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聖書に対する洞察,第2巻
洞-2 「テトスへの手紙」

テトスへの手紙

(テトスへのてがみ)(Titus, Letter to)

使徒パウロがテトスにあてて書いた手紙。テトスは,クレタの幾つかの会衆で『不備な点を正し,年長者たちを任命するため』にパウロがクレタに残した同労者でした。(テト 1:1,4,5)この手紙の信ぴょう性は,西暦2世紀のムラトーリ断片をはじめ,クリスチャン・ギリシャ語聖書の古代の優れた目録すべてによって立証されています。

書かれた時期と場所 パウロがローマで最初に投獄される前にクレタ島でキリスト教の活動に携わったという記録は一つもないので,釈放後,最後に投獄されるまでの間のある時期にテトスと共にそこにいたに違いありません。したがって,この手紙は西暦61から64年ごろまでの間に書き記されたことになります。この手紙はマケドニアから送られたのかもしれません。それとほぼ同じ時期にそこで,パウロはテモテ第一の手紙をも書いたようです。―テモ一 1:3。

手紙の目的 この手紙はテトスが指針とするためのもの,またテトスにクレタの諸会衆に関連した責務を遂行する上での使徒からの後ろ盾を与えるものであったようです。彼の割り当ては容易なものではありませんでした。というのは,反抗的な人たちと闘わなければならなかったからです。パウロはそのことをこう書いています。「無規律な者,無益なことを語る者,そして人の思いを欺く者,特に,割礼を堅く守る者たちが多くい(ま)す。こうした者たちの口を封じることが必要です。まさにこうした者たちが,不正な利得のために教えるべきでないことを教えて,家族全体を覆してゆくからです」。(テト 1:10,11)また,クレタ人の間ではうそをつくこと,大食,怠惰などが普通のことになっていたので,クリスチャンの中にもそのような悪い特性を反映する人がいたようです。そのようなわけで,テトスは彼らを厳しく戒めなければならず,老若男女,奴隷,自由人の別なく,クリスチャンに求められている事柄を彼らに示さなければなりませんでした。テトスは自ら立派な業の手本となり,教えの点で腐敗のないことを示さなければなりませんでした。―1:12–3:2。

[276ページの囲み記事]

テトスへの手紙の際立った点

大変難しい割り当てを受けた長老に対する,種々の状況の扱い方に関する助言

使徒パウロによって書かれた。ローマでの最初の投獄後であろうと思われる

監督たちの任命と,重大な問題の扱い方

テトスは,不備な点を正す務めと,クレタの幾つかの都市で監督たちを任命する務めをゆだねられる(1:5)

監督として任命される男子はとがめのない人で,人格面でも家族生活の面でも模範的で,人をよくもてなし,釣り合いの取れた見方を持つ,自制心のある人であるべきである。教える際には,正しく真理を述べ,それによって説き勧めたり,言い逆らう者たちを戒めたりすることができなければならない(1:6-9)

会衆内の無規律な者,とりわけ割礼に固執し,家族全体を覆してきた者たちを沈黙させなければならない。そのような者たちには厳しい戒めを与えて,すべての人が信仰の点で健全な者となるようにしなければならない(1:10-16)

愚かな質問,系図,律法をめぐる争いなどは避けなければならない。分派を助長する者については,二度訓戒した後,これを退けなければならない(3:9-11)

あらゆるクリスチャンに対する健全な助言

年取った男子は節度,まじめさ,健全な思い,信仰,愛,忍耐などの点で模範的であるよう勧められている(2:1,2)

同様に,年取った婦人も模範的であるよう促されている。それらの婦人たちも良いことを教えるべきである。それは,若い婦人たちが妻として,また母としての自分の責任に関する正しい見方を持てるように助けて,神の言葉が非難されないようにするためである(2:3-5)

若い男子も健全な思いを抱くよう勧告されている(2:6-8)

奴隷である人は神の教えを飾るような仕方で自分の所有者に服すべきである(2:9,10)

クリスチャンは神とイエス・キリストの栄光ある顕現を辛抱強く待ち望みながら,神の過分のご親切に動かされて不敬虔を振り捨て,この事物の体制の中で健全な思いを抱いて生活すべきである(2:11-15)

支配者に正しく服し,争いを好む態度を避け,道理をわきまえた態度や温和さを培いなさい(3:1,2)

パウロと仲間のクリスチャンもかつては悪いことを行なっていたが,神の過分のご親切によって救われ,今や永遠の命の確かな希望を抱いている。りっぱな業を思いに留めるよう信者を励ますために,そのような事実を絶えず強調しなさい(3:3-8)

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