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目ざめよ! 1985
目85 6/8 29–31ページ

世界展望

40周年を迎えた国連

● 今年は国際連合の創立40周年に当たる。原子科学者会報は,国連が「平和と安全の維持」の面で果たした役割に対して記念演説の中で賛辞が述べられることになろうと伝え,さらにこう書いている。「国際連合はあらゆる小型の戦争という社会悪から,相次ぐ世代を救えなかったかもしれない。しかし……安全保障理事会の席上で政府代表者が敵意をあらわにするとはいえ……外交官が非公式に会合して意見を交換する場を設けることにより,国際連合は第三次の,そして恐らくは最後の世界大戦を回避するようこれまで援助を与えてきた」。同誌によれば,国連に対する正確な評価とは,「自国の色を身に着け,自国の政府の利益を守るため戦いに突進し,その片手間に時折世界の利益を守る外交官たちにより,国際的政治情勢が明確にされる場とみなすことである」。外交官たちは,「世界が存続するならばであるが,この組織はあと40年は続くであろう」と予告している。

麻薬の収量が増加

● 「世界中の麻薬の生産に関する[米]国務省の年次報告が示すところによると,麻薬の主要生産国の大多数で1984年には大麻,コカノキ,ケシの収量が前年より増加した」とニューヨーク・タイムズ紙は述べている。例えば,コカノキの生産はボリビア,ペルー,コロンビアなどの国で33%以上も増加し,コカノキの生産国としてエクアドルが第4位に浮上した。米国上院外務委員会の議長ダンテ・B・ファセルは,「コカインについてこの増加の傾向は明らかに強まっており,我々はせいぜい大麻について面目を保ち,その収量を押さえているにすぎない」と述べた。「励みを与える事態の進展は幾つかあるが……この闘いには負けつつあるというのが真相である」。不法なコカノキの葉,アヘン,カンナビスが極めて多量に栽培されているので,世界中の収量は「現在[麻薬使用者により]消費されている量の幾倍にも上る」と,その報告は述べている。

殺虫剤をめぐる幾つかの問題

● 第三世界の国々では殺虫剤のために毎年50万人ほどの人が毒物に冒され,そのうちの1万人がそのために死亡する,とサウス誌は伝えている。この危険は,食品や動物用飼料に残された殺虫剤を通して消費者にも広がっている。IRPTC(潜在的有毒化学薬品国際登録局)の局長であるヤン・ヒュッシュマンズ博士によると,世界の半数の国々は殺虫剤の使用法を効果的に制御することができず,使用される製品の潜在的な危険を査定する施設がない。殺虫剤製造業者が競争相手から自社の製品を守ろうとして,とりわけ新しい化学薬品に関する重要な情報を隠していると,問題が複雑化する。IRPTCの挙げた情報が不十分な上に,他の問題もある。「古い殺虫剤でありながら,今になって心配されだしたという例に我々は毎日のように直面する。それは,我々が殺虫剤について多くのことを知るようになったためか,10ないし20年使用しなければある種の影響は現われないためである」,とヒュッシュマンズは述べた。DDTのようなある種の化学薬品はヨーロッパと米国では使用が禁じられているが,第三世界の国々では害虫を駆除するために今なお用いられている。

蚊を寄せ付けない方法

● 気候が温暖になるのは,冬の終わりのしるしのみならず,蚊の到来のしるしでもある。絶対蚊に食われない方法というものはないが,権威者は次の方法を勧めている,とニューヨーク・タイムズ紙が述べている。つまり,乳酸は蚊を引き寄せるので,頻繁に入浴して皮膚に乳酸が蓄積するのを防ぐ。ニンニクを含む食物を食べる。ニンニクには蚊を寄せ付けない力がある。化学的な防虫剤を用いるなら,皮膚と共に衣服にも噴霧する。日焼け用化粧品を多量に用いない。それは防虫剤の効果を弱めるだけでなく,蚊に食われる機会を増やすことにもなる。多くのヘア・スプレー,香水,シェービングローション,防臭剤なども蚊を引き寄せるので,避けるのが最善。食われた場合には冷湿布を行なうか冷たい角氷を当てれば,あるいはカラミンローションを使うかアルコールを擦り込めばかゆみを和らげることができる。

航空会社の安全性

● 最近10年間の航空会社の事故に関する記録がフライト・インターナショナル誌に掲載されたが,それよると,国際線と国内線の双方において世界で最も安全な航空会社はオーストラリアにある。航空会社のある主要な25の国々に関する1973年から1984年までの統計によれば,死亡事故の割合は100万回の着陸に付き1.8回だったが,オーストラリアの数字はわずか0.06回だった。「空の安全リストではオーストラリアの後にスカンジナビア諸国,日本,米国,フランス,英国,西ドイツと続く。最も安全性が低いのは,コロンビア,トルコ,エジプト,インドネシア,そしてソ連邦である」と,シドニー・モーニング・ヘラルド紙は伝えている。空の安全に関する指導的な専門家マイク・ラムズデンは,オーストラリアが「20年以上の間,世界で最も安全な航空会社の国」であった主要な理由として,「個人を尊重した訓練,恐怖心を持たず権威に対して敬意を払うこと」を挙げている。

無価値な水薬

● 新聞や男性用雑誌の裏表紙で宣伝されている養毛剤 ― 大抵がクリーム,ローション,オイルなどの形を取っている ― は全く効かない,とFDA(米国食品医薬品局)は警告している。同局を代表してエドワード・R・ニダは次のように語った。「これらの製品が抜け毛を防いだり,発毛を促進したりすることはない。毛を失うのも保つのも,どのように賢明に自分の親を選ぶかにかかっている。大部分は遺伝で決まる」。

FDAはまた,医師の処方箋がなくても買える媚薬(性欲を刺激したり強めたりする薬品)の安全性や効果性は証明されておらず,そうした薬品の成分の中には健康にとって重大な脅威とさえなりかねないものがある,と警告している。「媚薬としての目的で歴史的に用いられてきたどの植物性薬剤に関しても,その効果性や安全性が科学的に実証されたという決定的な証拠はない」とニダ氏は述べた。同局はこの種の製品を全面的に禁ずる方向にある。

保存料の危険

● ぶどう酒,ビール,トマトケチャップ,天然果汁を用いないオレンジジュース,および他の食品に広く見られる保存料は,「それに敏感な人々に,命を危うくする反応,とりわけぜんそくを生じさせかねない」と,カナダのグローブ・アンド・メール紙は伝えている。アレルギーの専門家であるウィリアム・H・ヤング博士は,カナダの内外科医王立大学に対し,そのように用いられているメタ重亜硫酸塩や他の亜硫酸塩は摂取後30分で,時には数秒ないし数分以内に由々しい反応を生じさせることがあると述べた。レストランではサラダを新鮮に見せるためにその保存料が用いられているので,家庭外でも注意を払わなければならない。レストランでワインを飲んだり食事をしたりしたあとに頭痛のする人は,食事やぶどう酒にではなく,実際には亜硫酸塩の保存料に反応していると言えよう,とヤング博士は語った。

スペイン人 ― 世界一のたばこ飲み

● 統計によれば,スペインでは1980年に一人当たり平均2,647本のたばこが消費されたため,スペイン人はヨーロッパの愛煙家のリストで第1位に躍り出た。スペインの人口は過去20年間に22%増加しているが,たばこの使用量は146%増加した。エル・パイス紙によると,その結果1985年にはたばこによる死者が全死亡者数の6分の1を占めることになり,たばこは「今日のスペインにおける病気と夭折の,単独では最も重要な原因」となる。さらにスペインでは,喫煙の習慣は弁護士,技師,会社重役といった職業の人より,医師の間ではるかに広く見られる。調査によれば,スペインの愛煙家の8割が医師から勧められればたばこをやめると述べているが,そうした医学的な忠告を受けている人は10%にすぎない。

ホールインワン保険

● 日本ではホールインワンを打つと,ゴルファーはその祝いとして30万ないし50万円のお金を支払わされることがある。試合が終わると,全員に振る舞う飲み物を買うほかに,特にぶどう酒と食事で友人をもてなし,その全員に贈る贈り物を買い,キャディーにチップをはずむことが期待されている。そのため,多くのゴルファーは3,000円の掛け金には「それだけの価値が十分にある」と考え,ホールインワン保険を掛けている,と朝日・イブニング・ニューズ紙は述べている。一弁護士はこう語った。「ゴルフは主にビジネスの関係した娯楽である。ホールインワンを打ったときに贈り物をする習慣ができた理由の一つはここにある。それは,重要な銀行業者や政府の役人に寛大な贈り物をする機会となる」。

報告されない犯罪

● グローブ・アンド・メール紙によると,「カナダ人が報告しない犯罪は年間約100万件に上り,その中には暴力的な性犯罪や強盗が含まれている。報告しない主要な理由の一つは,犠牲者が事件を解決する警察の力を信用していないことにある」。カナダの7都市に関する中央政府の研究が示すところによると,被害に遭った人々は犯罪を報告するよりも隠してしまうほうを好む。家に入った窃盗や押し込み強盗を報告したがらない傾向は,裕福な人々よりも貧しい人々に強い。車を盗まれた,家に押し込み強盗が入ったという報告 ― 保険金目当てであることが多い ― は襲撃,窃盗,抱きつき強盗に関する報告を上回った。「性的暴行および他の重大な事件が報告されず,その大部分が警察による統計の数字に全く含まれていないことは,警察の責任者や法取締りの方針を設ける人々に対する重大な疑念を生じさせる」と研究は述べている。

合成樹脂製のお金

● ハイチとマン島ではすでに合成樹脂製の紙幣が用いられている。そのような持ちの良い紙幣がハイチに導入されたのは,お金を靴の中に入れて運ぶ習慣が同国にあるためである。現在,米国は偽札防止の大キャンペーンの一環として合成樹脂製の通貨を用いることを考慮している。ニュー・サイエンティスト誌が伝えるところによると,その理由は,ホログラム(三次元の映像)が紙幣上に浮かび上がることと,合成樹脂を用いるなら紙幣の寿命が3倍延びることである。目につきやすいホログラムは,普通の印刷装置では模造できない。一人の専門家は,アメリカの紙幣は「恐らく世界で最も偽造しやすい紙幣だ」と述べている。

「絶対確実な身元確認」

● 「ある人が本人自身かどうか[を確認すること]は今や大企業であり,ますます関心を集めている」とUS・ニューズ・アンド・ワールド・リポート誌は述べている。身分証明カード,バッジ,合いことばなど昔からの方法は,偶然に発見されたり,盗まれたり,偽造されたりすることがある。今開発されているシステムは,生物測定学(体の統計学的な研究)を用いるものであるが,この方法を使うと,「絶対確実な身元確認」が可能となる。体形,手や指の圧力,眼球内の血管,人の声などを“読む”装置がすでに用いられている。独特な他の身体的な特色も,効果的な身元確認法として調査されている。一つの方法は,どのように字を書くか,つまり圧力,速度,方向などを測定することにより署名の状態を調べる方法である。

カフェインによる救い

● コーヒーや紅茶などの飲み物に含まれるカフェインがそれを飲む人々にとって興奮剤となることはよく知られているが,カフェインが取れる植物の中でそれはどんな機能を果たしているのだろうか。「最近の研究は,植物がそれら[カフェインとテオフィリン]のおかげで昆虫に食べられないよう保護されているのかもしれないことを示唆している」とニュー・サイエンティスト誌は述べている。昆虫の幼虫に食べさせてみたところ,「湿った紅茶の葉やコーヒー豆に自然に含まれるカフェインの量は,幼虫の大部分を殺すに十分な量であった」と同誌は伝えている。

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