや明らかに一つの現実となっている ― は,換言すれば,労働と予備作業と設備を代償として得られるものである」。

同誌は次のような結論を述べています。「しかしながら,上述の技術を採用できる病棟や手術チームの数を増やして,この目的を達成する努力を払うことには価値があるのではないかという質問に医学は正直に対処すべきである。それはエホバの証人の願いを満足させるというだけのことではなく,彼らの願いをかなえることが我々すべてにとって益になりはしないか,また少なくとも新しい研究に対する刺激となりはしないかと考えることなのである。彼らの立場は,常に少しよどむ傾向のある習慣的な治療法の水を流れるようにするための刺激となる」。―1980年12月号。

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