読者の声
泥棒よけとしてのテレビ
「目ざめよ!」誌に載った「泥棒を避ける方法はある」(1983年4月22日号)という記事の中に,「居間とか私室のテレビをつけたままにしておくのも,泥棒に二の足を踏ませるのによいかもしれません」と述べられている箇所があります。資格のある技師としてひとこと言わせていただくと,そういうやり方ほど家を火事にする危険の大きいものはありません。事実,人がそばにいないならどんな電気器具もつけたままにしておくべきではありません。
E・S 英国
どんな電気器具でも,家を留守にしている間つけたままにしておくと火事の危険が幾分増すことは確かですし,テレビを朝から晩までつけたままにする習慣は,家やアパートの火事を増やす原因になっています。しかし,米国の消防当局には,人がいないのに防犯手段としてテレビを二,三時間つけたままにすることのないよう呼びかける全国的な方針はありません。泥棒に入られる危険のほうが火事の危険よりもはるかに大きいと見ているからでしょう。米国や英国,また世界の他の多くの場所で広く売られている家庭用ビデオは,家を留守にする間,テレビと録画装置とを短時間つけておくという考えを基にして使用されることを覚えているとよいでしょう。これは火事を引き起こす最大の危険とは言えないまでも,幾らかの危険はあり,読者にこの注意事項をお伝えするのはよいことと考えます。―編集者。
中年
雑誌に載せられる色々な記事,とりわけ「中年」(1983年5月22日号)に関する記事を心から感謝します。母をよりよく理解する助けになりました。
N・C 米国アラバマ州
メシアによる支配
わたしは15歳になるユダヤ人の女の子ですが,メシアについての記事はとてもすばらしかったと思います。(1983年6月22日号)イエスが本当にメシアであることを確信するのにわたしがちょうど必要としていたものでした。わたしはこれまで2年ほどの間,「目ざめよ!」の記事を時々読んできましたが,この記事と,「私が受け継いだユダヤ人の遺産に欠けていたもの」(1981年9月22日号)という題の記事は,エホバとイエスを知るのに本当に助けになりました。わたしはおふたりに近づくことを願っています。真理を見いだす努力をしているのは自分だけでないことを知り,大きな励みになっています。どうぞこうしたすばらしい記事をこれからも載せてください。このような記事を読んでいると,将来に対する希望が今までになく大きくなるのです。
H・S 米国テキサス州
スポーツと暴力行為
私は最近「目ざめよ!」誌で,「スポーツ ― なぜ暴力行為が増えているか」(1982年8月22日号)という記事を読みました。実によく書かれた記事と言うほかはありません。私は5年間(スポーツ競技の)審判をしています。残念なことですが,乱暴な行為が増えていることは認めないわけにゆきません。敵をたたきつぶすことしか考えずに競技場に出ているように感じられる選手のいることがしばしばあります。その目的のためにはフェアプレーのルールをすべて無視します。選手たちが観客にあおられていよいよ乱暴になる場合も少なくありません。ですから,ゲームがフェアプレーのルールにのっとって行なわれるか,あるいはそれが無視されるかは,いわゆるファンにかかっていることが多いのです。
H・F ドイツ